VMware Cloud Foundation は、仮想マシンの管理とコンテナのオーケストレーションを行うためのハイブリッドクラウド プラットフォームです。フルスタックのハイパーコンバージド インフラストラクチャ(HCI)テクノロジーをベースに構築されています。展開が容易な単一のアーキテクチャにより、プライベートクラウドとパブリッククラウドにわたり、一貫性のあるセキュアなインフラストラクチャと運用を実現します。エンタープライズが求める俊敏性と柔軟性の向上に貢献するハイブリッド クラウドの構築が可能です。
妥協のない拡張性を備えた Developer-Ready インフラストラクチャを実現する、VMware Cloud Foundation with Tanzu の特長についてご紹介します。
ビデオを視聴する(1:45)コンテナ オーケストレーション ツールと VMware Tanzu 管理ツールが統合されました。
データシートを読むVMware Cloud Foundation
クラウド インフラストラクチャを比較すると、VMware Cloud Foundation の導入がコスト削減の面でも有利であることがわかります。
VMware Cloud Foundation with Tanzu で提供される統合型のコンテナ オーケストレーションを使用することで、Kubernetes クラスタのパフォーマンス、耐障害性、可用性を最適化できます。
幅広い導入オプションが用意されており、プライベートクラウドとパブリック クラウドのどちらも利用できます。自社管理または as-a-Service モデルのいずれかの導入オプションからお選びいただけます。
データセンターで使用しているクラス最高のコンピュート、ストレージ、ネットワークおよび管理ツールで HCI の提供を自動化することにより、運用を簡素化し、総所有コスト(TCO)を削減できます。
vSphere with Tanzu による統合型のコンテナ オーケストレーションを使用することで、Kubernetes クラスタのパフォーマンス、耐障害性、可用性を最適化できます。
同じインフラストラクチャ、運用、ツール、プロセスをあらゆる環境で利用できるようにすることで、オンプレミスとクラウド双方のワークロードを管理できます。
従来の仮想マシンのワークロードと最新のコンテナのワークロードを統合できるフルスタックの HCI プラットフォームにより、エンタープライズクラスのセキュリティを確保できます。
VMware Cloud Foundation with Tanzu を使用して、データセンターのモダナイゼーションとモダン アプリケーションの展開を行う方法をご紹介します。
ソリューションの概要を読むソフトウェア テクノロジー パートナーが VMware インフラストラクチャと連携するための新しいフレームワークをご紹介します。
その他の情報オンプレミス、エッジ、クラウドの仮想化されたリソースのプールからインフラストラクチャをプロビジョニングできます。自動化とオーケストレーションにより、仮想マシンやコンテナ ベースのワークロードの管理を簡素化でき、ビジネスのニーズに応じた拡張/縮小が可能です。
新しい Kubernetes および RESTful API 経由でアクセスできる VMware Cloud Foundation Services を使用して、オンプレミスまたはクラウドでモダン アプリケーションの開発と展開を行うことができます。
VMware Cloud Foundation Services は、Kubernetes と RESTful API による VMware Cloud Foundation への新しいアクセス方法を提供します。開発者は、Kubernetes クラスタとすべてのコア サービスにセルフサービスでアクセスできます。
Kubernetes 準拠の一貫性のあるクラスタを管理できます。
仮想ルータ、ロードバランサー、ファイアウォール ルールを管理できます。
ハイパーバイザー上で直接コンテナを実行できるため、セキュリティ、パフォーマンス、管理性が向上します。
Docker イメージと OCI イメージを保存、管理、保護できます。
コンテナ、Kubernetes クラスタ、仮想マシンで使用するパーシステント ディスクにアクセスできます。
Rackspace では、VMware Cloud Foundation を導入してスタック全体を更新し、パフォーマンスの向上、時間の節約、セキュリティ強化を実現しています。
「コンピュート、ネットワーク、ストレージ、セキュリティを 1 つのスタックに統合し、1 つのインターフェイスで管理できるようになったことは非常に大きな成果です。これまで、数週間から数か月かかっていたインフラストラクチャの構築が、数時間で完了できるようになりました」
- CenturyLink、Lead Product Manager、Steve Nolen 氏
「VMware Cloud Foundation で導入したソフトウェアベースのプラットフォームにより、非常に迅速に拡大、拡張ができるようになりました」
- Rackspace、Principal Architect、Luke Huckaba 氏
非常にシンプルなインストールをデモで解説します。
VMware Cloud Foundation の機能を試用できます。
リリース ノートとドキュメントをご覧いただけます。
HCI の導入に向けて既存環境を無償で評価できます。
お客様固有のニーズに最適な VMware Cloud Foundation のエディションをお選びいただけます。
Starter |
Standard |
Advanced |
Enterprise |
インフラストラクチャの展開とプロビジョニングを自動化できます。従来の仮想マシン ワークロードに対応する VMware のコア ハイパーコンバージド スタックのライフサイクル管理を含みます。 |
オンプレミスのデータセンターにクラウド管理機能を導入し、Tanzu Kubernetes コンテナ オーケストレーションと仮想マシン管理を統合できます。 |
高度なクラウド管理ツール、Tanzu Kubernetes コンテナ オーケストレーションの統合、仮想マシン ワークロードの自動化により、VMware ベースの高度なクラウド運用モデルを実現できます。 |
管理、ネットワーク、ストレージの高度な機能、Tanzu Kubernetes コンテナ オーケストレーションの統合の最適化、仮想マシン ワークロードの自動化機能を備えた、エンタープライズクラスのクラウド運用モデルを導入できます。 |
VMware Cloud Foundation のエディションの比較
vSphere の全機能については、vSphere ライセンスのホワイトペーパーを参照してください。
NSX Data Center の全機能については、NSX のデータシートを参照してください。
vSAN の全機能については、vSAN ライセンス ガイドを参照してください。
vRealize Network Insight の全機能については、vRNI のデータシートを参照してください。
vRealize Suite の全機能については、vRealize Suite 価格設定とパッケージのホワイトペーパーを参照してください。
VMware Tanzu の各エディションの全機能については、VMware Tanzu の比較表を参照してください。
Standard、Advanced、Enterprise の各エディションの VMware Cloud Foundation には Tanzu Kubernetes Grid 機能が組み込まれています。VMware Cloud Foundation Starter エディションには、標準の仮想マシン ワークロード管理が含まれています。
VMware Cloud Foundation with Tanzu は、VMware Cloud Foundation を新たに導入する環境を対象に提供されます。現時点では、既存の VMware Cloud Foundation のアップグレード サポートは予定されていません。既存の VMware Cloud Foundation 3.x インスタンスは 3.10 へのアップグレードが可能です。今後のリリースでは 4.x へのアップグレードもサポートされる予定です。
VMware Cloud Provider Program(VCPP)からサービス プロバイダーを選択できます。CenturyLink、OVH、Rackspace などから、VMware Cloud Foundation を使用するクラウド サービスが提供されています。VMware が運用、管理、販売するオンデマンド サービスの VMware Cloud on AWS でも、VMware Cloud Foundation が利用されています。その他にも、CloudSimple による Azure VMware Solution や Google Cloud VMware Solution などがあります。