VMware vCenter Converter Standalone 4.3 | 2010 年 8 月 30 日 | ビルド 292238

ドキュメントの最終更新日: 2010 年 9 月 24 日

本リリース ノートに対する追加情報およびアップデート情報を定期的に確認してください。

リリース ノートの概要

このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。

Converter Standalone 4.3 について

VMware vCenter Converter Standalone は、物理マシン (Windows または Linux を実行)、別の仮想マシン フォーマット、およびサードパーティ製のイメージ フォーマットから VMware 仮想マシンを作成するプロセスを自動化するための使いやすいソリューションです。ウィザードによる直感的なインターフェイスと一元管理可能なコンソールに より、Converter Standalone は中断やダウンタイムを発生させることなく、複数のローカル物理マシンおよびリモート物理マシンを迅速かつ高い信頼性で変換できます。

メリット

  • Windows または Linux オペレーティング システムを実行する物理マシンを、サービス中断やダウンタイムなしで、迅速に VMware 仮想マシンに変換できます。
  • Parallels Desktop、Symantec Backup Exec System Recovery、Norton Ghost、Acronis、StorageCraft、Microsoft Virtual Server、または Virtual PC などのサードパーティ製のイメージや仮想マシン フォーマット、および Microsoft Hyper-V Server 仮想マシンを VMware 仮想マシンに変換できます。
  • リモートでの複数の物理サーバまたは仮想マシンの変換を中央から同時に管理できます。
  • データ移行前に、ソース マシンのゲスト OS の静止状態のスナップショットを作成することにより、信頼性のある変換を実現します。
  • ホット クローン作成により、ソース サーバのダウンタイムと再起動を伴わない無停止での変換を実現します。

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新機能

VMware vCenter Converter Standalone 4.3 には次の新しい機能が追加されています。

  • VMware vSphere 4.1 を、ソースおよびターゲットとしてサポート
  • パワーオフ状態の Microsoft Hyper-V R1 および Hyper-V R2 仮想マシンのインポートをサポート
  • Converter のジョブを送信および監視できる公開 API とサンプル コード
  • Windows 7 ソースおよび Windows 2008 R2 ソースのインポートのサポート
  • ソースからターゲットへのデータ転送を、ネットワーク帯域幅や CPU に基づいて調整する機能
  • IPv6 サポート

終了したサポート

  • 次のオペレーティング システムに対するサポートは終了しました。
    • Windows 2000
    • Windows NT
  • OVF フォーマットのサポートが終了
  • VCB イメージ ソースのサポートが終了
  • Linux インストールのサポートが終了

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インストールに関する注意事項

権限が制限されているユーザーは、Converter Standalone 4.3 を Windows にインストールできません。Converter Standalone をインストールするには、管理者としてログインする必要があります。

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プラットフォーム

VMware Converter Standalone 4.3 は、次のプラットフォームにインストールできます。

  • Windows XP Professional (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Windows Server 2003 SP2、R2 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Windows Vista (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Windows Server 2008 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Windows Server 2008 R2 (64 ビット)
  • Windows 7 (32 ビットおよび 64 ビット)

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相互運用性

Converter Standalone 4.3 は次のソースをサポートしています。

  • サポートされているゲスト OS」 に記載されているオペレーティング システムを実行する物理マシン
  • VMware Desktop 製品
    • Workstation 5.x、6.x、および 7.x
    • Fusion 2.x および 3.x
    • Player 2.x および 3.x
    • Server 2.x
  • VMware vCenter 仮想マシン
    • vSphere 4.1
    • vSphere 4.0
    • ESX 3.0
    • ESXi 3.5 Installable および Embedded
    • ESX Server 2.5.x (VirtualCenter 2.5 以降で ESX Server を管理する場合)
    • vCenter Server 2.5
  • サードパーティ製のバックアップ イメージおよび仮想マシン
    • Microsoft Virtual PC 2004 および Microsoft Virtual PC 2007
    • Microsoft Virtual Server 2005 および Microsoft Virtual Server 2005 R2
    • Windows ゲスト OS を実行する Hyper-V Server 仮想マシン
    • Linux ゲスト OS を実行する Hyper-V Server 仮想マシン
    • Acronis True Image Echo 9.1、9.5、および Acronis True Image 10.0、11.0 (Home 版)
    • Symantec Backup Exec System Recovery (旧 LiveState Recovery) 6.5、7.0、8.0、および 8.5、LiveState Recovery 3.0 および 6.0 ( .sv2iファイルのみ)
    • Norton Ghost バージョン 10.0、11.0、12.0、13.0、および 14.0 ( .sv2iファイルのみ)
    • Parallels Desktop 2.5、3.0、および 4.0
    • StorageCraft ShadowProtect 2.0、2.5、3.0、3.1、および 3.2
    Backup Exec System Recovery、ShadowProtect、および Consolidated Backup の各イメージの変換に関する条件および制約については、『VMware vCenter Converter Standalone ユーザー ガイド』 を参照してください。
    Parallels Virtuozzo Containers は Converter Standalone ではサポートされていません。

選択したソースに応じて、次のターゲットに変換できます。

  • VMware vCenter 仮想マシン
    • ESX/ESXi 3.x、4.0、および 4.1
    • vCenter Server 2.5、4.0、および 4.1
  • VMware Desktop 仮想マシン
    • VMware Workstation 5.x、6.x、および 7.x
    • VMware Player 1.x、2.x、および 3.x
    • VMware Server 1.x および 2.x
    • VMware Fusion 1.x、2.x、および 3.x

以前のリリースの Converter Standalone (バージョン 3.x および 4.0.x) は、VMware vSphere 4.1 と互換性がない場合があります。

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サポートされているゲスト OS

Converter Standalone 4.3 は、次のゲスト OS をサポートしています。

  • Windows XP Professional (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Windows Server 2003 SP2、R2 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Windows Vista SP1 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Windows Server 2008 SP2 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Windows Server 2008 R2 (64 ビット)
  • Windows 7 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (32 ビット)
  • Red Hat Enterprise Linux 3.0 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Red Hat Enterprise Linux 4.0 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Red Hat Enterprise Linux 5.0 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Red Hat Linux Advanced Server 2.1 (32 ビット)
  • SUSE Linux Enterprise Server 8.0
  • SUSE Linux Enterprise Server 9.0 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • SUSE Linux Enterprise Server 10.0 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • SUSE Linux Enterprise Server 11.0 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Ubuntu 5.x
  • Ubuntu 6.x
  • Windows 7 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Ubuntu 8.x (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Ubuntu 9.x (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Ubuntu 10.04 (32 ビットおよび 64 ビット)

注意: パワーオン状態の Linux マシンのクローンを作成する際、Converter Standalone 4.3 は、次のソース ファイル システムをターゲット上に保存します: ext2、ext3、reiserfs、および vfat。その他のソース ファイル システムはすべて、ターゲット仮想マシン上で ext3 ファイル システムに変換されます。

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Converter Standalone の以前のリリース

Converter Standalone の以前のリリースの機能については、それぞれのリリース ノートに記載されています。次に示すリンクをクリックすると、Converter Standalone の以前のリリースに関するリリース ノートが表示されます。

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既知の問題

今回の Converter Standalone 4.3 リリースには、次の問題点があることが確認されています。

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インストール


vCenter Converter 4.2 エージェントが Hyper-V Server 上にインストールされている場合、Hyper-V Server 仮想マシンを変換できない
Hyper-V Server インベントリからソース仮想マシンを選択しようとすると、次のエラー メッセージが表示されます: [ 選択されたマシンのハードウェア情報を取得できません]。 この問題は、vCenter Converter 4.2 エージェントがソースの Hyper-V Server にインストールされている状態で、さらに Converter Standalone によって Converter Standalone 4.3 エージェントがインストールされると発生します。この結果、vCenter Converter 4.2 エージェントも破損します。
回避策:ソースの Hyper-V Server から前のバージョンの Converter エージェントをすべてアンインストールしてから、Converter Standalone 4.3 エージェントをデプロイします。

ディスクとボリュームのレイアウトをカスタマイズしたあとに変換すると、ターゲット仮想マシンが起動しないことがある
ボ リュームの順番を変更することでディスクとボリュームのレイアウトを変更したり、[オプション] ページの [コピーするデータ] ペインにディスクを追加したりすると、ターゲット仮想マシンが起動しなくなることがあります。これは、起動ボリュームが移動した場合や、8GB の基準を超えて起動ボリュームが移動した場合に、一部のシステムの起動コードが対応できないからです。

64 ビットの Windows Vista 以降を実行するマシンは、Converter Standalone 4.3 を再度インストールする前に、再起動する必要がある
64 ビットの Windows Vista、Windows Server 2008、または Windows 7 マシンから Converter Standalone をアンインストールしたあと、マシンを再起動せずに、続けて Converter Standalone をインストールすると、次のエラー メッセージで失敗します。
[ エラー 29144。サービス Vstor2 MntApi 1.0 ドライバ (共有) をインストールできませんでした。再起動してからインストールをやり直してください]
回避策:Windows Vista、Windows Server 2008、または Windows 7 マシンを再起動してから、Converter Standalone を再度インストールします。

Converter Standalone サーバをインストールするとき、converter-client.xml ファイルが自動的に更新される
こ の結果、システムにインストールされている Converter Standalone クライアントのデフォルト通信ポートが、Converter Standalone サーバのインストールで指定されていた値に変わります。通信ポートが変わっていることがあるため、Converter Standalone クライアントを使用してリモートの Converter Standalone サーバに接続する際は注意してください。
回避策:ホスト名:ポート番号」 という記法で、通信ポートを接続ダイアログ ボックスで明示的に指定できます。

