VMware Workspace ONE Intelligence は、デジタルワークスペース全体でユーザーのデジタル体験を向上するとともに、セキュリティとコンプライアンスを強化します。
デジタルワークスペース環境を最大限に活かす Workspace ONE Intelligence の主要な機能とメリットについて詳しく解説します。
場所を問わず働ける環境を提供するうえで IT 部門が直面する大きな課題は、質の高いシームレスな従業員体験を実現することです。テレワーク従業員は、適切なデジタル ツールなしでは業務を遂行できません。VMware が Workspace ONE Intelligence で提供を開始した Digital Employee Experience Management(従業員のデジタル体験の管理)ソリューションにより、IT 部門は、従業員体験や、生産性、ビジネスの成功に欠かせないエンゲージメントを向上するために必要な可視性とインサイトを得ることができます。
デジタルワークスペース全体を可視化して、デバイス、ユーザー、アプリケーションの状態を詳細に把握できるため、環境全体にわたりデータ主導型の意思決定が可能になります。
Digital Employee Experience Management により、従業員の作業環境、生産性、エンゲージメントを向上できます。従業員体験スコアなどの豊富なインサイトと分析機能を使用して、従業員体験に影響を与えるワークスペースの KPI を監視できます。問題をプロアクティブに特定し、根本原因の分析を実行し、自動的に修正して、問題の数と解決に要する時間を大幅に削減すると同時に従業員の作業環境や生産性を改善できます。
堅牢なオーケストレーションと自動化のエンジンにより、俊敏性を高め、変化するビジネス ニーズに迅速に対応できます。ServiceNow や Slack などのサードパーティ製 IT ツールを拡張および統合して、ビジネス プロセスを完全に自動化できます。
機械学習を活用して、ユーザーの振る舞いやデバイスのコンテキストに基づくリスク分析の継続的な検証を実施できます。インテリジェンスベースの Workspace ONE プラットフォームに内蔵のセキュリティ機能と、統合パートナー ソリューションの強力なエコシステムである Workspace ONE Trust Network によって、ゼロトラスト セキュリティのフレームワークが実現します。
Workspace ONE Intelligence は、さまざまなデータ ソースから得たデバイス、アプリケーション、ユーザーのデータを 1 か所に集約して相互に関連付けることで、デジタルワークスペース環境全体の状況を包括的に表示します。
ダッシュボードとレポートは個別のニーズに合わせてカスタマイズできるため、ニーズに応じて事前設定を行うことで、最重要データを常に把握できます。環境内のセキュリティ リスク、アプリケーションの展開、デバイス管理、アプリケーションの使用状況、パッチのロールアウトに関する推移を表示できます。
包括的なアプリケーション分析により、アプリケーションのパフォーマンスと導入状況を把握できます。重要なユーザー フローとネットワークに関するインサイトを分析して、問題の迅速な特定および解決、エスカレーションの削減、ユーザー体験の向上を実現します。アプリケーションの開発と展開を最適化して、ユーザー エンゲージメントの向上や離反率の低減を図ることができます。Workspace ONE Intelligence for Consumer Apps によって、コンシューマー アプリケーションのパフォーマンスとユーザーの使用環境を向上させることができます。
デバイスの健全性、OS とアプリケーションのパフォーマンス、ユーザーとネットワークなど、デジタルワークスペースのさまざまなメトリックを追跡し、ユーザー体験、アプリケーション、およびデバイスに関するスコアによって従業員のデジタル体験を可視化します。問題をプロアクティブに特定し、トラブルシューティングして、自動的に修正できます。
環境全体から取得した豊富なパラメーターに基づいてアクションのルールを定義し、IT 運用とセキュリティ プロセスのオーケストレーションおよび自動化を行います。REST API を介して使い慣れたサードパーティ製ツールまで拡張できるワークフローを自動化することで、個別の環境に最適なコンテキストベースのポリシーを作成します。
さまざまなデータ ソースからのデータを関連付けて分析し、機械学習を活用して、ユーザーの活動やデバイスのコンテキストに基づきユーザーのリスク スコアを計算します。ユーザー、デバイス、または組織にリスクをもたらす可能性のある挙動を特定できます。
セキュリティの状態、ユーザーの使用環境、デバイスの健全性、OS の導入状況、アプリケーションの分析について完全に可視化できます。
従業員体験に影響を与えるデジタルワークスペースの KPI の状況を把握できます。問題をプロアクティブに特定し、トラブルシューティングして、迅速に修正できます。
一貫性のある共通のツールで新しい脅威を検出して対応することにより、IT 部門と情報セキュリティ部門の連携を促進できます。また、デジタルワークスペース全体で、ユーザーの振る舞いやデバイスのコンテキストに基づいてリスクを継続的に検証できます。
自動化とオーケストレーションのワークフローにより、データ主導型の意思決定とアクションの実施を迅速化できます。