VMware ACE バージョン 2.5 | 2008 年 9 月 23 日 | Build 118166

ドキュメント最終更新日:2008 年 9 月 23 日

これらのリリース ノートへの追加や更新の有無を頻繁に調べてください。

これらのリリース ノートの内容は以下のとおりです。

新機能

これまで、ACE 固有のユーザー インターフェイス コントロールは Workstation ACE Edition でのみ使用可能でした。VMware ACE 2.5 では、Windows ホスト上で Workstation を使用するすべての VMware Workstation のお客様がこれらのコントロールを使用できます。Workstation がインストールされていないコンピュータで ACE インスタンスを使用するには、これまでどおり ACE ライセンスが必要です。ACE Management Server による ACE インスタンスの管理についても同様です。

VMware ACE のこのリリースでは、以下の新しい機能とサポートが追加されました。

これらの ACE 固有の機能に加えて、VMware ACE には、ユニティ モード、新しいハードウェア バージョン、試験的なスマート カード サポート、VMware Player でのフル スクリーン切り替えを含め、Workstation 6.5 のすべての新機能が含まれています。新機能については、 『Workstation 6.5 リリース ノート』を参照してください。

セキュリティの強化

  • Kiosk モード ACE インスタンスが Kiosk モードで実行される場合、ユーザーはホスト システムには一切アクセスできません。
  • 組み込みのキーストローク ログ記録検出 キーストローク ログ記録は、ユーザー パスワードの判定など、ユーザー キーストロークを記録するための方法です。特定のクラスのキーロガーが疑われる場合に、エンド ユーザーに通知する、または仮想マシンを直ちに終了するように、ランタイムの設定を構成できます。そのイベントもログに記録されます。

操作性の強化

  • ACE インスタンス作成 エンド ユーザー向けの仮想マシンを作成するプロセスは、さらに簡単で直感的なものとなりました。必要な作業は、ACE 対応の仮想マシンのサマリ ビューに明確に順序立てて記載されています。仮想マシン用の ACE 機能を単純に有効にするようになり、ACE Master の概念は削除されました。
  • 自動ブリッジに使用するネットワーク アダプタの構成 ホストに複数の物理ネットワーク アダプタがある場合、たとえば、ワイヤレス アダプタのみを使用する、使用可能な場合はワイヤレス アダプタを使用する、または特定のデバイス名を持つアダプタのみを使用するよう指定できます。

Pocket ACE の機能向上

  • 新しい Pocket ACE キャッシュおよび終了動作設定 Pocket ACE ファイルが常に USB デバイスに保存され、ホスト コンピュータ上にキャッシュされないように、ランタイムの設定を構成できます。この機能は、ホスト上のディスク領域が非常に限られている、またはセキュリティ上の理由からファイルを USB デバイスのみに保存する必要がある場合に便利です。ユーザーが仮想マシンをパワー オフするときに、変更内容がホストと自動的に同期されるように、終了動作を構成することもできます。
  • Pocket ACE のパフォーマンスの向上 パワー オフ中に Pocket ACE をホストと同期するのにかかる時間が大幅に短縮されました。