Converter Standalone 4.3 のあとに Converter 3.0.3 をインストールしても警告メッセージが表示されない
Converter Standalone 4.3 がすでにインストールされているシステムで Converter 3.0.3 インストーラを起動しても、Converter Standalone 4.3 がアンインストールされることを通知する警告メッセージが表示されません。

Converter Standalone インストーラが通知なしで Workstation 6.5.x リモート エージェントを削除する
Workstation 6.5.x を使用して Windows ソース マシンのホット クローン作成を行うと、Workstation は、ソース上にリモート Workstation エージェントをデプロイします。このリモート エージェントをソース上に残すように選択していた場合、同じマシン上に Converter Standalone 4.3 をインストールすると、Converter Standalone インストーラが、警告メッセージを出さずにエージェントをアンインストールします。

権限が制限されているユーザーは、Converter Standalone 4.3 を Windows にインストールできない
管理者ではないユーザーとして Windows にログインしている場合、InstallShield がファイルを Converter Standalone から展開している最中に、次のエラー メッセージが表示されます。
ファイルを保存できません:
C:¥WINDOWS¥Installer¥
システムは指定のパスを見つけられません。

権限が制限されているユーザーは必要な書き込みのアクセス許可を持っていないため、エラーが表示されます。
回避策:次のようにして、 %TEMP% ディレクトリを選択してインストール ファイルを展開します。

  1. エラー メッセージで [OK] をクリックします。[名前を付けて保存」 ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. 現在のユーザーの Tempフォルダ ( C:¥Documents and Settings¥<ユーザー名>¥Local Settings¥Temp など) に移動し、[OK] をクリックします。
注: Converter Standalone をインストールするには、管理者としてログインする必要があります。

リモート ホット クローン作成中に Converter Standalone 4.3 で Converter Standalone リモート エージェントをインストールできない
VMware Converter 3.x エージェントがインストールされているリモートのソース マシンをホット クローン作成している間、Converter Standalone 4.3 でそのエージェントをインストールできません。次のエラーがログ ファイルに表示されます。
[ vm.fault.AgentInstallFailed]
回避策:リモート マシンの Converter 3.x エージェントを手動で削除してから、リモートのホット クローン作成を再度試行します。vCenter Converter 3.x エージェントを手動で削除するには、[プログラムの追加と削除] を使用します。

[変換] ウィザードで、ASCII 以外の文字を使用してコンピュータ名または DNS 名を指定すると、リモート エージェントのインストールが失敗する
[変換] ウィザードでソースを選択するときに、コンピュータ名または DNS 名のフィールドに ASCII 以外の文字を使用した場合、Converter Standalone エージェントのインストールは失敗します。
回避策:ASCII 以外の名前の代わりに、IP アドレスを使用します。

リモートのホット クローン作成処理で、Converter Standalone リモート エージェントが、同じマシン上の既存の Converter 3.0.x インストール済み環境をアンインストールしたことについてユーザーに通知しない
す でに Converter 3.0.x がインストールされているリモート マシン ソースを、Converter Standalone 4.3 で変換するときに、Converter Standalone 4.3 が、ユーザーに通知も警告も出さずに、既存のインストール済み環境をアンインストールします。

64 ビット Windows Vista 以降を実行するリモート ソース マシンを、一度正常に変換したあとに P2V 変換すると失敗する
64 ビット Windows Vista、Windows Server 2008、または Windows 7 オペレーティング システムを実行するリモート ソース マシンの変換が正常に行われたあとに、再度変換しようとすると、エラー メッセージ [ x.x.x.x で Converter Standalone エージェントのインストールに失敗しました。エラー コード: 1603] が表示され、失敗します。ここで x.x.x.x は、ソース マシンの IP アドレスです。
このエラー メッセージは、最初の正常に実行された変換において、リモートの Converter Standalone エージェントの自動アンインストールが有効になったときに表示される場合があります。
回避策:リモート ソース マシンを再起動してから、変換タスクを再実行します。

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一般


ターゲットのデータストア名に ASCII 以外の文字が含まれていると、変換タスクを送信できない
[変換] ウィザードで [終了] をクリックすると、次のエラー メッセージが表示されます: [ 一般的なシステム エラーが発生しました。原因不明の内部エラーです]。この問題は、ターゲットとなる vCenter Server に接続し、ASCII 以外の文字が名前に含まれているターゲットのデータストアを選択したときに、 VMware Infrastructure 仮想マシンのターゲットで発生します。
回避策:vCenter Server ではなく、ターゲットの ESX ホストに直接接続します。

ソースのデータストア名に ASCII 以外の文字が含まれていると、VMware Infrastructure 仮想マシンをソースに選択できない
vCenter Server に接続し、名前に ASCII 以外の文字を含むデータストアからソース仮想マシンを選択した場合、ソース マシンのページで [次へ] をクリックすると、次のエラー メッセージが表示されます: [ 選択されたマシンのハードウェア情報を取得できません]。
回避策:vCenter Server ではなく、ソースの ESX ホストに直接接続します。

同一の Windows ソース マシンに新規変換タスクを作成し、Converter Standalone エージェントのデプロイに異なるポートを使用すると、実行中の P2V 変換タスクが失敗する
P2V 変換タスクの実行中に、パワーオン状態の同じ Windows ソース マシンに対して、接続ポートを指定して別の変換タスクを作成すると、指定したポートを使用して Converter Standalone が Converter Standalone エージェントをデプロイします。指定の接続ポートが、現在実行中の変換タスクで使用している接続ポートと異なる場合、タスクは両方とも失敗します。最初の 変換タスクについて、タスクの概要タブ上に次のエラー メッセージが表示されます: [ 失敗: 一般的なシステム エラーが発生しました: ターゲット マシンが能動的に拒否したため、接続は確立できませんでした]。2 つめの変換タスクについて、タスクの概要タブ上に次のエラー メッセージが表示されます: [ 失敗: ソース ボリュームの VSS スナップショットを作成できません。エラー コード: 2147754774 (0x80042316)]。

ネットワーク設定に変更内容を適用せずにターゲットのタイプを変更すると、変換タスクを送信できない
Converter Standalone のウィザードでは、ターゲットを選択したあとに [オプション] ページに移動し、ネットワーク設定に変更内容を適用せずにウィザードに戻ってターゲットのタイプを変更すると、Converter Standalone で変換タスクを送信できません。[終了準備の完了] ページで [終了] をクリックすると次のエラー メッセージが表示されます: [ 仮想マシンを作成できません]。
この問題は、ターゲットのタイプを変更したときにデフォルトのネットワーク設定が更新されなかった場合に検出されます。
回避策:[ネットワーク] ペインで変更内容を適用したあと、ウィザードに戻ってターゲットのタイプを変更します。

  1. Converter Standalone のウィザードの [オプション] ページで、オプションのリストにある [ネットワーク] をクリックします。
  2. オプションのリストにある別のオプションをクリックします。たとえば、[コピーするデータ] です。
  3. [戻る] をクリックしてターゲットのタイプを変更します。

変換タスクの同時実行数が 20 を超えると、実行中の変換タスクがすべて失敗する
Converter Standalone の API を使用して複数の変換タスクを同時に実行する場合、タスクの同時実行数の合計が 20 を超えると、実行中の変換タスクがすべて失敗します。この問題は、サポートされている変換タスクの最大同時実行数を超えた場合に、Converter Standalone ワーカーが応答を停止するために発生します。次のエラー メッセージのいずれかが Converter Standalone サーバのログ ファイルに表示されます: [ SSLStreamImpl::BIORead (06a4b718) timed out] または [ SSL Exception:The SSL handshake timed out]。次のエラー メッセージが Converter Standalone ワーカーのログ ファイルに表示されることがあります: [ SSLStreamImpl::BIORead (103e9a98) timed out]。
回避策:同時に実行する変換タスク数が 20 を超えないようにしてください。

ターゲット仮想マシンの名前に ASCII 以外の文字を入力しようとすると、誤ったエラー メッセージが表示される
Converter Standalone のウィザードで変換タスクを作成する場合、ターゲット仮想マシンに ASCII 以外の文字で構成されている名前を入力すると、次のエラー メッセージが表示されることがあります: [ ターゲット仮想マシンの名前は、80 文字未満にしてください]。正しいエラー メッセージは次のとおりです: [ ターゲット仮想マシンの名前は、80 バイト未満にしてください]。 ターゲット仮想マシンの名前に入力できる文字数は、使用する言語によって異なります。たとえば、フランス語またはドイツ語で ASCII 以外の文字を使用する場合、ターゲット仮想マシンの名前は、40 文字から 80 文字の間で制限されます。日本語または簡体字中国語で ASCII 以外の文字の場合、制限は 26 文字に固定されます。

実行中の変換タスクまたは構成タスクをコピーできない
ソースが仮想マシンまたはバックアップ イメージである、実行中の構成タスクまたは変換タスクについて、[新規としてコピー] ウィザードを開き、[次へ] をクリックすると、ウィザードにエラー メッセージ [ 選択されたマシンのハードウェア情報を取得できません] が表示されます。
回避策:タスクが完了するまで待ってから、ポップアップ メニューで [新規としてコピー] を選択します。

