プライベート クラウドの構築

Software-Defined Data Center のアーキテクチャを利用して、vSphere ベースのプライベート クラウドを構築および実行し、仮想インフラストラクチャ サービスや可用性の高いアプリケーションおよびサービスを提供します。

サーバ仮想化、さらにその先へ

サーバ仮想化では、ビジネスの俊敏性を高めながら、設備投資コストと運用コストを 50 %* 以上削減できます。今ではデータセンターのすべてを仮想化することができ、仮想マシンと同じように、すべての IT サービスを安価かつ容易にプロビジョニングして管理することが可能です。Software-Defined Data Center のアーキテクチャでは、コンピューティング、ネットワーク、ストレージなどサーバ以外のデータセンター リソースにまで、抽象化、プール化、および自動化の範囲を拡張することができます。任意のクラウド上で企業の仮想インフラストラクチャを展開し、複数のプラットフォームを全体的に管理できます。

プライベート クラウドで可用性に優れたアプリケーションとサービスを提供

VMware ベースのプライベート クラウドは、Software-Defined Data Center のアーキテクチャを活用して、標準化ならびに統合された形式で、可用性に優れたアプリケーションとサービスの基盤を提供します。さらに、プライベート クラウドでは、IT のセキュリティとコンプライアンスの維持、IT 運用のインテリジェントな制御、迅速なアプリケーションのプロビジョニング、継続的なガバナンスも可能になります。

プライベート クラウドで効率性を向上

サーバ仮想化だけではありません。プライベート クラウドでポリシー ベースの運用管理を行うことで、設備投資コストおよび運用コストの両方が削減されます。

  • vSphere のサーバ仮想化は、設備投資コストと運用コストの 40 ~ 60 %* を削減します。
  • 運用管理を自動化すると、サービス品質に影響が出る前に問題に対応できるため、リソースの使用率と IT の生産性が高まります。
  • キャパシティのプランニングと最適化機能は、アイドル状態またはオーバー プロビジョニング状態の仮想マシンを特定します。仮想マシンの統合率を最適化し、キャパシティのモデリングを使用することで、コストとリスクのバランスを取ることができます。

IT の俊敏性を通じたビジネスの俊敏性の向上

多くの場合、企業の俊敏性は、IT インフラストラクチャの俊敏性に結びついています。リソース割り当ての自動化によってオンデマンドでの展開が可能になるため、変化するビジネス ニーズやビジネス ユーザーの生産性の維持、さらにビジネス環境の変化にも迅速に対応できます。

  • コンピューティング インフラストラクチャを完全に抽象化することで、任意のハードウェア スタックと vSphere ベースのプライベート (パブリック) クラウドへのアプリケーションのプロビジョニングが可能になります。
  • ポリシー ベースのリソース割り当てを自動化することで、ビジネス目標に合わせてリソースを割り当てることができます。
  • ポリシー ベースのライフサイクル管理を使用したセルフサービス ポータルとカタログを提供することで、インフラストラクチャ、プラットフォーム、および Desktop-as-a-Service (サービスとしてのデスクトップ) のプロビジョニング時間を削減できます。

アプリケーションのコスト、可用性、および配置を制御

プライベート クラウドの自動化されたビジネス継続性、および仮想化対応のセキュリティとコンプライアンス機能により、最高レベルの可用性を実現します。 vCloud Suite は、重要度が高いアプリケーションのダウンタイムを 36 % 削減します。

  • アプリケーション対応の可用性および自動フォルト トレランス機能を通じて、ビジネス継続性を実現します。
  • 仮想対応のセキュリティとコンプライアンス機能で、セキュリティ上の脅威と構成エラーからの保護が可能になります。
  • vSphere ベースのプライベートおよびパブリック クラウド全体で、共通の運用管理、オーケストレーション、セキュリティ、コンプライアンス モデルを使用することにより、必要に応じてワークロードを移動および拡張できるようになります。
  • 運用分析機能で、問題の迅速な検出と根本原因の分析を行うことで、IT の問題をより迅速に解決します。

統合管理プラットフォーム

vRealize Suiteットフォームでは、プライベート クラウドだけでなく、他のハイパーバイザーや物理環境に対しても、ワークロードをプロビジョニングし、管理することができます。

  • Microsoft HyperV や KVM などその他のハイパーバイザーにワークロードをプロビジョニング可能です。
  • オンプレミスに実装するか、またはサービスとして導入するか選択できます。
  • ポリシー ベースのライフサイクル管理機能を使用して、プロビジョニングを自動化します。

vCloud Suite では vSphere ベースのプライベート クラウドを構築し、稼動できます。含まれるコンポーネントは次のとおりです。

  • vSphere: コンピューティング仮想化プラットフォーム
  • vCenter Site Recovery Manager: ディザスタ リカバリの自動化
  • vCloud Networking and Security: 仮想環境のためのネットワーキングとセキュリティ
  • vCloud Automation Center: セルフサービス アプリケーション カタログ
  • vCenter Operations Management Suite: パフォーマンス、キャパシティ、および構成の管理
  • vCloud Director: Software-Defined Data Centers のためのプロビジョニング

*VMware の社内調査、2014 年