従業員の生産性とエンゲージメントの向上 従業員のデジタル体験
あらゆるエンドポイント、OS、アプリケーションにおける従業員のデジタル体験管理を、クラウドファーストのアプローチで実現します。エンドツーエンドの可視化、機械学習を活用した根本原因の分析、Anywhere Workspace を実現する組み込みの統合機能により、IT チームによるエンドユーザー体験の測定、分析、改善を支援します。
煩わしさを感じさせないデジタル体験を実現することで、業務の中断や従業員の不満のほか、サポート チケットの発行や問題解決にかかる時間も最小限に抑えられます。優れた業務環境によって従業員の生産性や積極性が向上し、より好ましいビジネス成果を得ることができます。
ユーザーが気付く前に問題を特定または予測し、コンテキストベースのデータを利用して迅速にトラブルシューティングを行い、自動的に解決することができます。チケットの数や、チケットの解決にかかる時間も削減できます。
IT 管理者は、情報をコンテキストとともに表示するダッシュボードとレポートを活用し、関連データ、階層メニュー、スタック トレースといった機能を使って根本原因の分析に集中できます。ポリシーベースのワークフローにより、問題解決が迅速化します。
あらゆるアプリケーション、OS、エンドポイント デバイスでの従業員体験を一目で把握できるため、満足な体験を得られておらず注意が必要なユーザー、アプリケーション、デバイスをすぐに確認できます。
1 日あたりのアクティブ ユーザー数(DAU)や 1 か月あたりのアクティブ ユーザー数(MAU)といったアプリケーションの使用状況およびアプリの更新状況に関するインサイトを取得して、アプリケーションの活用状況とエンゲージメントを測定できます。アプリケーションの展開と移行に関して、データ主導の意思決定を行えるようになります。
機械学習モデルを活用することで、学習された振る舞いに基づいてアラートを設定しインサイトを取得できます。憶測に基づいてしきい値を設定することがなくなり、それに費やす労力も軽減されます。値が正常範囲を外れた場合のみアラートが発報されるため、不要なアラートが抑制されます。
アプリケーションのパフォーマンスと OS の安定性を監視して、起動/シャットダウンに要する時間、BSOD、クラッシュやハングなど、使用体験に悪影響を与える問題を特定し、迅速に解決できます。
モバイル アプリケーション分析を活用して、ユーザーによるアプリケーション操作の傾向の把握、重要度の高いユーザー フローの追跡、クラッシュ、エラー、全体的なパフォーマンスの問題の特定を行い、修正対応に優先順位を付けることができます。
カスタマイズされたコンテキストベースの調査を通じて、従業員の満足度情報が収集されます。定量的な業績指標だけでなく、全体的な従業員体験についてタイムリーにインサイトを入手し、アンケートの回答に基づいてワークフローを設定できます。
モバイル、物理デスクトップ、仮想デスクトップにわたって、デバイスの健全性を追跡します。バッテリー寿命やメモリ容量などの情報により、ハードウェアの劣化を割り出すことができます。交換を自動化し、生産性の損失を最小限に抑えます。
個々の問題を把握するための適切な診断情報が表示される、コンテキストベースのダッシュボードにより、インシデント管理を自動化できます。トラブルシューティングや同僚とのコラボレーションが単一の場所でできるため、問題解決までの時間が短縮されます。
強力なノーコード/ローコードのオーケストレーション プラットフォームである Freestyle Orchestrator を使用して、IT タスクのオーケストレーションと自動化を行い、問題を解決し、ユーザーに通知を送信します。REST API を利用することで、環境全体でサードパーティ製ツールにワークフローを拡張できます。
従業員体験に影響を与えるデジタルワークスペースのメトリックを監視できます。あらゆるエンドポイントとあらゆるアプリケーションにおける、エンドユーザーに影響を与える問題をプロアクティブに特定できます。コンテキストベースのダッシュボード、ガイド付きの根本原因分析(RCA)、修正のためのワークフロー オーケストレーションにより、重要タスクへの集中的な対応とタスクの優先順位付けが可能になります。
ユーザー数、比率、傾向などのアプリケーションの使用状況に関するメトリックを月次および日次で測定して、アプリケーションの活用状況をユーザー体験との比較で把握できます。主なメトリックを使用して、ユーザーのエンゲージメントと効率性を最大限に高めるようアプリケーションを最適化する方法を把握し、アプリケーションのライセンス、アップグレード、移行の計画を立てられます。
すべての IT 部門は、デスクトップやモバイルなどの幅広いデバイス モデルで実行される多数の OS プラットフォームをサポートする必要があります。OS のアップデートをリリースするスケジュールがベンダーによって異なるという事情も、複雑化が進行する一因となっています。DEEM はそのような複雑性に対処するうえで役立ちます。DEEM は、Windows、macOS、iOS、Android、Chrome OS の OS アップデートの導入傾向に関する情報を提供します。OS の導入状況が可視化されることで、サポートの優先順位付け、アップグレード キャンペーンの実施、導入が遅れているユーザーへのアップグレードの適用などが可能になります。
定量的な従業員体験スコアは、KPI のデータに基づいた有用なインサイトを提供しますが、組織内で認識されている従業員体験の全体像を把握するには適さない場合があります。DEEM で、イベントやインシデントごとにアンケートを使用してコンテキスベースの従業員の満足度情報を収集することで、従業員の感情や態度をより深く理解し、データに基づいた意思決定に役立てることができます。
現在多くの組織では、さまざまなバージョンの OS 上で実行される膨大な数のアプリケーションを管理しており、IT 部門がそれらすべてを追跡するのは非常に困難です。DEEM を使用することで、パフォーマンスの低いアプリケーションを特定できるようになります。また、根本原因分析(RCA)のガイドにより、修正も迅速に行えます。
IT 管理者に、従業員体験に影響を与えるデジタルワークスペースの KPI の監視、問題のプロアクティブな検出、自動化による迅速な修正など、さまざまな機能が提供されます。
ガイド、デモなどで、VMware の従業員のデジタル体験(DEX)ソリューションを詳しくご紹介します。
このホワイトペーパーでは、タスクの優先順位を決めて段階的に価値を実現できるように、主要なユースケースを労力の大小に応じて 2 つのフェーズに分け、DEEM の使用を開始する方法を紹介しています。
デジタルワークスペースにおけるインサイト、アプリケーションの分析、自動化
ゼロトラスト セキュリティを実現するデジタルワークスペース プラットフォーム
マルチプラットフォームのエンドポイントとアプリケーションの管理
デジタル環境で働く従業員のリモート サポート