VMware

クラウドからのデスクトップ サービスの提供: エンド ユーザーの柔軟な選択肢と IT 部門の管理性向上の実現

VMware View により、セキュリティと制御を強化しながら、デスクトップとアプリケーションの管理を簡素化できます。 カスタマイズされた高品質の使用環境を、セッションやデバイスを問わずエンド ユーザーに提供できます。 さらに、デスクトップの TCO (総所有コスト) を最大 50 % 削減すると同時に、従来の PC では不可能であった、デスクトップ サービスの高い可用性と俊敏性が実現します。 また、エンド ユーザーの生産性と自由度がさらに向上するため、エンド ユーザーはさまざまなデバイスや場所からデスクトップにアクセスできるようになり、さらに IT 部門によるポリシーの制御を強化できます。

VMware View ソリューションの仕組みや機能についての概要 (4 分 45 秒) YouTube で見る (英語)

確実なデスクトップ仮想化の成功

デスクトップを管理環境へ移行させるには、適切なプランニングやエンド ユーザーとの対話が非常に重要です。 ここでご紹介するベスト プラクティスは、最新のデスクトップ管理への移行に成功した、VMware のお客様の経験に基づいたものです。 エンド ユーザーの承認を獲得し、VMware View のメリットを活用して IT 部門とエンド ユーザーに価値をもたらすには、導入前に既存環境を評価し、パイロット プロジェクトを実施する必要があります。 最新のデスクトップ環境への移行を成功させるには、ここで説明する手順を実行することをお勧めします。

 

手順 1: ソリューションの評価

VMware View の評価版をダウンロードする前に、企業のニーズ、ソリューションの仕組み、および既存環境の状態を評価します。 導入を成功させるには、この手順が不可欠です。 この段階で確認した内容により、ソリューションが決まります。

  1. ビジネス上の要件とソリューションとのマッピング
  2. エンド ユーザーのニーズについての確認
  3. 既存環境についての確認

ビジネス上の要件とソリューションとのマッピング

プロジェクトを成功させるには、まず、変革の動機ともなるビジネス上のニーズを明確に把握することが重要です。 ビジネス上のニーズが明確でない場合は注意が必要です。そのような場合は上層部の支持を獲得できず、リソースが不足し、ソリューションを決定できなくなる可能性があります。 そのため、デスクトップの刷新を必要とするビジネス上のニーズを特定することが重要です。 意外にも、デスクトップ刷新における一般的なビジネス上の要因には、「デスクトップ」 や 「アプリケーション」 が関係していない場合もあります。

エンド ユーザーのニーズについての確認

最初の手順として、エンド ユーザー環境の基準となるパフォーマンス統計値を収集します。 また、特定の母集団の中から重要となる統計対象を識別します。 アプリケーションの起動時間、ログイン時刻、アクセスなどの要素は、新しいソリューションによる向上を提示するための重要な基準となります。 そのため、まずはこれらの統計値を確認することから始めてください。

既存環境についての確認

この手順では、ソリューションが実現可能かどうかを判断し、現在の状態と目標とする状態とのギャップを理解して、現実的なプロジェクト プランを策定します。 この手順では、テクノロジー インフラストラクチャのさまざまなコンポーネントと社内の IT スキルセットを評価して、プロジェクトに着手できるかどうかを決定します。 この評価が完了すると、運用可能なプロトタイプを適切に設計し、テクノロジーとスキルのギャップを特定することで、リスクを明確にすることができます。

  • プロジェクト チームのスキル: View を適切に設計および導入するためのスキルが整っていることを確認します。 VMware は、 インストラクターによる教育コースを提供しており、これを利用してチーム メンバーのトレーニングを行うことができます。また、 VMware のデスクトップ コンピーテンシーを取得しているパートナーに支援を依頼することも可能です。
  • 環境の評価: ユーザーの動作、アプリケーション プロファイル、およびインフラストラクチャ コンポーネントの現在の状態を理解することにより、仮想化の対象になるコンポーネントの優先順位付けを行います。また、テクノロジー ギャップ分析により、必要とされるインフラストラクチャをサポートし、早い段階で問題を発見して解決できます。 このプロセスを自動化するため、VMware のアライアンス パートナーから、各種の 評価ソリューションが提供されています。

VMware ThinApp の無償トレーニング

VMware ThinApp ブートキャンプ シリーズ: アプリケーション仮想化の導入を最適化する方法に関するビデオをご覧ください。

詳細情報 (英語)
 

