IT インフラストラクチャをプライベート クラウドに変換し、容易にアクセス可能なサービスとして提供できます。プライベート クラウドとは、データ センター内の仮想リソースのプールまたは社内クラウドで、必要に応じて外部クラウドと連携します。このクラウド モデルにより、IT 部門は SLA (サービス レベル アグリーメント) とインフラストラクチャを、ビジネスやアプリケーションのニーズに合わせて調整できます。これにより、エンタープライズに必要なセキュリティ、互換性、および制御を維持しながら、外部クラウドのコストを削減できます。
FAQ
一般的な質問
- クラウド コンピューティングまたはユーティリティ コンピューティングについて教えてください。
クラウド コンピューティングとは、ネットワークに接続されたインフラストラクチャ ソフトウェアとキャパシティを使用して、必要に応じてユーザーにリソースを提供することです。クラウド コンピューティングはユーティリティ コンピューティングとも呼ばれます。一般的な仮想コンピュータのセットをユーザーに提供し、ユーザーは必要な時にのみサーバを開始および停止するか、コンピューティング サイクルを使用できます。多くの場合、ユーザーは使用した分の料金のみを負担します。
- VMware vCloud について教えてください。
VMware vCloud は、ビジネスおよびサービス プロバイダ向けのクラウド コンピューティング サービスのセットです。あらゆるアプリケーションや OS をサポートしており、組織内外のどこでアプリケーションを使用するかを選択することが可能です。vCloud の主要コンポーネントは、業界をリードするサービス プロバイダによって構成される VMware Ready vCloud 体系です。これらのサービス プロバイダは、幅広い種類のアプリケーション セットを、仮想アプライアンスおよび vApp として提供しています。これらのアプリケーションは、VMware の仮想データ センター OS および vCloud API を含む、VMware のテクノロジーを基盤として設計されています。vCloud は、大規模企業のお客様にとって重要なソリューションです。業界をリードするサービス プロバイダ、ソフトウェア ベンダー、および VMware の先進的なテクノロジーを活用でき、社内クラウドを構築して、必要に応じてテスト ラボ、ディザスタ リカバリ、および柔軟でシンプルな社外のキャパシティをクラウドにシームレスに展開できます。中小規模企業のお客様の場合、vCloud により、ディザスタ リカバリ、テストおよび開発、またはシンプルなインフラストラクチャの構築サービスが信頼性と柔軟性の高いものになるため、ホスティング プロバイダやサービス プロバイダが提供する vCloud を使用したサービスを必要に応じて安心して利用できます。
- vCloud は、VMware と連携するパートナーを示したものにすぎないのですか。
vCloud の主要コンポーネントは幅広い vCloud パートナー体系と、これらのパートナーが市場にもたらす VMware Ready vCloud ですが、それだけではありません。vCloud には、サービス プロバイダ、アプリケーション、および企業の IT 部門の連携を可能にする重要なテクノロジー コンポーネントが提供されます。今後 vCloud API が、すべての VMware Ready vCloud、VMware Ready Virtual Appliances、VMware Ready vApps、および VMware Infrastructure に組み込まれる予定です。
- vCloud パートナー体系のしくみはどのようなもので、 どのような企業が参加していますか。
- より 「クラウド」 に類似したサービスを提供しようとする従来のクラウド サービス プロバイダ
- 新しいクラウド コンピューティング プロバイダ
- ソフトウェア開発企業
- クラウド コンピューティングと、ホスティング コンピューティングやグリッド コンピューティングなどの他の業界用語との間に違いはありますか。
クラウド コンピューティング、エラステック コンピューティング、グリッド コンピューティング、メッシュ コンピューティングなどのさまざまな用語は、コンピューティング タスクを実行するために必要に応じてアクセスできる、インターネット ベースのリソースへの接続機能を表したものです。
- 「内部 (on-premise)」、「ホステッド」、および 「クラウド」 の意味について教えてください。
