エンタープライズクラスのクラウド監視と分析

VMware Aria Operations for Applications(旧称 VMware Tanzu Observability)は、包括的なオブザーバビリティを実現するマルチクラウド管理ソリューションです。信頼できる唯一の情報源から、ログ、メトリック、トレースの情報をコンテキスト付きで取得できるため、SLA を維持しながらビジネスの俊敏性を高めることができます。このオブザーバビリティにより、問題の原因や修正方法を突き止めることができます。

包括的なオブザーバビリティ

オブザーバビリティの 3 本柱(メトリック、ログ、トレース)のすべてを、信頼できる唯一の情報源から確認できます。

スケーラビリティ

1 秒あたり数百万ポイントの処理能力で優れたスケーラビリティを実現します。

問題の迅速な解決

根本原因を特定することで、連続稼働時間が向上し、迅速な問題解決が可能になるとともに、ビジネスの俊敏性が高まります。

オブザーバビリティのあらゆるユースケースに対応するソリューション

企業の DevOps チームは、Aria Operations for Applications を使用することで、組織全体にわたる包括的なオブザーバビリティを自信を持って提供することができます。日常的なオブザーバビリティに関する重要なユースケースを紹介します。

Kubernetes のオブザーバビリティ

ノード、ポッド、コンテナのフルスタックの可視化により、パフォーマンスと信頼性に優れた Kubernetes 環境を実現できます。自動化されたアプリケーション コンテキストもすぐに利用できます。

アプリケーションのオブザーバビリティ

トレースとメトリックを使用した柔軟なトレーシングと分析を通じて、優れた SLA を実現し、顧客に影響を与える問題を解消できます。

包括的なオブザーバビリティ

トレース、メトリック、ログを利用したフルスタックの可視化により、実用的なインサイトを大規模に取得できます。

使いやすさの理由

パッケージ化されたダッシュボード、メトリック、アラートにより、アプリケーション、インフラストラクチャ、開発、DevOps の各ツールにまたがるデータを関連付けることができます。AWS、Azure、GCP などの主要なパブリッククラウド プラットフォームに対する可視性を即座に得ることができます。

AWS logo

リソース

『2022 年オブザーバビリティの現状』レポート

この調査では、コンテナからマイクロサービスまでを含む最新のクラウド環境の拡大状況と、監視にまつわる課題をオブザーバビリティによって解決する方法を検証しています。

OpenShift のオブザーバビリティ ガイド

このホワイトペーパーでは、OpenShift 環境でオブザーバビリティが果たす重要な役割について探ります。

VMware Aria による包括的なオブザーバビリティ

メトリック、ログ、トレースを集約した、包括的なオブザーバビリティ プラットフォームの詳細をご確認ください。

FAQ

Aria Operations for Applications の料金体系では、シンプルで柔軟な従量課金モデルが採用されています。毎月お客様がメトリック データを Aria Operations for Applications に送信するレートに基づいて、使用量ベースで料金が決定されます。この料金体系では、お客様は必要な規模のアプリケーションから始めて、必要に応じてスケールアップ/スケールダウンすることができます。料金は、ホスト数やユーザー数には左右されません。クラウド向けに最適化された、コンテナベースの動的な環境に非常に適した料金体系であると言えます。

はい。開発者向けの Wavefront for Spring Boot Starter は無償でご利用いただけます。無料のメトリック、分散トレース、ヒストグラム、Span ログを活用した、完全なアプリケーションのオブザーバビリティが得られます。無償評価の内容は次のとおりです。

  • メトリックの保持:5 日間
  • メトリックの 1 秒あたりのポイント数(pps):最大 50
  • 分散トレースの 1 秒あたりのスパン(sps):最大 25(OpenTracing と Sleuth のサポートを含む)
  • ヒストグラム(分布)の 1 秒あたりの分布(dps):最大 10
  • 30 日間の無償評価(Aria Operations for Applications のすべての機能を利用可能)

開始方法については、https://docs.wavefront.com/wavefront_springboot.html をご覧ください。

弊社までご相談ください。さまざまなお客様やアプリケーションをサポートしてきた経験に基づいて、お客様のコストをお見積もりします。Aria Operations for Applications の料金は、1 データ ポイント/秒(pps)あたり 月額 1.50 ドルからとなります。目安として、10 秒ごとに 100 メトリックを送信する一般的なホスト構成の場合、ホスト 1 台あたり月額 15 ドルとなります。

このお見積もりは、Telegraf エージェント(多数の収集方法の 1 つ)を使用して、Aria Operations for Applications にデータを送信した場合の推定値に基づいています。最大 1 秒のレゾリューションで包括的なインフラストラクチャ メトリックを提供し、アプリケーションやカスタム メトリックのための追加キャパシティも含まれています。実際の料金は、メトリックの数量と頻度、および適用されるボリューム ディスカウントにより変動します。

いいえ。データのストレージ費用は一切かかりません。

VMware ではデータが一時的に急増する可能性があることを理解していますので、その際に不当な料金を請求することはありません。料金設定に使用されるレートは、その月のデータレートの 1 時間平均の 95 パーセンタイルとして測定します。これにより、お客様はデータの一時的な急増によるコストの増大を回避していただけます。

Aria Operations for Applications は、メトリック、トレース、ヒストグラム、Span ログ、イベント データをサポートしています。標準メトリックとカスタム メトリックは同じ料金です。典型的なシステム メトリック、アプリケーション メトリック(標準とカスタム)、さらにはカスタム ビジネス メトリックを組み合わせて送信しているお客様も多くいらっしゃいます。価格の詳細については、ぜひお気軽にお問い合わせください。

はい。Aria Operations for Applications に送信されるデータ量やデータの内容はお客様で完全に制御していただけます。

VMware Aria Operations for Applications は、アプリケーション デリバリの全フェーズからデータを取り込み、分析し、可視化します。そのため、VMware Tanzu ファミリーの Tanzu Kubernetes GridTanzu Mission ControlTanzu Application ServiceSpring、および VMware Application Catalog と標準で連携しています。また、Tanzu for Kubernetes Operations には Aria Operations for Applications が搭載されています。

いいえ。データの収集元は課金とは関係ありません。データ収集エージェント(および連携)は、必要な数だけご利用いただけます。

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