VMware vSphere 上での SharePoint の仮想化

SharePoint はマルチティア環境に展開され、複数のサーバとサービスに依存します。コラボレーション、ワークフロー、コンテンツ管理、およびパブリッシュのための機能をワークグループで活用すると、SharePoint 環境は多くの場合急激に拡大します。VMware vSphere は、こうした急激な拡大に対応し、組み込みの機能によって、高可用性と迅速なディザスタ リカバリを実現します。

(3:19)

エンタープライズ アプリケーションを仮想化した Revlon 社

Revlon 社は、VMware のソリューションを使用したクラウド環境に移行することで、Sharepoint、Exchange、SQL、および Oracle アプリケーションの稼動状態を確保し、迅速なビジネス対応を実現しました。

Microsoft SharePoint 2010 on VMware Best Practices Guide

vSphere 上で SharePoint 2010 を展開する際のベスト プラクティスが紹介されています。

ホワイトペーパーを読む (英語)

VMware vSphere 上で Microsoft SharePoint 2010 を実行するメリット

SharePoint を仮想化すると、大規模な商用サーバのコンピューティング能力を効率的に利用できます。

FAQ を読む

VMware のソリューションで Sharepoint を仮想化するメリット

Thin Provisioning

vSphere のシン プロビジョニング機能により、ストレージの効率性が向上し、TCO が削減されます。SharePoint の検索とコンテンツ データベースにより、必要に応じてストレージをプロビジョニングし、ストレージのオーバーコミットメントを回避できます。

仮想マシンの保護の強化

VMware HA は、ハードウェアの障害時に仮想マシンを迅速に再起動することで、仮想マシンの保護を強化します。VMware HA を使用すると、ハードウェアの障害時に、ESX サーバ内の SharePoint 仮想マシンを別の ESX サーバに自動的に移行できます。高い可用性は維持され、コストがかかり複雑なクラスタを構築する必要はありません。

透過的なロード バランシング

VMware vMotion と VMware DRS は、ESX クラスタ全体で透過的なロード バランシングを行います。SharePoint ファームでは、管理者が認識しているかいないに関わらず、DRS と vMotion を使用して、配置に問題のある SharePoint 仮想マシンのロード バランシングが自動的に行われます。

拡張性

VMware vSphere は 32 個の仮想 CPU と 1 TB の RAM をサポートしているため、将来的な規模の拡大に応じてインデックス サーバと SQL サーバを拡張できます。

仮想スイッチ構成

vSphere Distributed Switch は、SharePoint ホストの仮想スイッチ構成を統合し、各ホストの仮想スイッチを構成する際の手作業によるエラーを防ぎます。また、トラフィック シェーピング機能を使用して、SharePoint 仮想マシンのトラフィックを制限します。Cisco Nexus 1000V などのサードパーティ製仮想スイッチを使用すると、SharePoint 仮想マシンのネットワーク タスクをネットワーク担当チームに委任できます。

仮想環境内の SharePoint のサポート

Microsoft 社のサポート ポリシーの変更により、SharePoint Server のサポートが利用しやすくなりました。Microsoft 社による、VMware の仮想環境に展開された SharePoint と SQL Server のサポートについては、サポート関連のページを参照してください。

製品

VMware vSphere

インフラストラクチャやアプリケーションのパフォーマンス、可用性、および効率性を最大限に引き出すために開発された仮想化は、導入したその日からビジネス バリューを提供します。

VMware vCenter Server

VMware vCenter Server は、VMware vSphere 環境を統合管理するプラットフォームを提供するため、ユーザーは、仮想インフラストラクチャの自動化と提供を確実に実行できます。

VMware Site Recovery Manager

VMware Site Recovery Manager は、アプリケーションの可用性およびプライベート クラウド環境のサイト間での可搬性において、業界をリードするソリューションです。

SharePoint がもたらす管理の強化と可用性

SharePoint Server を使用すると、IT 部門が 「大きな成功」 を簡単に実現できます。しかし、生産性を向上させ、共同作業の方法を変えるツールを容易に提供できる一方で、SharePoint のリソースを拡張して最大限のメリットを得ることは非常に困難です。キャパシティの追加が難しい場合、堅牢な可用性を維持し、小規模または大規模な災害の影響を最小限に抑えることがさらに困難になります。

SharePoint Server は、仮想化に最適な製品です。物理的な実装の場合は、購入したサーバの配送やソフトウェアのロード時の無駄な待機時間、高可用性とディザスタ リカバリの複雑な設計のテストなどにかかる時間など、迅速な実装を阻む多くの制限があります。仮想化を使用すると、SharePoint コンポーネント サーバの物理ハードウェアへの依存性が排除されます。これにより、CPU およびメモリ リソースの迅速な追加、強力なマシンへのワークロードの移動、アプリケーションのダウンタイムを発生させない計画的なハードウェア メンテナンス、障害が発生したマシンからのワークロードの迅速な再起動、ハードウェアの完全な複製が不要なディザスタ リカバリ サイトへの容易なリカバリが可能になります。SharePoint に求められる機能が、VMware vSphere によって実現します。  

SQL Server を含む環境全体へのメリット

VMware の仮想マシンで、SharePoint のワークロードが効果的に拡張されることが実証されています。VMware vSphere 上でアプリケーションを統合することで、設備投資コスト (サーバ、ソフトウェア ライセンス、実装のコスト) と運用コスト (電力、冷却、管理者 1 人に対するサーバの数) を大幅に削減できます。これらの基本的なメリットは、SharePoint コンポーネントと SQL Server データベースの両方で実現できます。また、すべてのコンポーネントに、より柔軟性の高いプロビジョニングによるパフォーマンスの向上、仮想マシンの可動性による連続稼動時間の向上、迅速なサービス リカバリを実現するハードウェアへの非依存性などのメリットがもたらされます。

SQL Server のパフォーマンス、スケーラビリティ、および使用事例の詳細については、SQL Server に関するページを参照してください。

プライベート クラウドに最適なアプリケーション

予測可能な高パフォーマンスの IT サービスを適切なコストで提供できるかどうかは、IT 組織の要件を左右する短期的な変化 (日常的または周期的な負荷、社内規模の拡大) と長期的な変化 (予算やプログラムのサイクル) の両方に対応可能な、柔軟性に優れたインフラストラクチャとサービスに大きく依存します。将来的な SharePoint インフラストラクチャの拡大を予測するのは難しく、長期的なニーズに対応できるハードウェア アーキテクチャを構築するには、膨大なコストがかかります。

このレベルの柔軟性を実現するには、物理リソースの統合を基盤とした、柔軟性の高いコンピューティング サービスの提供が必要です。仮想インフラストラクチャに SharePoint サービスを実装すると、コスト、可用性、およびパフォーマンス上のメリットを得られるだけでなく、インフラストラクチャの高度な機能をさらに活用できるようになります。社内クラウドを実現するには、SharePoint の仮想化から始めることをお勧めします。