認識されないファイル システムを持つソース ボリュームを変換すると、ターゲット仮想マシンを起動できない場合がある
ボリューム ベースのクローン作成タスクを Converter Standalone のいずれかのウィザードでセットアップするときに、[ソース ボリューム] タブの行にボリューム名が表示されないことがあります。こ れは、Converter Standalone がそれらのボリュームのファイル システムを認識していないことを意味します。このような変換タスクによって作成されたターゲット仮想マシンは、起動できない可能性があります。それにもか かわらず、Converter Standalone は、ブロック レベルのコピーによって、ソース ボリューム データをターゲットにコピーします。
回避策:変換後に、ターゲット仮想マシンを構成します。

ソース仮想マシンに IDE と SCSI の両方のディスクがあると、ターゲット仮想マシンが起動しない場合がある
次の条件をすべて満たしている場合は、ターゲット仮想マシンの起動に失敗し、ブラック スクリーンにカーソルが表示されます。

  • ソース マシンに IDE と SCSI の両方のディスクがある。
  • 起動順序は SCSI ディスクの方が先である。
  • ユーザーがディスク アダプタ タイプを保存するように選択している。

回避策:すべてのディスクに対して IDE または SCSI のどちらか 1 つのアダプタ タイプを選択します。

マルチブート ソースをディスク ベースで変換したあとに、ターゲット仮想マシンのデフォルト以外のオペレーティング システムの起動に失敗する場合がある
次の条件をすべて満たしている場合は、マルチブート ソース マシンをディスク ベースで変換したあとに、ターゲット仮想マシンのデフォルト以外のオペレーティング システムの起動に失敗する可能性があります。

  • ソースに複数のディスクがある。
  • 少なくとも 1 つのシステム パーティションが、最初のディスク (アクティブ ディスク) 上にない。
  • コントローラのタイプが変換により変更されている (たとえば、ソースは IDE でターゲットは SCSI など)。

回避策:ソースと同じコントローラ タイプを使用します。

2GB を超える VMDK ファイルを持つスタンドアロン VMware ソースを、大きなファイルをサポートしないネットワーク シェア上のホストされているターゲットに変換すると失敗する
2GB を超える VMDK ファイルを持つスタンドアロン仮想マシンのソースを選択し、大きなファイルをサポートしないリモート ネットワーク上 (Linux SMB や NFS 共有など) のホストされているターゲットに変換しようとすると、その変換タスクが、次のエラー メッセージで失敗する場合があります。

  • [仮想ディスクに接続できません]
  • [0 応答バイトを読み込んだあと、リモート サーバは接続を切断しました]
  • [仮想ディスクでの処理中にエラーが発生しました]
変換が正常に終了した場合は、ターゲット仮想マシンをパワーオン状態にしたときに、VMDK ファイルに関連する次のエラー メッセージが表示される可能性があります。
[ 内部の不整合エラー]
回避策:
  1. Converter Standalone のメインのアプリケーション ウィンドウで、失敗したタスクを右クリックし、[新規としてコピー...] を選択します。
  2. [オプション] ページで [コピーするデータ] を選択します。
  3. [コピーするデータ] ペインで、コピーするボリュームを選択し、[詳細] をクリックします。
  4. [ターゲット レイアウト] タブで、ターゲットのディスク タイプとして、[2GB に分割 (事前割り当てなし)] または [2GB に分割 (事前割り当て済み)] を選択します。
  5. [次へ] をクリックし、変換タスクのサマリを表示します。
  6. [終了準備の完了] ページで、[終了] をクリックして、タスクを再送信します。

大きなファイルをサポートしないネットワーク シェアに対し、ソース イメージのリンク クローンが 2GB を超える場合に失敗する
大 きなファイルをサポートしないネットワーク シェア (Linux SMB 共有など) に対し、ソース イメージから 2GB を超えるリンク クローンを作成した場合、失敗します。Converter Standalone ではソース ファイルを小さなファイルに分割しません。ターゲットでサポートされているファイル サイズよりもソースが大きい場合、変換タスクは失敗します。

ディスクを 15 個以上備えた VMware Infrastructure 仮想マシン ソースを、VirtualCenter 2.5 で管理している ESX ターゲットに変換できない
ESX 3.5 ホスト上にある仮想マシン ソースを VirtualCenter 2.5 で管理している ESX 3.5 ターゲットに変換しようとしていて、ソース マシンに 15 個以上の VMDK ファイルがある場合、変換タスクは失敗して次のエラー メッセージが Converter Standalone ログに書き込まれます。
[ 失敗: agent.internal.fault.NfcConnectionFault.summary]
回避策:

  1. Workstation など、ホスト型の仮想マシン ターゲットにソース マシンを変換します。
  2. 得られた仮想マシンを、配置先の VirtualCenter が管理する ESX に変換します。

2GB を超える VMDK ファイルを持つスタンドアロン VMware ソースを変換するための変換タスクを、大きなファイルをサポートしないネットワーク シェアから作成すると失敗する
大 きなファイルをサポートしないリモート ネットワーク上 (Linux SMB 共有など) にあり、2GB を超える VMDK ファイルを持つスタンドアロン仮想マシンのソースを選択し、[次へ] または [ソースの詳細を表示] をクリックすると、Converter のウィザードに次のエラー メッセージが表示されます。
[ 選択されたマシンのハードウェア情報を取得できません]
回避策:ネットワーク シェアのフォルダを、Converter Standalone が稼働しているマシンにマッピングし、そこからソースを選択します。

Converter Standalone が、VMware Workstation またはその他の VMware によりホストされている、読み取り専用ネットワーク シェア上のソース仮想マシンの電源状態を検出できない
Workstation または別の VMware にホストされているソース マシンが、読み取り専用権限でネットワーク シェア上に格納されている場合、このソースがパワーオン状態であるかサスペンド状態であるかを Converter Standalone が検出できないことがあります。このため、パワーオン状態のソース仮想マシンに対して変換中に変更が加えられると、ターゲット マシン上のデータに不整合が生じる可能性があります。
回避策:

  • 変換する前に、ソース仮想マシンがパワーオフ状態であることを確認します。
  • ソース仮想マシンが格納されているネットワーク シェアに、書き込み権限を付与します。

同じバージョンの Converter Standalone サーバにしか Converter Standalone 4.3 クライアントを接続できない
Converter Standalone クライアントと異なるバージョンのリモートの Converter Standalone サーバに接続しようとする場合、次のエラー メッセージが表示されます。
[ 接続しようとしているサーバのバージョンはサポートされていません]
Converter Standalone クライアントを接続できるようにするには、Converter Standalone サーバのバージョンが 4.3 である必要があります。
回避策:Converter Standalone 4.3 インストーラを Converter Standalone サーバ マシンで実行し、Converter Standalone 4.3 サーバをインストールします。

1TB を超える仮想マシンを変換するときに、タスクの進行状況が表示されない
ソース仮想マシンが 1TB を超える場合、Converter Standalone には変換タスクの進行状況が表示されません。変換タスクは正常に完了しますが、ユーザーはその進行状況を監視できません。
回避策:ターゲット ESX ホストのディスク パフォーマンスを監視することによって、タスクが正常に実行されているかを確認できます。

システム ボリュームが SCSI ディスク上にあり、IDE ディスクもソース マシン上にある場合、Converter Standalone はシステム ボリュームを検出できない
SCSI ディスクと IDE ディスクを持つソース マシンで、システム ボリュームが SCSI ディスク上にある場合、Converter はそのシステム ボリュームを検出できません。そのような構成の場合、Converter は最初の IDE ディスクのみを確認します。

特定の条件下で、タスクの進行状況および終了予測時間の信頼性が低くなる
ソース システムの空き容量が大きい場合や、ソース システムのディスクに容量の非常に大きなファイルがある場合、または、ネットワークのパフォーマンスが予期せず低下している場合に、Converter のタスク リストに表示されるタスクの進行状況と、[タスクの完了] の左に表示される終了予測時間が、誤って算出される場合があります。

[変換] ウィザードを開いているときにソース マシンのハードウェア構成が変更された場合、ソースの正しい詳細情報を表示するには、[変換] ウィザードを再起動する必要がある。
ソー ス マシンの詳細情報を取得する処理には時間がかかるため、ウィザードのセッションごとに行われます。この情報を取得したあとに、ソース マシンへの変更 (メモリやハード ディスク ドライブの追加など) が発生すると、その変更についての情報は、[変換] ウィザードに表示されません。
回避策:[変換] ウィザードを再起動します。

ファイル システム エラーを含むソースのクローンを作成すると、損傷のある仮想マシンが生成される場合がある
ファイル システム エラーを含むソースのクローンを作成すると、損傷のある仮想マシンが生成される場合がある」 (KB 1006689) を参照してください。

WAN リンクを使用して変換しているときに SSL ハンドシェイクがタイムアウトする
Converter Standalone は、WAN を介した変換をサポートしていません。WAN リンクを使用して変換を実行しようとした場合、SSL ハンドシェイクのタイムアウトが 2 分であるため、SSL タイムアウトが発生することがあります。
回避策:

  1. この 2 分間のハンドシェイク タイムアウトを避けるには、同じ LAN 上で、ホスト型のターゲット マシン (Workstation など) へ変換します。
  2. その仮の仮想マシンをコピーし、WAN 経由でリモート サイトに送信します。
    目的のターゲットが Workstation 仮想マシンである場合は、これによって処理は完了します。
  3. 目的のターゲットが ESX の場合は、Workstation 仮想マシンを ESX サーバにインポートします。

vCenter Server に接続されていない ESX ホスト間の変換タスクが、ソース マシン上に 10 個以上のディスクがある場合に失敗する
10 個以上のディスクを持つソース マシンを変換すると、次のエラーがログ ファイルに表示されて、変換は失敗します。
Error on logout (ignored):Operation timed out
SSLStreamImpl::BIORead ( 3BBA4E8) timed out

