vSAN 7 によるハイパーコンバージド インフラストラクチャのモダナイゼーション

複雑性の増大、コストの増加、運用のペースの加速といった IT インフラストラクチャの重要な課題を解決するために、多くの企業が vSAN を使用したハイパーコンバージド インフラストラクチャの導入を進めています。vSAN を導入した企業では、ストレージの総所有コスト(TCO)が 40% 削減され、ストレージの運用に費やす時間が短縮されています。また、Forrester の最近の調査によると、vSAN は 5 年間で 259% の投資回収率(ROI)を実現できることが明らかになっています。

vSAN 7 は、高パフォーマンスの汎用インフラストラクチャとしての高い実績を誇る vSAN の堅牢な機能をベースに開発されています。このたび、統合ファイル サービス、クラウドネイティブ ストレージの強化、シンプルなライフサイクル管理という 3 つの新機能が加わったことにより、単一のストレージ運用モデルに基づいて標準化を容易に行うことができます。ハイパーコンバージド インフラストラクチャ上のブロック ストレージとファイル ストレージを単一の制御プレーンで集中管理できるようになったため、コストを削減し、ストレージ管理を簡素化することが可能です。今回のアップデートに含まれている統合ファイル サービス、vSphere with Kubernetes のサポート、データ サービスの拡充などにより、クラウドネイティブ アプリケーションのサポートが強化されています。また、導入後の運用に必要なツールの数を削減できるため、HCI のライフサイクル管理を大幅に簡素化しながら同時に信頼性を向上させることができます。

vSAN が再び市場をリードするハイパーコンバージド インフラストラクチャに

vSAN は HCI 市場をリードする製品として 2 万社を超えるお客様にご利用いただき第 1 位の座を維持しています。前四半期は 38% 以上の市場シェアを達成しました。

VMware 製品が IDC の「2019 年第 3 四半期の市場をリードする HCI ソフトウェア」に選ばれた理由 

新機能:パブリック クラウドでのクラウドネイティブ アプリケーションのサポート強化

vSAN、VMware Cloud on AWS、vSphere ではワークロードをクラウドの内外に自由に移動させ、真のハイブリッド クラウドを実現できます。その方法をご覧ください。

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vSAN 7 の新機能

  • クラウドネイティブ ストレージの強化:Kubernetes 向けに、vSAN データストア上でファイルベースのパーシステント ボリュームが vSAN でサポートされます。開発者は各アプリケーション向けのファイル共有を動的に作成し、複数の Pod でデータを共有することができます。vSAN では NFS v4.1 および v3 プロトコルがサポートされます。

  • 統合ファイル サービス
    • プロビジョニングの簡素化:vSAN 7 に搭載された統合ファイル サービスにより、ファイルのプロビジョニングと共有が簡素化されます。vSAN クラスタからユーザーがファイル共有をプロビジョニングできるようになりました。NFS 4.1 および NFS 3 を使ってアクセスできます。シンプルなワークフローにより、ファイル共有が開始されるまでの時間が短縮されます。
    • コストの削減:業界標準の x86 サーバを利用するため、ファイル共有に関する初期費用だけでなく継続的なコストも削減できます。
    • ストレージ運用の一元化:VMware HCI ではブロック ストレージとファイル ストレージの両方を管理でき、特殊なスキルの必要性が低減されるため、IT 管理者はより高度なタスクに集中できます。
  • シンプルなライフサイクル管理
    • 統合ライフサイクル管理(LCM)ツールによる一貫性のある運用:ソフトウェアおよびサーバ ハードウェアの導入後の運用を支援する統合ライフサイクル管理ツールが搭載されています。vSphere Lifecycle Manager が、vSphere、vSAN、ドライバ、OEM サーバ ファームウェアを含む HCI サーバのスタック全体を対象とする、単一のライフサイクル ワークフローを提供します。
    • 監視と修正にかかる時間の短縮:vSphere Lifecycle Manager がコンプライアンスのエラーを常に監視し、自動的に修正します。
  • vSAN の使用キャパシティの視認性の向上:VMware Site Recovery Manager および vSphere Replication を使用しているお客様は、vSAN の監視の際にレプリケーション オブジェクトを確認できるようになりました。レプリケーション オブジェクトには「レプリケーション」カテゴリの「vSphere レプリカ」というラベルが付けられます。

  • 中断のないアプリケーションの実行:vSAN 7 ではキャパシティの不均衡が発生した場合に仮想マシンの I/O をサイト間でリダイレクトする機能が導入され、ストレッチ クラスタのアップタイムを向上させることができます。元のサイトでディスクのキャパシティが解放されると、中断することなく I/O を元のサイトにリダイレクトできます。

  • 2 ノード vSAN 環境でのポリシー準拠の自動化:vSAN 7 ではウィットネス置き換え中のオブジェクト修復操作が自動化され、2 ノード vSAN 環境のポリシー準拠が保たれます。