レイ・オファレル(Ray O'Farrell)

上席副社長

レイ・オファレルは 2003 年 4 月に VMware に入社しました。現在、クラウドネイティブ アプリケーション ビジネス部門担当 エグゼクティブ スポンサー兼上席副社長を務め、拡大が進む当該部門の体制強化を指揮しています。次世代の Kubernetes プラットフォームの実現に向けた VMware の戦略および事業運営モデルの構想および具現化を推進していく任務を担っています。

2019 年 8 月まで最高技術責任者(CTO)兼上席副社長を務め、研究プログラムやイノベーション プログラムを通じて VMware が長期的にテクノロジー リーダーとして貢献できるよう注力することで、VMware とエコシステム、そしてお客様の未来を築き、プラスの効果をもたらすことを最優先事項に掲げてきました。

最高技術責任者(CTO)の役職に就く以前は、vSphere、ネットワーク、管理、ストレージの事業からなる Software-Defined Data Center 部門の共同リーダーとして、部門の戦略、ビジネスと製品の計画、エンジニアリングの責任者を務めていました。

オファレルは VMware 入社後、ESX プラットフォームの開発の初期段階から ESX のストレージ チームを指揮しており、ストレージ分野における大規模なパートナー エコシステムの構築と、現在では Virtual Machine File System(VMFS)や VMware vSAN などが含まれる、製品ポートフォリオの拡大に貢献しました。また、VMware でグローバルな R&D 部門を立ち上げ、VMware のポートフォリオ全体におけるエンジニアリングの責任者を務め、VMware の主力製品である vSphere と、コア コンピューティング、ネットワーク、ストレージ、クラウド管理などのスイート製品の、すべてのコンポーネントについて管理を担当していたほか、Dell Technologies の IoT 部門を指揮していました。

オファレルは、ソフトウェア エンジニアリングと製品提供において 20 年以上の経験を有しています。VMware 入社以前は、Industrial and scientific Imaging(アイルランド)、Ashling Microsystems(アイルランド)、Improv Systems(米国)、Microtec/Mentor-Graphics(米国)を含む複数の企業で、リアルタイム、組み込み、デジタル信号処理のシステム向けの、開発ツールとオペレーティング システムの開発や販売の経験も有しています。

オファレルは、アイルランドのリムリック大学(University of Limerick)で、電子工学の学士号とコンピューター サイエンスの修士号を取得しています。