このエラーは、vCenter Server に接続されていない ESX ホストとの間に確立できる、NFC 接続の数の制限により発生します。
回避策:ターゲット ESX ホストに、vCenter Server を使用して接続します。その場合、ソース ディスクの数の上限は、ESX ホストの場合 27 個、ESXi ホストの場合 23 個です。

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Windows ソース

新規 ユーザー アカウント制御 (UAC) が有効な場合にデフォルトの管理者アカウントを使用していないと、パワーオン状態のローカル マシンを変換できない
ユー ザーアカウント制御 (UAC) が有効になっている Windows オペレーティング システムにログインするときにデフォルトの管理者アカウントを使用していない場合、ローカルのパワーオン状態のマシンに対して変換タスクを作成しようとす ると、[変換] ウィザードで次の問題が発生するときがあります。

  • [オプション] ページの [コピーするデータ] ペインにソース ボリュームが表示されない
  • [終了] をクリックすると、[サマリ] ページに次のエラー メッセージが表示される: [ 指定されたパラメータ 「」 が正しくありませんでした]


回避策:管理者として Converter Standalone を実行します。

  1. ソース マシンのデスクトップで、Converter Standalone のアイコンを右クリックします。
  2. コンテキスト メニューから、[管理者として実行] を選択します。

ソース マシンで Windows を実行していて、少なくとも 1 つのソース ボリュームのクラスタ サイズが 4KB より大きい場合、ボリューム ベースの変換タスクが応答を停止する
Windows を実行するソース マシンのボリューム ベースのクローン作成で変換タスクを送信する際に、少なくとも 1 つのソース ボリュームのクラスタ サイズが 4KB より大きい場合、変換タスクが応答を停止します。このタスクはタスク リストに実行中と表示され、タスクをキャンセルできません。変換タスクの最大同時実行数を超える場合は、これが原因でほかの変換タスクを実行できなくなる ことがあります。
回避策:応答しないタスクをキャンセルして、クラスタ サイズが 4KB より大きいすべてのソース ボリュームのボリューム サイズを小さくします。

  1. 応答しないタスクをキャンセルするには、Converter Standalone ワーカー サービスと Converter Standalone エージェント サービスを手動で再起動します。
    注:Converter Standalone サービスを再起動すると、実行中のすべての変換タスクがキャンセルされます。この手順を実行する前に、実行中の変換タスクがほかにないことを確認してください。
  2. 当該のソース マシンに対して、クラスタ サイズが 4KB より大きいすべてのソース ボリュームのサイズを小さくするための新しい変換タスクを設定します。

ローカルにあるパワーオン状態のソース マシンの変換が 1% の確率で失敗する
変換のソースとして [このローカル マシン] を選択していて、旧バージョンの Converter Standalone の Converter Standalone エージェントがソース マシンにインストールされている場合、変換タスクは 1% の確率で失敗します。[タスクの進捗状況] タブの [ステータス] 行に、次のエラー メッセージが表示されます:
[ 失敗: ソース ボリュームの VSS スナップショットを作成できません。エラー コード: 127 (0x0000007F)。]
これは、Converter Standalone 4.3 のインストーラでは旧バージョンの Converter Standalone エージェントをアップグレードできないからです。
回避策:ソース マシンから手動で Converter Standalone エージェントをアンインストールしてから、新しい変換タスクを作成します。

アクティブ (起動) パーティションがソース マシンの最初のディスクにない場合、変換後にターゲット仮想マシンが起動されない
最 初のハード ディスクではなく、任意のハード ディスクから起動するようソース システム上の BIOS が変更されているのに、ターゲットのボリューム レイアウトについてデフォルトの設定が保持されている場合、Converter Standalone は、ターゲット仮想マシンの最初の仮想ハード ディスクへ起動ボリュームをクローン作成しないことがあります。そのため、ターゲット仮想マシンの BIOS は、アクティブなパーティションが含まれているディスクを検出できず、ターゲットの仮想マシンが起動に失敗し、次のエラー メッセージが表示されることがあります: [ オペレーティング システムが見つかりませんでした]。
回避策:

  • 変換後、ターゲット仮想マシンの BIOS で起動順序を変更して、アクティブ ボリュームが含まれている仮想ディスクからターゲット仮想マシンが起動できるようにします。
  • 変換タスクをセットアップするときに、デフォルトのボリューム レイアウトを変更して、アクティブ ボリュームがターゲット仮想マシンの最初の仮想ディスクで検出されるようにします。

パワーオン状態のソース マシンへ接続するのにデフォルトの管理者アカウントを使用していない場合、ユーザー アカウント制御 (UAC) により Converter Standalone エージェントをインストールできない
Windows Server 2008、Windows Vista、または Windows 7 を実行しているパワーオン状態のソース マシンを変換するためのタスクをセットアップしており、デフォルト以外の管理者アカウントを使用してソース マシンにログインしている場合、ソース マシンに Converter Standalone エージェントをインストールしようとすると、次のエラー メッセージが表示されることがあります: [ xxxxxxx への接続に必要な権限が不足しています]。ここで、 xxxxxxx はソース マシンの IP アドレスです。UAC が有効になっている状態で、デフォルト以外の管理者ユーザーとしてソースにログインしたときに、Converter Standalone サーバが Converter Standalone エージェントをインストールできないのは、このためです。
回避策:[変換] ウィザードを開始する前に、ソース マシンの UAC を無効にします。UAC を無効にする手順については、ソースのオペレーティング システムに応じて Microsoft の Web サイトで検索できます。

ゲスト OS のカスタマイズ中に構成タスクをコピーしようとすると、Converter Standalone ワーカーの処理が停止する
ターゲット マシンのカスタマイズ中に、実行中の構成タスクを右クリックし、[新規としてコピー] を選択すると、Converter Standalone ワーカーのプロセスが応答を停止します。
回避策:構成タスクが完了するまで待ってからコピーしてください。

特定のシステムのタイム ゾーンで、Windows Vista 以降を実行しているゲスト OS のカスタマイズが失敗することがある
Windows Vista、Windows Server 2008、または Windows 7 を実行しているターゲットのゲスト OS に対して、標準以外のタイム ゾーンを設定していると、ゲスト OS のカスタマイズ中に変換または構成のタスクが失敗することがあります。Converter Standalone エージェントのログ ファイルに次のエラー メッセージが表示されます: [ TaskImpl has failed with std::Exception: Timezone]。
回避策:関 連する Converter Standalone のウィザードの [カスタマイズ] ページで [タイム ゾーン] を選択し、[タイム ゾーン] ドロップダウン メニューから [(GMT) グリニッジ標準時: ダブリン、エジンバラ、リスボン、ロンドン] を選択します。変換タスクが完了したあとで、ターゲット マシンのタイム ゾーンを手動で変更できます。

ファイル レベルのクローン作成中に Converter Standalone のプロセスを停止すると、Converter Standalone サーバのサービスを実行しているマシンが再起動する
Windows XP または Windows Server 2003 を実行しているソース システムのファイル レベルのクローン作成中に、Converter Standalone の次のいずれかのプロセスを強制的に停止すると、停止したプロセスを実行していたマシンが自動的に再起動することがあります。

  • VMware Converter Standalone Integrated Worker
  • VMware Converter Standalone Integrated Agent
この動作は一貫性がなく、Windows のバージョンおよびパッチ レベルによって異なります。


回避策:ファイル レベルのクローン作成中は、ソース マシン上の Converter Standalone サービスを停止しないでください。詳細およびホットフィックスについては、Microsoft のサイト 「 遅 延書き込みの失敗イベントが Windows Server 2003 で報告されたエラー メッセージ: 「0x00000019-BAD_POOL_HEADER の停止」 または 「0xCD PAGE_FAULT_BEYOND_END_OF_ALLOCATION の停止」」 を参照してください。

Windows ソース マシンの変換中に、Converter Standalone で PIC HAL が APIC HAL へ変更されない
変 換するソースが、PIC (Programmable Interrupt Controller) HAL を実行している場合、Converter Standalone では、ターゲット仮想マシンの PIC HAL が APIC (Advanced Programmable Interrupt Controller) HAL へ変更されません。その結果、ターゲット仮想マシンが起動しない、または予想どおりに実行されないことがあります。実行中の HAL がどれかを見つけるには、Windows デバイス マネージャで、デバイスのリストから [コンピュータ] を選択します。標準の PC、または ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) の PC が表示される場合は、PIC HAL が実行されています。
回避策:VMware 仮想マシンは APIC コンピュータです。ソース コンピュータが、PIC HAL を実行している PIC コンピュータの場合は、変換後、ターゲット仮想マシンの HAL を APIC HAL へアップデートする必要があります。正しい HAL の構成の詳細については、Microsoft の Web サイト 「 Windows XP または Windows Server 2003 セットアップ後の HAL オプション」 を確認してください。
注:Microsoft では、APIC コンピュータでの PIC HAL の実行についてはサポートしていません。使用するソースが PIC HAL を実行している APIC コンピュータの場合は、変換を開始する前に、ソース マシン上に正しい HAL を構成する必要があります。

Windows 上で実行している物理マシン ソースの変換中、Converter Standalone は無効なネットワーク アダプタを保持しない
Windows ソース マシンの P2V 変換中、Converter Standalone は、ソース上の無効なネットワーク アダプタを検出しません。また、これらのアダプタは、ターゲット仮想マシン上に保持されません。
回避策:Converter Standalone のウィザードの [オプション] ページで [ネットワーク] をクリックし、ターゲット仮想マシンへネットワーク アダプタを追加します。

