これまでに買収した企業(年別)
2021 年 3 月 31 日に Mesh7 を買収。同社の技術を取り入れ、クラウド、ホスト、レピュテーションのデータに DEEP L7(L7+)のインサイトを統合することで、おお客様はアプリケーションのレジリエンスと信頼性を向上させ、盲点を回避できるようになりました。
2020 年 7 月、クラウドネイティブなディザスタ リカバリの分野をリードする Datrium を買収。現在、Datrium DRaaS ソリューションは、クラウドを活用したエンドツーエンドのユーザー体験を VMware Cloud on AWS で提供しています。このコスト最適化された革新的なアプローチでは、ネイティブのクラウドサービスを利用して、ポイント イン タイムの永久増分コピーが提供されます。これらが暗号化され、重複排除されたうえで、AWS S3 に効率的に保存されます。Datrium ディザスタ リカバリ(DR)サービスにより、パフォーマンスが最適化された既存の VMware Site Recovery DRaaS ソリューションをコスト面でも最適化して、拡充することができます。
2020 年 7 月、Blue Medora の True Visibility Suite ビジネス部門の買収を完了。管理パックとして利用可能な True Visibility Suite は、IT モニタリングの統合ソリューションを提供します。この買収により、VMware は vRealize Operations の自動管理の範囲を拡大し、パッケージ アプリケーション、ミドルウェア、データセンター インフラストラクチャ、パブリッククラウドをサポートできます。
2020 年 5 月 27 日、カリフォルニア州サニーベールの非公開企業 Octarine を買収。Octarine は、Kubernetes 上で動作するアプリケーションのライフサイクル全体にわたってクラウドネイティブのセキュリティ プラットフォームを提供し、クラウドネイティブ アプリケーションをビルド(構築)からランタイムまで保護できるようお客様を支援します。
VMware はこの買収により、VMware Carbon Black Cloud の機能(可視化、防御、検知と対応)をコンテナにも適用できます。
2020 年 1 月、AI を活用したネットワーク分析のイノベーターとして成長著しい Nyansa, Inc. を買収する意向を発表。Nyansa の買収により、VMware の業界をリードする SD-WAN において、エンドツーエンドの監視機能とトラブルシューティング機能を LAN + WAN 環境に提供できるようになるとともに、自動修復型ネットワークを可能にする VMware のテクノロジーがさらに強化されます。
2019 年 12 月に Pivotal を買収。同社は、モダン アプリケーションの開発を促進する開発者向けの優れたプラットフォームとサービス、および一連の強力な開発者向けアセットを提供しています。
Pivotal の開発者向けサービスと、VMware の Kubernetes ランタイム インフラストラクチャおよび管理ツールを組み合わせることで、ソフトウェア デリバリに秩序、安定、安全性をもたらし、マルチクラウド インフラストラクチャ レイヤー上に価値を提供することができます。
2019 年 10 月、業界をリードする次世代のセキュリティ クラウド プロバイダー Carbon Black を買収。Carbon Black は、クラウドに配置された AI/ML ベースのデータ レイクとスマートな軽量エージェントを利用して、クラウドネイティブの革新的なセキュリティ プラットフォームを構築し、エンドポイントの包括的な保護とさまざまな脅威に対する防御を実現しています。
Carbon Black の買収は、インフラストラクチャ、およびすべてのワークロード、クライアント、アプリケーションにセキュリティ機能を組み込むという、VMware の本質的なセキュリティ戦略の進化を意味しています。VMware と Carbon Black は、巧妙化した攻撃の阻止と迅速な対応を可能にするため、両社の既存のパートナーシップを礎として、アプリケーションの動作に関する詳細なインサイトと高度な脅威検知をお客様に提供しています。
2019 年 8 月、ネットワークの検証およびトラブルシューティングのパイオニアである Veriflow を買収する意向を発表。これによりお客様は、ハイブリッド ネットワークをモデル化、分析、検証し、安全性と耐障害性に優れたネットワークを運用できるようになります。
この買収を通じて、より高度なネットワーク トラブルシューティング機能を提供することで、競合ベンダーとのさらなる差別化を図ることができます。買収完了後は、Veriflow に投資して vRealize Network Insight に統合し、ネットワークの監視機能とトラブルシューティング機能を全体的に強化するとともに、新たな次元のネットワーク検証と What-If 分析をこのプラットフォームに直接追加する予定です。