手順 2: パイロット プロジェクトの実施

プロジェクトを成功させるには、本番環境への導入前に必ずパイロット プロジェクトを実施します。 パイロット プロジェクトでは、 IT 部門が導入環境のプロトタイプを設計、テスト、および調整します。 この段階では、IT 部門はテクノロジーの要件だけでなく、ビジネス上の要件とエンド ユーザーのニーズも考慮する必要があります。 エンド ユーザー デスクトップの実際の動作をシミュレーションして、導入環境のテストと調整することは不可欠です。 技術上およびビジネス上の一般的な障害がこの段階で明らかになりますが、それらを修復しない限りパイロット プロジェクトが行き詰まってしまうことがあります。 パイロット プロジェクトを成功させるには、各チームが部門を越えて、明確かつオープンにコミュニケーションを重ねることが重要です。 パイロット プロジェクトを実施する前に、ソリューションの使用環境、必要な機能、メリット、およびマイルストーンを明確に定義してください。

技術的な検討事項

デスクトップとエンド ユーザーの動作や行動は、データセンター内のサーバの動作や行動とは異なります。 この違いが、サーバとストレージのアーキテクチャ、イメージ デザイン、ネットワーク、アプリケーションなど、基盤となるコンポーネントにどのような影響を与えるかを考え、時間をかけて検討してください。 設計時にご利用いただける技術リソースが、数多く提供されています。 また、 プランニングと設計を支援するコンサルティング サービスもご利用いただけます。

ビジネス上の検討事項

エンド ユーザーが毎日使用する機能を変更する場合には、適切な目標を設定し、新しいモデルをサポートするようにプロセスを変更した上で、時間をかけてエンド ユーザーをトレーニングし、プロセスに参加させることが重要です。 また、 ほかのお客さまの事例を提示することで、ソリューションの実績を提示することも必要です。 設計、テスト、および調整のプロセスに、エンド ユーザーを参加させ、 時間をかけて、社内の専門家および導入担当者で構成されたコミュニティを構築します。

プロトタイプの調整

プロトタイプは、常に変更されていくものです。 パイロット プロジェクト段階で、環境のパフォーマンスを監視し、パイロット ユーザーからのフィードバックを収集して、目標となるパフォーマンスを実現するのに必要なアーキテクチャの要素を調整します。

メトリックの定義

パイロット プロジェクトで、ソリューションにより影響を受けるメトリックを特定します。 メトリックには、設備投資コストや運用コストから、エンド ユーザーの生産性測定値まで、さまざまな種類があります。 パイロット プロジェクトから本番環境への移行後に、追跡を開始するには、メトリックをこの段階で定義することが重要です。 これによって、ソリューションの価値をレポートする際の枠組みが決まります。 メトリックの例については、 VMware TCO Calculator を参照してください。

 

手順 3: 本番環境への導入

テストと調整を経て、最終的な本番環境の設計が完成します。 この段階では、すべてのエンド ユーザーを新しいデスクトップ環境に移行することで、ソリューションの実装が完了します。

本番環境への導入

導入環境の監視と調整を続けます。 さまざまな 監視ツールを利用して、インフラストラクチャとエンド ユーザーのパフォーマンスに関する統計値を収集し、トラブルシューティングを行うことができます。 ユーザーに新しい環境についてのトレーニングを行います。また、パイロット プロジェクトに参加したエンド ユーザーは、組織内のエキスパートとなります。

新しいアーキテクチャの運用

新しい設計の導入後、パフォーマンスを最適化するため、環境のサポート、監視、および調整を運用チームに速やかに移行します。 また、パイロット プロジェクトで実現した効率性が本番環境でも確実に維持されるよう、IT プロセスを仮想デスクトップ モデルに合わせて更新する必要があります。 サポート部門とエンジニアリング部門がすべての面に関与することにより、View デスクトップを企業のプロセスに統合することができます。

価値のレポート

この段階では、すでに特定しておいたメトリックを企業内で共有し、価値を提示することが重要です。 これにより、投資が適切であるかどうかを判断し、将来の革新に役立てます。

導入が完了した後に

さらなる向上をご希望の場合は、 手順 1 に戻り、最新のデスクトップ ソリューション導入のビジネス上の動機となる問題点を再度特定してみてください。 この実践的な方法を何度も繰り返すことで、ビジネス、IT 部門、およびエンド ユーザーのニーズを明確に定義、構築、特定し、継続的に環境を向上することが可能になります。

VMware View の無償トレーニング



VMware View ブートキャンプ シリーズ: オン デマンド配信ビデオ

ブートキャンプ シリーズ (英語)