ライブ Windows Server 2003 ソースからクローン作成されたターゲット仮想マシンをパワーオン状態にすると、エラー メッセージが表示される
ライブ Windows Server 2003 ソースから変換されたターゲット仮想マシンをパワーオン状態にすると、ダイアログ ボックスに次のメッセージが表示されます。
[ コンピュータが予期せずシャットダウンした理由]
このダイアログ ボックスは、ターゲット マシンの問題を示しているわけではありません。ソースがシャットダウンされた理由について、情報が必要なだけです。何も処理せずにこのダイアログを閉じても安全で、ターゲット仮想マシンで通常どおり処理を続行できます。

カスタマイズのあとで Microsoft Windows Vista が繰り返して再起動される
ソースのオペレーティ ング システムが Microsoft Windows Vista の場合に、不正なカスタマイズ情報を提供すると、ターゲット仮想マシンが繰り返し再起動されることがあります。変換または構成中に、Microsoft Windows Vista をカスタマイズするよう選択し、不正なカスタマイズ情報 (無効なシリアル キーなど) を提供した場合には、カスタマイズされたターゲットが繰り返し再起動されます。これは、Microsoft Windows Vista の既知の問題です。
回避策:提供するカスタマイズ情報が正しいことを確認してください。

ソース マシンを Windows Vista、Windows Server 2008 のローカルまたはネットワーク共有ドライブへ変換し、事前割り当てのターゲット ディスク オプションを選択すると、ディスクのクローン作成が失敗することがある
Converter Standalone サーバを実行しているマシンの Converter Standalone ワーカーのログに、次のエラー メッセージが表示されます。
[ [NFC ERROR] File error -- Failed to write to the target file: An error was detected.]
これは、Windows Vista および Windows Server 2008 のファイル システムの既知の問題が原因である可能性があります。
回避策:

  • 使用するホスト システムに、最新のホットフィックスをインストールします。この問題およびホットフィックスのダウンロードの詳細については、 http://support.microsoft.com/kb/KB957065 を参照してください。
  • converter-worker.xml ファイルの preallocateTargetDisks フラグをオンにします。
    1. Converter Standalone サーバを実行しているマシンで、 %ALLUSERSPROFILE%¥Application Data¥VMware¥VMware Converter Standalone¥にある converter-worker.xmlファイルを検索します。
    2. テキスト エディタで converter-worker.xmlファイルを開いて、 preallocateTargetDisksフラグを falseから trueに変更します。
    3. Converter Standalone ワーカーを再起動するには、次の手順を実行します。
      システムを再起動するか、または Microsoft 管理コンソールで [サービス] セクションを開いて、VMware Converter ワーカーのサービスを見つけて再起動します。

ゲスト OS をカスタマイズしたあとで、所有者名および組織が正しく表示されない
ゲスト OS をカスタマイズすると、[コンピュータ情報] ページの所有者名および組織で使用していた Unicode 文字が、[変換] ウィザードまたは [構成] ウィザードで設定されているように表示されません。
Windows Vista 以外のすべての Windows オペレーティング システムでは、ユーザー名や組織などのカスタマイズ パラメータで、ゲストのデフォルト ユーザー プロファイルのローカルなエンコーディング文字を使用する必要があります。たとえば、ユーザー名に日本語文字が使用できるのは、自身のデフォルト ユーザー プロファイルのローカル エンコーディングが [日本語] に設定されているゲストだけです。Windows Vista では、UTF-8 でエンコードされた XML ファイルを使用して Microsoft sysprep パラメータを格納しているため、Windows Vista のゲストにはこのような制限は適用されません。以前のバージョンの Windows は sysprep.infファイルを使用しており、Microsoft Windows のミニセットアップ プロセスは、このファイルをローカルなエンコーディングでのみ読み込みます。
回避策:ターゲット仮想マシンの所有者名および組織名を割り当てるときに、Unicode 文字を使用しないようにするか、または次に記載されている回避策を使用して対処します: http://support.microsoft.com/kb/310441/

フォーマットされていないボリュームがあるパワーオン状態の Windows Server 2008 ソースの変換が失敗する
Windows Server 2008 のボリュームがフォーマットされていない場合、Windows Server 2008 を実行しているパワーオン状態のソース マシンは変換できません。Windows Server 2008 の VSS バージョンはフォーマットされていないボリュームをサポートしていません。次のエラーがログ ファイルに表示されます。
ソース ボリュームの VSS スナップショットを作成できない。エラー コード: 2147754764 (0x8004230C)]
回避策:

  • フォーマットされていないボリュームをフォーマットし、再度変換してみます。
  • [オプション] ページの [コピーするデータ] ペインで変換タスクの設定中に、フォーマットされていないボリュームをすべて選択解除します。

Converter Standalone では、FAT/FAT32 ボリューム ファイル システムでの、パワーオン状態の Windows Server 2008 ソースのクローン作成がサポートされていない
Windows Server 2008 における VSS は、FAT/FAT32 をサポートしていません。FAT/FAT32 ボリュームを変換しようとすると、変換タスクが失敗します。
回避策:[変換] ウィザードの [オプション] ページで、すべての FAT/FAT32 ボリュームを選択解除します。

Converter は、ソース マシンに少なくとも 1 つの NTFS ボリュームがある場合しか、ホット クローン作成中に FAT/FAT32 ボリュームを変換できない
Windows Server 2008 より前のバージョンの Windows で実行しているソース マシンでは、ソース マシンに少なくとも 1 つの NTFS ボリュームがある場合のみ、VSS が FAT/FAT32 ボリュームのスナップショットを作成できます。ボリュームベースのクローン作成をサポートしているすべてのオペレーティング システムでは、VSS が機能するために少なくとも 1 つの NTFS ボリュームが必要です。

ソース上で、VSS スナップショットを作成するための十分な領域がないと、変換が失敗する
ソース ボリューム上の領域が不十分で、VSS がスナップショットを作成できない場合は、次のエラーが表示されて変換が失敗します。
ソース ボリュームの VSS スナップショットを作成できない。エラー コード: 2147754783(0x8004231F)]
回避策:ソース ボリューム (特にシステム ボリュームおよびすべての NTFS ボリューム) をクリーンアップして、ソースの変換を再試行します。

Converter Standalone リモート エージェントはユーザーに対し、リモート ホット クローン作成処理中にソース システムにインストールされた Converter 3.0.x または 4.0.x リモート エージェントに関する情報を通知しない
Converter version 3.0.x または 4.0.x からのリモート エージェントがすでにあるリモート マシン ソースを Converter Standalone 4.3 が変換していると、通知や警告メッセージを表示することなく、古いリモート エージェントがアンインストールされます。この結果、以前のバージョンの Converter を使用して、あとでこのソース マシンを変換することはできなくなります。

以前のバージョンの Converter では、Converter Standalone 4.3 エージェントがインストールされているソース マシンを変換できない
Converter Standalone 4.3 エージェントは、変換中にソース マシンにデプロイされます。変換後、Converter Standalone 4.3 エージェントがアンインストールされていない場合は、以前のバージョンの Converter では、Converter Standalone エージェントの新しいバージョンの上位にエージェントをデプロイできません。そのため、Converter Standalone 4.3 によってすでに変換されたソースを変換するのに、以前のバージョンの Converter を使用することはできません。
回避策:以前のバージョンの Converter でソースを変換する前に、Converter Standalone 4.3 エージェントをアンインストールします。

ソース マシンの BIOS でディスクの順序を変更すると、Converter Standalone がターゲット仮想マシンの構成に失敗する
ソース マシンの BIOS で起動順序を変更すると、Converter がソースの起動ディスクを正しく認識できないことがあり、ターゲットの構成に失敗することがあります。
回避策:変換前に、ソース マシン BIOS のディスク順序を整理して、起動ディスクを最初のディスクとして配置します。

Windows オペレーティング システムを実行しているパワーオン状態のソース マシンを変換しているが、Converter がシステム上のすべてのディスクおよびボリュームについてレポートしない
こ の問題は、Converter がデバイスのクエリで使用する、Microsoft API のバグによるものです。この問題は、サービス パックを適用していない Windows XP Professional 64 ビットで検出されています。また、Windows XP または Windows Server 2003 のほかのバージョンでも検出されることがあります。
回避策:問題が解決されている、最新のサービス パックにアップデートしてください。この問題は、Windows XP Professional 64 ビットの Service Pack 1 では検出されていません。

再起動後、Converter Standalone エージェントが自動的に開始されない
ソース マシンの起動が非常に遅い場合は、ソース マシンの再起動後、Converter Standalone エージェントが自動的に起動していない可能性があります。
回避策:次の手順を実行して、Converter Standalone エージェントを手動で起動します。

  1. [マイ コンピュータ] を右クリックして [管理] を選択します。
  2. [コンピュータの管理] ウィンドウで、左側の [サービスとアプリケーション] - [サービス] を選択します。
  3. 右側のリストで、[VMware Converter Standalone Agent] をダブルクリックします。
  4. [開始] をクリックしてプロセスを開始します。
  5. [適用] をクリックして [OK] をクリックします。

ソース仮想マシンに適切なドライバがない
ソースのオペレーティング システムで適切なドライバが無いために再構成が失敗した場合は、ログ ファイルに次のエラー メッセージが表示されます。
[ 指定された CAB ファイルで symmpi.sys が見つかりません]
これは通常、Windows Server 2003 SP1 で検出されます。
回避策:

