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VMWare Partner Newsletter
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Japan GS Newsletter <2021 年 6 月号>
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梅雨入りのニュースが気になる季節となりました。
4 月 21 日に、弊社は本社を浜松町から田町へ移転いたしました。今後とも倍旧のご支援ご指導のほどお願い申し上げます。
詳しい内容につきましては、オフィス移転のお知らせを御覧ください。
今月も役立つ情報が満載の ニュースレターを準備しましたので、是非ともご一読いただければ幸いです。

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6月号のコンテンツ
お客様からよく参照される KB
重要情報:STS 証明書有効期限に関するお知らせ
重要情報:VSAN 7.0 U1 の環境で報告されたゲストOS内のデータ不整合について
ケーススタディ:Workspace ONE UEM におけるデバイス加入の基本とトラブルシューティング
VMware Skyline Health Diagnostic のご紹介
VMWARE EDUCATION イチオシのトレーニングの紹介
アンケートご協力のお願い
編集後記

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お客様からよく参照される KB
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vSphere 製品でよく参照される KB
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  1. Using the 'lsdoctor' Tool (80469)
  2. Removing Expired CA Certificates from the TRUSTED_ROOTS store in the VMware Endpoint Certificate Store(VECS) (2146011)
  3. Verify and resolve expired vCenter Server certificates using command line (82332)
  4. Active Directory authentications for some user groups might fail after patch VCSA to 6.7 U3b and above (78614)
  5. ESXi host disconnects intermittently from vCenter Server (1005757)

今回はお問合せの多い証明書に関する KB が中心となっております。1 点目の lsdoctor は、証明書更新時などに問題が発生した場合役立つことが御座いますため、是非ご覧頂ければと思います。
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NSX 製品でよく参照される KB
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  1. NSX-T manager shows high disk usage on /var/log partition(83378)
  2. VMs on the same ESXi host as Edge VMs experience North-South connectivity(83457)
  3. VMs on the same ESXi host as the Edge have North-South connectivity issues while ICMP traffic is not affected(83489)
  4. NSX-T dataplane outage during management plane upgrade(83461)
  5. Unable to attach VMs to NSX-T Segment: “Failed to connect virtual device”(83527)
  6. Reconfiguration of LB in NSX-V 4.7 and later releases is rejected with error message.(83409)

1 点目から 5 点目までは NSX-T の KB、6 点目は NSX for vSphere の KB となります。
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vSAN 製品でよく参照される KB
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  1. vSAN Health Service – vSAN Build Recommendation – vSAN release catalog up-to-date(58891)
  2. Updating the vSAN HCL database manually(2145116)
  3. How to manually remove and recreate a vSAN disk group using esxcli(2150567)
  4. vSAN “Proactive rebalance” and “Automatic Rebalance”(2149809)
  5. vSAN — Maintenance — Simultaneous Host Reboots / Cluster Full Shutdown — Risk for Data Unavailability(60424)

1,2番目に vSAN のアップデートをアシストする KB を掲載しています。vSAN バージョンやドライバ、ファームウェアの管理工数を省く為にぜひ活用ください。
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EUC 製品でよく参照される KB
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  1. Supported Windows 10 Guest Operating Systems for Horizon Agent and Remote Experience, for Horizon 8 2006 and Later (78714)
  2. Supported Non-Windows 10 Guest Operating Systems for Horizon Agent and Remote Experience, for Horizon 8 version 2006 and later (78715)
  3. Explorer.exe process crash during user logon and Users unable to operate Windows 10 desktops after applying MS patch KB4580346 (81240)
  4. Persona stops working in Horizon 7.13.0 (82599)
  5. Sysprep Fails for Linked Clones after Installing Latest Windows Patches (82615)

上記 4 番目に Horizon Agent 7.13.0 で Persona Management が機能しない問題について追記いたしました。Persona Management をご利用の環境で Horizon View 7.13.0 へアップグレードする予定がある場合には、ご一読ください。
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VMware Cloud on AWS 製品でよく参照される KB
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  1. [VMC on AWS] SDDC 12 アップグレードのフェーズ 1 のメンテナンス後、VMC の vCenter への ICMP が不通となる (83295)
  2. [VMC on AWS] How to remove old linked AWS account info from VMware Cloud Console (83400)
  3. [VMC on AWS] 分散ファイアウォールで、ホワイトリスト方式を利用する方法 (83326)
  4. [VMC on AWS] "ネットワークとセキュリティ" タブの概要画面における "インターネット" 接続が、MGW ファイアウォールルールで許可されていない場合でも "接続中" と表示される (83361)
  5. [VMC on AWS] 仮想マシン以外のデータに適用されたストレージポリシーは変更できない (83392)
  6. [VMC on AWS] vRealize Log Insight Cloud Cloud Proxy へ ping が実行できない (83487)
  7. [VMC on AWS] vRealize Log Insight Cloud の Cloud proxy の root パスワードをリセットする方法 (83325)
  8. [VMC on AWS] vCenter Cloud Gateway Appliance デプロイ時に、データストアの選択画面が表示されない (83774)
  9. [VMC on AWS] vCenter Cloud Getaway をデプロイする時、vsphere.local を Cloud vCenter とリンクするための Identity Source として選択できない (83171)

