スケーラブルで一元的なログ管理

ログ分析の最新情報
VMware Aria Operations for Logs(旧称 vRealize Log Insight、vRealize Log Insight Cloud)の最新機能をご紹介します。

DevOps 向けに設計されたログの包括的な可視化
VMware のソリューションを利用することで、DevOps チームは、複数のネイティブ パブリッククラウド全体にわたってアプリケーションとインフラストラクチャの「デジタル エクスペリエンス」を向上させることができます。eBook で詳細をご確認ください。
ログ データからの実用的なインサイト
迅速なトラブルシューティングと分析
革新的なインデックス機能と機械学習ベースのインテリジェントなグループ化によって、高性能な検索が可能となり、インフラストラクチャおよびアプリケーション全体を対象に異常をすばやく特定できます。
DevOps の考え方の採用
アプリケーション、インフラストラクチャ、ネイティブ パブリッククラウドの健全性チェックを実施し、ユーザーのデジタル エクスペリエンスを向上させることができます。
大規模な分析
マシンが生成する、構造化されていないログ データ(アプリケーション ログ、ネットワーク トレース、構成ファイルなど)を収集して自動的に構造を特定し、大規模な分析を行うための高性能なインデックスを作成します。
DevOps に求められるスピードに対応したログ管理
サービス品質(QoS)の改善、運用効率の向上、根本原因の分析の迅速化を実現するうえで DevOps チームが直面する障害を克服できるよう支援します。
主な機能
広範囲にわたるログの収集と分析
IT 環境内のすべての要素(オペレーティング システム、アプリケーション、ストレージ、ファイアウォール、ネットワーク デバイス)に接続して、エンタープライズ環境全体の可視化を実現します。
VMware Aria Operations(旧称 vRealize Operations)との連携
運用管理との連携により、運用の可視化機能とプロアクティブな管理機能がインフラストラクチャおよびアプリケーション全体に拡張されます。
VMware Cloud ナレッジの組み込み
VMware Cloud テクノロジーのサポートが組み込まれているため、IT 環境全体の一元的な分析が可能になります。
直感的な GUI と容易な展開
シンプルな対話式の検索や高度な分析用のクエリを簡単に実行して状況をすばやく確認できるため、ただちにその価値を活用でき、IT 効率を向上させることができます。
エンタープライズクラスのスケール
VMware が行った最新の内部テストでは、10 億件のログ メッセージを対象としたクエリ テストで、vRealize Log Insight は主要な競合製品と比較して 3 倍速く結果を返しました。
柔軟な利用形態
オンプレミス ライセンスまたは SaaS を選択できます。単体でのご利用、Aria Suite(旧称 vRealize Suite)の一部としてのご利用、または Aria Universal(旧称 vRealize Cloud Universal)を通じたサブスクリプションでのご利用が可能です。
関連リソース

vRealize Log Insight の概要
vRealize Log Insight は、インフラストラクチャからアプリケーションまでのトラブルシューティングの効率化とセキュリティの強化を実現します。

