TAU のメンバー紹介
TAU の目的は、巧妙な手口を使う攻撃者の進化し続ける戦術、技術、手順(TTP)を調査、分析し、それらの攻撃を検知して防止する方法を把握することで、お客様の安全を確保することです。
あらゆる場所でのエンタープライズ アプリの実行
アプリとクラウドの接続と保護
マルチクラウドの柔軟性、選択肢の多さ、プライバシー、コントロールにより、生成 AI イニシアティブを加速し、確実に成功に導きます。
VMware は世界中のパートナーとともにマルチクラウドの導入を支援しています。
VMware Threat Analysis Unit(TAU)は、サイバーセキュリティの調査と分析における最高レベルの人材で構成されています。
ブライアン・バスキンは VMware Threat Analysis Unit のテクニカル リーダーであり、20 年以上に及ぶデジタル フォレンジック、インシデント レスポンス、マルウェア分析の経験を積んでいます。以前は US Defense Cyber Crime Center(DC3)のアナリストとして、軍事資産を狙ったネットワーク侵入の調査や新しいマルウェア攻撃キャンペーンの分析を担当していました。インシデント レスポンダーとして大規模環境でのインシデント レスポンスを主導し、多くの複雑な攻撃を調査してきました。セキュリティ関連の複数の書籍を執筆しており、マルウェア分析やインシデント レスポンスの効率を高めるためのオープンソース ツールも積極的に開発しています。
この業界に入って以来、タリー・リアドンは新たな脅威の特定と分析に打ち込んできました。特に Endpoint Detection and Response 分野への関心が高く、GIAC 認定インシデント ハンドラーの資格も取得しています。また、調査研究の一環として、製品の有効性を検証する取り組みを日常的に行っています。VMware Carbon Black の一員としては、攻撃の新たな亜種の特定と分析において貢献を積み重ねてきました。脆弱性「BlueKeep」のエクスプロイトが最初に発見されたとき、エクスプロイトの一つが発生したあるお客様環境での調査にも参加しています。最近では、次世代のセキュリティ プロフェッショナルの育成と指導にも情熱を注いでおり、B-Sides Boulder、Security Connect、オンライン Web セミナーなどでさまざまな講演を行っています。
ステファノ・オルトラーニは VMware のスタッフ エンジニア 2 です。以前は Lastline で Director of Threat Research を務めていました。Lastline には、Security Researcher として 2015 年に入社しています。現在は、未知のサイバー攻撃手法を調査、分類、検知する新たなアプローチの開発に取り組んでいます。Lastline に入社する前は、Kaspersky Lab の Global Research and Analysis チームに所属し、CERT、行政機関、大学、法執行機関との連携促進、および脅威に関するグローバルな現状調査を担当していました。アムステルダム自由大学(VU University Amsterdam)でコンピューター サイエンスの博士号を取得しています。Virus Bulletin、Security Analyst Summit、Underground Economy、Black Hat などの技術カンファレンスの常連スピーカーであるとともに、研究論文も多数執筆/共同執筆しています。
タカヒロ・ハルヤマは VMware Threat Analysis Unit(TAU)のシニア脅威リサーチャーです。マルウェア分析とデジタル フォレンジックに 10 年以上携わっており、これらの分野に豊富な経験と知識を有しています。以前は、Symantec の脅威インテリジェンス チームでサイバー スパイ マルウェアのリバース エンジニアリングに携わっていました。Virus Bulletin、REcon、HITB、SANS DFIR Summit、BlackHat Briefings USA/Europe/Asia などの主要なカンファレンスで講演を行っています。
ジェイソン・チャンは、VMware NSBU の脅威インテリジェンス チームでシニア テクニカル スタッフとして働いています。意欲的なサイバー脅威リサーチャーであり、製品およびテクノロジーのパイオニアとして実績を上げているジェイソンは、テクノロジーと製品の R&D に豊富な経験を有しています。VMware 入社以前は Lastline、Sophos、Symantec に所属し、脅威検知における最先端のリサーチと自動化を担当していました。Black Hat、Virus Bulletin、InfoSec など、主要な技術カンファレンスの常連スピーカーです。英国のキングス カレッジ ロンドン(King's College London)およびカーディフ大学(Cardiff University)で信号処理の博士号を取得しています。
ジョヴァンニ・ヴィーニャは VMware の脅威インテリジェンス担当シニア ディレクターです。また、カリフォルニア大学サンタバーバラ校(University of California, Santa Barbara)コンピューター サイエンス学部の教授でもあります(休職中)。主な研究対象は、マルウェア分析、脆弱性評価、地下経済、バイナリ分析、Web セキュリティ、セキュリティ問題への機械学習の応用です。Shellphish ハッキング グループの創設者でもあり、DEF CON CTF 大会への出場回数は史上最多を記録しています。ジョヴァンニは IEEE フェローおよび ACM フェローです。
セバスティアーノ・マリアーニは VMware の脅威リサーチャーであり、最近 VMware に入社しました。以前は、カリフォルニア大学サンタバーバラ校(University of California, Santa Barbara)の Seclab でリサーチャーとして働いていました。専門はマルウェア分析とリバース エンジニアリングですが、セキュリティ リサーチャーの日常業務を支援するネットワーク インフラストラクチャやツールの構築も行っています。また、Capture The Flag 大会への参加やこれらの大会の主催などの活動も Shellphish チームと行っています。このチームとは DEF CON CTF に参加し、数年にわたって決勝出場を果たしています。これまで Black Hat のスピーカーとして二度登壇し(Black Hat USA 2016 と Black Hat Europe 2017)、自身の研究を発表した実績があります。