vSphere の上位バージョンへのアップグレードに関するリソース

vSphere 7 へとアップグレードするべき理由と、そのメリットおよび実施手順について、詳細をご覧ください。

モダン アプリケーションと Kubernetes ワークロードの活用へ向けた最速の方法

vSphere 7 では、ハイブリッドクラウド インフラストラクチャを迅速に構築できます。また、vSphere with Tanzu を使用し、既存のインフラストラクチャにエンタープライズクラスの Kubernetes を統合できます。

運用とアップデートの簡素化

ソフトウェア、パッチ適用、ファームウェアのアップデートのライフサイクル管理を簡素化します。また、本質的にセキュアなハイブリッドクラウド インフラストラクチャ上でモダン アプリケーションを管理できます。 

複雑さの軽減と妥協のない拡張性

柔軟性と自動化を強化する新しい vSphere ツールにより、構成を容易に管理できます。さらに、最新リリースでは業界をリードする規模を実現し、クラスタあたりのホスト数を 50% 増加できます。

AI/ML ワークロードの需要に対するリアルタイムでの対応

GPU の共有プールを作成することで、デバイス使用率の向上とコストの削減を達成できます。

アップグレードに向けて

vSphere 6.0 のサポート終了

vSphere 6.0 は、2020 年 3 月 12 日をもって一般サポート終了(EOGS)となっております。現在もご利用のお客様は詳細をご確認ください。

vSphere アップグレードの計画

設計、プランニングから実行まで、vSphere のアップグレードを実施する際に役立つ、vSphere Assessment Tool やその他のリソースをご紹介します。

vSphere のバージョンの比較

セキュリティ、リソース管理、アプリケーションのサポートなどについて、vSphere 6.5、6.7、7 の機能と特長の比較をご覧いただけます。

vSphere 7 へのアップグレードをおすすめする 10 の理由

最新バージョンの vSphere を使用して、開発の効率化、俊敏な運用、イノベーションの加速を実現する方法をご覧ください。

vSphere 7 へのアップグレードをステップごとに解説

ステップ 1:検出と評価の実施

現在の vSphere 環境のアップグレードへの適合性を評価し、対象となるすべてのコンポーネントを特定したうえで、各コンポーネントの現在のバージョンとアップグレード バージョンを確認します。これは、vSphere Assessment Tool をオンラインまたはオフラインで使用することで、容易に行えます。

ステップ 2:ハードウェアを決定するための要件の概要を確認

製品ドキュメントを活用して主要なステークホルダーと協議し、SSO ドメイン アーキテクチャや新しい機能など、アップグレードに影響する要件のリストを作成します。

 

ステップ 3:製品の互換性の検証

互換性マトリックスを参照して、ステップ 1 で検出されたすべてのコンポーネント間の互換性を確認します。

ステップ 4:アップグレードの順序の計画

ナレッジベースにアクセスして、vSphere のアップグレードの流れと、vSphere がサポートする製品について理解します。

ステップ 5:アップグレードの検証

アップグレードが成功したかを検証します。アップグレード前に行った健全性評価の一部の手順に従って、すべての機能が引き続き正常に動作しているかどうかを確認します。

ライセンスのアップグレード プロセス

vSphere 7 を導入するには、新しいライセンスを取得する必要があります。既存の vSphere 6.x ライセンスでは、vSphere 7 は利用できません。

アップグレードの条件

ライセンスの新バージョンへのアップグレードは、次の規則に従って実施されます。

 

  • VMware vSphere 7 の一般提供開始日の時点で、有効なサポートおよびサブスクリプション契約を持つライセンスのみがアップグレードの対象です。
  • サブスクリプションが一般提供開始日の前に期限切れになる場合、既存の VMware vSphere ライセンスは引き続き使用できますが、VMware vSphere 7 のライセンス キーへのアップグレードは提供されません。
  • サポートおよびサブスクリプションが一般提供開始日の前に期限切れになった場合は、あとで契約を回復することもできます。契約を回復する場合は、その際に VMware vSphere 7 のライセンスへのアップグレードが可能です。