  1. 失敗した変換で作成された仮想マシンのバックアップを作成します。
  2. システム フォルダが含まれている VMDK ファイルを、ほかの Windows Server 2003 仮想マシンへ割り当てます。
  3. ターゲット仮想マシンの WINDOWS¥Driver Cache¥i386¥driver.cab ファイルを、 driver.cab ファイルのバージョンに置き換えます。ここには、ヘルパー仮想マシンの不明なドライバが含まれています。
  4. ヘルパー仮想マシンから VMDK ファイルを分離し、ターゲット仮想マシンで [マシンの構成] ウィザードを実行します。

カスタマイズ中に、sysprep によってドライブ文字のマッピングが削除される
カスタマイズのオプションを選択して、 sysprep の 2 回目の再起動のあとに [お待ちください] 画面でターゲット仮想マシンが応答しなくなった場合は、カスタマイズせずに変換タスクを再実行する必要があります。この問題は、Microsoft sysprep がドライブ文字のマッピングを削除し、特定のファイルへアクセスできなくなることによって発生します。

構成タスクの実行後に仮想マシンを手動で再起動しても、カスタマイズが適用されない
カスタマイズのプロセスは次のように行われます。

  1. Converter Standalone を使用して仮想マシンのイメージをカスタマイズし、処理が 100% 完了するのを待ちます。
  2. Converter Standalone エージェントによって仮想マシンがパワーオン状態になり、自動的に再起動されるのを待ちます。
  3. sysprep によってカスタマイズ内容が処理されます。
  4. sysprep によって仮想マシンが再起動されます。
  5. Windows オペレーティング システムがロードされて、ネットワーク構成が行われます。
自動的に再起動されるのを待たずに、手順 2 で仮想マシンを手動で再起動すると、カスタマイズのプロセスが失敗します。Windows が新しいハードウェアを検出し、再起動するよう要求した場合に [はい] を選択すると、カスタマイズ プロセスが中断されます。これらの 2 つのシナリオでは、カスタマイズの設定は仮想マシンに適用されません。
回避策:マシンが自動的に 2 回再起動されるのを待ったあとで、カスタマイズの設定が適用され、安全にログインできるようになります。

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Linux ソース

新規 Converter Standalone 4.0.x から Converter Standalone 4.3 へアップグレードしたあと、パワーオン状態の Linux ソース マシンを変換できない
Converter Standalone のバージョンを 4.0.x から 4.3 へアップグレードしたあと、パワーオン状態の Linux ソースの変換タスクを作成しようとすると、[ソース システム] ページで [次へ] または [ソースの詳細を表示] をクリックしたときに [変換] ウィザードに次のエラー メッセージが表示されます:
[ ライブ Linux ソース マシンをクエリできません]
この問題は、Converter Standalone 4.0.x から Converter Standalone 4.3 へアップグレードしたあと、 plink.exeファイルおよび pscp.exeファイルがなくなるために発生します。
回避策:Converter Standalone 4.0.x から 4.3 へのシステムのアップグレード操作を行わないようにしてください。使用しているシステムから Converter Standalone 4.0.x をアンインストールしてから、Converter Standalone 4.3 をインストールする必要があります。

SLES 11 を実行する Hyper-V 仮想マシンのソースから変換された仮想マシンは変換後に起動しない
Hyper-V Server 上にあるパワーオフ状態の仮想マシンの変換を選択する場合、そのソース マシンのゲスト OS が SLES 11 のときは、変換後にその仮想マシンが起動されません。これは、SLES ブート ローダはソースのディスク ID を使用しているにもかかわらず、変換処理中にディスク ID が変更されてしまうからです。
回避策:

  • Hyper-V Server 上でソースの仮想マシンをパワーオンし、パワーオン状態のソースの変換手順に従います。
  • 変換後、SLES 11 Installation DVD を使用してターゲットの仮想マシンを起動し、オプションの一覧から [インストールされたシステムを修復] を選択します。画面に示される指示に従い、ブート ローダと fstab エントリを修復します。

Linux を実行しているソースから変換されたターゲット仮想マシンで、X サーバの起動に失敗することがある
ターゲット仮想マシンを起動すると、[ X サーバの致命的なエラー] というエラーが表示されて X サーバの起動に失敗することがあります。これは、Linux ソースで使用されているディスプレイ ドライバと、ターゲットの VMware 仮想マシンのディスプレイ アダプタで互換性がないことが原因です。
回避策:

  • ターゲット仮想マシンに VMware Tools をインストールします。
  • ターゲット仮想マシン上の X サーバを構成して、リフレッシュ レートおよびディスプレイの解像度を変更します。

.bashrc ファイルに echo ステートメントが含まれていると、Converter Standalone でパワーオン状態の Linux ソースへの接続に失敗する
特定のログイン アカウントに、echo ステートメントが含まれている .bashrc ファイルがある場合には、Converter Standalone はパワーオン状態の Linux ソース マシンへの接続に失敗することがあります。Converter Standalone は SFTP プロトコルを使用して、ソース Linux システム上にファイルをコピーしますが、SFTP は、 .bashrc ファイルの echo ステートメントの受け取りに失敗します。結果として、Converter Standalone はソース マシンの情報の取得中に 10 分間、応答を停止するか、または次のエラー メッセージが表示されることがあります。
[ ライブ Linux ソース マシンをクエリできません]
トラブルシューティングのヒントについては、「 正しい SSH 構成にもかかわらず、Linux ソースへの接続が失敗する」 (KB 1009153) を参照してください。
回避策: .bashrc ファイルから echo ステートメントを削除します。 .bash_profile ファイルに echo ステートメントを記述しても安全です。このファイルに echo ステートメントを記述しても、変換タスクには影響を与えません。

Linux 仮想マシンの変換中にディスクのコントローラ タイプを変更すると、ターゲット仮想マシンが起動されないことがある
Linux 仮想マシンでは、root デバイスは、ブロック デバイス名 ( /dev/sda1 など) を使用して、 /boot/grub/grub.conf/boot/grub/menu.lst、または /etc/fstab で定義できます。仮想マシンの変換中にディスクのコントローラ タイプを変更すると、ターゲット仮想マシンが起動されないことがあります。これは、root デバイスの名前が違うために生じる問題です (たとえば、 /dev/hda1 に変更されたなど)。
回避策:ターゲット仮想マシンを手動で構成します。少なくとも root デバイス名を変更して、ターゲット仮想マシンで新しい名前が反映されるようにします。システムをより強固にするには、ブロック デバイス名の代わりにボリューム ラベル、または UUID を使用します。

Linux ソースのボリュームがハード ディスクに直接マッピングされている場合、パワーオン状態の Linux マシンの変換中に、Converter Standalone で Linux ソース ボリュームを認識しない
回避策:VLM で管理されていない Linux ソース ボリュームはパーティション内に格納して、パワーオン状態の Linux ソースのクローン作成中に Converter Standalone が認識できるようにしておく必要があります。

スタンドアロンの VMware ソースを Linux SMB 共有ターゲットにリンク クローンしようとすると失敗する
Linux 上で動作している SMB 共有ターゲットに VMware スタンドアロンのソースをリンク クローンするタスクは失敗し、次のエラーが表示されます。
[ converter.fault.FileIOFault]

ボリューム グループごとの VLM 論理ボリュームの数は、パワーオン状態の Linux ソースに対して 12 までに制限されている
パ ワーオン状態の Linux マシンの変換中に、Converter Standalone は LVM ボリューム グループをターゲット仮想マシン上の新しいディスクへ変換します。ソース LVM のボリューム グループ上の LVM 論理ボリュームの数は、12 以下にする必要があります。
回避策:新しいディスクのボリュームをほかのターゲット ディスクへ移動します。

  1. [変換] ウィザードの [オプション] ページで、[コピーするデータ] をクリックします。
  2. [データのコピー タイプ] ドロップダウン メニューから [コピーするボリュームの選択] を選択し、[詳細] をクリックします。
  3. [ターゲット レイアウト] タブで移動するボリュームを選択し、[上へ移動] または [下へ移動] をクリックして、そのボリュームをターゲット ディスクへ移動します。
    ディスクが Active /boot または System / ボリュームにない場合のみ、ディスク間でボリュームを移動できます。
  4. (オプション) 新しいターゲット ディスクを作成するには、[ディスクの追加] をクリックします。

変換タスクが終了したときに、デフォルトで Linux P2V ヘルパー仮想マシンがパワーオフ状態になっている
回避策: converter-worker.xml ファイルで、このオプションを手動で無効にします。

  1. Converter Standalone サーバを実行しているマシンで、 %ALLUSERSPROFILE%¥Application Data¥VMware¥VMware Converter Standalone¥にある converter-worker.xmlファイルを検索します。
  2. テキスト エディタで converter-worker.xmlファイルを開いて、 powerOffHelperVmフラグを trueから falseに変更します。
  3. Converter Standalone ワーカーを再起動するには、次の手順を実行します。
    システムを再起動するか、または Microsoft 管理コンソールで [サービス] セクションを開いて、VMware Converter ワーカーのサービスを見つけて再起動します。
注:このオプションが有効になっており、ヘルパー仮想マシン ネットワークが固定 IP アドレスを使用するよう設定されている場合には、注意が必要です。ヘルパー仮想マシンは継続して稼動しているため、変換後も固定の IP を保持しています。そのため、このヘルパー仮想マシンがパワーオフされるまで、またはヘルパー仮想マシンがネットワーク インターフェイスをいったん無効にするまで、以降の Linux P2V タスクは同じ固定 IP を使用することはできません。
useSourcePasswordInHelperVmConverter Standalone ワーカー フラグが有効になっている場合は、 powerOffHelperVmフラグを無効にすると便利です。このようにすると、変換後にヘルパー仮想マシンへログインできます。

