VMware Cloud Director Availability は、マルチテナント型の VMware Cloud 環境への、または VMware Cloud 環境間での、シンプルでセキュア、かつコスト効率の高いオンボーディング、移行、およびディザスタ リカバリ サービスを提供するために構築された強力なソリューションです。
使い慣れたツールを基盤とする統合管理ソリューションで、最新の HTML-5 インターフェイス、VMware Cloud Director とのネイティブな統合、スピーディに導入できるアプライアンス型の展開モデル、テナントとサービス プロバイダー向けの単一のロールベース アクセス コントロール(RBAC)ポータルなどを利用できます。使いやすく、コンテキストに応じたネイティブの DRaaS には、ワークロードの重要度に対応するシンプルな階層型オプションが用意されているため、サービスの利用を促進するとともに、安定性を向上させることができます。サービスのキャパシティ要件を理解し、ソリューション全体で運用上の認識を統合することで、クラウド プロバイダーは追加の運用コストをかけずに、自信を持って多くの顧客向けの環境を展開し管理することができます。
VMware Cloud Director Availability は、クラウド オンボーディングの大幅な簡素化、費用対効果に優れた可用性とリカバリ、クラウド プロバイダーとそのエンドユーザーによるセキュアな運用を実現するために、VMware Cloud Provider Platform の一部として設計されました。このソリューションは状況に応じて VMware Cloud Director と連携し、DRaaS、セルフサービスによる VMware Cloud Director ベースのクラウドへのオンボーディングや移行を可能にします。
サブスクリプションベースで非常にお求めやすい価格のソリューションです。コア機能に絞った設計によりコストを最小限に抑えており、緊密な統合により運用管理コストも軽減されます。VMware vSphere Replication からのストレージの分離、テナントのセルフサービスによる保護、フェイルオーバーおよびフェイルバックのワークフロー、仮想マシン単位または vApp 単位のきめ細かい制御により、さらに優れた柔軟性と経済性がもたらされます。
すべてのワークロードが同じというわけではありません。顧客はコストを重要度に応じて調整する必要があり、サービス プロバイダーは運用コストや安定性の問題を発生させることなく、個々の顧客に合わせたサービスを提供する必要があります。DRaaS の SLA プロファイルでは、クラウド プロバイダーが行うパーソナライズによって顧客向けのサービスがシンプルに階層化されます。プロバイダーは、最短 1 分の RPO の設定、顧客のワークロードに適した高度な保持ポリシーの設定なども含め、適切な階層化を行うことで、サービスによる収益を向上させることができます。
VMware Cloud Director Availability™ を使用して、クラウド プロバイダーとしてディザスタ リカバリ サービスを提供しているパートナー様は、 VMware の DRaaS 認定パートナーの申請を行うことができます。
VMware のネイティブ DRaaS ソリューションである VMware Cloud Director Availability を使用してワークロード保護サービスを提供するプロバイダーを検索できます。