VMware は、社員の幅広いバックグラウンド、経験、視点を尊重しており、個々の個性を引き出し、多様性を受け入れ、取り入れて活用していく環境を確立することによって、革新的な IT ソリューションを提供できると考えています。ダイバーシティとインクルージョンの活動のひとつに、VMware がグローバルにビジネスを展開していく上で重要と考えている、多様な国籍、文化の人材の確保と活用があり、VMinclusion というイニシアティブとして社を挙げて取り組んでいます。
- 最高経営責任者 (CEO) 兼 VMinclusion 共同スポンサー、パット・ゲルシンガー
VMware は、社員が個性を発揮できる職場環境を推進しており、職務、役職、勤務地を問わず、その取り組みを加速していけるよう支援しています。個性を尊重したリーダーシップ事例の紹介もそのひとつで、社内のあらゆる部署のリーダーや社員が、それぞれの体験を共有しています。
- 最高人材責任者(CPO)兼 VMinclusion 共同スポンサー、ベッツィー・サッター(Betsy Sutter)
Power of Difference コミュニティ(POD)は、VMware のインクルージョンの文化を広げ、個性の違いが生むパワーの活用に向けた取り組みを進める、社員主導のグループです。各地域の POD に加え、女性やマイノリティ グループのネットワークを強化するために作られた POD もあります。POD は社員のだれもが参加でき、参加者がリーダーとして成長し、さまざまなコミュニティと連携してビジネスへの影響力を発揮できるよう支援しています。
POD コミュニティには、Asian@VMware、Black@VMware、Disability@VMware、Latinos@VMware、PRIDE@VMware、Veterans@VMware、Women@VMware などがあります。
地域別には、VMinclusion@ANZ、VMinclusion@Bulgaria、VMinclusion@China、VMinclusion@Cork、VMinclusion@CostaRica、VMinclusion@France、VMinclusion@Germany、VMinclusion@India、VMinclusion@Japan、VMinclusion@METNA、VMinclusion@SEAK、VMinclusion@UK などがあります。
社会に受け入れられているという安心感をだれもが必要としていると、私たち VMware は考えています。「コミュニティ」という考え方は、あらゆる文化に欠かせない要素であり、私たちの DNA の一部であると言っても過言ではありません。一人ひとりの個性を認め合える環境づくりを通じて、すべての従業員が VMware というコミュニティとの絆を実感できるよう取り組みを進めています。
ダイバーシティに対する自身の考え方に影響を与えた出来事と、インクルージョンに重きを置いたリーダーシップでどのようにだれもが気持ちよく働ける職場環境つくってきたかをご紹介します。
自己受容とダイバーシティを尊重する企業文化の下、自分本来のあり方を大切にしながら日々業務に励む社員をご紹介します。
米国海軍で 6 年以上にわたり兵役を務めたのち、軍での生活で得られた経験や知識を自身が情熱を傾けるテクノロジーの分野で活かし、充実感をもって活躍する社員をご紹介します。
ジェイ・プライスは、家族のなかで初めて大学に進学した、いわゆる第 1 世代にあたります。自分が属する文化を代表して発言し行動することの重要性と、自らの文化を尊重した活動がどのような可能性とビジネス チャンスを生み出すことができるか、彼女の経験から導き出された見解をぜひお聞きください。
障害の有無を問わず個人を尊重する企業文化の下、故郷から遠く離れた地でもVMware というコミュニティの一員であるということを強く感じながら活躍する社員をご紹介します。
自らのビジネス観に影響を与え、プロフェッショナルとして成功する基礎となった 3 つの重要な経験をご紹介します。
エジプトの先進的な家庭に育った背景から導き出された、伝統的な社会におけるさまざまな障壁、特に女性の社会参加を阻んでいる壁を取り除き、機会の平等を実現することの重要性についての見解をぜひお聞きください。
VMware では、多様性を受け入れるインクルージョンの文化を積極的に育みながら、業界でも特に優れた人材を惹きつけ、採用し、尊重していきたいと考えています。多様性に富んだ経験や視点は VMware のイノベーションの推進力となり、業界をリードする企業としてそのポジションを確立していくことができると確信しています。
私たちは、多様性に富んだ企業づくりを、さまざまな取り組みを通して着々と進めてきたと自負しています。世界各地の多様性に富んだお客様と同様に、VMware 社内の多様化も年を追うごとに進んでいます。しかし、テクノロジー業界自体もそうであるように、VMware の取り組みはこれからも続きます。
