VMware Cloud Director 9.5 では、直感的かつ容易にクラウドのプロビジョニングと利用が可能です。さらに、データ保護、ディザスタ リカバリ、マルチサイト管理などの組み込みサービスも提供します。クラウド プロバイダーは VMware Cloud インフラストラクチャ上で差別化されたクラウド サービスを実現でき、企業顧客にセルフサービス クラウドも提供することができます。
Cloud Provider パートナーを通じて VMware のクラウド ソリューションを活用し、VMware Cloud Director で構築いただけます。
共通のインフラストラクチャから複数の仮想データセンターを簡単に構築し、異種混在環境へのニーズに対応することができます。ポリシーベースのアプローチにより、分離された仮想リソース、ロールベースの個別認証、きめ細かい制御が可能です。
VMware Cloud Director は、サードパーティやクラウド プロバイダーが使用できる拡張可能な UI を備えています。これにより、VMware Cloud Director UI でサードパーティのサービスをネイティブに統合して公開できます。
新しくなったダッシュボードと単一の管理画面により、マルチテナント クラウドの統合管理ビューが提供されます。vRealize Operations の高度な分析、チャージバック、VMware Cloud Director とのネイティブな統合機能を活用して、エンタープライズ環境を詳細に可視化できます。
VMware Cloud Director とネイティブに統合された vCloud Availability により、クラウド プロバイダーは、エンタープライズ環境と互換性があるシンプルな DRaaS サービスを簡単に実行できます。Avamar と VMware Cloud Director インスタンスの連携により、セルフサービスのマルチテナント データ保護機能が拡張されます。
複数のサイトや地域にまたがってデータセンターを拡張できます。マルチサイトの集約ビューを生成できる、直感的な単一の管理画面からリソースを監視することが可能です。
VMware Cloud Director Extender により、仮想マシンの移行とデータセンターの拡張をシンプルかつセキュアに実行できます。真のハイブリッド化、エンタープライズベースのワークフロー、シームレスな接続、コールド マイグレーションやウォーム マイグレーションの選択が可能です。
VMware Cloud Director により、柔軟なオンデマンド コンテナと仮想マシンを同じ仮想データセンター内で利用して、Kubernetes の使用時間を容易に短縮できます。
VMware Cloud Director にネイティブに統合されている vRealize Orchestrator によって、企業やクラウド プロバイダーに対してアクセス コントロールと可視性を維持しながら、複雑なワークフローを自動化し、チケットやサービス クエリといったさまざまなサービスを展開することが可能です。
仮想マシンのコストを可視化し、セルフサービスの仮想マシンに対するチャージバックが可能です。コストの透明性を確保し、詳細を明確化することで、ビジネス サービスのサポートに必要な仮想インフラストラクチャにかかる実際のコストを把握できます。
VMware Validated Design にまもなく追加される予定です。
VMware Cloud Director 9.5 では、サイト間のネットワークが強化されました。エンタープライズ ユーザーの使用環境も向上し、クラウド プロバイダーやユーザーに対してきめ細かいアクセス コントロールが提供されます。
データシートのダウンロードVMwareCloud Director では、迅速な SDDC のプロビジョニング、SPOG 管理、セルフサービス機能の提供が可能です。これにより、分離された柔軟かつセキュアなリソース プールをチームや組織に提供できます。
VMware Cloud Director では、DevOps チーム向けにオープン プラットフォームを提供しています。これには、世界トップクラスの卓越した VMware Cloud Provider であることを証明する「Cloud Verified」認定が含まれています。
SDK とプログラム可能なインターフェイスにより、DevOps の俊敏性が向上します。サービス、企業向けカスタム環境、次世代のワークロードを、使い慣れたマルチテナント環境のコンテナで構築および自動化できるようになるため、企業のプログラマーに活用いただける機能です。
VMware Cloud Director と Avamar の連携により、仮想データセンター向けにマルチテナント クラウド管理の単一のエンドポイントが提供されます。企業ポータルの UI の拡張と REST API を使用したセルフサービスのデータ保護、スケールアウト アーキテクチャによる優れたパフォーマンス、業界をリードする重複排除による運用コストの削減が可能です。
VMware Cloud Director により、クラウド プロバイダーは、vRealize Orchestrator のワークフローを使用して新しいサービスを追加したり、ネイティブに統合されたサービス機能を活用して企業のお客様により多くの価値を提供できるようになります。
NSX との連携の強化によって、クラウド プロバイダーがデータセンターの接続を事前構成できるようになりました。これにより、L2 VPN を手動で構成する必要がなくなります。また、複数のサイトにまたがる複数の vCenter の仮想データセンター間でネットワークを拡張することが可能です。NFV ワークロードの高スループットと遅延の低減は、NSX-T の初期統合によって実現しています。
新しいサービスを迅速に収益化し、共有された vCenter 環境の運用効率を大幅に向上させるとともに、その効率性を既存の vCenter にも拡張することができます。
サードパーティがカスタム サービスを開発して共通のプラットフォームに統合し、企業に公開して利用可能にすることで、より充実したクラウド環境が実現します。環境を最適化および拡張することで、差別化された付加価値サービスを提供できるほか、サービスの収益化および収益実現も短時間で容易に実現できます。
VMware の完全な Software-Defined Data Center などのターンキー形式のクラウド サービスを、信頼性に優れた VMware Cloud Provider のサービスとして利用できます。
直感的な HTML5 ベースの UI を介して、すべての仮想データセンターに対する単一のアクセス ポイントが提供されます。単一の管理画面で、サードパーティ製サービスを含む複数のクラウド サービスを簡単に利用およびプロビジョニングすることができるほか、シンプルなワークフロー、Kubernetes クラスタをオーケストレーションできるコンテナ サービスを含む API、CLI や Python SDK といったプログラム可能なインターフェイスによる DevOps の俊敏性を活用できます。
VMware Cloud Director 9.5 では、一貫性のある直感的な権限とポリシーのセットにより、再設計されたロール ベースのアクセス コントロールを提供します。
VDC 間のネットワークにより、仮想データセンター間での移行を容易に行うことができます。
VMware Cloud Director は、高い認知度と信頼性を誇る、機能豊富でセルフサービスの最新クラウド環境を提供します。効率的な導入とハイブリッド クラウド運用が可能で、オンデマンドの柔軟性を備えた完全なプライベート クラウドまたはパブリック クラウド環境を実現できます。