ヴイエムウェア、あらゆるクラウド上での
アプリケーションのモダナイゼーションを推進

 

VMware Tanzu Community EditionによってVMware Tanzuプラットフォームを無償で利用可能。これにより、マルチクラウド環境でもコスト負担なしにコンテナ化されたKubernetesベースのアプリケーションの実行/管理を実現

 

【2021年10月6日(日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山中 直)は本日、VMworld 2021において、アプリケーションの大規模な運用管理を可能にし、開発者があらゆるクラウドに対してアプリケーションを自律的に構築/デプロイできる、VMware Tanzuポートフォリオの機能拡張を発表しました。

 

現在、多くの組織が、永続的なデジタルファーストの世界に対応しようと、運用のデジタル化とモダナイゼーションという、依然として高いプレッシャーにさらされています。このモダナイゼーションは必須であると同時に、難易度の高い要件でもあり、真のデジタル化とトランスフォーメーションを目指す取り組みは複雑かつ広範囲に及びます。そして、ビジネスニーズに継続的に応えながら、企業の能力を損なうことなく実現しなければなりません。関係するすべてのチームに、高い信頼性、セキュリティ、インテリジェンス、適応性を備えたアプリケーションを構築し、あらゆるクラウド環境へ迅速かつ大規模に導入するという課題が突きつけられています。

 

VMware Tanzu Application Platformの機能を拡張したベータ版をリリース
VMware SpringOne 2021で公開したTanzu® Application Platform™の最初のベータ版1では、エンタープライズ企業向けアプリケーションとAPIをあらゆるKubernetes上で構築/デプロイできる突出した開発者体験がもたらしました。ソースコードから本番までのパイプラインを自動化し、開発チームと運用管理チームの作業を調整することで、ソフトウェア チーム全体が本番稼働へのスピードを向上し長期的に持続させることを可能とします。

ヴイエムウェアは今回のVMworldで、開発者と運用担当者の双方に完全なエンドツーエンドの体験を提供する新機能をTanzu Application Platformのベータ版に追加したことを発表しました。

  • サプライチェーンのコレオグラフィ - :オープンソースのCartographerプロジェクトをベースとし、運用担当者は、Kubernetesのリソースと既存のツールを連携させて作業をする開発者のために、事前承認された本番環境へのデプロイパスを作成できます。
  • IDEプラグインを含む開発者ツール:重要かつ頻繁に行われるプレコミットの開発タスクを実行するために、プラットフォームやオープンソースのコンポーネントを簡単かつ効率的に操作する機会を提供します。
  • 本質的なセキュリティ:本番までの過程で、イメージを署名、スキャン、格納する機能が追加されました。
  • サービスのバインド:データサービスのエンドポイントと認証情報を、ポータブルでKubernetesネイティブな方法でワークロードに公開する方法を運用管理者が指定できます。
  • ソース コントローラ:アプリケーション開発者は、ローカルのソースコードからワークロードを作成/更新することが可能になります。
  • コンベンション サービス:プラットフォーム運用管理者がデプロイされたワークロードのポリシーを構成し、すべてのワークロードがベストプラクティスに従っていることを可能にするフレームワーク。

VMware Tanzuの体験用ソフトウェアを無償提供
VMware Tanzu Community Editionは、学習者とユーザ向けにKubernetesプラットフォームの管理を容易にした、無償で利用できるソフトウェアです。コミュニティによってサポートされるこのオープンソース ソフトウェア ディストリビューションは、ローカル ワークステーションやお好みのクラウド上に数分でインストールして構成できます。アプリケーション開発者、IT運用担当者、DevOpsエンジニアはプラットフォーム全体でエンドツーエンドのアプリケーションの展開を自動化できます。