今回は最近よくお問い合わせをいただいた内容をベースとした参考情報をピックアップしてあります。SDDC アップグレード時の動作、分散ファイヤウォールのホワイトリスト方式の利用方法、そして vCenter Cloud Gateway Appliance デプロイ時の問題における対応方法まで、VMware Cloud on AWS をご利用いただく上で大変参考となる情報かと存じますので、ぜひご確認ください。
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Workspace ONE 製品でよく参照される KB
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  1. Workspace ONE でのデバイス加入の問題 (2960930)
  2. Workspace ONE 加入エラー カタログ (81557)
  3. Workspace ONE への加入時、「加入がブロックされました。」というエラーが発生する (50101102)
  4. Workspace ONE への加入時に、「加入が拒否されました。承認されていないデバイスです。」エラーが表示される (50101091)
  5. iOS デバイスを iOS 14.X にアップグレードすると、デバイスが MDM サーバとの通信を停止することがある (82793)
  6. Android 12 に向けての準備 (82775)
  7. Workspace ONE Launcher の新たなリリース プロセスの概要 (83670)
  8. DEP デバイスの加入解除、再構成、再加入の方法 (80539)

今回の「ケーススタディ」では Workspace ONE UEM のデバイス加入のトラブルシューティングについてご紹介しています。「ケーススタディ」とあわせて上記の KB 記事もご参考にしていただけますと幸いです。
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重要情報:STS 証明書有効期限に関するお知らせ
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2018 年 5 月リリースの vCenter 6.5U2 以降、STS 証明書の有効期限が 2 年となっています。有効期限が切れると vCenter にログインできない問題が発生する可能性がありますので、期限の確認や証明書置き換えの際にはこちらの KB を是非ご参照ください。

Checking Expiration of STS Certificate on vCenter Server (79248)
"Signing certificate is not valid" - Regenerating and replacing expired STS certificate using shell script on vCenter Server Appliance 6.5/6.7 (76719)
"Signing certificate is not valid" - Regenerating and replacing expired STS certificate using PowerShell script on vCenter Server 6.5/6.7 installed on Windows (79263)

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重要情報:vSAN 7.0 U1 の環境で報告されたゲストOS内のデータ不整合について
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特定ストレージポリシーの変更とメンテナンスモードの解除が同時に行われた後、ゲストOS内において、データ不整合がレポートされる可能性があります。

この問題は、特定の操作が重なった場合に影響を受けます。影響を受けないようにするためには、パッチ適用を強く推奨します。

Virtual Machines running on VMware vSAN 7.0 U1/7.0 U1 P02 report in-guest data consistency following a concurrent maintenance activity and storage policy change. (82383)

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ケーススタディ: Workspace ONE UEM におけるデバイス加入の基本とトラブルシューティング
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ケーススタディ: デバイス加入の基本とトラブルシューティング
Workspace ONE UEM においてデバイス管理をする際にまず何よりも重要なことはデバイスを正常に加入させることにあります。今回はデバイスを加入させるための基礎知識およびデバイス加入時に表示されるいくつかのエラーメッセージを例にトラブルシューティングを行う方法を解説します。

1. はじめに
デバイスの加入のためには以下に示す 4 つの重要な項目が存在します。
1) デバイスサービス URL
最も重要なのがデバイスサービス URL です。管理コンソールで使用する URL と同等と思われがちですが厳密には異なる URL を使用する必要があります。管理コンソールから [すべての設定] > [システム] > [高度な設定] > [サイトURL] の順に開き、「デバイス サービス URL」で表示されてる URL の完全修飾ドメイン名を利用するようにしてください。

典型的な URL のフォーマット

デバイスサービス
ds<環境番号>.awmdm.com
管理コンソール
cn<環境番号>.awmdm.com
※ 専有環境をご利用の場合は独自の完全修飾ドメイン名が設定されていることもあります。


