ジア・ユスフ(Zia Yusuf)

戦略的エコシステム/業種別ソリューション担当 上級副社長

ジア・ユスフは、VMware の戦略的エコシステム/業種別ソリューション担当 上級副社長として、全世界の戦略的パートナーとのエコシステムにおける関係強化の推進と、各業界向けのソリューションの開発を担当しています。ユスフとそのチームは、クラウド プロバイダー/サービス プロバイダー、システム インテグレーター、テクニカル パートナー/独立系ソフトウェアベンダー(ISV) パートナー、Dell などで構成される広範なエコシステムを通じて、次世代の成長を実現するための基盤の構築に注力しています。この統合的なパートナー エコシステムは、お客様によるマルチクラウドの導入、スケーラブルな市場開拓モデル、共同イノベーションをサポートします。

VMware 入社以前は Boston Consulting Group(BCG)の Senior Partner & Managing Director を務め、同社の Technology Advantage 事業および Technology, Media & Telecommunications 事業の中心メンバーとして活躍していました。BCG では、幅広いテクノロジー企業と協力しながら、ソフトウェア、テクノロジー戦略、そしてそこから生まれる市場開拓アプローチ(価格設定、エコシステム戦略、デジタル トランスフォーメーションなど)に関連する諸問題に対応し、同社の成長を推し進めてきました。また BCG のシリコンバレー オフィスの設立を主導し、同社のグローバル IoT 責任者も務めました。

BCG に入社するまでは大手 IoT ベンチャー企業 Streetline の CEO を務めたほか、SAP では上席副社長としてグローバル エコシステムおよびパートナー グループのトップに就任し、7,500 社にのぼるパートナー企業のネットワーク、高い評価を誇る SAP のオンライン イノベーション コミュニティ、および 1 億 2,500 万ドル規模のグローバル基金「SAP NetWeaver Fund」を管理してきました。また SAP の Corporate Strategy/Design Services チームを設立して責任者を務め、Goldman Sachs では投資銀行家として、Sutter Hill Ventures および Norwest Venture Partners では客員起業家としても活躍してきました。キャリアの出発点となったのは World Bank Group であり、当時はアフリカ南部における医療プロジェクトや、南アジアと東アジアでのプロジェクト ファイナンス業務に携わりました。

また、スタンフォード大学の「d.(デザイン)School」で准コンサルティング教授を務め、大企業がイノベーションを加速させるためのユーザー中心型デザインやデザイン思考についての講義を行ってきました。ユスフはすべての人に教育を提供するための事業に情熱を抱いており、現在在任中の Silicon Valley Education Foundation の理事を筆頭に、教育に関連するいくつかの非営利団体の役員を務めています。

ユスフはマカレスター大学(Macalester College)で学士号を、ジョージタウン大学(Georgetown University)の School of Foreign Service で国際関係学の修士号を、ハーバード ビジネス スクール(Harvard Business School)で MBA を取得しています。