2019 年 7 月、Uhana を買収する意向を発表。同社は、キャリア ネットワークの運用とアプリケーションの品質を最適化する、リアルタイム ディープ ラーニング エンジンを開発しています。このエンジンは、通信事業者のプライベートクラウドまたはパブリッククラウド インフラストラクチャに展開できます。Uhana のテクノロジーを VMware のテレコム ポートフォリオに加えたことは、通信サービス プロバイダー業界を継続的に支援し、5G への移行に向けてインテリジェンスを深めるという、VMware の一貫した取り組みを示すものです。
2019 年 8 月、ハードウェア アクセラレーション デバイス仮想化のパイオニアであり、GPU テクノロジーに注力している BitFusion を買収。BitFusion は、環境内の各サーバに搭載されている物理リソースを特定のサーバから切り離すソフトウェア プラットフォームを提供しています。BitFusion の買収により、ハードウェア アクセラレーターの仮想化を通じて AI/ML ベースのワークロードをサポートするという VMware の戦略が強化されます。これらのアクセラレーターは、環境内での配置場所(オンプレミスまたはクラウド)にかかわらず使用できます。
2019 年 6 月、マルチクラウド アプリケーション デリバリ サービスの分野をリードする Avi Networks の買収意向を発表。Avi Networks を買収し、ワンクリックでのアプリケーション展開を可能にすることで、パブリッククラウドと同様の使用環境をデータセンター全体にもたらすことができます。VMware と Avi Networks は共通のアーキテクチャ基盤を利用し、新たなマルチクラウド時代に向けて、L2 ~ L7 を網羅する業界唯一の完全な Software-Defined Networking スタックを提供します。
2019 年 5 月、Bitnami を買収する意向を発表。Bitnami は、Kubernetes 環境を含め、複数のクラウドへのアプリケーション デリバリを促進する一連の製品とプロジェクトを手がける企業です。現在、Bitnami は、世界各国の主要なクラウド プロバイダーと連携し、すぐに実行可能な 130 以上のサーバー アプリケーションと開発環境のカタログを提供し、維持しています。
Bitnami の買収が完了すると、VMware のお客様は、あらゆるクラウド(パブリックまたはハイブリッド)を対象に、それぞれの環境に最適な形式(仮想マシン、コンテナ、Kubernetes Helm チャート)でアプリケーション パッケージを容易に展開できるようになります。さらに、Bitnami を買収することで、インフラストラクチャ ソフトウェアに加え、豊富なアプリケーションと開発環境が用意されたマーケットプレイスを VMware のお客様に提供するという既存の取り組みも強化できます。
2019 年 2 月、リモート サポート ソリューションのプロバイダーである AetherPal を買収する意向を発表。同社のソリューションを用いることで、企業の IT 部門は、現場のデバイスやアプリケーションの表示、制御、トラブルシューティング、修正をリモートから行えるようになり、生産性と効率を向上させるとともに、ダウンタイムも削減できます。リモート サポートを可能にする Aetherpal の最新アプローチを取り入れ、インテリジェンスベースの Workspace ONE プラットフォームと包括的なクロスプラットフォーム統合エンドポイント管理(UEM)機能を拡充することで、お客様のデジタルワークスペース ジャーニーを簡素化するという VMware の取り組みがさらに強化されます。
この買収は、Workspace ONE プラットフォームにリモート サポート機能を統合し、ライフサイクル全体を通じてお客様のデジタル トランスフォーメーションをサポートするという、VMware の精力的な取り組みを示すものです。
2018 年 11 月、Heptio の正式な買収契約を締結したことを発表。同社は、組織が Kubernetes を導入および運用する際に役立つ製品や専門知識を提供するオープン Kubernetes エコシステムのリーダーです。
Kubernetes の共同開発者であるジョー・ベーダ(Joe Beda)とクレイグ・マクラッキー(Craig McLuckie)が 2016 年に設立した Heptio は、多数の製品、オープンソース プロジェクト、およびアップストリーム Kubernetes へのコントリビューションに独自のインサイトを取り入れています。VMware にとって Heptio は、オープンソース コミュニティとの連携を深め、アップストリーム Kubernetes を強化するとともに、世界中の主要企業のクラウドネイティブ ニーズを満たすための新たなチャネルとなります。
2018 年 8 月、CloudHealth Technologies の正式な買収契約を締結したことを発表。マルチクラウド環境全体にわたって、コスト管理、セキュリティ コンプライアンスの確保、ガバナンスの改善、アクションの自動化を容易に行えることから、世界中の 3,700 を超える組織が CloudHealth を利用してクラウド費用を管理しており、その額は合計 50 億ドル以上になります。
