シンプルで信頼性が高く、将来の変化に対応可能なインフラストラクチャでハイブリッドクラウドを実現

IT 環境の分散化が進むなか、IT 部門では、エッジ、コア データセンター、クラウドであらゆるアプリケーションを実行できる、パフォーマンスと信頼性に優れたシンプルなインフラストラクチャが求められています。vSAN 7 Update により、IT 部門はレジリエンスの向上と運用の簡素化を実現する Developer-Ready インフラストラクチャを提供できます。

技術概要:vSAN 7 Update 3 の新機能

最新リリースの新機能と機能強化をご確認ください。

vSAN Data Persistence によるステートフル サービスの提供

vSAN Data Persistence プラットフォームは、VMware インフラストラクチャおよび Kubernetes との緊密な統合により、TCO の削減とアプリケーションのパフォーマンス向上を実現できます。

ハイパーコンバージド インフラストラクチャ市場をリード

vSAN は HCI 市場をリードする製品として 3 万社を超えるお客様にご利用いただき、市場シェア第 1 位の座を維持しています。2021 年第 1 四半期は 43% 以上の市場シェアを達成しました。

お客様のニーズに応える vSAN

vSAN のユースケースの技術概要と業界別のコンテンツをご確認ください。

vSAN 7 Update 3 の新機能

AI/機械学習および Developer-Ready インフラストラクチャの提供

  • クラウドネイティブ ストレージ向けの高可用性ソリューション

    • ストレッチ クラスタで vSAN CSI ドライバがサポートされるようになり、利用不可の時間を短縮できるように可用性が向上しました。ストレッチ クラスタは、vSAN クラスタを単一サイトから 2 つのサイトに拡張することで、可用性の向上とサイト間でのロードバランシングを実現します。1 か所のサイトのメンテナンスや停止がクラスタ全体の運用に影響を与えることがなくなります。計画的なメンテナンスやディザスタ リカバリ シナリオで、ストレッチ クラスタを使用できます。
    • vSAN に Kubernetes トポロジーのサポートが追加され、可用性が向上しました。また、CSI ドライバを使用することにより、単一の vCenter インスタンスによって管理される複数のアベイラビリティ ゾーン(AZ)に対して Kubernetes のレプリカを分散して可用性を高めることができるようになりました。仮想インフラストラクチャ管理者は、個々の vSphere クラスタまたは DRS ホスト グループを Kubernetes ゾーンとして構成でき、開発者は、ゾーン タグを使用することで複数のゾーンにまたがるパーシステント ボリュームを展開できます。  
  • AI/機械学習やクラウドネイティブ ワークロードに適した S3 互換オブジェクト ストレージ vSAN Data Persistence プラットフォームで Dell EMC ObjectScale が 利用できるようになりました。これにより、ユビキタスなハイブリッドクラウド プラットフォームである VMware Cloud Foundation with Tanzu から、S3 互換のオブジェクト ストレージを効率的に展開して AI/機械学習やクラウドネイティブ アプリケーションに利用できます。また、VMware 環境を最新リリースにアップデートしなくても、オブジェクト ストレージ サービスを非同期でアップグレードできます。これは、最新の機能が提供され次第、すぐに入手できるということです。


*Dell EMC ObjectScale を別途購入する必要があります

運用の簡素化

  • ネットワークの監視とトラブルシューティング機能の向上 今回のリリースでは、vSAN のネットワーク健全性チェック機能が強化され、サポート リクエストを必要とする展開時の一般的な問題にプロアクティブに対処できるようになりました。健全性チェックには以下が含まれます。

    • 重複する IP アドレスを特定
    • パケット ロスを回避するため、ネットワーク輻輳時にはデータ転送を一時停止
    • VMK と仮想スイッチを対象に MTU 構成テストを実施し、遅延を低減してパフォーマンスを最適化
    • vSAN に必須のサービス用のポートを有効化

  • 健全性チェックの関連付け 単一の展開の問題に起因して複数の健全性チェックがトリガーされ、根本原因の特定が困難になる場合があります。vSAN 7 Update 3 では、VMware Skyline Health のデータを使用して複数の健全性の問題を関連付け、アラートの根本原因を特定できるため、管理者は、もっとも重要な問題をすばやく特定し、迅速に対処できるようになります。健全性チェックの履歴機能と組み合わせると、トラブルシューティングが大幅に容易になります。
  • I/O トリップ アナライザー 仮想マシンの vSAN I/O パスの概要をワンクリックで確認し、問題のトラブルシューティングに向けて単一の情報源を作成できます。提供される情報は次のとおりです

    • ビジュアルな I/O トリップ図
    • 通信ステージごとの仮想マシン I/O 遅延のドリルダウン
    • 統計情報の詳細:I/O 遅延のステージごとの平均と標準偏差

  • vSphere Lifecycle Manager(vLCM)の機能強化 vSAN が正常に実行されるよう、ファームウェアのアップデートがハードウェア互換性リスト(HCL)に含まれているかどうかを手動で確認する必要がなくなります。vSAN 7 Update 3 では、クラスタに必要なイメージを適用する前に、ハードウェア互換性リストでディスク デバイスのファームウェアが検証されます。さらに、vSphere Lifecycle Manager は、2 ノード環境およびストレッチ クラスタ環境の(共有ウィットネスではなく)専用のウィットネスをアップグレードします。

 

プラットフォームの機能強化を利用する

  • ストレッチ クラスタのサイトまたはウィットネスの障害時のレジリエンス vSAN では、ストレッチ クラスタ内の 1 サイトとウィットネスの仮想マシンの両方で障害が発生した場合でも、もう一方のサイトが正常に機能するようになりました。ウィットネス仮想マシンまたはサイトが回復すると、vSAN は再構築され、ユーザーによるアクションを必要とせずに、通常どおり再同期されます。この機能は 2 ノード構成にも適用されます。
  • 2 ノード環境向けのネステッド フォルト ドメイン ノードあたり 3 つ以上のディスク グループを構成している場合、そのうち 2 つのディスク グループ間でデータをミラーリングすることで、小規模な HCI 環境の可用性を向上できます。ノードでディスクまたはディスク グループに障害が発生した場合、このミラー コピーにより、データが引き続き利用できます。
  • キーの永続性のサポート vSphere 7 Update 2 では、vTPM、仮想マシンの暗号化、および vSphere 内に組み込まれた vSAN の暗号化を有効にするメカニズムである vSphere Native Key Provider が新たに提供されています。今回のリリースでは、vSAN は、キーを TPM チップに格納する vSphere Key Management ソリューションの機能をサポートしており、キーのための安全なパーシステント ストレージが提供されるため、キーの紛失を防ぐことができます。この機能により、障害および KMS への接続性の喪失という、キーが使用できなくなる 2 つのシナリオに対応できます。

 

導入に向けて