VMware Tanzu Community Editionによって、学習者やユーザは以下が可能になります。

  • 無償のソフトウェアやサービスを活用し、Tanzuを自力で操作:ユーザは、利用範囲や機能制限のない無償のオープンソースソフトウェアをダウンロードし、そしてトップクラスの教育用トレーニング リソースに無償でアクセスし、独自に学習を進行できます。また、積極的で知識豊富なエキスパートが参加するコミュニティからもサポートを受けられます。
  • 商用版Tanzuと同等のソフトウェアを使用し、新たな課題にチャレンジ:実績のあるエンタープライズ クラスのソフトウェアにより、エンドツーエンドのアプリケーション展開を自動化できるほか、自身のスキルと知識、そして開発した成果物が、商用版Tanzuでの使用に十分に耐えうるかどうかを確認できます。
  • ローカル ワークステーションやお好みのクラウド上で数分のうちに起動し実行可能:ユーザは短時間でKubernetesベースの完全なプラットフォームを独自のニーズに合わせてカスタマイズ構築し、コンパクトな単一ノードのマルチクラスタ構成で、ローカル ワークステーションはもちろん、vSphereやパブリック クラウド環境でも実行できます。

 

ヴイエムウェアはさらに、VMware Tanzu Mission Controlの無償エディション「Tanzu Mission Control Starter」を発表しました。これはSaaSサービスとして提供されるマルチクラウド/マルチクラスタのKubernetes管理ソリューションです。Tanzu Mission Control Starterの活用により、オンプレミス、パブリック クラウドを問わず、Kubernetesクラスタをグローバルに可視化しポリシー制御することができます。Tanzu Mission Control StarterをTanzu Community Editionと組み合わせることで、Kubernetesベースのコンテナ化したアプリケーションの実行と管理を無償で開始できます。また、現時点においてTanzuを使用していなくても、Kubernetesを他のプロバイダ(AKS、GKE、EKSなど)で運用している場合は、既存のクラスタ群をTanzu Mission Control Starterに接続し、すべてを一元管理することが可能です。

VMware vSphere with TanzuとNVIDIA AI EnterpriseによるAI導入の簡素化
VMwareは2021年3月、VMwareとNVIDIAは、導入と運用が容易なエンドツーエンドのAI対応エンタープライズプラットフォームを発表しました。この共同プラットフォームには、NVIDIAがVMware vSphere向けに認証、最適化、サポートしているNVIDIA AI Enterpriseソフトウェア スイートが含まれています。本日ヴイエムウェアが発表した、VMware vSphere with Tanzuに含まれるTanzu Kubernetes Grid ServiceがNVIDIA AI Enterpriseと統合されたことで、お客様はコンテナ化されたワークロードの展開を自動化し、本番環境でプロアクティブなアプリの管理が可能になります。お客様は、NVIDIA AI Enterprise上のAIプロジェクトをvSphere with Tanzuで試行することができ、IT運用チームは既存のvSphere環境を利用して、エンタープライズクラスのガバナンス、信頼性、セキュリティを実現しながら、KubernetesクラスタをAI開発チームに迅速に提供することが可能です。これにより、企業は仮想化を活用してAIの導入を既存の企業インフラに折り込むことで、AIのサイロ化を回避し管理を簡素化することができ、企業へのAI導入を加速させることが可能になります。

VMware Tanzu Kubernetes GridがAmazon Web ServicesとMicrosoft AzureのNVIDIA GPUをサポート
ヴイエムウェアは、エンタープライズクラスのマルチクラウドKubernetesディストリビューションの提供に向けた取り組みの一環として、これまで最も要望の多かったVMware Tanzu Kubernetes Gridの機能の1つであるNVIDIA GPUサポートを、VMware vSphere、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure環境でサポートします。


ヴイエムウェアは、どこでも実行可能な一貫したパフォーマンスを持つモダンアプリケーションプラットフォームを提供します。Tanzu Kubernetes Grid  (TKG) 1.4により、VMwareはAWSおよびAzure環境におけるTanzu Kubernetes GridのNVIDIA GPUサポートを発表します2。クラスタのライフサイクル管理に使用されるアップストリーム テクノロジであるCluster APIは、AWSおよびAzureのGPUインスタンスタイプをサポートしています。開発者は、AWSおよびAzure上のTKGでGPU対応クラスタの作成とライフサイクル管理が可能になります。

