拠点のルータの限界

不安定な接続への対策

トラフィックはフェイルオーバーするか、代替パスに移されますが、接続、フロー、呼び出し、セッションの喪失を回避するための、1 秒未満のプロアクティブなステアリング機能がありません。

高コストかつ拡張不能

設備投資コスト主体のハードウェア、サイトごとの管理、MPLS への依存は、コスト増の原因です。新しいサイトにまでネットワークを拡張したり、新しいサービスを追加したりする場合も、時間がかかります。

複雑なインストール

拠点のルータはインストール、アップグレード、維持管理が難しく、対応するにはトレーニングを受けて高度なスキルを身に付けた技術者が必要です。サイトごとに調整担当者を置けば、コストがかさみ、管理も難しくなります。

複数ソースによる受信の QoS

QoS の測定は、トランスポート チャネルごと、および通信手段別に報告されますが、輻輳が問題になる前にアクティブにトラフィックを規制することはできません。

拠点のルータを VMware SD-WAN by VeloCloud で置き換えることのメリット

ルーティング機能

VMware の動的マルチパスの最適化により、リンクの健全性とビジネス ポリシーに基づいて、もっとも適切なパスの選択が動的に行われます。

運用コスト モデル

SaaS モデルに移行することにより、コストの高いハードウェアや設備投資コストを削減できるため、より収益性の高い業務に IT 予算を再投資することが可能です。

セキュリティとスケーラビリティ

SD-WAN のインテリジェンスとクラウド セキュリティ プロバイダーのエコシステムによって、お客様のデータ、ビジネス、ネットワークを保護できます。コストのかかる出張サービスを依頼しなくても、数万か所の支社やクラウドサービスにまでセキュアに拡張することが可能です。

管理の容易さ

SD-WAN Orchestrator でワンクリックすれば(CLI 不要)、地域レベルでも世界規模でも新しいサービスの有効化やネットワーク ポリシーの更新を行うことができ、瞬時にして変更をネットワーク全体に伝達できます。構成や管理を個別に行う必要もありません。

製品

VMware SD-WAN by VeloCloud

VMware SD-WAN by VeloCloud は、帯域幅を拡大し、エンタープライズとクラウドのアプリケーションとデータへの直接アクセスを提供します。また、運用の大幅な自動化を進めながら、クラウドとオンプレミスに仮想サービスを追加することもできます。VMware SD-WAN は、ゲートウェイの分散ネットワーク、クラウドベースの Orchestrator、拠点プラットフォーム、VMware SD-WAN Edge などで構成されます。

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