内部 (on-premise) のクラウドは大規模企業に見られる新しいトレンドです。企業は、リソース プールの活用とプロビジョニングの簡素化を活用して、コンピューティング能力を統合し、分散したビジネス部門へのより優れたサービスを提供する機会について検討し始めています。また、こうした目的の達成に必要なコストと SLA (サービス レベル アグリーメント) の課題についても認識しています。クラウドにはさまざまな定義がありますが、VMware の定義では、クラウドは柔軟性があり、自己プロビジョニングが可能で、使用ベースで課金され、コンピューティングのニーズを満たす手段としています。クラウドは、内部 (社内) または外部 (オフサイトでホストされる) で使用できます。クラウドとは異なり、ホステッド ソリューションでは、課金方法は月額またはサーバ数単位など、固定レートとなっており、インフラストラクチャの規模を必要に応じて変更することはできません。通常ホステッド サービスは、コンピュータ リソースの固定セットを使用できるようにするサービスを意味します。
- vCloud プロバイダは探すには、どうしたらよいですか。
パートナーの一覧については www.vmware.com/go/vcloud-partners を参照してください。
- ほかのサービスではなく VMware Ready vCloud を選ぶメリットについて教えてください。
VMware Ready vCloud は、主に次の 3 つの点がほかのソリューションとは異なっています。
- VMware vCloud の一連のクラウド コンピューティング サービスでは、アプリケーションを既存のデータ センターから VMware vCloud 体系へシームレスに移行できます。また既存のデータ センターに戻すことも可能です。
- VMware vCloud の一連のクラウド コンピューティング サービスでは、最大のアプリケーション セットであっても、最小のコストで組織の内外に導入することが可能です。
- VMware vCloud はパートナーを基盤としたサービスです。VMware vCloud パートナー体系には、Savvis 社、British Telecom 社、Verizon 社など、100 社以上のサービス プロバイダが含まれています。
- クラウドの構築に、ほかのサービスではなく VMware を選択すべき理由はなんですか。
VMware の仮想データ センター OS は、クラウド インフラストラクチャの信頼性、拡張性、および管理性を向上するためのテクノロジーを分類する新しいカテゴリを定義します。
- 優れた費用対効果で、すべてのアプリケーションを組織内および組織外の共有インフラストラクチャ クラウドで確実に実行します。
- 業界標準の x86 システム、ストレージ、およびネットワークを複数の論理リソース プールに統合し、最高の信頼性と最小のコストでアプリケーションを実行します。
- すべてのアプリケーションに可用性、セキュリティ、およびパフォーマンス保証を組み込みで提供することによって、事前に定義した SLA (サービス レベル アグリーメント) に準拠するように、アプリケーションを自動的に管理できます。
- どのバージョンの VMware のソフトウェアがクラウドをサポートしていますか。
クラウド コンピューティングは、VMware のソフトウェアのバージョンによって実現されるものではありません。クラウド コンピューティングとは、VMware Infrastructure を使用して、共有インフラストラクチャ上にIT サービスを提供する手段のことです。
- VMware Infrastructure 3 (VI3) を自社環境にすでに導入していますが、仮想マシンは VMware vCloud で動作しますか。
はい。現在ご利用の仮想マシンは、組織内で設定されたすべての VMware ベースのクラウド、またはサービス プロバイダ パートナーが提供する VMware Ready vCloud で使用できます。
- vCloud 上でのアプリケーションとデータの安全性を確認する方法はありますか。
VMware ベースの社内 vCloud は、現在の VMware Infrastructure と同じセキュリティを継承します。vCloud パートナーが提供する vCloud の場合、VMware は、セキュリティ、拡張性、および本番使用への準備状況など、特定の規格に準拠したサービス プロバイダをVMware Ready vCloud いう名称で示すことで、お客様が適切なサービス プロバイダを選択できるよう支援します。
- アプリケーションを実際に VMware Ready vCloud に移行する方法を教えてください。
アプリケーションを vCloud に移行するには、提供されるサービスの性質に応じてさまざまな方法があります。たとえば、今後、次のものを使用できるようになります。
- コマンド ライン インターフェイス
- サービスとして提供される Web ブラウザのみを使用するインフラストラクチャ