管理コンソールとデバイスサービス URL を取り違えることで加入に失敗するケースもありえます。例えば、企業によっては社内ネットワークから外部へのアクセスにホスト名の指定をルールとしている場合が多くあります。この時に本来はデバイスサービス URL が登録されるべきところ、管理コンソール URL が登録されていると、加入プロセスに必要な通信ができないためデバイスの加入に失敗します。

2) 組織グループ ID
組織グループ ID は管理コンソール画面上段に表示される表示名とは異なるもので、組織グループを厳密に特定できる情報です。そのため、環境全体でそれぞれ一意の値である必要があり、特に共有環境の場合、指定したい組織グループ ID が他の環境で既に利用されている場合がある点に注意してください。 また、この項目は組織グループを作成する際に、表示名とは異なり必須の項目ではないため入力し忘れていないか注意してください。


3) 加入ユーザー名・パスワード
加入時の注意点は特にありませんが、目的が何であれデバイスを加入させるには少なくとも 1 件ユーザーを登録する必要があります。

4) プラットフォームごとに必要な設定
上述の加入情報に加え、デバイスプラットフォームごとに必要な設定があります。
  • Apple (iOS / macOS): MDM の APNs
Apple デバイスを管理するためには、Apple のプッシュ通知サービス (APNs) 証明書が必要です。
  • Android: Android EMM 登録
Android デバイスの管理を開始するには、Workspace ONE UEM を自社のエンタープライズ モビリティ管理 (EMM) プロバイダとして Google に登録する必要があります。
  • Windows
お客様側で事前に必要な登録はありません。
なお必要な設定を完了しないまま加入を進めようとすると次のようなエラーに遭遇することがあります。

エラーメッセージ例 1)
この組織グループには APNs 証明書が割り当てられていません。有効な APNs 証明書が含まれている MDM 設定を確認してください。


タイミング: 組織グループ指定直後
発生するプラットフォーム: iOS / macOS
理由: MDM の APNs 証明書が未登録であるため
対処: 以下のドキュメントを参考にMDM の APNs 証明書を登録します
APNs 証明書
https://docs.vmware.com/jp/VMware-Workspace-ONE-UEM/services/UEM_ConsoleBasics/GUID-AWT-APNSCERTS.html

エラーメッセージ例 2)
ご使用のデバイスで Android 10 (またはそれ以降のバージョン)が実行されているため、加入には Android Enterprise が必要になります。
Android Enterprise を有効にする方法については、IT 管理者までお問い合わせください。



タイミング: 加入ユーザー名・パスワード指定直後
発生するプラットフォーム: Android 10 以降
理由: Android EMM が未登録であるため
対処: 以下のドキュメントを参考に Android の EMM 登録を実施します


Workspace ONE UEM への Android の登録
https://docs.vmware.com/jp/VMware-Workspace-ONE-UEM/services/Android_Platform/GUID-AndroidRegistrationRegisterAndroidwithWorkspaceONE.html

まとめると事前に必要な情報は以下の通りです
項目 説明
1) デバイスサービス URL “ds”で始まる完全修復ドメイン名 “ds012345.awmdm.com”
2) 組織グループ ID 加入先組織のグループ ID “company001”
3) 加入ユーザー名・パスワード 加入用の ID とパスワード (省略)
4) プラットフォームごとに必要な設定 Apple と Android で必要な登録 Apple: APNs 証明書
Android: EMM 登録


プラットフォームごとに必要な情報や設定は今後仕様変更により変わることが十分に考えられます。そのため例えば以下のような KB を参照して新たに発表される情報を逐次確認することを推奨します。
Apple 2020 秋季リリースに向けての準備 (79996)
https://kb.vmware.com/s/article/79996?lang=ja
Android 12 に向けての準備 (82775)
https://kb.vmware.com/s/article/82775?lang=ja

上記に加え、社内ネットワークから加入を試みる場合、必要なポートが開かれているかどうか確認する必要があります。下記のサイトに記載された Workspace ONE UEM に必要なポート一覧で Source 欄を “Devices (Internet/Wi-Fi)” でフィルタします。右側の注釈を参考にしながら必要なポートの情報を確認してください。
https://ports.vmware.com/home/Workspace-ONE-UEM

例えば Windows の加入を検討している場合、”Windows” で検索すると以下が対象であることが判ります。
接続先 ポート番号 プロトコル
AWCM Server 2001/443 HTTP/ HTTPS
has.spserv.microsoft.com 443 HTTPS
*login.live.com 80 or 443 HTTP/ HTTPS
*notify.live.net 443 HTTPs
wns.windows.com 443 HTTPS
inference.location.live.net 80 or 443 HTTP/HTTPs