エンタープライズ向けの機能に加え、簡素化された顧客管理、効率的な請求処理、大規模環境への対応、ポリシー、テナントなどの機能を備えた CloudHealth は、パブリッククラウドでソリューションを提供するマネージド サービス プロバイダー(MSP)のデフォルトのプラットフォームとなっています。
2018 年 8 月、通信サービス プロバイダー向けのネットワーク サービス保証ソフトウェア Dell EMC Service Assurance Suite の技術とチームを買収する意向を発表。ソフトウェア制御と仮想化によるネットワークの変革が進むなか、通信サービス プロバイダーはますます複雑化する環境に直面しています。さらに、ネットワークの動作の管理、トラブルシューティング、予測に伴うコストを削減しつつ、競争力のある次世代型サービスを迅速かつ確実に導入しなければならないというプレッシャーも強まっています。
Dell EMC Service Assurance Suite テクノロジーが VMware のポートフォリオに加わることで、業界最高レベルの製品をエンドツーエンドで提供し、トランスポートからコア、エッジ、データセンター、クラウドに至るまで、物理ネットワークと仮想ネットワークの運用を実現および保証できるようになります。さらに、ネットワーク機能の仮想化を通じてネットワークをモダナイズし、ネットワークの変革を促進できるよう、通信サービス プロバイダーを支援します。
2018 年 2 月、CloudVelox の技術およびチームの買収契約を締結。これにより、移行、可搬性、デリバリのサービスをハイブリッド/マルチクラウド環境で提供するという VMware のロードマップが促進されます。CloudVelox は、データセンターとパブリッククラウド間でのワークロードの可搬性を実現するパイオニアです。ワークロードの可搬性を大規模に実現する同社のソフトウェアにより、これまで 9 ~ 12 か月かかっていた大規模な移行を数週間で完了することができます。
2018 年 2 月、マルチクラウド環境でアプリケーションを保護、管理するための継続的な取り組みとして CloudCoreo を買収。VMware に CloudCoreo が加わることで、あらゆるクラウドにわたって一貫性のある運用を実現するための VMware のサポートが拡充されます。この買収により、お客様は、セキュリティとコンプライアンスを最適化しつつ、個々のアプリケーションのニーズに応じて適切なクラウドを利用できるようになります。
2018 年 3 月に E8 Security を買収。目的は、業界初のインテリジェンスベースのデジタルワークスペースを提供し、従業員体験の向上と予測型セキュリティの実現へ向けた取り組みをさらに強化することです。
ユーザーやエンティティの行動を分析する E8 Security の機能を VMware のデジタルワークスペース プラットフォーム VMware Workspace ONE に統合することで、VMware のお客様は、データを相互に関連付け、それに基づいて高度な脅威を正確に検知し、対応できるようになるため、管理の簡素化とセキュリティの向上を単一のプラットフォームで実現できます。
2017 年 12月に VeloCloud を買収。クラウドベースの SD-WAN をリードする同社は、企業やサービス プロバイダーが柔軟で安全な WAN 接続を導入できるようにするソリューションを手がけています。VeloCloud を買収することで、業界をリードするネットワーク仮想化プラットフォーム VMware NSX の成功を礎に、既存のネットワーク ポートフォリオをさらに拡張し、データセンターからクラウド エッジにわたるセキュリティ、エンドツーエンドの自動化、アプリケーションの継続性、拠点の変革を実現できるようになります。この買収により、ソフトウェアベースの未来へ向けて市場の変革をリードする VMware の地位がいっそう強化されます。同時に企業は、オープン、ユビキタス、プログラム可能、かつデフォルトでセキュアなネットワークを利用し、デジタル時代に合わせてビジネスを変革することができます。
2017 年 5 月、モバイル アプリケーションのパフォーマンスおよび利用状況に関するインサイトのイノベーター Apteligent を買収。目的は、Apteligent のモバイル パフォーマンス管理テクノロジーを VMware のデジタルワークスペース プラットフォームに統合し、モバイル アプリケーションを開発してエンドユーザーに提供している企業を支援することです。Apteligent のテクノロジーを取り入れることで、モバイル パフォーマンス管理、ビジネス インサイト、アプリケーションの動作分析など、デジタル トランスフォーメーションを推進する組織に大きな価値を提供できます。