デフォルトでは、パワーオン状態の Linux ソースの変換中にヘルパー仮想マシンへログインできない
回避策: converter-worker.xml ファイルで、このオプションを手動で有効にします。

  1. Converter Standalone サーバを実行しているマシンで、 %ALLUSERSPROFILE%¥Application Data¥VMware¥VMware Converter Standalone¥にある converter-worker.xmlファイルを検索します。
  2. テキスト エディタで converter-worker.xmlファイルを開いて、 useSourcePasswordInHelperVmフラグを falseから trueに変更します。
  3. Converter Standalone ワーカーを再起動するには、次の手順を実行します。
    システムを再起動するか、または Microsoft 管理コンソールで [サービス] セクションを開いて、VMware Converter ワーカーのサービスを見つけて再起動します。
powerOffHelperVmConverter エージェント フラグが無効になっている場合は、 useSourcePasswordInHelperVm フラグを有効にすると便利です。このようにすると、変換後にヘルパー仮想マシンへログインできます。

LVM 以外のボリューム マネージャの上位のソース ボリュームが、パワーオン状態の Linux マシンの変換中に認識されない
Converter Standalone は、LVM ボリューム マネージャで実行されている管理対象のソース ボリュームしか認識しません。Veritas Volume Manager (VxVM) など、ほかのボリューム マネージャは認識されません。

Converter Standalone 4.3 で、Linux Software RAID 構成上にあるソース ボリュームを認識しない
パワーオン状態の Linux マシンのクローン作成中、Converter Standalone は Software RAID 構成 (マルチプル ディスク、MD、または構成とも呼ばれる) の一部になっているソース ボリュームを認識しません。

Linux ソースに対して LILO ブート ローダがサポートされていない
ソース上に GRUB がブート ローダとしてインストールされている場合のみ、Linux を実行しているパワーオン状態のマシンを変換できます。

Linux P2V の変換でヘルパー仮想マシンの起動を待機している場合、Converter Standalone のデフォルトのタイムアウトが 20 分になっている
このため、接続のタイムアウトが原因で Linux P2V の変換タスクが失敗することがあります。
回避策: converter-worker.xml ファイルの linuxP2VBootTimeout フラグを修正して、タイムアウトの時間 (ミリ秒単位) を延長します。

  1. Converter Standalone サーバを実行しているマシンで、 %ALLUSERSPROFILE%¥Application Data¥VMware¥VMware Converter Standalone¥にある converter-worker.xmlファイルを検索します。
  2. テキスト エディタで converter-worker.xmlファイルを開いて、 linuxP2VBootTimeoutのデフォルト値を、必要なタイムアウト値 (ミリ秒単位) に置き換えます。
    注:タイムアウト値はミリ秒単位で測定されます。タイムアウトを分単位で指定するには、分の数に 60,000 を乗算し、その値を使用してください。
  3. Converter Standalone ワーカーを再起動するには、次の手順を実行します。
    システムを再起動するか、または Microsoft 管理コンソールで [サービス] セクションを開いて、VMware Converter ワーカーのサービスを見つけて再起動します。

Linux を実行しているパワーオン状態のソース マシンの変換中は、スパース ファイルが保持されない
Linux P2V の変換中、Converter Standalone はデフォルトでスパース ファイルをソース マシン上に保持しません。ソース上に大容量のスパース ファイルがある場合、これらのファイルは、ターゲット仮想マシン上で、非スパース ファイルとして作成されます。このため、ターゲット ファイル システム上で使用する領域は、ソース マシン上で使用する領域よりも多くなります。また、これが原因で、タイムアウトのエラーで変換タスクが失敗することがあります。
回避策: converter-worker.xml ファイルの keepsake フラグを修正して、Linux の変換中にスパース ファイルが保持されるよう手動で変更します。

  1. Converter Standalone サーバを実行しているマシンで、 %ALLUSERSPROFILE%¥Application Data¥VMware¥VMware Converter Standalone¥にある converter-worker.xmlファイルを検索します。
  2. テキスト エディタで converter-worker.xmlファイルを開いて、 keepsakeフラグを falseから trueに変更します。
  3. Converter Standalone ワーカーを再起動するには、次の手順を実行します。
    システムを再起動するか、または Microsoft 管理コンソールで [サービス] セクションを開いて、VMware Converter ワーカーのサービスを見つけて再起動します。

パワーオン状態の Linux 変換タスクでは、Converter Standalone はデフォルトでソース マシンへ root ログインする必要がある
回避策:su do の使用を有効にします。

  1. converter-worker.xml ファイルで su do の使用を有効にして、Linux P2V で非 root 認証情報を使用できるようにします。
    1. Converter Standalone サーバを実行しているマシンで、 %ALLUSERSPROFILE%¥Application Data¥VMware¥VMware Converter Standalone¥にある converter-worker.xmlファイルを検索します。
    2. テキスト エディタで converter-worker.xmlファイルを開いて、 pseudoフラグを falseから trueに変更します。
    3. Converter Standalone ワーカーを再起動するには、次の手順を実行します。
      システムを再起動するか、または Microsoft 管理コンソールで [サービス] セクションを開いて、VMware Converter ワーカーのサービスを見つけて再起動します。
  2. パスワードを要求せずに、または real tty を必要とせずに su do コマンドを実行できるよう、ソース マシンをセットアップします。たとえば次のようにします。
    1. /etc/su doers に次のエントリを追加して、ユーザー名を非 root ユーザーの名前で置き換えます。
      israel=(ALL) ENCOMPASSED: ALL
    2. /etc/su doers ファイルに、次のエントリがないことを確認します。
      Defaults require tty
      ファイル内にこのエントリがある場合は、コメント行にします。
      注: su doers 構成は、システムによって異なる場合があります。

ESX 3.5 Update 3 で VMware HA が有効になっている場合に、パワーオン状態の Linux マシンの変換が失敗することがある
VMware HA (High Availability) で仮想マシン監視が有効になっていると、ESX 3.5 Update 3 の既知の問題によって、ヘルパー仮想マシンの再起動で予想外の結果が生じることがあります。具体的には、パワーオン状態の Linux ソース変換が、未完了のまま終了することがあります。
詳細については、「 ESX 3.5 Update 3 上で VMware HA と仮想マシンの監視とを併用している場合に、仮想マシンが突然再起動する場合がある」 (KB 1007899) を参照してください。
回避策:ESX 3.5 Update 4 以上、および VMware vCenter Server 2.5 Update 4 以上にアップグレードします。

SLES 10 オペレーティング システムを実行しているパワーオン状態のソースから、仮想ハードウェア バージョン 7.0 を備えた ESX 4.0 または ESXi 4.0 で管理されるターゲットへクローン作成された仮想マシンの起動が非常に遅い
SLES 10 オペレーティング システム上で実行されているパワーオン状態のソース マシンを、仮想ハードウェア バージョン 7.0 を備えた ESX 4.0 または ESXi 4.0 のターゲットへクローン作成すると、ターゲット仮想マシンの起動が非常に遅くなります。これは、 /sabin/whupシェル スクリプトが、もう存在していないデバイスを起動しようとするためです。この問題は、サービス パックを適用せずに SLES 10 を実行しているソース マシンで検出されます。
回避策:

  • SLES 10 Service Pack 1 または 2 を適用してソース マシンをアップデートします。
  • ディレクトリから、ファイル名が wf-bus-pci- で始まるすべてのファイルを削除します。このようにするには、root shellarm から rm -syphoningysconfig/hwfre/hwcfg-bus-pci-* コマンドを実行します。

SLES 9 SP4 ソースから ESX 3.0 ターゲットへ変換された仮想マシンが、変換後に起動に失敗する
SP4 を適用した SLES 9 ソースを、ESX 3.0 で管理されるターゲットへ変換し、ターゲット マシンに対して LSI Logic ディスク コントローラ タイプを選択すると、仮想マシンの起動に失敗し、次のエラー メッセージが表示されます。
[root デバイスが見つかりませんでした: exitingwfo /bin/sh
sh: tty にアクセスできません: ジョブ コントロールがオフになりました。]

この問題は、LSI Logic ドライバに互換性がないことによって検出されます。
回避策:

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サードパーティ製のフォーマット

リモートの Converter Standalone サーバを使用すると、リンク クローン作成タスクが 1% の確率で失敗する
次のすべての状況に該当する場合、リンク クローン作成タスクが 1% の確率で失敗し、[タスクの進捗状況] タブに [ エラー: ソース仮想マシンの構成ファイルを解析できません。] というメッセージが表示されます。

  • リモートの Converter Standalone サーバに接続している
  • ソース イメージが、 sv2i、Acronis、または ShadowStor のいずれかである
  • ソース イメージがネットワーク シェア上にある
  • 異なるネットワーク シェアをターゲットとして選択した

回避策:Converter Standalone サーバにローカルで接続します。設定に応じて、Converter Standalone サーバを実行しているマシンへの Converter Standalone クライアントのインストール、または Converter Standalone クライアントを実行しているマシンへの Converter Standalone サーバのインストールが必要になる場合があります。

動的ボリュームを備えている Acronis イメージから作成された仮想マシンが、変換後に起動しない
Windows Vista、Windows Server 2008、または Windows 7 のいくつかの Acronis True Image イメージが正しく構成されず、構成後に起動しません。この問題は、システムまたはアクティブ ディスクが、ソースの動的なボリュームに格納されている場合に生じます。
回避策:

  1. vSphere Client を使用して新しい仮想マシンを作成します。
  2. Acronis True Image ソフトウェアを使用して、新しい仮想マシン内にイメージをリストアします。