VMware Tanzuで強化された、パートナ企業の開発者向けクラウドの実現
ヴイエムウェアは、VMware TanzuをはじめとするセルフサービスやDevSecOpsの機能をクラウドプロバイダパートナに提供しています。パートナ企業は、オンプレミス、ホスティングされたプライベートクラウド、またはVMware Cloud on AWSで、フルマネージドの開発者向けクラウドをお客様に提供することができます。これらすべての環境でVMware Tanzuを利用できるため、パートナのお客様は、マネージドなKubernetesサービスを活用して、クラウドネイティブ アプリケーションを迅速に構築しテストすることができます。たとえば、VMware Cloud Directorを介して提供されるVMware App Launchpadにより、お客様はモダンなクラウドネイティブアプリケーションを開発するために必要なビルディングブロックにアクセスし、この同じプラットフォームを使用してカスタムアプリケーションを本番環境にデプロイすることができます。

 

VMware, Inc. モダン アプリケーション プラットフォーム担当 上級副社長兼ゼネラルマネージャ
アジェイ・パテル(Ajay Patel)コメント:
「デジタル トランスフォーメーションのイニシアチブが加速するとともにさまざまな変化が引き起こされ、ソフトウェア開発チームには信頼性が高く、セキュリティが強化され、インテリジェントで適応性のあるアプリケーションの構築が求められるようになっています。しかも、すべてのクラウドにわたり、大規模に短期間で導入できなければなりません。モダナイゼーションを推進する工程のどの段階にいようと、このように期待が膨らんだ状況では、気後れしてしまうのも無理はないでしょう。VMwareは、Tanzuの幅広く奥深いポートフォリオにより、現在どの段階にあるお客様も、アプリのモダナイゼーションの全工程を通して、あらゆるクラウド環境でインフラとアプリケーションの全体にわたり、ツールやトレーニング、人材の育成、サービスの提供までニーズに応えられる独自のポジションを確立しています」

マルチクラウド時代を進むお客様をVMwareがサポート 
VMworld 2021では、マルチクラウド時代の波に乗り、自由度、柔軟性、セキュリティを確保しながらイノベーションの加速を支援する、今後のVMwareの戦略を発表します。デジタル化を進める企業のスマートなクラウド移行に向けたVMwareの最新情報については、下記URL/VMworldメディアキットよりご覧ください。(英語サイト)
https://news.vmware.com/vmworld-2021-media-kit

 

VMworld 2021について
VMworld 2021は、クラウド コンピューティングとデジタル インフラに特化した、世界規模のプレミア イベントです。VMworldには75社ものスポンサー企業が参加し、600を超える貴重なセッションとラボのほか、モバイル デバイスからデータセンタ、クラウドまで、ソフトウェアベースのビジネスへ向かうプロセスを加速する、ネットワーク イベントを特長としています。VMworldの参加者は、クラウド環境の新たな動向を捉えるだけでなく、ビジネス変革に必要な他にはない知見やツールを入手できます。VMworldに関する詳細情報については、 www.vmworld.com にアクセスください。

1. The development, release, and timing of any features or functionality described for VMware's offerings in this presentation remain at the sole discretion of VMware
2. This solution is tested, validated, and supported by VMware.

 

ヴイエムウェア社について

ヴイエムウェアは、あらゆるアプリケーションに対応したマルチクラウド サービスを提供するリーディング プロバイダであり、企業によるコントロール下でのデジタル イノベーションを実現します。VMwareのソフトウェアは、イノベーションを加速させる信頼性の高い基盤として、企業が未来を築くために求められる柔軟性と選択肢を提供します。カリフォルニア州パロアルトに本社を置くVMwareは、同社の2030 Agendaを通じて、より良い未来の構築に取り組んでいます。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。

VMware、VMworld、SpringOne、Tanzu、vSphereは、VMware, Inc.またはその子会社の米国および各国での商標または登録商標です。プレビューまたはベータ版として発表されたサービスの一般提供に対して義務を負うものではありません。この資料に記載の情報は、情報提供だけを目的としており、契約に加えられない可能性があります。この文書には、ヴイエムウェア以外のウェブサイトへのハイパーリンクが含まれている場合がありますが、これらはそのウェブサイトのコンテンツに責任を負う第三者により作成、ならびに維持されています。