2017 年 5 月、カリフォルニア州パロアルトの非公開企業 Wavefront を買収。Wavefront は、メトリックの監視とストリーミング分析をリアルタイムで行えるプラットフォームを提供しています。開発者はこのプラットフォームを使用し、コンテナやマイクロサービスを利用したモダン アプリケーションおよびクラウドを最適化できます。クラウドホスト型のサービスである Wavefront には、データセンターのどこからでも時系列のメトリック データを送信できる機能や、クエリを実行してグラフを描画し、分析データ、異常、KPI をダッシュボードに表示する機能など、デジタル エンタープライズに役立つ機能が用意されています。Watford により、お客様はリアルタイムで監視を行えます。
メトリックを監視および分析する独自のサービスをデジタル エンタープライズに提供する Wavefront により、VMware のクラウド管理プラットフォーム(CMP)ソリューションの包括的なポートフォリオがさらに拡充されます。Wavefront は、VMware の現在のお客様とは異なる顧客層を対象としています。さらに、WaveFront の買収により、VMware は SaaS ベースのクロスクラウド管理サービスを短期間で提供することができます。
2016 年 6 月、Software-Defined Data Center のセキュリティと運用をリードする Arkin Net を買収。この買収により、VMware NSX ネットワーク仮想化レイヤーを含め、SDDC 全体を VMware vRealize Suite で管理できるようになります。
2015 年 10 月 14 日、モバイル デバイス向けの包括的かつ安全な個人情報管理(PIM)ソリューションを企業や消費者に提供する非公開企業 Boxer, Inc. の買収計画を発表。Boxer は、複数のモバイル デバイスやプラットフォーム(iOS、Android)間で、ネイティブおよびサードパティの業務アプリケーション(E メール、カレンダー、タスク、連絡先)と企業のソーシャル コラボレーション ツール(Salesforce、Box、Evernote など)を安全に同期し、使用できるようにします。
Boxer のテクノロジーを取り入れ、堅牢なモバイル個人情報管理(PIM)クライアントによって E メール、カレンダー、連絡先、タスクの安全性を確保することで、AirWatch Inbox ソリューションをさらに強化できます。このソリューションは AirWatch のアーキテクチャに適合しており、エンタープライズ モビリティ管理(EMM)対応の安全で成熟したオールインワン PIM をお客様に提供します。
2015 年 2 月 3 日、Immidio と同社のエンタープライズ ユーザー環境管理(UEM)サービスの製品ラインを買収したことを発表。この買収により、VMware はネイティブの UEM ソリューションを通じて、オペレーティング システム、デバイス、場所に依存しない一貫性のある動的なデスクトップ環境をお客様に提供し、真の「ビジネス モビリティ」の実現を支援できるようになりました。
2015 年 4 月 24 日をもって、VMware Dynamic Environment Manager(旧称 FlexPlus)のセールス、プロフェッショナル サービス、教育、テクニカル サポートを VMware の標準システム、プロセス、アクセス ポイントに移行しました。
2014 年 8 月 20 日に CloudVolumes の買収を発表。CloudVolumes は、リアルタイムでのアプリケーション デリバリを手がける主要プロバイダーとして、あらゆる仮想環境にあらゆるアプリケーションをオンデマンドで配信するためのテクノロジーを企業に提供していました。VMware Horizon に CloudVolumes を統合したことでデスクトップ仮想化のあり方が大きく変わり、多くのソリューション プロバイダーが直面していたアプリケーション デリバリとパフォーマンスの課題に対処できるようになりました。仮想デスクトップやアプリケーション サーバにアプリケーションをリアルタイムで配信できるため、お客様は、パーソナライズされたデスクトップ環境やアプリケーション環境をユーザーあたり極めて低いインフラストラクチャ コストで構築できます。
2014 年 3 月 6 日、Third Sky, Inc. を買収したことを発表。サンフランシスコに本社を置き、米国各地に拠点を持つ Third Sky は、コンサルティング、教育、テクノロジーのあらゆるサービスを提供する IT サービス マネジメント会社でした。Third Sky を買収し、経験豊富なコンサルティング チームを獲得した VMware は、IT サービス マネジメント(ITSM)のベスト プラクティスに関連する新たなインサイト、手法、経験を活用して自社のサービスを拡充しました。Third Sky に所属するエキスパートは ITSM のソート リーダーとして知られており、『Information Technology Infrastructure Library(ITIL)2011 Edition』の共著者でもあります。ITIL は世界でもっとも広く採用されている IT サービス マネジメントのアプローチであり、ビジネスに求められる IT サービスを特定し、それを計画、提供、サポートするための実践的かつ実用的なフレームワークを提供します。VMware の既存の Accelerate アドバイザリー サービスに Third Sky チームが加わった現在は、両方のチームが一体となり、IT トランスフォーメーションを通じてビジネスの変革を目指すお客様を支援しています。
