FAQ
vSAN のメリットは次のとおりです。
- シームレスな進化:vSAN は vSphere と統合されており、同じツールとスキルを使用して仮想化の範囲をストレージまで拡張できます。
- 業界をリードする柔軟性:18 社の OEM サーバ ベンダーが提供する認定ソリューション上で HCI を実行し、主要なパブリッククラウドのネイティブ サービスを活用できます。
- マルチクラウド機能:エッジからコア、クラウドまでにわたり、一貫性のある運用と本質的なセキュリティによる保護を実現できます。
- アプリケーションの統合:従来型アプリケーションとモダン アプリケーションの両方を同じプラットフォーム上で管理できます。
vSAN クラスタを構成するには、専用のローカル ストレージ デバイスを備えた 2 台以上の物理ホストと共有ウィットネスが必要です。詳細については、システム/サーバ用 VMware 互換性ガイドおよび vSAN 用 VMware 互換性ガイドを参照してください。
vSAN は VMware vSphere Hypervisor と統合されているため、ほかのソリューションとは異なり、クラスタ内のすべてのホストにストレージ コントローラ仮想アプライアンスを展開したり、ハイパーバイザー以外のソフトウェアをインストールしたりする必要はありません。vCenter Server さえあれば、vSAN クラスタを構成したり、管理したりすることができます。
はい。vSphere では、vSAN や vSphere Virtual Volumes に加えて、従来型データストアも使用できます。ほとんどの場合、vSphere Storage vMotion を使用すれば、タイプが異なるこれらのデータストア間で仮想マシンを移行することができます。そのため、ストレージ ソリューションのメンテナンスや利用終了の際に、既存のワークロードを簡単に移行できます。
vSAN への移行に向けて既存の環境を評価するには、無償の HCI アセスメントをリクエストしてください。アセスメントで収集したデータを vSAN ReadyNode Sizer に取り込むことで、適切な vSAN ReadyNode サーバ構成を判断できます。
ストレージ キャパシティを増やすには、ノードを追加してクラスタをスケールアウトする方法と、キャパシティを追加して既存のノードをスケールアップする方法があります。クラスタのクイックスタートを使用すると、vSAN クラスタにコンピュートとストレージのキャパシティを簡単に追加できます。
vSAN の導入オプションは 4 種類あり、共同設計によるターンキー システム、Global Partner Appliances、vSAN ReadyNode、クラウド プロバイダーによるサービスとしての提供を利用できます。詳細については vSAN の導入オプションを参照してください。
vSAN を有効化する方法の詳細については、vSAN のドキュメントを参照してください。
vSAN クラスタの構成手順については、手順ごとの説明を記載した vSAN のドキュメントを参照してください。
vSAN ReadyNode は、VMware HCI ソフトウェア向けに事前構成され、テストを経て認定を受けた x86 サーバです。ReadyNode はそれぞれ構成が vSAN に最適化されており、必要な CPU、メモリ、ネットワーク、I/O コントローラ、ストレージを搭載しています。詳細については vSAN ReadyNode のページを参照してください。
vSAN+ はよりハイレベルな HCI を提供するソリューションであり、サブスクリプション製品です。クラウドと接続されたサービスを通じて、IT 部門は管理の一元化と効率化を実現できます。
- サービス ライフサイクル管理のサポートにより、vCenter のアップデートを簡素化できます(vSphere+ が必要)。単一のコントロール プレーンから、オンプレミスのすべての vCenter インスタンスのアップデート/パッチ適用/アップグレードを行うことができます。
- 単一のコンソールで複数の vCenter Server を可視化して、IT 部門の生産性を向上できます(vSphere+ が必要)。
- 迅速に展開可能なクラウドサービスをすべてオンプレミスのインフラストラクチャに接続し、ワークロードをビルド(構築)、実行、管理、保護できます。
はい。ただし、輸出規制や輸出制裁に基づく標準的な市場制限の対象になります。
vSAN Express Storage Architecture は、vSAN に装備される次世代アーキテクチャ(オプション)であり、NVMe ストレージ デバイスのパフォーマンスと効率性を最大限まで引き出します。
- パフォーマンスの最適化:スペース効率を損なうことなく、NVMe ベースの TLC デバイスのパフォーマンスを最大化できます。
- 最高レベルの効率性:データ圧縮率の向上とスペースのさらなる節約を実現して、TCO を削減できます。
- 強化されたレジリエンス:可用性を高め、より高いサービス レベル アグリーメント(SLA)要件に対応できます。