ライセンスのアップグレードの準備

ライセンスのアップグレード時に問題が発生しないように、ライセンスとサブスクリプションのデータが正しいことを必ずご確認ください。アカウントの内容を確認し、情報が予想していた内容と異なる場合は、サポートにお問い合わせ [KK1] ください。データの訂正が必要な場合は、vSphere 7 のライセンスが実際に提供される前に訂正してください。

vSphere 7 ライセンスの入手方法

vSphere 7 ライセンスの入手方法

新しいバージョンへのアップグレード方法は次のとおりです。
 
  • VMware.com のアカウント認証を使用して、My VMware にログインします。
  • [Accounts] - [License Keys] の順に移動します。または、サブスクリプションのアップグレードに関するアラートが表示された場合、アラート内の [Upgrade Licenses] をクリックします。これにより [License Keys] ページへ移動します。
  • [I want to] ドロップダウン リストから、[Upgrade License Keys] を選択します。
    注:フォルダも製品も表示されない場合は、フォルダ内のライセンス キーをアップグレードする権限がない可能性があります。
  • フォルダ リストからフォルダを選択します。アップグレード可能なすべての製品が表示されます。製品を選択すると、その製品のすべてのライセンスが表示されます。
  • データをフィルタリングするには、フィルタを展開して、[order number]、[contract number]、[license key]、またはほかの検索条件を入力し、[Apply Filter] をクリックします。アップグレードが可能な関連製品が表示されます。
  • アップグレードするライセンスの数を入力します。ライセンスのすべてまたは一部を指定できます。

システムにより、既存のライセンスが無効化されます。元のライセンス キーが格納されていたフォルダに、新しいライセンスが提供されます。アップグレードしない現行のキーが残っている場合は、それらについて新しいライセンス キーが生成され、確認画面に表示されます。

ライセンス キーのアップグレード方法

ライセンス キーのアップグレードが可能かどうかは次の条件によって異なります。

 

  • ライセンス キーが格納されているフォルダに関連付けられている権限
  • サブスクリプションによるライセンス アップグレードの権利(ライセンス キーに関連付けられたもの)
  • 製品の新しいバージョンが利用可能となる日付

アップグレードできない場合は、アカウントのスーパー ユーザー、または VMware のサポートにお問い合わせください。

ライセンス キー提供までのプロセス

vSphere 7 は、4 月 2 日より一般提供を開始しており、My VMware よりアップグレードが可能です。サポートおよびサブスクリプション契約の終了日が一般公開日以降に設定されているすべてのライセンス キーが、アップグレードの対象となります。

サポート

1.サポート契約の確認

  • My VMware にログイン後、[Account] の下の [Support Contract History] にアクセスし、同じログイン情報を使用してサポート契約を確認します。
  • vSphere 5.x および vCenter Server 5.x の各コンポーネントが含まれるすべての契約の状況と終了日を確認してください。
  • 期限切れとなった契約、または vSphere 7 の一般提供開始日より前に終了日を迎える契約がある場合は、それらの契約に記載された数のライセンスを vSphere 7 にアップグレードできない可能性があります。
  • 契約の更新または回復を要請するには、[Support Contract Details] ページの [Request Quote] ボタンを使用してください。

ライセンスに関するその他の質問については、サポートにお問い合わせください。

2.ロールの確認

My VMware にログイン後、[Account] - [User & Permissions] の順に選択し、各フォルダの権限を確認します。

ライセンス キーのアップグレードが可能かどうかは次の条件によって異なります。

 

  • ライセンス キーが格納されているフォルダに関連付けられている権限
  • サブスクリプションによるライセンス アップグレードの権利(ライセンス キーに関連付けられたもの)
  • 製品の新しいバージョンが利用可能となる日付
  • 製品の新しいバージョンが利用可能になる日に、現行製品の新しいバージョンが利用できることを通知するアラートが送信されます(前述のアップグレードの条件を参照)。対象アカウントのスーパー ユーザーは、フォルダに対する権限の付与と、権限の削除を行うことができます。

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