ハードウェア リソースの仮想化と統合
VMware vSphere™ のインフラストラクチャ サービスは、異なるハードウェア リソースをメインフレームに類似した共有のコンピューティング プラットフォームに変換します。これにより回復力が大幅に向上し、最も要求の厳しいアプリケーションでも物理環境と同様のパフォーマンスで実行できます。
VMware vSphere は、次のタイプのインフラストラクチャ サービスを提供します。
VMware vCompute: このインフラストラクチャ サービスは、サーバ リソースを効率的に仮想化し、論理プールに統合することで、サーバ リソースをアプリケーションに正確に割り当てます。
- VMware ESX™ および VMware ESXi は、サーバ ハードウェアのリソースを抽象化する、堅牢で、本番環境で実績のある、高パフォーマンスの仮想化レイヤーを提供します。このリソースは、複数の仮想マシンで共有可能です。VMware ESX および VMware ESXi は、独自のメモリ管理機能と高度なスケジューリング機能を提供しており、多くの場合物理サーバを超える高い統合率と優れたアプリケーション パフォーマンスを実現します。
- VMware DRS (Distributed Resource Scheduler) は、複数のクラスタ間のコンピューティング リソースを統合し、ビジネスの優先順位に基づいて仮想マシンに動的に割り当てます。また、自動化によって管理の複雑さを低減します。VMware DRS に含まれる VMware DPM (Distributed Power Management) は、各クラスタのサーバの電力消費を継続的に最適化することで、VMware DRS クラスタのエネルギー効率管理を自動化します。
VMware vStorage: このインフラストラクチャ サービスは、複雑な基盤となるハードウェア システムからストレージ リソースを抽象化するため、仮想環境でストレージ容量を最も効率的に使用できます。
- VMware vStorage VMFS (Virtual Machine File System) は、高性能のクラスタ ファイル システムです。これにより、仮想サーバはストレージを効率的に共有でき、仮想サーバによるストレージへの同時アクセスが制御されます。
- VMware vStorage Thin Provisioning は、ストレージ容量を動的に割り当てるため、実際にストレージ容量が不足するまでストレージを購入する必要はありません。これにより、ストレージの購入コストを最大 50% 削減します。
VMware vNetwork: このインフラストラクチャ サービスは、仮想環境におけるネットワークを最適に運用および管理します。
- VMware vNetwork Distributed Switch は、VMware vSphere™ 環境における仮想マシン ネットワークのプロビジョニング、管理、および制御を簡素化および向上します。また、Cisco Nexus 1000v などのサード パーティ製分散仮想スイッチを VMware vSphere™ 環境で使用できるため、ネットワーク管理者は使いなれたインターフェイスを使用して、仮想マシン単位でサービス品質を制御できます。