ストラテジックコーポレートアライアンス担当 上級副社長

スーザン・ナッシュは、VMware の上級副社長としての 10 年間のキャリアを通じ、VMware がもっとも重視している戦略的な取り組みを指揮してきました。上級役員の一員として数々の重要なプロジェクトを成功させ、事業の拡大と急成長に貢献しています。

現在は VMware の上席副社長兼最高執行責任者(COO)であるサンジェイ・プーネン(Sanjay Poonen)のもと、ストラテジック コーポレート アライアンス部門を指揮しています。これまでに、VMware のマルチクラウド戦略を加速させる取り組みをリードしてきました。AWS との協業を皮切りに、Microsoft、Google、Alibaba、IBM、および Oracle と市場開拓における提携を成功させ、各社のマルチクラウド ビジネスの開拓およびサービスの展開にも貢献しています。また、システム インテグレーター/システム アウトソーサー(Accenture、Deloitte)、主要テクノロジー パートナーおよび大手クラウド事業者(Microsoft、Google、IBM、Oracle、Alibaba、Intel、Samsung など)、独立系ソフトウェア ベンダー(SAP、NVIDIA)との協業を進める部門の責任者も務めています。EPIC や Cerner などの ISV との協業を通じた、医療業界を牽引する取り組みも統括しています。

現職への就任以前、ナッシュは Dell Technologies による 2016 年の EMC/VMware の買収において、VMware の戦略、プランニング、オペレーション部門を統括する Synergy and Integration チームの副社長兼責任者を務めました。この間 Dell Technologies の一員として、Dell EMC と VMware の協業による 13 億ドルを超える追加収益の実現に大きく貢献しました。この買収は、ハイテク業界史上最大規模を誇ります。

2010 年に VMware に入社して以来、ナッシュは多くの重要なプロジェクトで指導的役割を果たしてきました。主に単一の製品(vSphere)を販売するだけでなく、エンタープライズ管理、エンドユーザー コンピューティング、モビリティ、vSAN(ハイパーコンバージド インフラストラクチャ)などの新たな製品ラインの拡充、構築、運用に加え、スペシャリスト セールス/SE サービスおよびプロフェッショナル サービスを提供する企業へと発展させる取り組みです。VMware が成功させた買収としてはその当時最大であった AirWatch の 15 億ドル規模の買収では、評価、買収、統合を指揮しました。また、エンドユーザー コンピューティング部門の営業担当副社長として、同部門を 2 年間で 10 倍に拡大して全世界で 3 億ドルの収益を創出し、数年連続で計画の 2 倍を超える収益を上げました。そのほかに、新規の製品ラインであるエンタープライズ管理の立ち上げに携わり、450 名の専門知識を有するセールス担当者を指揮して、毎年目標を 30% 上回る 2 億 8 千万ドルの収益を達成しました。

VMware 入社以前には、多国籍企業やスタートアップ企業において、テクノロジー ビジネスの拡大、および優れたパフォーマンスを実現するチームの責任者を務め、目覚ましい業績を収めました。買収可能性の評価、統合の指揮、買収によって得られる 10 億ドル超のビジネスの推進など、担当した多数の重要業務での指揮経験を通じて、数十億ドル規模の合併や買収に関する独自の専門知識を築き上げています。また、海外での生活も経験しグローバルな視点も有しています。

起業家としての経験も有しており、ネットワークの変更および構成管理のための画期的な製品を提供するテクノロジー企業、Voyence の社長兼 CEO 兼取締役を務めました。設立時の資金調達後に同社に入社し、健全なチャネル エコシステムと、主要なサービス プロバイダーおよび Goldman Sachs、Fidelity Investments、IBM、HP、EMC、AT&T、Sprint など 750 社の企業顧客とのパートナーシップを活用して、対象分野をリードするグローバル企業へと同社を成長させました。ナッシュのもと、複数の有名なベンチャー キャピタルに加え、戦略的投資家として Hewlett Packard からの支援も受けた同社は、2007 年に EMC に買収され、EMC のエンタープライズ管理ソフトウェア部門が提供するソフトウェア製品スイートの一部を担いました。この買収により、ナッシュは EMC/VMware サービスのソフトウェアおよびプロフェッショナル サービス担当副社長に就任し、セールス スペシャリストおよびプロフェッショナル サービス グループの EMC Ionix エンタープライズ管理ソフトウェア部門を指揮しました。

Voyence に入社する前は、ナッシュは Perot Systems で副社長兼ゼネラル マネージャを務め、システム インテグレーション部門の新設を指揮して、4 年未満で同部門を年間 4 億ドルを超える収益を上げるまでに成長させました。ここで注力していたのは、サービス体系の構築、グローバル展開、リーダーシップ チームの強化、成長と収益拡大への継続的な取り組みです。ナッシュは英国ロンドンに移り、同社のヨーロッパでのビジネス展開に尽力しました。また、同社が 1999 年に果たしたニューヨーク証券取引所での株式公開にも貢献しています。Ross Perot のもと、彼が率いた経営幹部チームのメンバーを務めました。

Perot Systems への入社以前は、Hewlett Packard に 12 年間勤務し、セールス、チャネル管理、セールス マネージャの職務において、さまざまな業界を対象として数世代にわたる IT ハードウェア製品の提供に携わりました。

優秀な技術者や事業部門の人材確保にも長けており、チームを拡大し自らの指揮のもと、優れたビジネス上の成果を実現してきました。お客様への支援や、ビジネス、テクノロジー、セールスなど分野を問わないリーダーの育成に、情熱をもって取り組んでいます。

ナッシュは、International Women’s Foundation Board、Dallas Women’s Foundation、ジョージア工科大学(Georgia Tech)の Arts Board の委員を務めているほか、Grant Thornton のアドバイザリ グループおよび南カリフォルニア大学マーシャル経営大学院(University of Southern California Marshall School of Business)の委員を務めた経験も有しています。

テキサス州ダラス在住で、地域のボランティアや教会での活動に参加しつつ、家族との時間を大切にしています。

スーザン・ナッシュ(Susan Nash)