VMware では、取り組みを行う際に定量的な目標を定めて進めることが重要だと考えています。進捗状況を具体的に分析することで、現在の達成状況と今後必要な取り組みを見極め進めていくことができるためです。私たちが進めている取り組みの成果にぜひご期待ください。
「VMwareでは、ダイバーシティとインクルージョンの理念を尊重しています。私たちは多様性とインクルージョンの視点に基づいた業務環境づくりは、企業としての成功に極めて重要なことだと考えており、イノベーションとビジネスの成長を加速させる推進力としてダイバーシティとインクルージョンの活動を行っています。VMware のこれまでの歩みと成果については、2019 年の年次報告書をご覧ください」
VMware は、個性の違いが生むパワーを活用するには、同一労働、同一賃金の考えが重要であると考えています。そのため、在職期間、勤務地、パフォーマンスなど給与に影響を与える各種要因を考慮しつつ、グローバルな報酬分析を継続的に行っています。サードパーティによる最新のデータ分析によると、VMware の女性社員はグローバルで同職種の男性社員の 99 % の給与を得ており、米国のマイノリティ人種および民族にあたる社員は白人社員と同等の給与を得ています。このような結果を嬉しく思うとともに、今後も性別や人種の違いを超えた賃金の平等と機会均等を強力に推進していきます。
データは各年度での集計に基づきます。2020 年度のデータは 2020 年 1 月 31 日時点の集計に基づきます。2019 年度のデータは 2019 年 2 月 1 日時点の集計に基づきます。2018 年度のデータは 2018 年 2 月 3 日時点の集計に基づきます。無回答および回答拒否は集計の対象外としています。同一賃金に関する分析は 2019 年 6 月に実施されたものです。
経営陣はディレクター以上の職務レベルと定義しています。
*「Other」には先住アメリカ人、アラスカ先住民、ハワイ先住民、太平洋諸島住民が含まれます。
「自己認識」グラフの数値は、回答者本人から開示された情報に基づきます。LGBTQ に関するデータは、インクルージョンに関するアンケートの一環として、明示が法的に認められている国において収集されたものであり、全従業員を対象とするものではありません。兵役経験のデータは、保護対象の退役軍人についてのみ収集されており、すべての兵役経験者が含まれるわけではありません。現在の性別に関するレポートにはノンバイナリーが含まれていないことは認識しており、よりインクルーシブな形でデータ収集を行うよう、取り組みを進めています。
2018 年米国の EEO-1 レポートはこちらからご覧いただけます。ここにご紹介しているデータは、VMware のダイバーシティへの取り組みを明確に示すうえで有意義であると考えています。
VMware は、テクノロジー産業の業界コミュニティの立ち上げに参画し、次世代の女性リーダーの育成を支援しています。
VMware は 2016 年、テクノロジー業界のあらゆるレベルでのジェンダーの多様性に取り組む業界リーダーとコミュニティが集まる、Women Transforming Technology(WT2)を設立しました。
主要スポンサーとして、バンガロル、北京、上海、ソフィア、パロアルトに新たなネットワークを立ち上げ、 2,500 人を超える新メンバーの参加を可能にしました。 VMware はこれまでに 25 回のイベントを主催し、 1,000 人を超えるライブでの参加者、 3,500 人を超えるオンラインでの参加者を記録しています。
VMware では、社員のだれもが自分の個性を誇れる職場環境を実現することにより、個性の違いが生むパワーを活用できるよう取り組んでいます。その一環となるのが、社内外を問わずだれに対しても柔軟性のある、インクルージョンの視点を重視した環境づくりです。私たちは、性別や性自認、性的指向、人種/民族、年齢、障がい、宗教、兵役経験などの違いに基づく差別を助長するような法律を一切支持しません。従業員一人ひとりがベストな状態で業務を遂行できる、多様性に富んだ職場環境こそが従業員にとっても会社にとっても多くをもたらすものと考えています。
VMware は、社内のすべての人々と積極的に関わり、変化を加速させ、テクノロジー業界全体の改善できるよう取り組みを行っています。そのためにも、高い目標を掲げ、テクノロジー業界において女性をはじめとする多様な人材のコミュニティを育てるためのプログラムにも投資しています。
VMware は、今後もダイバーシティとインクルージョンを推進し、より良い職場環境を追求していきます。これまでの取り組みでは、さまざまな賞を受賞しています。