サポート、検証、認定
お客様の獲得とサポート
VMware は、VMware テクノロジーを活用した自社製品の相互運用性の開発またはテストを検討しているパートナー様を対象に、認定プログラムと検証プログラムを提供しています。これらのプログラムには、VMware Ready 認定と Partner Ready 検証があります。これらの 2 つのプログラムは、パートナー様の実施するテスト プロセスとサポート要件が異なります。どちらのプログラムに参加するパートナー様も、障害/修復サポートおよびパブリック SDK サポートを受けることができ、テストが完了すると、市場開拓プログラムの特典を受けることができます。

サポート表明の提出
TAP プログラムに参加する ISV パートナー様は、初年度に、自社のソフトウェア アプリケーションに関する公式のサポート表明を公開する必要があります。これにより、お客様が選択したアプリケーションが VMware 仮想プラットフォーム上で完全にサポートされることをお客様に伝えることができ、パートナー様と VMware の双方のセールス サイクルを短縮させることができます。承認済みのサポート表明のリストは、サポート対象のビジネス アプリケーションのページで確認できます。
Partner Ready と VMware Ready の比較
VMware Ready と Partner Ready では、テスト プロセスとサポート要件が異なります。VMware Ready または Partner Ready のどちらのテスト プロセスに参加するパートナー様も、障害/修復サポートおよびパブリック SDK サポートを受けることができ、テストが完了すると、市場開拓プログラムの特典を受けることができます。
Partner Ready
Partner Ready の対象となる製品は、API または SDK を通じた技術的連携がほとんどないため、vSphere 管理機能に接続する必要がありません。Partner Ready ソリューションは、パートナー様が全面的にサポートを提供します。
VMware Ready
VMware Ready ロゴの使用が認められている製品は、緊密な連携により VMware との相互運用性が維持されます。VMware Ready ソリューションは、パートナー様による全面的なサポートに加え、VMware のグローバル サポート サービスもサポートを提供します。
Partner Ready

Partner Ready に参加すると、以下のことを行えます。
- VMware とパートナー様の共通のお客様に対するソリューションのサポートを保証。これにより、お客様の購入決定にプラスの影響を与えることができます。
- 指定の VMware Partner Ready プラットフォームへの展開を検討しているお客様の獲得およびサポート。これにより、パートナー様は市場での競争力を維持できます。
- プレス リリース、ソリューションの概要、Web セミナーなど、マーケティングに役立つ多くの特典の利用。これにより、VMware とパートナーの共同ソリューションへのお客様の認知度を高めることができます。
Partner Ready の詳細情報については、VMware テクノロジー パートナー ハブ >> をご覧ください。
カテゴリとバッジ
VMware Ready 認定を取得するには、指定の認定プログラムとサブスクリプション プログラムへの参加が必要です。VMware Ready の各カテゴリと、ロゴの取得に必要な認定については以下のとおりです。プログラムの中には、SDDC Integration、SDDC Foundation、EUC Integration、EUC Foundation など、より大きなサブスクリプション プログラムに属するものもあります。詳細については、パートナー プログラムとサービスのページをご覧ください。

VMware Cloud
パートナー様は、自社のアプリケーションまたはインフラストラクチャのコンポーネントを VMware Cloud プラットフォームで検証します。

アプリケーション ソフトウェアとの統合
パートナー様は、事前に構成済みですぐに使用できる VMware のテスト環境で、VMware テストを使用して自社のアプリケーションを検証できます。

VMware Tanzu
VMware Tanzu Partner Application Program では、パートナー様は、事前に構成済みですぐに使用できる VMware のテスト環境で、VMware のテストを使用して自社のクラウドネイティブ アプリケーションを検証できます。

VMware Horizon
VMware Horizon Partner Application/Middleware Program では、パートナー様は、VMware Horizon プラットフォーム向けの自社のアプリケーション製品とミドルウェア製品を迅速かつ容易に検証できます。
VMware Ready

VMware Ready に参加すると、以下のことを行えます。
- VMware Ready のロゴの使用。
- 認定済み製品のサポートに関する VMware との直接のコミュニケーション。
- 共同のプレス リリースなど、VMware の市場開拓プログラムの特典。
- VMware のインテグレーション テクノロジーと各種ツールの利用。
- 25 万社を超える VMware のお客様にまで市場を拡大する機会。
- 市場をリードする仮想化ソリューションの活用。
お客様にとってのメリット
VMware が標準とする製品とソリューションの品質の確保
VMware Ready のロゴは、VMware パートナー様が提供する製品やソリューションが VMware 製品用に最適化されていることをお客様が容易に特定できるようにするものです。VMware Ready の製品やソリューションは、仮想インフラストラクチャとシームレスに相互運用でき、連携や相互運用性に関する VMware の標準を満たしています。VMware Ready のロゴは、その製品やソリューションに VMware と連携する独自の機能が備えられており、長期にわたって機能がサポートされることを示すものです。VMware Ready で認定された製品を使用することにより、機能の統合にかかるコストを低減し、包括的なソリューションを提供しない従来の製品を排除することができます。仮想化されたインフラストラクチャは、コストと労力の両方の削減を可能にします。
VMware Ready の詳細情報については、VMware テクノロジー パートナー ハブ >> をご覧ください。

