1 台の PC 上で複数の仮想オペレーティング システムを実行
シンプルで強力なローカル環境の仮想化
20 年以上にわたって開発され、vSphere と同じハイパーバイザー プラットフォームを基盤とする Workstation Player は、高い成熟度と安定性を誇るローカル デスクトップ仮想化ソリューションの 1 つです。
学習ツールとして最適
デスクトップ PC 上で仮想オペレーティング システムを実行することで、学生は、忠実にシミュレーションされたローカルの安全なサンドボックスでソフトウェアを提供したり、オペレーティング システムやアプリケーションを開発したりできます。
「場所を選ばない働き方」の実現
ほぼすべての Windows PC または Linux PC 上でセキュアな仮想コンテナを実行して、企業デスクトップを個人所有のデバイスから分離し、Workspace ONE などのサービスと互換性のある管理機能を使用できます。
セキュアなサンドボックスで安全に Web を閲覧
プライバシー設定、ツール、ネットワーク構成が異なるセキュアな分離された環境で 2 台目のデスクトップを実行することで、オンラインで Web を閲覧している間もホスト システムの安全性を確保できます。
複数のオペレーティング システムを容易に実行

Workstation Player の教育機関向け割引
大学生、入学予定の学生、ご両親、教職員などは、VMware Workstation を割引価格でご購入いただけます。
ユースケース

教育機関向けソリューション
現在、テクノロジーを取り巻く環境は驚異的なスピードで進化しています。VMware の仮想化ツールは業界の最先端を行くだけでなく、既存の PC を使用して仮想サンドボックス内で最新テクノロジーをテストすることも可能にします。学生はシンプルな環境で新しいオペレーティング システムを体験でき、教員は、繰り返し学習できるラボ環境を授業の一環として提供できます。校内にクラウドを設定する必要はありません。

ビジネス向けソリューション
Workstation Player を使用することで、管理対象か管理対象外かを問わず、エンドユーザーのラップトップやデスクトップ PC 上に企業のデスクトップ イメージを提供できるため、企業は「場所を選ばない働き方」を実現できます。VMware Workspace ONE と Workstation Player を併用すれば、ユーザーは会社のデスクトップやアプリケーションに容易にアクセスできます。同時に IT 管理者は、一元的な管理を実施してセキュリティ ポリシーを適用できます。
技術仕様
システム要件
VMware Workstation は、64 ビットの Intel プロセッサーと AMD プロセッサー、および 64 ビットの Windows または Linux ホスト OS が搭載された標準の x86 ベース ハードウェア上で動作します。詳細については、システム要件のドキュメントを参照してください。
システム要件
- 2011 年以降にリリースされた 64 ビット互換 x86/AMD64 CPU*
- 1.3 GHz 以上の CPU
- 2 GB 以上の RAM(4 GB 以上を推奨)
一般的なホスト OS 要件
VMware Workstation Pro および Player は、次の 64 ビット Windows または Linux ホスト OS で動作します。
- Windows 10
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012
- Windows 8
- Ubuntu
- Red Hat Enterprise Linux
- CentOS
- Oracle Linux
- openSUSE
- SUSE Linux Enterprise Server
Windows 7 ホストはサポートされなくなったため、Workstation 16 は Windows 7 ホスト上では動作しません。
Workstation Pro のインストール
- Workstation Pro 用に 1.2 GB の空きディスク容量が必要
- 仮想マシン 1 台につき追加のハード ディスク空き容量が必要
- ゲスト OS に必要な空きディスク容量については、各ベンダーの推奨値を参照してください
Hyper-V 対応ホストの場合:
CPU 要件:
- Intel Sandy Bridge 以降の CPU
- AMD Bulldozer 以降の CPU
ホスト OS:
- Windows 10 2004
Workstation Windows ホスト OS でコンテナ ランタイムを実行するための最小要件:
- Windows 10 1809 以降
Workstation Windows ホスト OS でダーク テーマをサポートするための最小要件:
- Windows 10 1809 以降
3D ハードウェア アクセラレーション グラフィックスのサポート:
ハードウェア要件:
- Windows ホストの場合、DirectX 11 をサポートする GPU が必要です。
- Linux ホストの場合、最新の NVIDIA 専用ドライバが必要です。
- Linux ホストの場合、AMD デバイスはサポートされていません。
ソフトウェア要件:
64 ビットのホスト OS:
- Windows 8 以降
- OpenGL 4.5 以降をサポートする NVIDIA ドライバを搭載した GNU/Linux
ゲスト OS
- Windows 7 以降
- vmwgfx を搭載した GNU/Linux
* ただし、次の CPU はサポートされていません。
- 2011 年の Bonnell マイクロアーキテクチャをベースとした Intel Atom プロセッサー(例:Atom Z670/Z650、Atom N570)
- 2012 年の Saltwell マイクロアーキテクチャをベースとした Intel Atom プロセッサー搭載のシステム(例:Atom S1200、Atom D2700/D2500、Atom N2800/N2600)
- Llano および Bobcat マイクロアーキテクチャをベースとした AMD プロセッサー搭載のシステム(例:開発コード名「Hondo」、「Ontario」、「Zacate」、「Llano」)
また、次の CPU がサポートされています。
- 2010 年の Westmere マイクロアーキテクチャをベースとした Intel プロセッサー(例:Xeon 5600、Xeon 3600、Core i7-970、Core i7-980、Core i7-990)
サポート対象のホスト OS およびゲスト OS については、VMware 互換性ガイドを参照してください。

