Software-Defined WAN(SD-WAN)は、支社ネットワークの簡素化と、インターネットやハイブリッド WAN におけるアプリケーション パフォーマンスの最適化を実現します。Software-Defined Networking(SDN)をルーツとする SD-WAN では、基盤となるハードウェアからネットワーク ソフトウェア サービスが分離されます。VMware の Software-Defined WAN ソリューションにより、Virtual Cloud Network 特有の、一貫した広範囲にわたる接続を提供することができます。
SD-WAN の 6 つのトレンド概要
Virtual Cloud Network とは
既存の支社や新しい支社向けに帯域幅を拡大すると、コストも時間もかかります。
支社にある多数の単一機能デバイスをサイロ化された状態で管理すると、展開、モニタリング、トラブルシューティングのたびに、何度も出張サービスを依頼しなくてはなりません。
データセンター経由で支店 WAN のトラフィックをヘアピンすると、クラウド アプリケーションのパフォーマンスが低下します。支社用に新しいアプリケーションをプロビジョニングする場合は再構成が必要となり、IT 担当者にも負担がかかります。
展開の完全自動化、容易な構成、一元的なトラブルシューティングなどのツールを使用して、支社へのプロビジョニングを迅速に行うことができます。クラウドでもデータセンターでも、支社のエッジにネットワーク サービスを追加できます。
複数のリンク、デバイス、サービスを現行のソリューションと共存させ、相互運用することができます。API によって、さまざまな管理システムや報告システムに統合することも可能です。
エンタープライズ アプリケーションやクラウド アプリケーションへのセキュアな直接アクセスで、ハイブリッドやインターネットのリンク経由のアプリケーション パフォーマンスを最適化できます。SD-WAN により、複数の WAN リンクとサービス プロバイダーをまたいだ統合的なモニタリングと可視化が実現します。
ハイブリッド WAN を容易に提供し、支社で使用している一般的なブロードバンドをエンタープライズクラスの WAN にグレードアップすることができます。商用仮想マシン デバイス、x86 ベースの既存ルータ上の仮想マシン、SD-WAN Edge デバイスといった展開オプションにより、ハードウェア提供コストの削減が可能です。
SD-WAN by VeloCloud は、帯域幅を拡大し、エンタープライズ アプリケーションやクラウド アプリケーション、データへの直接アクセスを提供します。運用の自動化を大幅に加速させながら、クラウドとオンプレミスに仮想サービスを追加することもできます。SD-WAN by VeloCloud には、ゲートウェイの分散ネットワーク、クラウドベースのオーケストレーション、支店プラットフォームの SD-WAN Edge などが組み込まれています。
専門用語を使わずに SD-WAN のベスト プラクティスをわかりやすく説明しています。
このホワイトペーパーでは、WAN の展開が最優先事項であるべき理由をアナリストが解説します。
導入手順を短くまとめたビデオです。
アナリストでありネットワークの専門家でもある Jim Metzler 氏がプロセスを詳しく説明します。