ページのトップへ

既知の問題

既知の問題は次のようにグループ化されています。

ACE 固有の既知の問題に加えて、VMware ACE には 『Workstation 6.5 リリース ノート』に記載されている既知の問題が含まれています。

ローカライズおよび多言語対応

  • ACE Management Server がインストールされるマシンのホスト名には、ASCII 文字のみを含める必要があります。
  • ACE Management Server を日本語のシステムの Active Directory マルチドメイン セットアップで使用し、親ドメインのグループおよびユーザーを使用する場合は、ACE Management Server を構成するときに次のように親ドメインを指定する必要があります。ACE Management Server Configuration Setup アプリケーションの [アクセス コントロール] タブで、[LDAP サーバ ホスト名] フィールドに親ドメイン ホスト名を入力します。[クエリ ユーザー ドメイン] フィールドに親ドメイン名を入力します。子ドメインの名前を使用すると、「ドメインが見つかりません」エラーが発生します。
  • 日本語および簡体字中国語の Windows Vista ホストで、仮想マシン名に日本語文字が含まれている場合、日本語 Windows Vista ゲスト OS を含む ACE パッケージをインストールできません。
  • Pocket ACE を含む USB デバイスを日本語の Windows Vista ホストに接続する場合、USB デバイスを自動再生できません。
    対処法: デバイスを右クリックして [Pocket ACE の実行] を選択するか、デバイス上で run.exe をダブルクリックします。
  • Windows Vista 以外のすべての Windows オペレーティング システムで、ユーザー名、組織、コンピュータ名、初期化スクリプトのパスなど、ACE インスタンスのカスタマイズ パラメータは、ローカル文字セットの文字のみを使用する必要があります。たとえば、日本語のホストでのみ、コンピュータ名に日本語文字を使用できます。さらに、インスタンスのカスタマイズ パラメータでプレースホルダを使用する場合、ホスト OS とゲスト OS は同じロケールを使用する必要があります。Windows Vista は UTF-8 でエンコードされた XML ファイルを使用して Microsoft sysprep パラメータを保存するため、これらの制限は Windows Vista ゲストには適用されません。以前のバージョンの Windows は sysprep.inf ファイルを使用し、Microsoft Windows ミニセットアップ プロセスはそのファイルをローカル エンコーディングでのみ読み取ります。
  • 日本語のシステムで、インスタンスのカスタマイズを使用し、0x5c バイトをコードポイントの一部として持つ日本語文字が仮想マシンのパスに含まれている場合、インスタンスのカスタマイズは失敗します。このような文字のリストについては、 wakaba-web.hp.infoseek.co.jp/table/sjis-0208-1997-std.txt を参照してください。
  • ホットフィックス ポリシーを使用するとき、ホットフィックス のリクエストを送信するために電子メールを使用するよう選択した場合は、管理者の電子メールおよび電子メールの件名にローカル文字セットの文字のみを使用できます。たとえば、日本語のホストでのみ、これらのフィールドに日本語文字を使用できます。
  • ACE Management Server を MS-SQL データベースと一緒に使用する場合、データベースは、ACE インスタンスを作成するために使用される言語に一致するロケールを持つホストにインストールされる必要があります。たとえば、日本語のホスト上の Workstation を使用して、日本語のシステムにデプロイする ACE パッケージを作成する場合は、データベース ホストも日本語システム上になければなりません。
  • ACE Management Server を Linux ホストにインストールし、Active Directory 統合を使用する場合、複数バイト文字を含む証明情報を使用できません。つまり、英語以外の名前またはパスワードを使用して Active Directory にログインできません。
  • aceMaster.dat ファイルに作成者 ID を追加する場合は、ファイルの先頭行で ASCII 文字またはエンコーディング タグ(.encoding = xxx)と競合しない文字を使用する必要があります。作成者 ID は、そのホストでどの ACE インスタンスが実行されるかを制御します。
  • ゾーン エディタを使用して ACE ネットワーク アクセス ポリシーに新しいゾーンを作成する場合、次のアドレスで ASCII 以外の文字を使用できません。ネットワーク、DNS サーバ、ゲートウェイ サーバ、DHCP、WINS、およびドメイン。
  • 日本語の文字が含まれているマシン名に基づいたルールを持つホスト ネットワーク アクセス ポリシーを作成する場合、ルールは、ACE インスタンスを日本語のホストにデプロイした場合にのみ実行されます。たとえば、あるマシンへのアクセスをブロックするために、日本語のマシン名を使ったルールを作成し、ACE インスタンスを英語のホストにデプロイした場合、その日本語マシンへのアクセスはブロックされません。