- VMware Orchestrator
- VMware vCenter Server
- VMware vCenter Server を使用して、サービス プロバイダから提供される VMware Ready vCloud のワークロードを管理することはできますか。
はい。今後 VMware のユーザーは、業界をリードするサービス プロバイダが提供する VMware Ready vCloud を、VMware vCenter Server 管理コンソールに直接統合する機能を利用できるようになります。そのため、社内クラウドとリモート クラウドを単一のインターフェイスで管理することが可能になります。
- 既存のアプリケーションを VMware Ready vCloud から別の vCloud に移動できますか。
はい。データ センター内またはサード パーティが提供するすべての vCloud に共通のクラウド コンピューティング プラットフォーム サービスにより、影響を最小に抑制してアプリケーションを移行できます。VMware は、仮想マシン、VMware Ready Virtual Appliances、および vApp (近日公開予定) を含む、クラウド コンピューティングを促進する多数のコンテナを幅広く提供します。
- vCloud はどの OS をサポートしていますか。
VMware のソリューションでは、選択したオペレーティング システムを仮想マシンとしてカプセル化し、ハードウェアから分離します。ユーザーは、オペレーティング システムとアプリケーションが含まれる仮想マシンを使用して、すべてのハードウェア上で実行できます。あらゆるオペレーティング システムをサポートする VMware Ready vCloud の幅広いパートナー体系を活用することで、さまざまなオペレーティング システムの選択が可能になります。
- SaaS ベースのサービスを vCloud プロバイダから入手できますか。
vCloud プロバイダの多くは、仮想アプライアンスを提供しています。仮想アプライアンスでは、組織内またはクラウド内に導入する仮想環境向けに構築されたアプリケーションを使用できます。VMware は 800 種類以上の仮想アプライアンスを Virtual Appliance Marketplace で提供しています。さらに、Workstream (HR) などの多数の SaaS プロバイダが VI3 プラットフォーム上で実行可能な SaaS ソリューションを提供しており、最高のパフォーマンスと信頼性を実現しています。
- vCloud は製品ですか、それともサービスですか。
どちらでもありません。vCloud は、VMware Infrastructure、vCloud API、および今後発表されるその他のクラウド コンピューティング サービスを含む、一連の実現技術を指します。これらのサービスは、VMware のソリューションで構築された社内クラウドや、vCloud サービス プロバイダ体系を通じてエンド ユーザーに提供されます。
- VMware がワシントンに大規模なデータ センターを構築中という記事を読みました。vCloud は、このデータ センターに関連があり、ここから提供されているのですか。また、このデータ センターに接続できますか。
いいえ。米国ワシントン州ウェナチーに構築中のデータ センターは、VMware IT 部門による内部使用を目的としています。
- ウェナチーのデータ センターは 10 万平方フィートを超える面積があると聞いていますが、なぜそれほど大きいのですか。
VMware は、急速に増加する従業員に対応するため、IT とエンジニアリング資産の統合を実施中です。6 か所あるデータ センターを 2 か所に統合する予定です。ウェナチーのデータ センターは現在構築中であり、数千台のサーバを含むこれらの資産のほとんどを管理します。これらのサーバは、VMware vCenter Lifecycle Manager、VMware vCenter Site Recovery Manager、VMware ESX、VMware vCenter Server、および一般の IT アプリケーションのエンジニアリング、テスト、および開発をサポートするためのものです。このデータ センターを管理サービスのために使用する計画はありません。
ISV に関する質問
- vCloud パートナーとして参加したいのですが、どうすればいいですか。
まず、VMware TAP (テクノロジー アライアンス プログラム) のメンバーになる必要があります。TAP メンバーになった後に、詳細情報をお送りします。
- vCloud で使用できるアプリケーションの記述方法を教えてください。