関連製品
Workstation Player と Workstation Pro:お客様に最適なバージョンをご検討ください
全般 | Workstation Player | Workstation Pro |
新しい仮想マシンの作成 | ||
大規模な仮想マシンの作成(32 個の仮想 CPU、128 GB の RAM) | ||
仮想マシンへの PC の変換 | ||
大規模展開 |
ホストとゲストの統合 | Workstation Player | Workstation Pro |
ホストとゲスト間でのファイル共有 | ||
共有フォルダ/ミラー フォルダ | ||
Linux 仮想マシンへのワンクリック SSH 接続 | ||
異なる表示モードでの仮想マシンの実行 | ||
ユニティ モード(Windows ゲストのみ) |
グラフィックス | Workstation Player | Workstation Pro |
DirectX 11 と OpenGL 4.1 による 3D グラフィックス | ||
大容量グラフィックス メモリ:8 GB |
デバイスのサポート | Workstation Player | Workstation Pro |
4K/5K/Retina ディスプレイのサポート | ||
幅広い仮想デバイスのサポート | ||
USB スマート カード リーダーのサポート | ||
USB 3.1 デバイスのサポート | ||
支援デバイスのサポート(セクション 508 への準拠) | ||
複数言語対応キーボードのサポート | ||
仮想 TPM(Trusted Platform Module)デバイス | ||
仮想 NVMe デバイス |
セキュリティ機能 | Workstation Player | Workstation Pro |
Microsoft 仮想化ベースのセキュリティ(ゲスト)のサポート | ||
仮想 Trusted Platform Module(vTPM) | ||
UEFI ブートのサポート | ||
UEFI セキュア ブートのサポート | ||
GPU サンドボックス レンダラー | ||
スナップショット | ||
暗号化された仮想マシンの作成と管理 |
ゲスト OS | Workstation Player | Workstation Pro |
200 以上のオペレーティング システムのサポート(Linux、旧バージョンの Windows、BSD) | ||
Windows 10 ゲスト | ||
macOS ゲスト |
Windows ホスト固有の機能 | Workstation Player | Workstation Pro |
Windows 10/11 ホスト | ||
DirectX 11 レンダリング エンジン | ||
Hyper-V モードのサポート(Device Guard、WSL2) |
Linux ホスト固有の機能 | Workstation Player | Workstation Pro |
Vulkan レンダリング エンジン | ||
ホストのサポート:Ubuntu、CentOS、Debian、Fedora、RHEL、SUSE、openSUSE |
高度な機能 | Workstation Player | Workstation Pro |
コマンドライン操作:vmrun と VIX | ||
vCenter Server Appliance の展開が容易 | ||
REST API | ||
「Nautilus Container Engine」 | ||
仮想ネットワークのカスタマイズ(NAT、ネットワーク名の変更) | ||
仮想ネットワークのシミュレーション(パケット ロス、遅延、帯域幅) | ||
リモートの vSphere ホストへの接続 | ||
リンククローンの作成 | ||
フルクローンの作成 | ||
仮想マシンの暗号化 |
ライセンス | Workstation Player | Workstation Pro |
個人利用は無償 | ||
商用ライセンス | ||
評価版ライセンス |
製品
VMware Workstation Player(旧称 Player Pro)は、ローカル仮想化機能を提供するデスクトップ ハイパーバイザー アプリケーションです。個人利用の場合は無償で利用できます。商用のライセンスでは、VMware Workstation Pro および Fusion Pro で作成された制限付きの仮想マシンを Workstation Player で実行できます。
VMware Workstation Player は、個人利用、および商用以外での利用の場合は無償で提供されます(企業および非営利組織での利用は商用利用に該当します)。仮想マシンについて学習したい場合や、個人的に利用したい場合は、VMware Workstation Player を無償で利用できます。認定教育機関の学生や教職員で、VMware Academic Program のメンバーの方は、VMware Workstation Player を無償で利用できます。
インストール
いいえ。VMware Workstation Player は、ほかの VMware 製品と一緒にインストールするようには設計されていません。Workstation Player のインストール中に、同じ PC で VMware Workstation Pro または VMware Server がインストールされていることが検出されると、エラー メッセージが表示され、インストールは中止されます。ただし、Workstation Pro を購入してインストールした場合は、動作可能なバージョンの Workstation Player が含まれており、一緒にインストールされます。
一般的なホスト システムの場合、1 GHz 以上の 64 ビット プロセッサー(2 GHz を推奨)および 2 GB 以上のメモリ(4 GB を推奨)が必要です。また、64 ビットのホスト OS の実行に必要なメモリに加え、各ゲスト OS 用のメモリ、さらにホストおよびゲスト OS 上で実行するアプリケーション用のメモリが必要です。これらのメモリ要件については、ご使用のゲスト OS およびアプリケーションに関するドキュメントを参照してください。VMware Player をインストールするには、約 150 MB のディスク空き容量が必要です。PC の最小要件の詳細については、VMware Player のドキュメントを参照してください。