VMware はソフトウェア リリースを提供することで、新機能の提供や、現行製品で発見された問題の修正を行います。お客様の問題が VMware のソフトウェア バグに関連するものであり、VMware がそれをサポート リクエストに関連付けられたバグ追跡番号によって確認した場合、TSE はお客様との協力のもと、バグの技術的な重要性とそれがお客様の組織に与えるビジネス上の影響に基づいて、修正策の適切なリリース メカニズムを決定します。

 

VMware は以下の 3 つのメカニズムによって、機能強化やバグ修正を行います。

(1)メジャー リリース(アップグレード)

メジャー リリース(アップグレードとも呼ばれる)は、ソフトウェアの一般公開リリースであり、強化機能や拡張機能のほか、重要度や優先度の高いバグの修正を含んでいます。VMware ではこれを、最初の小数点の左側の数字を変更することで明示します(例:Software 5.0 >> Software 6.0)。

(2)マイナー リリース

マイナー リリースは、ソフトウェアの一般公開リリースであり、一定の新機能や小規模な強化機能のほか、現行リリースで確認された重要度や優先度の高いバグのフィックスがインストールされます。VMware ではこれを、小数点の右側の数字を変更することで明示します(例:Software 5.0 >> Software 5.1)。

(3)メンテナンス リリース(アップデート)

メンテナンス リリースは、ソフトウェアの一般公開リリースであり、通常はメンテナンス用の修正のみ、または重要度の高いバグ修正が行われます。VMware ではこれを、2 番目の小数点の右側の数字を変更するか(例:Software 5.0 >> Software 5.0.1)、特定のソフトウェアについてはアップデート番号の数字を変更することで明示します(例:Software 5.0 Update 1)。

製品ライフサイクル

VMware 製品ライフサイクル ポリシーは、お客様の長期的な変更管理上の決定やリリース戦略を支援するため、ソフトウェア サポートのスケジュールを規定したものです。

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