支社の接続を数分で作成

支社の展開範囲が絶えず変化し、大規模な既存インフラストラクチャを有し、複数年のプロバイダー契約を締結しているような大企業のネットワーク環境に、SD-WAN は適しているのでしょうか。

VMware NSX SD-WAN by VeloCloud を利用すると、グローバル企業は技術者を派遣することなく、中央から数分で支社の接続を構築できます。サイト間の VPN は必要なく、すべてのロケーションのクラウド アクセスを実現できます。

優れたサイバー セキュリティ

大企業のネットワークに合わせてスケーリングする SD-WAN

急速な成長

SD-WAN は既存のネットワークのオーバーレイとして運用でき、インフラストラクチャの安定性や構成に影響を与えずに迅速に新規支社を立ち上げられます。あらゆるタイプの支社接続を使用でき、完全に自動化された SD-WAN 支社構成を中央のオーケストレーターから展開できます。また、自動的に確立される VPN トンネルを通じて、既存のデータセンターまたはクラウド ロケーションにある SD-WAN ゲートウェイにトラフィックをステアリングします。

インフラストラクチャへの投資

大規模な成熟したネットワークでは既存のインフラストラクチャに大規模な投資が行われており、新しいクラウド アプリケーションや SaaS アプリケーションにアクセスするための支社のアップグレードや構成は、多くの場合非常に大変な作業となります。技術的にもっとも簡単な解決策はすべてを入れ替えることですが、財務面で実現可能な選択肢とはなり得ません。

完全に自動化された NSX SD-WAN テクノロジーを支社に導入することで、既存のアプリケーションとアクセスはそのままに、新しいアプリケーションへのアクセスまたはトラフィック パターンを SD-WAN オーバーレイを介してステアリングできます。この際、サイトの既存のトランスポート リンクと新しいリンクのどちらを使用することも可能です。古い機器を廃止するまでの間、追加のアプリケーションやトラフィック タイプを段階的に NSX SD-WAN ネットワークに移行できます。

VPN のスケーリング

支社間の通信は非常に難しいものです。支社には新設や統廃合があるため、そのたびにほかのすべての支社の構成が影響を受けます。従来のアプローチでは、中央のデータセンター ロケーションであるハブ サイトを経由してすべての支社接続をバックホールしますが、グローバル規模では対処困難な遅延が発生します。

SD-WAN はこのような課題に対応できる最適なソリューションです。支社からデータセンターまたはクラウド ロケーションへの基本的な接続は変更されませんが、支社間の通信は、必要に応じて必要なときに VPN トンネルが構築される SD-WAN オーバーレイを介してステアリング可能です。この設定は、中央のオーケストレーターでこれらのトラフィック パターンへのセキュリティが必要であることを示すだけで簡単に行えます。

支社展開の変化

大規模なネットワークでは支社展開の変化にも対応する必要があります。ビジネス パターンの変更により一部の支社を廃止しなければならないこともあれば、合併や買収で大規模な別のネットワークを現在のネットワークとブリッジ接続して統合しなければならないことや、売却によってその逆のセグメント化と分割が必要になり、現在のネットワークから新たに独立したネットワークをクリーンかつ安全に引き渡さなければならないこともあります。

オーバーレイ ネットワークはこうした状況で非常に役立ちます。たとえば、買収時に以前のネットワークと新しいネットワークを SD-WAN オーバーレイを介してブリッジ接続したり、逆に、SD-WAN 上の一部の支社を新しい別の SD-WAN に簡単に移行したりできます。こうした作業は中央のマルチテナント オーケストレーターから行えます。どのロケーションにも物理的な変更は必要ありません。

契約

多くの支社ロケーションでは、特定のタイプのトランスポート(MPLS など)と一定量の帯域幅を利用する複数年契約が適用されています。こうした契約は財務面ではメリットがありますが、新しい SaaS アプリケーションや新しいクラウド プロバイダーのロケーションの導入、従業員向けテクノロジーを BYOD に切り替えるといった要件の変化に合わせてスケーリングできる俊敏性が制限されます。

NSX SD-WAN オーバーレイでは、既存の契約はそのままに、追加の帯域幅や新しい SaaS ロケーションへのクラウド アクセスを提供できます。SD-WAN リンク検出、リンク ステアリング、修正といった機能や、トランスポートに非依存という特長によって、ブロードバンドや LTE テクノロジーを介してビジネスクラスの高品質なアプリケーション パフォーマンスが実現されます。契約の更新後は、この追加した帯域幅を再交渉して従来のリンク アクセス(MPLS)に組み込みそれ以外の接続を廃止したり、すべてのトラフィックを新しいトランスポートに移行したり、現在の帯域幅と追加した帯域幅の両方をそのまま使用したりすることができます。トランスポートに依存しないため、リンク タイプを柔軟に設定でき、複数のリンクを介して最適なトラフィック ステアリングを実現できます。SD-WAN テクノロジーでは、テクノロジーに合わせるのではなく、ニーズに合わせて運用できるのです。

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