インスタンスのカスタマイズ

  • Windows Vista 上でドメイン参加が有効になっていて、ユーザー名の Windows ログイン設定が administrator でないときに、スタンドアロンの Vista 仮想マシンのインスタンスのカスタマイズは失敗します。
    対処法: Windows Vista UAC を無効にするか、Windows ログインのユーザー名を administrator に設定します。それ以外のローカル管理者ではうまく起動しません。
  • 管理対象 ACE インスタンスが Windows 2000 ACE Management Server で構成されている場合、子ドメインからユーザーを追加できません。

Pocket ACE

  • VMware Player がインストールされていない Windows Vista ホストで Pocket ACE を実行している場合、エラーが発生します。管理者として ACE パッケージをインストールする場合、VMware Player がインストールされます。しかし、管理者以外が ACE パッケージをインストールする場合、Pocket ACE を正しく機能させるには VMware Player があらかじめインストールされている必要があります。

その他の問題

  • デフォルト以外のディレクトリにインストールされている ACE Management Server をアップグレードする場合、必ずアップグレード時に以前のインストールで使用したのと同じディレクトリを選択してください。これにより、以前の設定が使用されます。
  • Active Directory やユーザー パスワード認証を使用する管理対象 ACE インスタンスは、リカバリ キーがサーバで動的に有効になった後でパワーオンまたはクローン作成できません。
    対処法: 仮想マシンをパワーオンするには、リカバリ キーを無効にしてポリシーを公開します。リカバリ キーが無効になった後、ユーザーは ACE インスタンスを再度パワーオンできます。仮想マシンのクローンを作成するには、ユーザー パスワード認証を使用する場合、まずユーザー パスワードを無効にしてから仮想マシンに ACE インスタンスのクローンを作成します。ACE インスタンスが Active Directory を使用する場合、対処法はありません。
  • 認証に Active Directory を使用しない場合は、パスワードまたはアクティベーション キーを使用する ACE 対応の仮想マシンのクローンを作成する前に、アクセス コントロールを [なし] に設定します。クローンの作成後、両方の仮想マシンにパスワードまたはキーを再入力します。これを行わないと、クローン作成された仮想マシンは、証明情報が無効であるというエラー メッセージを返します。
  • ACE インスタンスで管理者モードを有効にし、共有フォルダ環境設定を [次回のパワーオフまたはサスペンドまで有効] から別の設定に変更しようとした場合、変更は保存されません。
  • Linux ゲストで、仮想プリンタ機能が動作しません。この機能により、ユーザーは、仮想マシンに追加のドライバをインストールしなくても、ホスト コンピュータが使用可能なプリンタであればどのプリンタにも印刷することができます。
  • 64 ビット Windows Vista ホストで仮想プリンタ機能を使用し、使用可能なプリンタのいくつかで印刷できない場合は、プリンタ ドライバの 32 ビット バージョンをホストにインストールしなければならない場合があります。たとえば、印刷ジョブが失われ、エラー メッセージ「32 から 64 へのサンク スプーラ APIS プロセスが動作を停止しました。」が表示される場合は、この対処法を使用します。
  • インスタンス ビューおよび Help Desk の IP アドレスが数字ではなくアルファベット順にソートされます。( KB1000166

ページのトップへ

解決された問題

以下の項目は、VMware ACE 2.0.x リリース ノートで既知の問題として挙げられたものです。これらは VMware ACE 2.5 で修正されました。

  • ACE Management Server アプライアンスを構成すると、ACE Management Server を再起動するまで、LDAP サーバを認証できません。(バグ 185010)
  • 一部の USB デバイスは、Linux 2.4.x カーネルのホスト システムで適切に機能しないことがあります。(バグ 138779)
  • ユーザーがプライマリ ドメインにいない場合は、ユーザーのパスワードを変更できません。(バグ 185003)

ACE 固有の解決済みの問題に加えて、VMware ACE には 『Workstation 6.5 リリース ノート』に記載されている解決済みの問題も含まれています。

ページのトップへ