【概要】 従来の「境界型セキュリティ」モデルの課題として、攻撃者は一度社内ネットワークに侵入すると、サイバー攻撃者の内部ネットワークの潜伏状況を把握することが困難であり、被害を拡大させてしまう要因となっています。 進化し続けるサイバー攻撃を防ぐためには、外部からの脅威を防ぐ「境界型セキュリティ」だけでなく、社内のデバイスやネットワークを常に監視して細かいセキュリティ「分散型セキュリティ」で制御するゼロトラスト化の対策が必要なのです。 最新のNSX-T Data Center3.2 では、境界型と分散型セキュリティが格段に強化されました。IDS/IPS やサンドボックスの導入、ネットワークトラフィック解析を AI エンジンで解析することで、NDR (Network Detection & Response)を提供します。 このセッションを通じて、これらの高度なセキュリティ機能を紹介しながらNSX-T Data Center でどうやってゼロトラストセキュリティを実現するのかを解説します。
【Agenda】 1.従来の境界型セキュリティモデルの課題 2.NSX-T Data Center によるゼロトラストセキュリティの実現 3.Q&A