vCloud のメリットは、複数のプログラミング言語 (Java、C、C++) で記述され、異なる OS (Windows、Solaris、LINUX) で実行される既存のソフトウェア アプリケーションを、仮想マシン (VM) で実行できることにあります。アプリケーションは、次の 3 種類のいずれかの形式で、データ センター、企業クラウド、またはクラウド ベースのサービス プロバイダで実行できます。
- 仮想マシン内で実行されているアプリケーション
- 仮想アプライアンス
- vApp
- vApp はクラウドでどのような役割りを果たしているのですか。
ISV が、さまざまなオペレーティング環境に事前インストール可能なアプリケーションを容易に開発できるようにすることで、事前構成されて簡単にパッケージングされたアプリケーションを簡単に提供することが可能になります。
- 仮想アプライアンスを作成したら、VMware は vCloud パートナーへ宣伝してくれるのですか。
はい。仮想アプライアンスは当社の Virtual Appliance Marketplace (VAM) とその他のマーケティング手段で宣伝されます。
- vCloud 対応にするための、特定の要件がありますか。
現在のところ、特定の要件はありませんが、今後変更される可能性があります。
- スタンドアローン ソフトウェア アプリケーションを SAAS (Software As A Service) モードで実行するには、どうしたらよいですか。
アプリケーションを仮想マシン内に展開し、複数のインスタンスを異なる仮想マシンとしてサービス プロバイダでホストします。この方法で、アプリケーションの再コーディングを行なわずに、各ユーザーは、専用のアプリケーション インスタンスにアクセスできます。この方法は、マルチ テナント アプリケーションとも呼ばれます。
- VMware は、作成した SAAS アプリケーションをホストするサービス プロバイダを紹介してくれますか。
はい。近日中に、サービス プロバイダおよび提供されるサービスと機能情報の一覧をオンラインで提供する予定です。
VMware サービス プロバイダ プログラム (VSPP)
- VMware サービス プロバイダ プログラム (VSPP) とはなんですか。
VSPP は、ホスティング コミュニティ固有のニーズに対応するために設計された vCloud パートナー プログラムです。これにより、VMware とホスティング企業およびサービス プロバイダが、より効率的に提携できるようになります。VMware vCloud コンピューティング ソリューションにより、VSPP で次のことが可能になります。
- 実績ある信頼性を持ち、幅広いアプリケーションに対応し、および固有の移行機能を備えた、業界をリードする仮想化ソリューションを活用
- 新しいビジネス継続性および自動化機能 (ディザスタ リカバリおよび高可用性) による収益の拡大
- 幅広い VMware 顧客ベースを対象とするツールおよびソリューションを使用した、エンタープライズ対応のクラウド サービスを市場に展開
- ハードウェア リソースをより効率的に活用して、厳密な SLA (サービス レベル アグリーメント) に準拠しながら、お客様のニーズと予算に合わせてサービスを提供
- プログラムの参加資格を教えてください。
VMware サービス プロバイダ プログラム (VSPP) は、ホステッド IT サービスをエンド ユーザー企業に提供する IT 企業向けのプログラムです。ホステッド IT サービスには、Web サービス、ファイル、メール、データベース、アプリケーション、トランザクション、ディザスタ リカバリ、共用サイト、その他の管理サービスが含まれます。
- プログラムに費用はかかりますか。
プログラムへの参加に費用はかかりません。
- プログラムの特典はなんですか。
- NFR (非売品) ライセンス
- デモ ソフトウェア (仮想マシン)
- 固有のサービス プロバイダ ブランドの使用
- パートナー カンファレンス / VMworld への招待
- ホスティング プロバイダおよびサービス プロバイダに特化した内容のパートナー セントラル Web サイトへのアクセス
- パートナー プロファイルおよびディレクトリ リストへの掲載
- VMware パートナー ニュースレター
- テクニカル サポートのインシデント
- トレーニング割引 (地域別)
- 貸与権 (トレーニングが必須)
- Volume Rental Program (トレーニングが必須)
- プログラムの要件を教えてください。
- オンラインで申込書を提出し、プログラム契約を完了すること
- サービス プロバイダ ビジネス モデルの認定を受けること (上記のプログラム資格を参照)
- 次の資格を得るためのトレーニング
- 貸与権 (VCP 取得者 1 名および VSP 取得者 1 名)