VMware はエンドユーザー コンピューティング グループを増強するため、エンタープライズ モビリティ管理とセキュリティ ソリューションのリーディング プロバイダーである AirWatch を買収。AirWatch の製品を VMware のポートフォリオに追加することで、モバイル ソリューションのポートフォリオがさらに拡充されます。ジョージア州アトランタに本社を置く AirWatch は、モバイル デバイス管理、モバイル アプリケーション管理、モバイル コンテンツ管理のエンタープライズ ソリューションを提供するリーディング プロバイダーでした。世界中に 10,000 社を超える顧客を持ち、世界各国 10 か所のオフィスに 1,600 人以上の従業員を擁する AirWatch のソリューションは、急増するモバイル デバイスとモバイル化が進む従業員を安全に管理するための戦略的プラットフォームを企業に提供しています。
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DaaS の業界リーダーである Desktone, Inc. は、Windows デスクトップとアプリケーションをクラウドサービスとして提供する高度なマルチテナント型デスクトップ仮想化プラットフォームを手がけています。Desktone の革新的なプラットフォームを取り入れた VMware は、11,000 社を超える VMware サービス プロバイダー パートナーのネットワークを介して DaaS の提供を加速させています。VDI に関する社内の専門知識やリソースが不足していることから、予測可能な運用コスト、柔軟なクラウド環境、シンプルな導入と管理を求める組織が増えるなか、Desktone プラットフォームを統合することで仮想デスクトップのメリットを拡充し、これらの組織により多くの選択肢を提示することができます。
Virsto Software は、仮想マシン ストレージのプロビジョニングを促進し、利用率を高め、パフォーマンスを向上させることで、仮想環境におけるストレージの経済性を変革している企業です。Virsto は、VDI、テストと開発、ビジネスクリティカルなアプリケーションの仮想化、クラウド コンピューティング、およびその他の仮想化イニシアティブで使用するストレージのコストと複雑さを軽減します。Virsto を統合することで VMware 社内でのストレージ テクノロジーの開発が加速し、VMware のお客様は、仮想インフラストラクチャにおけるストレージの効率とパフォーマンスを大幅に向上できるようになりました。
Nicira はネットワーク仮想化を手がける企業でしたが、現在は、VMware の Software-Defined Data Center 戦略を支える重要な部門となっています。Nicira のネットワーク仮想化プラットフォーム(NVP)では、物理ネットワーク ハードウェアから完全に切り離された仮想ネットワーク インフラストラクチャとサービスを動的に作成できます。AT&T、DreamHost、eBay、NTT、Rackspace などの革新的な企業は、Nicira NVP を使用してサービス デリバリを数週間から数分に短縮し、データセンターの複雑さとコストを大幅に削減しています。
極めて動的な仮想環境やクラウド環境で運用を管理するには、分析ベースの高度なアプローチが必要になります。Pattern Insight は非構造化ログ データを検索、分析する機能を提供することで、企業のこうした高まるニーズに応えています。Pattern Insight のログの検索、分析テクノロジーにより、企業が運用ログを分析できるよう支援する VMware のソリューション ポートフォリオが強化されました。
クラウドの自動化という新興市場のリーダーである DynamicOps は、さまざまな環境にまたがる IT サービスのプロビジョニングと管理を可能にするソリューションを手がけていました。
DynamicOps の製品とテクノロジーを取り入れて VMware の既存の機能を拡張したことで、お客様は、VMware ベースのプライベートクラウドとパブリッククラウド、物理インフラストラクチャ、複数のハイパーバイザーやパブリッククラウドにわたってクラウド ソリューションを展開し、管理できるようになりました。DynamicOps の画期的な運用仮想化テクノロジー、組織重視のクラウド プラットフォーム、すぐに利用可能な多数の機能を使用して、お客様はクラウドの価値を短期間で実現し、市場の需要に迅速かつ経済的に対応することができます。企業は、即座に利用できる、パーソナライズされたサービスをユーザーに提供することで、IT の効率性を高め、コンシューマライゼーションを容易に実現できます。
