概要
中堅・中小企業(SMB)が迅速に事業を成長させるには、費用対効果が高く俊敏な IT が必要です。IT 部門や「ひとり情シス」の管理者は、ビジネスの進化にすばやく対応できる、直感的で強力なエンタープライズクラスのインフラストラクチャを求めています。しかも SMB の多くは、5 ~ 7 年使うことが前提の従来型のストレージ アレイへの設備投資は検討していません。また、必要に応じて拡張したり、サイロ化を回避したりするために、パブリッククラウドとの統合も必要です。
HCI powered by vSAN は、費用対効果が高いエンタープライズクラスのインフラストラクチャ、直感的な管理、ネイティブのパブリッククラウド サービスによる柔軟な拡張を通して、中堅・中小企業をサポートします。
ハイパーコンバージド インフラストラクチャを初めて導入する中堅・中小企業向けに、VMware は必要なソフトウェア ライセンスがすべて含まれた VMware HCI Kit Essentials を提供しており、プロセッサー 6 台に相当するコンピュートの仮想化(vSphere)、ストレージの仮想化(vSAN)、管理ソフトウェア(vCenter)を利用できます。期間限定で割引価格にてお求めいただけます。
お客様事例

DTECH:vSAN を活用し、ストレージ パフォーマンスを 10 倍に向上
「vSAN のおかげでお客様にさまざまな可能性を新たに提供できるようになりました。ストレージは大幅に拡大し、パフォーマンスは 10 倍速くなりました。同じサイズのサーバで比較すると、従来は 6,000 IOPS だったのに対し、70,000 IOPS にまで向上しています。管理も全体的に簡素化できました」
– Principal Software Engineering Lead、Tom Lynott 氏

MasterControl:vSAN を利用した容易な拡張
「vSAN のストレージはモニタリングや管理がシンプルです。ストレージの追加やメンテナンスの際に、当社のシステム エンジニアならだれでも対応できるようになりました」
– Senior Systems Engineer、Bryce Catten 氏
vSAN が選ばれる理由
フルスタックの HCI へのシンプルな進化
- お使いのハイパーバイザーや主要なクラウドでネイティブ サポート
- 既存の仮想化ツールを使用
- 既存の投資の保護と最適化
高い柔軟性
- ニーズに応じたベンダーが提供する認定ソリューションを利用可能
- 最新テクノロジーの「Day One」サポート
- ポリシーベースの管理によるリソースの統合
マルチクラウド機能
- エッジからコア、クラウドまで一貫性のある運用
- 保存データおよび転送中のデータに対する本質的なセキュリティの確保
- 数百のパブリッククラウド プロバイダーに対応
中堅・中小企業向け vSAN の主なユースケース
ビジネスクリティカルなアプリケーション
vSAN は、Microsoft Exchange から Oracle データベースまで、ビジネスクリティカルなアプリケーションをサポートします。1 ノードあたり最大 15 万 IOPS のオールフラッシュ ストレージによって、極めて要求の厳しいワークロードでもパフォーマンスを確保でき、クラスタあたり 64 ノードまでスケールアップ可能で、エンタープライズクラスのサービス品質(QoS)を提供し、ストレージ バランシングを自動化します。
VDI
SMB の従業員は常時接続の状態で、外出先でもアプリケーションを利用できる環境を求めており、一貫性のあるパーソナライズされたワークスペースへのアクセスを必要としています。vSAN は、高パフォーマンスの仮想デスクトップ インフラストラクチャ(VDI)を提供しながら、運用コストの削減も実現します。vSAN を利用することで、IT 部門はデータセンター内の統合クラスタ上にある仮想マシンを介してデスクトップ サービスをエンドユーザーに提供できるようになります。
ハイブリッドクラウド
SMB では IT リソースのニーズが急速に拡大することがありますが、多くの場合はクラウド コンピューティングで一時的な需要を満たすことができます。AWS や IBM Cloud では vSAN によるサービスがネイティブで提供されており、お客様は HCI-as-a-Service をシームレスに利用できます。HCI ベンダーとしてこのような革新的なテクノロジーを提供できるのは、VMware ならではです。