2. トラブルシューティング 上記の設定が完了したら準備した情報を使ってデバイスの加入を行います。加入中に何らかの理由により失敗し、メッセージが確認できる場合は以下の KB を参考に解決策が無いか見てましょう。
参考 KB
Workspace ONE でのデバイス加入の問題 (2960930)
https://kb.vmware.com/s/article/2960930?lang=ja
Workspace ONE 加入エラー カタログ (81557)
https://kb.vmware.com/s/article/81557?lang=ja
Workspace ONE への加入時、「加入がブロックされました。」というエラーが発生する (50101102)
https://kb.vmware.com/s/article/50101102?lang=ja
Workspace ONE への加入時に、「加入が拒否されました。承認されていないデバイスです。」エラーが表示される (50101091)
https://kb.vmware.com/s/article/50101091?lang=ja

なおデバイス加入に必須ではありませんが、登録されたデバイスのみ加入を許可するオプションを利用しているケースも多く見受けられます。デバイスが正しく登録されていないと、ほとんどの場合は加入処理中にエラーメッセージを表示して処理が中断されますが、デバイスプラットフォームによっては、加入処理完了後にデバイスが未登録であることが検知され、デバイスの加入が解除されるケースもあります。これはデバイス登録に必要な情報 (例: シリアル番号) が加入処理完了後でないと取得できないなど、デバイスプラットフォーム側の制限によるものですがこのようなケースがある点にも注意が必要です。

エラーメッセージ例 3)
仕事用プロファイルが削除されました
お使いの仕事用プロファイルはこのデバイスで使用できなくなりました



発生するプラットフォーム: Android (ワークプロファイル)

エラーメッセージ例 4)
Workspace ONE は、会社アカウントと、その会社アカウントに関連付けられていたすべての情報 (ビジネス、アプリ、パスワードの要件、その他のポリシーなど) をデバイスから削除しました。



発生するプラットフォーム: Windows

上記 2 つのケースについては以下のドキュメントを参考にデバイスの登録を実施します。
デバイス登録
https://docs.vmware.com/jp/VMware-Workspace-ONE-UEM/services/UEM_Managing_Devices/GUID-AWT-DEVICEREGISTRATION.html

3. 最後に
今回は Workspace ONE MDM を使用したデバイス加入の基本設定と発生するエラーメッセージを中心にご紹介しました。
加入中に発生するエラーメッセージは管理コンソールでの設定内容やユースケースにより多岐に渡ります。また、デバイスプラットフォーム側の仕様変更により必要な設定や前提条件が変わる場合もありますので常に最新の情報が得られるよう当サポートニュースレターや KB サイトをご活用ください。

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VMware Skyline Health Diagnostic のご紹介
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トラブル発生時にサポートの回答を待たずに解決策を知りたい、そんなことありませんか?
それを実現するのが VMware Skyline Health Diagnostic (SHD) です。 SHD
はトラブル発生時に早期の事象解消に導く、ブラウザベースでのログ解析を提供し、解析結果および推奨される解決策を実施することでシステム全体のダウンタイムを低下させることが可能になります。インストールは無償のアプライアンスをデプロイするのみです。
どのように動くのかより詳細な流れを見ていきましょう。

[Step1] ログバンドルのアップロード、解析
SHD はインターネット接続なしで稼働可能なアプライアンスです。操作は全てブラウザベースで提供しており、数回のクリックのみでログバンドルの自動解析を実現します。ログバンドルの解析は SHD に接続されている vCenter Server
配下の弊社製品からログ取得、解析までワンストップで実施する方法と、お客様が製品からダウンロードしたログバンドルを SHD にアップロードし、解析する方法があります。いずれの方法においても弊社製品をご利用する上で発生した事象の自動解析を実現できます。
下図はすでに採取したログバンドルをアップロードしている様子です。


[Step2] 解析結果の確認
ログバンドルの解析を完了させると事象の解析結果をレポート形式で確認することが出来ます。レポートは概要、対応策や KB リンク、詳細な解析内容から構成されます。出力されたレポートからご希望の解析内容を確認することにより事象解消を試みることが可能です。

下図は PSOD が発生した ESXi ホストのログバンドルを解析した結果です。


現在の対応製品はESXi 6.5, 6.7, 7.0, vCenter Server 6.5, 6.7, 7.0 です。 SHD の詳細につきましては下記、紹介動画、弊社公開ドキュメントから確認ください。

  • 紹介動画
(686) Install the VMware Skyline Health Diagnostic Tool - YouTube (3:15 から)
  • SHD に関する FAQ
VMware Skyline Health Diagnostics for vSphere - FAQ (81931)
  • 公式ドキュメント
VMware Skyline Health Diagnostics for vSphere Documentation

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VMware Education イチオシのトレーニングの紹介
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注目のトレーニング スケジュール

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VSANトレーニングは v7より3ステップコースとなりました!