クラウド データ分析会社の Cetas は、オンライン企業やエンタープライズを対象に、数十億のイベントにおよぶ数百テラバイト規模での運用が可能な、次世代のビッグデータ分析システムと予測インテリジェンス システムを手がけています。Cetas を買収したことで、クラウド アプリケーション プラットフォームとサービスに関連する VMware の計画が促進されました。
Info Tech Health Check(iTHC)は、20 の業界、4 つの地域、3,500 以上のパラメーターを対象に IT ベンチマークを開発し、ライセンスを付与しているベンチマーク コンサルティング会社です。IT 投資のマッピングと最適化に関心があるお客様に関連データを提供し、同業他社と比較して現状を示すとともに、将来の IT コスト削減とメリットをモデル化することに焦点を当てています。
VMware による iTHC の資産の買収は、VMware の総合的なサービス戦略とパートナー コミュニティへの投資を補完するものです。VMware の豊富なクラウド ジャーニー データに iTHC のベンチマーク モデルと資産を組み合わせることで、VMware は、クラウドへの移行と IT の変革を目指す企業にもっとも適切なベンチマーク情報を提供することができます。さらに、この買収により、厳選されたコンサルティング パートナーやインテグレーション パートナーと連携してクラウド アドバイザリー サービスを拡張し、VMware Accelerate アドバイザリー サービスおよび VMware IT Business Management(ITBM)スイートですでに確立されているサービスと製品に加え、これらの新たな資産を活用できるようになりました。
PacketMotion は、データ アクセスの監視とネットワーク セグメンテーションに必要なユーザー アクティビティ コンテキストや、コンプライアンスの確保に役立つ詳細なユーザー アクセス監視レポートを提供していました。同社の PacketSentry Virtual Probe は、VMware vSphere 環境を監視し、ID ベースのネットワーク アクセス コントロールを実施するサービスです。
PacketMotion を買収し、セキュリティとコンプライアンスのソリューションにおける「who(だれ)」の部分を獲得したことで、VMware のお客様は、ビジネス言語のルールを使用してセキュリティ ポリシーとコンプライアンス ポリシーを自動化できるようになりました。ハイブリッドクラウドにおいて、重要なアプリケーションや規制対象データの可視性、制御、コンプライアンスを強化することは、VMware のセキュリティ ソリューションの重要な要素です。
Socialcast のエンタープライズ コラボレーション プラットフォームは、人、アプリケーション、データをリアルタイムで統合します。Socialcast を VMware アプライアンスとしてファイアウォールの内側に配置するか、または SaaS としてクラウドに配置することで、複数のビジネス システムや標準的なコミュニケーション チャネルの間で安全なコラボレーションを即座に実現できます。情報の提供から従業員エンゲージメントまで、Socialcast は企業における新たなコラボレーション手段の創出を支援しています。
VMware のエンドユーザー コンピューティング ポートフォリオは、エンドユーザーと IT 組織を旧来のデバイス中心のコンピューティング環境から解放します。Socialcast の買収によってユーザー中心の環境への移行がさらに進み、VMware のお客様は、デバイスや場所を問わずにアプリケーションやデータにアクセスできるようになりました。Socialcast は、「新しい働き方を可能にするテクノロジーとインフラストラクチャの提供」という VMware のビジョンを支えるもう 1 つのピースです。
Digital Fuel は、IT のコスト計算、予算、チャージバック、コスト最適化、ベンダー管理、SLA 管理を手がけており、同社のポートフォリオは、クラウドベースの動的な IT インフラストラクチャのコストや価値を計画、管理、最適化するうえで、多くの企業を支援してきました。これらのソリューションには、物理システムや仮想システムから、コンピュート、ストレージ、ネットワークのリソースまで、オンプレミスで提供されるか、パブリッククラウド プロバイダーから提供されるかにかかわらず、幅広い IT 財務メトリックが用意されています。
Digital Fuel を買収し、同社のサービスと VMware の既存の仮想化管理製品を組み合わせたことで、VMware のお客様は、IT のコストと価値を包括的に把握できるようになりました。IT コストを包括的かつ一元的に把握することで、ビジネスの優先事項とコストを比較考量しつつ的確な経営判断を下すことができます。Digital Fuel と VMware の連携により、IT サービスの請求情報、チャージバック、サービル レベル レポート、ベンダー スコアカードなどの有意義な測定データやレポートを通じて、IT 部門と事業部門のステークホルダーがより効率的に協業できるようになりました。