- Volume Rental Program (VCP 取得者 2 名)
- サービス プロバイダのプログラムへの参加方法を教えてください。
2008 年 9 月 17 日から新規申し込みをオンラインで受け付けています。 VSPP (英語サイト) から、オンラインで申込書を提出して、プログラム契約を完了してください。
- サービス プロバイダは無償の VMware 製品 (ESXi および VMware Server) を自社のホスティング ビジネスで使用できますか。
VMware 標準のユーザー使用許諾書では、ホスト環境で製品の使用を許可していません。ESXi および VMware Server は VSPP の貸与対象製品ではないため、ホスト クライアント環境では使用できません。
- サービス プロバイダは ESXi に仮想エージェントなどを追加して提供し、VMware vCenter Server で管理できますか
ESXi は貸与対象製品ではないため (前述を参照)、ホスティングに使用できません。また、ESXi は仮想化をはじめて行うユーザーを対象としており、統合管理を必要とする大規模な本番環境を対象としていないため、Virtual Infrastructure Management API は読み取り専用に制限されています。そのため、独自の統合管理ソリューションを複数の ESXi インスタンス上に実装することはできません。.
一般的な質問: vCloud API
- vCloud API について教えてください。
vCloud API は、クラウドとオンサイト データ センターとの相互運用性を実現するために開発されました。この API によって、あらゆる場所で機能する新しいサービスを幅広く開発できます。
- VMworld のデモのパートナーはどのように選ばれたのですか。また、当社が選ばれなかったのはなぜですか
イニシアティブの一環として、お客様にさまざまな方法で役立つ API を提供する企業が選ばれました。これらの企業の API は、Web 2.0 から複雑なエンタープライズ アプリケーションまで、幅広く対応できます。
- vCloud API はいつ公開されたのですか
vCloud API は、VMware が厳選したパートナーのみに提供されています。
- vCloud API はいつから入手できますか。ベータ プログラムに参加できますか。
vCloud API のベータ プログラムに参加をご希望の場合、質問に回答していただくと、API が利用可能になったときに、ベータ プログラムへの参加企業に選ばれたかどうかを通知します。
- vCloud API に関するドキュメントは提供されますか。また、いつ入手できますか
ドキュメントは vCloud API ベータ版の発表とともに公開される予定です。
- どのような企業が vCloud API を採用するのですか
サービス プロバイダや ISV が、API の採用に関心を示しています。非公開のベータ版は、Engine Yard 社や IT Structures 社などの企業のサービスの構築に使用されました。
- API は、VMware のソリューション全体で、どのように位置づけられますか。
VMware の vCloud イニシアティブによって、エンタープライズ対応の社内および外部クラウド、幅広いアプリケーションの互換性 (クラウドに対応するための書き換えは必要なし)、堅牢で先進的なパートナー体系の構築が可能になります。vCloud API は、このすべての目標の達成に貢献します。
- これはどのような API なのですか
これは、シンプルに使用できる REST API です。VMware が提供する信頼性に優れたプラットフォームに新しいサービスを迅速に作成できます。
vCloud API の基調講演におけるデモのパートナーに関する質問
- VMware の基調講演でどのようなデモを行いましたか。
Engine Yard 社: vCloud 上で動作する Engine Yard Solo のデモを行いました。Engine Yard Solo は、Ruby on Rails アプリケーション用の新しいクラウド導入用プラットフォームです。Ruby on Rails の開発者は、バックアップ、ログ ローテーション、セキュリティのアップデート、および監視機能を備えた完全な構成のサーバを、ボタンを押すだけで容易にプロビジョニングできます。Engine Yard 社は、現在このサービスを AWS EC2 上で提供していますが、このデモでは同じプラットフォームを vCloud 上で実行しました。IT Structures 社: Web ブラウザだけを使用して、複雑なマルチ サーバの POC 環境を Web 経由で数秒のうちにプロビジョニングし、ソフトウェア ベンダーと企業の IT 管理者とで共有する方法のデモを行いました。