初めてvSANを学ぶ方はステップ1から、以前のバージョンを受講済みの方や、ある程度製品に触れている方はステップ2からのご受講を推奨します。

★ステップ1
VMware vSAN: Plan and Deploy [V7]

日程:2021年7月29日(木) - 7月30日(金)
トレーニング形態:ライブオンライン
受講費用:$1,700
VMware vSANクラスタを計画、展開するための知識、スキル、ツールについて習得します。最終的なvSAN構成がvSANデータストアの初期計画に与える多くの考慮事項を学び、vSANクラスタの完全な手動構成を行います。

★ステップ2
VMware vSAN: Management and Operations [V7]

日程:2021年8月4日(水) - 8月6日(金)
トレーニング形態:ライブオンライン
受講費用:$2,550
vSAN ノード管理、クラスタのメンテナンス、セキュリティ操作、高度な vSAN クラスタ操作など、一般的なvSAN管理者に求められるスキルを習得いただくコースです。

★ステップ3
VMware vSAN : Troubleshooting [v7]

日程:2021年6月17日(木) - 9月18日(金)
2021年9月21日(火) - 9月22日(水)
トレーニング形態:ライブオンライン
受講費用:$1,850
vSANのトラブル対処のアプローチを把握し、コース内で実践的な経験を積むことにより安定基盤運用をめざします。


SD-WANの設計に携わるエンジニア、SD-WANネットワーク管理者におすすめ
VMware SD-WAN by VeloCloud: Design and Deploy [V3.x]
日程:2021年6月16日(水) - 6月18日(金)
2021年8月24日(火) - 8月26日(木)
トレーニング形態:ライブオンライン
受講費用:$ 2,775
顧客が求める拡張性、安全性、管理性に優れたVMware SD-WAN™ by VeloCloud® のアーキテクチャを理解し、ユースケースに合致した設計スキルを習得するコース


全トレーニングコース一覧、スケジュールは こちら をご参照ください。

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日本語で受講可能なオンデマンドコース、最新情報
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オンデマンドコースとは30日間(*)、いつでも、どこからでも、何度でもコースにアクセス可能な自己学習型トレーニングです。新たなコースも順次日本語化のうえ提供いたします。

(*)VMware vSphere with Tanzu: Deploy and Manage [V7] コースのみ受講期間は10日間です


★新規取得/アップグレード時有効
☆前バージョンからのアップグレード時のみ有効

コンテンツ視聴、Lab学習、Assessmentテスト、アンケートで構成され、全てを30日以内に終了いただきます。
(VMware vSphere with Tanzu: Deploy and Manage [V7] コースのみ受講期間は10日間です)

ご自身のペースで学習を進めていただけるので、まとまったトレーニング期間を確保しづらいエンジニアにもお勧めです。オンデマンドコース一覧は こちら をご参照ください。

ご購入・お問合せ: japan-education@vmware.com

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アンケートご協力のお願い
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GS Newsletter チームでは、皆様からの貴重なご意見をいただき、今後のコンテンツに反映させたいと考えております。簡易アンケートを用意しましたので、是非とも皆様のご意見やご要望をお聞かせください!

アンケートにご協力いただいた方の中から、抽選で VMware ロゴ入りワイヤレスチャージャーをプレゼントさせていただきます。


プレゼントの締め切りは 6 / 30 (水) とさせていただきます。
多数ご用意させていただきましたので、今なら当選する大チャンス!
皆様のご意見やご要望をお待ちしております。
アンケートフォームはこちら

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編集後記
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今回のニュースレターではケーススタディとして「Workspace ONE UEM におけるデバイス加入の基本とトラブルシューティング」をご紹介いたしましたが、いかがでしたか。

「 VMware Skyline Health Diagnostic のご紹介」では、弊社製品をご利用する上で発生した事象の自動解析を実現する方法をご紹介いたしました。

特集してほしい内容等のご要望があれば、今後のコンテンツに反映させていただきたいと思いますので、ぜひ是非アンケートへのご協力もお願いいたします。

引き続き全国各地で緊急事態宣言、まん延防止措置がとられております。引き続きコロナ対策を継続し、お体に気を付けてお過ごしください。ここまでお読み頂き有難う御座いました。

それでは次回もお楽しみに!

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