注:vRealize Business Enterprise は SkyView Partners に買収されましたが、vRealize Business for Cloud は vRealize ポートフォリオの一部です。
IPSec VPN より迅速、容易、低コストで導入できる NeoAccel ソリューションは、IPSec VPN クライアントの複雑な構成、管理、サポートを不要にすることで、コスト削減と IT 管理の向上を実現します。
NeoAccel の買収により、VMware は、ハイブリッドクラウド環境におけるエンドツーエンドのセキュリティ、プライバシー、コンプライアンス確保を自動化し、場所やデバイスを問わず、アプリケーションや仮想デスクトップに安全にアクセスできるようにするというビジョンにまた一歩近づきました。
Integrien は、データセンターのパフォーマンスをリアルタイムで分析、管理するソフトウェアで特許を取得しています。このソフトウェアは、アプリケーションとインフラストラクチャのパフォーマンスを監視し、既存の管理ツールのデータをアクション可能なインテリジェンスに変換します。サービス レベル向上のプレッシャーが強まるなか、多くの IT 組織は、パブリッククラウドやプライベートクラウドなど、より動的なインフラストラクチャへ移行しています。
Integrien の買収によって VMware の vCenter 管理製品ラインの機能が強化され、仮想化アプリケーションとクラウド インフラストラクチャのサポートに向けて新たなレベルの自動化と制御を提供できるようになりました。動的な性質を持つ仮想インフラストラクチャやクラウド環境を管理するには、絶えず変化する構成に対応するとともに、パフォーマンスの問題を特定し、IT サービス レベルの管理方法を根本的に改善できる新しい種類の管理ソフトウェアが必要です。
TriCipher は、サービスとしての ID/アクセス管理分野のパイオニアです。TriCipher のシームレスなシングル サインオンと安全な認証は、3,000 以上のパブリックおよびプライベートの Web アプリケーションや SaaS アプリケーションで使用されています。ハイブリッドクラウド環境へ移行する企業が増えるなか、SaaS の認証とアクセス管理の重要性が高まっています。
TriCipher を買収したことで、VMware は、クラウドまたはオンプレミスでホストされるアプリケーションに ID ベースのセキュリティとマネージド アクセスを統合できるようになりました。エンドユーザーがデバイスを選ばずアプリケーションにアクセスできる利便性を維持しつつ、IT 部門によるセキュリティ制御を可能にすることで、お客様はセキュリティと制御をパブリッククラウド環境にまで拡張できます。
EMC Ionix の IT 管理ビジネス ソリューションは、仮想化されたデータセンターにおけるサーバおよびアプリケーションの管理と展開を向上させました。EMC Ionix は IT 管理の簡素化と自動化に注力し、クラウド コンピューティングへの移行を加速すると同時に、インフラストラクチャ全体の可視化とコンプライアンス確保を実現しました。
FastScale、Application Discovery Manager、Server Configuration Manager、Service Manager の買収によって VMware の既存の vCenter 製品ファミリーが拡充され、厳しいコンプライアンス基準に対応できるようになりました。お客様は、基盤となる物理資産からアプリケーションまで、構成のコンプライアンス状態を包括的に可視化できます。
GemStone Systems はさまざまなリアルタイム データ管理ソリューションを開発しており、拡張性に優れた分散型データ プラットフォーム GemFire Enterprise もその 1 つです。GemFire では、アプリケーションがどこでホストされているかにかかわらず、適切なデータを適切なアプリケーションへ適切なタイミングで配信できます。パフォーマンスとスケーラビリティに優れている GemFire は、膨大なリアルタイム データを利用する業界のミッションクリティカルなアプリケーションに適しています。
VMware の一部門である SpringSource が GemStone を買収したことで、VMware のアプリケーション インフラストラクチャ ソフトウェア スイートに重要なミドルウェア機能が追加されました。VMware が、お客様のデータセンターまたはサービス プロバイダーで運用できる PaaS ソリューションを提供するという継続的な取り組みを進めるなか、GemFire は、クラウドベース アーキテクチャのデータ管理に伴う課題を解決できるようお客様を支援しています。現在 GemFire は、ミッションクリティカルなエンタープライズ アプリケーションに高い価値をもたらしており、今後も、クラウド(パブリック、プライベート、ハイブリッド)への移行を進める企業で戦略的な役割を担うと期待されています。
