会場
MC21141

システム・データ主権を守る「ソブリンクラウド」と、マルチクラウドの使い分けを担うクラウドスマート時代

再生時間 38:15
Day 1: 11月15日(火) 12:00 - 12:40

今までは、世界各国でパブリッククラウドの活用・推進をしていく「クラウドファースト」戦略が主流でしたが、世界の不安定な情勢を踏まえて、政府が扱う機密性の高いデータや、医療などの重要な産業の情報システムを、自国の完全な制御下に置くための動きが活発化しています。
データが国内にあり、国内法に準拠していることに加え、「経済安全保障」の文脈で、自国のシステム・データの「主権」を守るためのクラウドを選択肢として考えた、クラウドの使い分けを前提とした「クラウドスマート」戦略に移行しています。米国では既に2019年にこのようなポリシーに変革され、使い分けを判断できる人材に投資をしています。
このような主権を守ることができるクラウドは、「ソブリンクラウド」と呼ばれていますが、この考えが生まれた背景と最新状況だけでなく、ソブリンクラウドが満たすべき要件についてヴイエムウェアが積極的に取り組んでいる内容をご紹介します。更に、クラウドファーストの結果、「秩序のない複数クラウド利用」になっている状態から、「統制され、最適化されたマルチクラウド」への転換に必要なクラウドスマート指針の考え方についてお話しします。

  • ヴイエムウェア株式会社
    公共 SE 本部
    本部長
    中島 淳之介

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