製品評価ガイド
vRealize Log Insight をインストールして構成し、最大限に活用する方法を詳しく説明します。

vRealize Log Insight の製品解説
vRealize Log Insight の機能について解説するガイド ツアーをご利用いただけます。

関連製品
VMware Aria Operations
IT 運用管理の自動化
VMware Aria Automation
インフラストラクチャ自動化プラットフォーム
Cloud Foundation
ハイブリッドクラウド プラットフォーム
VMC on AWS
AWS 上で提供される vSphere ベースの一貫性のあるインフラストラクチャ
NSX
ネットワークとセキュリティの仮想化プラットフォーム
エディションの比較
VMware Aria Operations for Logs for NSX
NSX に無償で付属しています。vSphere および NSX のログ データに限定されます。
- vSphere と NSX
- 監査ログ
VMware Aria Operations for Logs (on-premises)
オンプレミスで利用できます。データ量に制限はありません。
- vSphere と NSX
- その他の VMware サービス
- サードパーティ製テクノロジー
VMware Aria Operations for Logs (SaaS)
柔軟な価格体系でサービスとして利用できます。
- vSphere と NSX
- その他の VMware サービス
- サードパーティ製テクノロジー
- VMware Cloud on AWS、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platform
- ログの保持期間:30 日間
- ネイティブのログ アーカイブのサポート
VMware Aria Operations for Logs for VMware Cloud on AWS
VMware Cloud on AWS に付属しており、フル機能にアップグレードすることも可能です。
- vSphere と NSX
- VMware Cloud on AWS 監査ログ コンテンツ パック
- VMware Cloud on AWS の NSX-T ファイアウォール ログ、VMware Cloud Services プラットフォーム(CSP)の監査ログ、VMware オンプレミス製品のログ、VMware 以外のログ(パブリッククラウド、アプリケーション、コンテナ)
- ログの保持期間:7 日間
- 1 日あたり 1 GB
*その他の VMware サービスには、Tanzu Kubernetes Grid、Horizon View、vCloud Director、VMware Identity Manager、VMware SRM、VMware Aria Automation、VMware Aria Operations for Networks、VMware Aria Operations、VMware Aria Automation Orchestrator、VMware Aria Suite Lifecycle、vSphere、vSAN などが含まれます。
*サードパーティ製テクノロジーには、Apache、Arista、Cisco、Dell EMC、ExtraHop、F5、日立、HPE、Huawei、Juniper、Lenovo、Linux、Microsoft、MongoDB、NetApp、OpenStack Oracle、Palo Alto Networks、Pivotal、Puppet、Veeam などの 50 を超えるソースが含まれます。
オンプレミス
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オペレーティング システム
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プロセッサー単位、仮想マシン数に
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オペレーティング システム インスタンス(OSI)単位:OSI の定義は、単一の IP アドレスを持ち、ログを生成するサーバ(仮想または物理)であること。OSI ごとのログ データには制限なし 料金の詳細については、こちらのフォームよりお問い合わせください。 最寄りの認定リセラーは、Partner Locator で検索できます。
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CPU 単位(1 CPU から):すべてのログ データ ソースを対象とし、CPU ごとに同一料金を適用。ハイパーバイザーやゲスト OS の数は問わない 最寄りの認定リセラーは、Partner Locator で検索できます。 |
ログ収集表示価格はデータ量 1 GB あたりの月額 | オンデマンド | 1 年契約 | 3 年契約 |
保持期間:該当なし | 0.10 ドル | 0.10 ドル | 0.10 ドル |
インデックスあり表示価格はデータ量 1 GB あたりの月額 | オンデマンド | 1 年契約 | 3 年契約 |
保持期間:7 日間 | 1.16 ドル | 0.99 ドル | 0.76 ドル |
保持期間:15 日間 | 1.59 ドル | 1.35 ドル | 1.03 ドル |
保持期間:30 日間 | 2.39 ドル | 2.03 ドル | 1.55 ドル |
インデックスなし表示価格はデータ量 1 GB あたりの月額 | オンデマンド | 1 年契約 | 3 年契約 |
保持期間:6 か月間 | 0.39 ドル | 0.33 ドル | 0.29 ドル |
保持期間:12 か月間 | 0.78 ドル | 0.66 ドル | 0.59 ドル |
保持期間:36 か月間 | 2.34 ドル | 1.99 ドル | 1.76 ドル |
保持期間:60 か月間 | 3.89 ドル | 3.31 ドル | 2.94 ドル |
保持期間:84 か月間 | 5.45 ドル | 4.63 ドル | 4.11 ドル |
クエリ スキャン(インデックスなしの場合) | オンデマンド |
スキャン対象 1 GB あたり | 0.005 ドル |
*ログ収集の期間にかかわらず、ログ管理用のストレージ階層にはインデックスあり/なしのいずれかまたは両方を選択可能
*収集の期間:オンデマンドは 1 時間単位の課金(基本料金なし)。1 年または 3 年の契約では、全額前払いを条件として追加割引を適用。
*VMware Aria Operations for Logs は、Portable Licensing Unit として、vCloud Suite または VMware Aria Suite にバンドルして購入することもできます。このオプションでは、ライセンスの切り替えや変換を行うことなく、オンプレミスの vSphere とサポートされているパブリッククラウドでワークロードを柔軟に管理できます。
サポート マトリックス
機能 | インデックスあり | インデックスなし |
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クエリ |