RabbitMQ はオープンソースのポータブルなマルチプロトコル メッセージング システムであり、クラウド環境に展開されるアプリケーションに適しています。RabbitMQ の軽量でスケーラブルなメッセージング サービスは、エンタープライズ アプリケーションの重要なインフラストラクチャ要素であり、配置場所にかかわらず、ユーザーのリクエストを適切なリソースにルーティングします。
VMware の一部門である SpringSource が Rabbit Technologies, Ltd. を買収したことで、エンタープライズ アプリケーションの開発、展開、管理に伴う複雑さを軽減するアプリケーション プラットフォームが拡充されました。Spring Framework との明確な統合により、Spring の開発者は RabbitMQ を利用することができます。
RTO Software は、ユーザー体験とパフォーマンスの向上を目的に、ユーザー プロファイル管理ツールとアプリケーション中心のパフォーマンス監視ツールを開発しています。同社のソリューションは、さまざまな業界にわたり、世界中の何千台ものサーバで使用されています。
Persona Management は、「ユーザー データ、設定、アプリケーションへのアクセスを管理するための機能をお客様に提供する」という VMware の戦略の重要な部分を担っています。RTO Software から買収した 3 つの製品により、プロファイル管理とユーザー体験の向上、アプリケーション パフォーマンスの監視、IT 資産管理ツールの提供が可能になりました。
もっとも広く利用され、急成長を遂げているオープンソースの開発者コミュニティ、アプリケーション フレームワーク、ランタイム、管理ツールのイノベーターであり、推進役である SpringSource は、Java アプリケーションの記述プロセスの簡素化で大きな役割を果たしています。わずか 5 年で、Global 2000 に名を連ねる多くの企業で採用されるまでになりました。
この人気を支えてきたのは、「SpringSource ソフトウェアと各種ミドルウェア ソフトウェアとの互運用性を維持する」、「開発者コミュニティにとって重要なオープンソース モデルを採用する」という SpringSource の方針です。VMware もこの方針を踏襲しています。VMware と SpringSource は連携して、「ビルド、実行、管理」のプロセスを簡素化しました。VMware は継続的なイノベーションを通じて、お客様のデータセンターまたはクラウド サービス プロバイダーでホスト可能な統合 PaaS ソリューションの開発に取り組んでいます。お客様は、新しいエンタープライズ アプリケーションや Web アプリケーションを構築し、社内外の vSphere ベースのクラウドで実行できます。さらに、ダイナミックかつ拡張性とコスト効率に優れた vSphere ベースのクラウドでは、既存のアプリケーションもホストおよび管理することができます。
組み込みシステム用のリアルタイム ハイパーバイザーと開発ツールを手がける Trango は、1 台のスマートフォンで複数のオペレーティング システムを同時に実行できる仮想化ソフトウェアを開発しました。
「場所を選ばず、あらゆるデバイスからアプリケーションや仮想デスクトップに安全にアクセスできる環境をお客様に提供する」という VMware のビジョンにはスマートフォンも含まれます。Trango から買収した技術を基盤とする VMware の Mobile Virtualization Platform(MVP)では、1 台のスマートフォンで複数のプロファイルを実行し、それぞれ分離して使用することができます。ベンダーは、同じソフトウェア スタックをさまざまなスマートフォンに展開できるため、市場投入までの期間の短縮につながります。
ネットワーク セキュリティ ベンダーの Blue Lane Technologies は、インライン パッチ適用テクノロジー、およびネットワーク トラフィックに潜むセキュリティ脅威から仮想マシンを保護するソフトウェアを開発しました。同社のソフトウェアはハイパーバイザー レイヤーで動作し、ネットワーク トラフィックを監視して、仮想サーバをリアルタイムで脅威から保護します。
Blue Lane Technologies を買収したことで、ネットワークの監視と保護を目的とする VMware の機能が拡充されました。VMware vShield Zones は、Blue Lane Technologies の主要な技術とソフトウェアを利用して構築されたものです。この API とパートナー プログラムにより、VMware のセキュリティ ベンダーは、ハイパーバイザーのイントロスペクション機能を利用して仮想マシンの保護を強化できます。