- vCloud API をどのように利用しましたか
Engine Yard 社: カスタマイズした Linux の仮想アプライアンスを作成してから、vCloud API を利用してゴールド マスターの vApp のクローンを作成し、このマスターから個々のサーバ インスタンスを作成しました。vCloud API は、優れた REST API の見本です。その後、必要に応じてサーバ インスタンス起動および停止する際に、API が使用されています。IT Structures 社: vCloud API は、仮想セールス アプリケーション内のマルチ サーバ環境のインスタンス化、パワーオン、およびパワーオフに使用されています。vCloud API により、マルチ サーバ環境の稼動を開始し、その状態の照会および Web ベースのネットワーク接続が可能になります。また、複数の同一環境を作成し、それらに同時にアクセスできます (マルチテナント)。
- vCloud API の実装にどのくらいの時間がかかりましたか
Engine Yard 社: 基本機能を持つ vCloud API 用 Ruby クライアントの実装に、約 8 時間かかりました。IT Structures 社: デモで示したように vCloud API の実装に 3 週間を要しました。
- VMware vCloud は、企業または製品にどのような価値をもたらしますか
Engine Yard 社: vCloud が提供する抽象化レイヤーにより、vCloud をサポートするすべてのプロバイダで仮想アプライアンスを管理できます。このため、サービスを提供するすべての vCloud プロバイダで、Ruby on Rails アプリケーションを導入できます。また、大規模組織内のファイアウォールで保護されている社内クラウドを制御できます。統一された API によって、パブリック クラウドとプライベート クラウドを制御および接続し、SLA (サービス レベル アグリーメント) やセキュリティの要件を満たすことができます。また、vCloud によって、外部クラウドと社内クラウドのリソース間でワークロードの可動性も実現します。
IT Structures 社: マルチ サーバ環境 (vApp) 用の標準の記述とモデルを設定し、エンタープライズ データ センターとクラウド間で共有できるため、IT 部門の柔軟性と弾力性が向上します。現在の vCenter Server の実装に比べてスケーラビリティが向上することは、クラウドのようなソリューションを構築するために不可欠です。
- vCloud API によって、アプリケーションまたはサービスでどのような新機能が使用できますか
Engine Yard 社: vCloud API を使用すると、任意の vCloud にある vApp を、ファイアウォールの内外を含むあらゆる場所から管理できます。IT Structures 社: vCenter Server API と vCenter Server アプリケーションを使用した場合と比較して、作業が大幅に簡素化されます。
- vCloud または vCloud API によって企業またはその製品にどのような新しいセールス チャンスがもたらされますか
Engine Yard 社: プロビジョニング ソフトウェアの書き換えなしに、ワークロードとクラウドの可動性が提供されます。また、アプリケーションを vCloud API と連携すると、パブリックまたはプライベートのあらゆる vCloud に展開できるようになります。IT Structures 社: vCloud のプロバイダが増加すれば、地理的な対象範囲を拡大し、ハードウェアとホスティングにかかるコストを削減できます。また、サービスのスケーラビリティも大幅に向上されます。
- デモと VMware vCloud の使用経験から見る主なポイントは何ですか
Engine Yard 社: Engine Yard Solo は、Ruby on Rails アプリケーションをクラウドに導入するための、完全に統合された構成管理およびプロビジョニング インフラストラクチャです。vCloud では、これらのクラウド リソースを実行する場所を選択できます。1 つの API で、ワークロードの可動性が実現し、プライベート クラウドとパブリック クラウドを使用できます。 IT Structures 社: vCloud チームとの共同作業は、斬新で実り多いものでした。API がシンプルであり、vCloud チームが意欲的に作業を行ったため、わずか 3 週間で、vCloud API 上でサービスの主要機能がどのように動作するかを示すことができました。まだ実装について詳細な検証が必要ですが、vCloud が当社のサービスとシナリオにおいて、効率的に機能していると見ています。