カテゴリとバッジ
VMware Ready の各カテゴリの製品およびソリューションとしての認定を受けるには、特定の連携および相互運用性のテストに合格する必要があります。お客様は、VMware Ready の製品およびソリューションを、VMware 環境との相互運用が保証され、独自の機能と大きな価値を提供するものとして信頼します。
VMware Ready 認定を取得するには、指定の認定プログラムとサブスクリプション プログラムへの参加が必要です。VMware Ready の各カテゴリと、ロゴの取得に必要な認定については以下のとおりです。プログラムの中には、SDDC Integration、SDDC Foundation、EUC Integration、EUC Foundation など、より大きなサブスクリプション プログラムに属するものもあります。詳細については、パートナー プログラムとサービスのページをご覧ください。
プラットフォームとコンピュート
サーバ、I/O デバイス、GPU デバイス ドライバ、および関連製品で動作することを検証します。プラットフォームとコンピュートの VMware Ready ロゴを使用できる認定資格を取得するには以下が必要です。
- ESXi 互換のハードウェア デバイスを開発し、公式の認定およびサポートを獲得していること。
- NIC およびストレージ HBA のデバイス ドライバを開発して認定されていること。
- vSphere 管理機能用の Common Information Model(CIM)プロバイダーとホスト プロファイル プラグインを開発し認定されていること。
- ESXi で動作し、ゲスト OS から仮想ディスクへの I/O リクエストを傍受できるフィルターを開発し認定されていること。
運用管理とオーケストレーション
VMware の運用管理プラットフォーム用の管理アプリケーションを開発します。運用管理とオーケストレーションの VMware Ready ロゴを使用できる認定資格を取得するには以下が必要です。
- VMware Aria Operations API と SDK を使用して VMware Aria Operations Management Pack を開発していること。
- 独自の VMware Aria Operations for Logs コンテンツ パックを開発、検証、公開していること。
- VMware Aria Automation Orchestrator プラグインを通じて、柔軟で緊密な連携と自動化のソリューションを提供していること。
- 優れたエンドユーザー体験を実現する Web クライアント プラグインとして認定されていること。
ストレージ
ストレージ API と連携し、製品が vSphere で動作することを認定します。ストレージの VMware Ready ロゴを使用できる認定資格を取得するには以下が必要です。
- ストレージ デバイスを開発し、認定されていること。
- ディザスタ リカバリ、マルチパス、オフロード機能、ストレージ管理などの高度な連携ソリューションが認定されていること。
- VMware Site Recovery Manager 用の独自のストレージ レプリケーション アダプター(SRA)を作成し検証していること。
- 効率性と機能性を高めるために、仮想インフラストラクチャをストレージ アレイ ソリューションと連携させていること。
エンドユーザー コンピューティング(EUC)
Horizon シン クライアント ソリューションと Horizon VDI 展開ソリューションを検証します。エンドユーザー コンピューティングの VMware Ready ロゴを使用できる認定資格を取得するには以下が必要です。
- リリース前の資料にアクセスして、エンドユーザー コンピューティング製品との互換性を維持した製品の開発を可能にすること。
- 組み立て済みで、容易にリクエストできる認定アプライアンス、検証済みのリファレンス アーキテクチャ、認定ストレージ ソリューションのエコシステムを実現することで、View の導入を促進させていること。
- 500 ~ 2,000 の Horizon ワークフローがある大規模な Virtual Volumes と、500 ~ 2,000 の Horizon ワークフローがある大規模な View Composer Array Integration(VCAI)を検証し認定されていること。
ご興味をお持ちの方はこちら
どちらのプログラムに参加する場合も、テクノロジー アライアンス パートナー(TAP)プログラムの有効なメンバーシップを保有していることが前提となることに留意してください。詳細については、TAP プログラムのページをご覧ください。
Partner Ready への登録
Partner Ready for vSphere または Partner Ready for VMware Tanzu への参加をご希望の場合は、パートナー企業向け申請フォームに必要な情報を入力し、送信してください。
Partner Ready for VMware Cloud on AWS への参加をご希望の場合は、vmcisv@vmware.com までお問い合わせください。
VMware Ready への登録
VMware Ready プログラムへの参加をご希望の場合は、パートナー企業向け申請フォームに必要な情報を入力し、送信してください。