| 追加料金が必要 |
Live Tail |
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ダッシュボード |
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分析 |
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アラートと通知 |
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ログの転送 |
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ログの処理(フィルター、マスキング) |
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コンテンツ パック |
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ログのエクスポート |
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メトリックの抽出と転送 |
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ログの保持 | 最大 30 日間 | 最大 7 年間 |
FAQ
VMware Aria Operations for Logs は、異種混在環境に対応する高度にスケーラブルなログ管理機能を提供するログ分析ツールです。直感的でアクション可能なダッシュボード、高度な分析機能、幅広いサードパーティ製品に対応する拡張性を備え、運用に関する詳細情報を把握できるため、迅速なトラブルシューティングが可能になります。
オンプレミスと SaaS のどちらを使用するかによってインストール方法が異なります。
VMware Aria Operations for Logs(オンプレミス)は仮想アプライアンスとして提供され、お客様はこれを vSphere 環境に展開します。
VMware Aria Operations for Logs(SaaS)の場合は、お客様はクラウド プロキシをインストールし、データを受信するための接続を構成します。
VMware Aria Operations for Logs の主要機能は次のとおりです。
- VMware Aria Operations との連携によるエンドツーエンドの運用管理
- vSphere およびその他の VMware 製品に関する組み込みのナレッジ
- あらゆる種類のマシンが生成するログ データの収集と分析
- 自動アラートによる問題の特定と追跡
その他の主な機能については、データシートをご覧ください。
VMware Aria Operations for Logs を使用すると、運用コストを削減し、運用効率を向上させることができます。さらに、VMware Aria Operations と組み合わせれば、最高クラスのツールの連携が実現し、包括的な運用管理を行えるとともに ROI の最大化を図ることができます。
VMware Aria Operations for Logs の主なユースケースは次のとおりです。
- リアルタイムのログ管理
- 迅速なトラブルシューティングと根本原因の分析
- カスタム クエリとダッシュボード
VMware Aria Operations for Logs は、オンプレミス製品および SaaS として提供されています。どちらの場合も、単体で、または VMware のさまざまなスイート製品にバンドルしてご購入いただけます。ライセンス モデルには、OSI 単位、CPU 単位、SaaS、または Portable Licensing Unit の 4 つがあります。詳細については、価格のセクションを参照してください。
VMware Aria Operations for Logs は現在、AWS および vSphere ベースのオンプレミスのプライベートクラウドをサポートしています。
VMware Aria Operations for Logs は世界中で利用できます。
VMware Aria Operations for Logs(オンプレミス)はオンプレミスで利用しますが、VMware Aria Operations for Logs(SaaS)はサービス(SaaS)として提供されます。どちらも、プライベートクラウド全体にわたるインサイトと根本原因分析機能を提供します。VMware Aria Operations for Logs(SaaS)はさらに、パブリッククラウドを包括的に可視化する機能も備えています。
VMware Aria Operations for Logs は、IT 環境全体を可視化します。強力なログの集約、分析機能を備え、根本原因を迅速に特定できます。構造化されていないログ データに構造を追加し、VMware 環境でより迅速なトラブルシューティングを実現します。詳細については、データシートをご覧ください。
オンプレミスで使用する場合、VMware Aria Operations for Logs は仮想アプライアンスとして OVA ファイル形式で提供されます。要件については、製品ドキュメントをご覧ください。
VMware Aria Operations for Logs には Web ブラウザーを使用してアクセスします。VMware Aria Operations for Logs のパフォーマンスを最適化するために、最新の Chrome または Firefox ブラウザーの使用をおすすめします。
ログは VMware 環境からリアルタイムで収集、処理されます。
ユーザー定義パーティションは 10 個まで作成できます。
パーティションが不要になった場合は、運用を終了できます。パーティションの運用を終了した後でも、パーティション内のデータはアカウント内に保持され検索が可能ですが、そのパーティションを再構成することはできません。運用を終了したパーティションは、そのパーティションに設定されたデータ保持日数が経過すると削除されます。
はい。異なるタイプのパーティション間でのデータ移動は可能です。移行を行う場合、移行先として選択したパーティション タイプに関連するストレージ コストに基づき、データ再収集のための料金が発生します。
VMware Aria Universal Suite サブスクリプション以外:超過料金は VMware Aria Operations for Logs のオンデマンド料金に従って計算されます。
VMware Aria Universal Suite サブスクリプション:超過料金は購入した VMware Aria Universal Suite のエディションまたはサブスクリプションの料金に従って計算されます。VMware Aria Universal Suite の価格については、https://www.vmware.com/jp/products/aria-universal-suite.html をご覧ください。
VMware Aria Operations for Logs にご関心をお寄せいただきありがとうございます。
担当者から追ってご連絡いたしますので、少々お待ちください。