VMware Workstation と Fusion を使用すると、企業のデータセンターと互換性のあるローカル仮想マシン、コンテナおよび Kubernetes クラスタを実行できます。また、vSphere の管理タスクを迅速に実行できるほか、業界をリードするネットワーク ツールと連携させることで、コストの高いラックマウント ハードウェアを使用せずに、エンタープライズ トポロジーの設計とテストができます。
VMware Workstation と Fusion が IT 担当者にさらなる俊敏性、生産性、安全性を提供する仕組みについて、インフォグラフィックをご覧ください。
VMware のソリューションでは、MS-DOS から Linux ディストリビューション、Mac コンピューター上の OS X、レガシー アプリケーションを実行する Windows XP、Android-X86 などのモバイル オペレーティング システムまで、あらゆるオペレーティング システム上で、再起動せずにアプリケーションの実行やテストが可能です。すべて vSphere と互換性があります。
CLI ツール「vctl」を使用して、OCI コンテナ イメージを独自の有用な方法で実行できます。また、設定済みの「kind」クラスタがサポートされていて、Docker マシン ドライバによって Minikube もサポートされているため、Kubernetes を実行することもできます。
vSphere 管理者にとって、Workstation と Fusion は企業データセンターに最適な補完的ソリューションです。vSphere Client を起動することなく、vSphere ホストまたは vCenter Server に接続して、仮想マシンの一般的なタスクを実行したり、リモートのサーバやデスクトップを管理したりすることができます。
ユーザーや組織にセキュリティ リスクをもたらす、不要な仮想マシン機能を制限できます。たとえば、ファイル共有を無効にして、BYOD 上の仮想マシンを分離することが可能です。
VMware エコシステムと互換性を持つ仮想マシン(VM)イメージやテンプレートを簡単に作成、テストできるため、企業データセンターと同じワークロードをラップトップからすぐに実行できます。
組み込みのネットワーク エディターを使用してカスタム トポロジーを作成することで、NAT と DHCP を制御しながら各種ネットワークに複数の仮想マシンを接続できます。GNS3 などの一般的なネットワーク ツールを統合することにより、Cisco IOS などのルーティング ソフトウェアを使用して、完全なデータセンター ネットワーク トポロジーを設計することもできます。
同じ構成の仮想マシンを繰り返し作成する際の時間と手間を削減できます。リンククローンを使用して仮想マシンを複製し、同時に物理ディスクの使用量を大幅に削減できるほか、フルクローンを使用して分離された複製を作成し、ほかの人と共有することも可能です。
物理コンピューターから分離した状態で、オペレーティング システムとアプリケーションのセキュリティのテストを行うことができます。組み込みのネットワーク スニファーを使用し、仮想ネットワーク エディターからデータをキャプチャして、Wireshark などの PCAP リーダーで開いてネットワーク トラフィックを分析したり、セキュリティを強化した OS に対する侵入テストを実行したりできます。