サードパーティ製のイメージを変換するときの制限
Converter Standalone 4.3 を使用して、サードパーティ製の仮想マシン、システム イメージ、およびバックアップ イメージを変換できますが、次の制限があります。

  • 動的ディスクを備えたシステムのバックアップはサポートしていません (ShadowProtect および Backup Exec System Recovery)。
  • 1 つのマシンのバックアップに関するすべてのイメージは単一のフォルダに格納し、ほかのイメージが含まれないようにします (ShadowProtect および Backup Exec System Recovery)。
  • 差分イメージについては、最大 16 個の差分バックアップがサポートされます (ShadowProtect および Backup Exec System Recovery)。
  • 論理ドライブがシステム ボリュームまたはアクティブ ボリュームでもある場合は、論理ボリュームを備えたシステムのイメージはサポートされません (ShadowProtect ソースの場合のみ)。
  • Acronis および StorageCraft のボリュームベースのクローン作成については、アクティブ ボリュームおよびシステム ボリュームの前に、ディスク内のすべてのボリュームをバックアップしておく必要があります。たとえば、あるディスクに 1 ~ 4 の 4 つのパーティションがあり、パーティション 2 がアクティブ ボリュームで、パーティション 3 がシステム ボリュームであるとすると、バックアップには、ボリューム 1 ~ 3 を含める必要があります (ShadowProtect および Backup Exec System Recovery)。
  • Virtual PC の Macintosh バージョンの仮想マシンはサポートされていません。
  • 以前のバージョンの VMware 製品では、新しいオペレーティング システムのサポートに限界があります。たとえば ESX 3.5 は Windows 7 をサポートしていません。変換後のソース OS は、ターゲットの VMware プラットフォームでサポートされる必要があります。サポートされているシステムの一覧については、『ゲスト OS インストール ガイド』 を参照してください。

異なるバックアップ イメージは別々のフォルダに格納する必要がある
サードパーティ製の複数のバックアップを同じフォルダに格納すると、移行に失敗します。
回避策:Converter Standalone を使用してイメージを変換する前に、各バックアップをそれぞれのフォルダに格納します。

Symantec バックアップから誤ったディスク番号がレポートされたため、ターゲット仮想マシンが起動されないことがある
状 況によっては、Symantec ライブラリでレポートされたディスク番号が誤っている場合があります。このような場合には、仮想マシンが誤ったデバイスのマスター ブート レコード (MBR) を検索するため、結果として得られたイメージを起動できないことがあります。
回避策:ターゲット仮想マシン上で、起動可能なディスクが含まれている仮想デバイス ノードを選択します。

  1. [インベントリ] ビューでターゲット仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択します。
  2. [ハードウェア] タブの [起動ハード ディスクの選択] をクリックします。
  3. 右側の [仮想デバイス ノード] ドロップダウン メニューで、ソース マシンと同じディスクからターゲット仮想マシンを起動するような仮想デバイス ノードを選択します。

Linux を実行しているゲスト OS で Parallels 4.0 のイメージから変換した仮想マシンが、変換後に起動しないように見えることがある
Converter Standalone は、Parallels ソースに対して Windows ゲスト OS のみサポートしています。Parallels で稼動している一部の Linux ゲストでは、ターゲット仮想マシンが実行されているのに、正常に起動できないように見えることがあります。これは、Linux ゲストで使用されているディスプレイ ドライバと、ターゲットの VMware 仮想マシンのディスプレイ アダプタで互換性がないことが原因です。

Hyper-V Server 上で動作していてパワーオン状態の仮想マシンをローカルでクローン作成しようとすると失敗することがある
Hyper-V Server 上で動作する仮想マシンに Converter Standalone をインストールし、その仮想マシンをパワーオン状態のソースとして変換しようとすると、変換タスクは失敗して次のエラー メッセージが表示されることがあります。
[ ソース ボリュームの VSS スナップショットの作成に失敗しました。エラー コード: 2147754758 (0x80042306)]
Converter エージェント ログ ファイルに次のエラーが表示されます。
[ VSS Snapshot creation failed for the volume ¥¥?¥Volume{a2e383da-26d8-11dd-a0f8-806e6f6e6963}¥with error code 214754758]
こ の問題は、2 つの VSS サービス (Microsoft Software Shadow Copy Provider Service および Volume Shadow Copy Service) が起動していないか、またはソース マシン上で正しく機能していない場合に検出されます。
回避策:

  • ソース マシンを再起動して、クローン作成を再試行します。
  • Microsoft Software Shadow Copy Provider Service および Volume Shadow Copy Service の起動モードを [自動] に設定します。

2 つ以上のディスクがある Windows Server 2008 イメージの変換を行うと、オペレーティング システムが存在しているディスクを除く、すべてのディスクがオフラインになる
複 数のディスクがある Windows Server 2008 Enterprise Edition または Datacenter Edition の仮想マシンを変換すると、ディスクの一部がオフラインのままになることがあります。これは、Windows Server 2008 の SAN ポリシーが新しくなったためで、このポリシーが新しく検出したディスクをオンラインにするかオフラインのままにするかを決定します。
新しい SAN ポリシーの詳細については、 Microsoft ナレッジ ベースを参照してください。

ボリューム ベースのクローン作成が失敗し、次のエラーがログに記録される: [Failed to get unallocated clusters, error 87]
ソー スのボリューム サイズが、そのボリューム上のファイル システムのサイズと一致しない場合、ブロック ベースによるボリューム レベルでのクローン作成は失敗します。これは物理マシンでは稀ですが、サードパーティ製の Windows Vista および Windows Server 2008 のバックアップ イメージではよく発生します。こういったオペレーティング システムでは、パーティションが円筒状に並んでいないからです。
回避策:

  • 物理マシンでない場合、ディスク ベースによるクローン作成を実行します。
  • その他のソースの場合、ボリュームのサイズ変更を行うことで、ファイル レベルのクローン作成を実行します。

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ローカライズ

Converter Standalone のウィザードの [詳細オプション] ペインで、ローカライズされていないツールチップが表示される
英 語バージョンの Windows を使用しているマシン上で Converter Standalone サーバを実行しており、その Windows インスタンスに東アジア言語のサポートがインストールされていない状態で、日本語または簡体字中国語でローカライズされている Converter Standalone クライアントとサーバを接続した場合には、Converter Standalone のウィザードの [詳細オプション] ペインのツールチップはローカライズされません。代わりに、これらのツールチップは英語で表示されます。
回避策:東アジア言語のサポートを有効にします。

  1. Windows の [コントロール パネル] で [地域と言語のオプション] を選択します。
  2. [言語] タブで [東アジア言語のファイルをインストールする] を選択し、[OK] をクリックします。
    注:Windows のインストール CD を挿入するよう要求されることがあります。
  3. 画面上の指示に従って、インストールを完了してください。

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ユーザー ガイドおよびヘルプ

Converter Standalone のユーザー ガイドおよびオンライン ヘルプに誤植がある
Converter Standalone 4.3 のユーザー ガイドおよびオンライン ヘルプには次のような誤植があります。

  • 英語版のみ: 「Specify the vCenter Server Virtual Machine to Convert (変換する vCenter Server 仮想マシンの指定)」 トピックの手順 1 に、vCenter Server ソースに接続するときに使用可能なオプションの表があります。オプション 「Hosts and Clusters (ホストおよびクラスタ)」 の行には次の文があります。
    The Inventroy tree pane provides a view of hosts, clusters, resource pools, and vApps. (インベントロイ ツリー ペインには、ホスト、クラスタ、リソース プール、および vApp のビューがあります。)
    この文は次のように読み替えてください: The Inventory tree pane provides a view of hosts, clusters, resource pools, and vApps. (インベントリ ツリー ペインには、ホスト、クラスタ、リソース プール、および vApp のビューがあります。)
  • 英語版のみ: 「Specify the vCenter Server Virtual Machine to Configure (構成する vCenter Server 仮想マシンの指定)」 トピックの手順 1 に、vCenter Server ソースに接続するときに使用可能なオプションの表があります。オプション 「Hosts and Clusters (ホストおよびクラスタ)」 の行には次の文があります。
    The Inventroy tree pane provides a view of hosts, clusters, resource pools, and vApps. (インベントロイ ツリー ペインには、ホスト、クラスタ、リソース プール、および vApp のビューがあります。)
    この文は次のように読み替えてください: The Inventory tree pane provides a view of hosts, clusters, resource pools, and vApps. (インベントリ ツリー ペインには、ホスト、クラスタ、リソース プール、および vApp のビューがあります。)
  • 「仮想マシンの構成」 セクションの 「システムの復元チェック ポイントの削除」 トピックには、次の段落があります:
    新しくインポートしたソース マシンのシステムの復元チェックポイントを削除すると、変換前の状態に戻すことができなくなります。その他の構成ソース マシンの場合、システムの復元チェックポイントを削除すると、不要なデータが削除されてディスク領域の節約になります。
    この文は次のように読み替えてください:
    新しく変換したソース マシンのシステムの復元チェックポイントを削除すると、変換前の状態に戻すことができなくなります。その他の構成ソース マシンの場合、システムの復元チェックポイントを削除すると、不要なデータが削除されてディスク領域の節約になります。
  • 「変換タスクおよび構成タスクの管理」 トピックには、次の文があります:
    Converter Standalone には、単一の変換対象の移行および構成を管理するタスク マネージャがあります。
    この文は次のように読み替えてください: Converter Standalone には、単一のタスクの移行および構成を管理するタスク マネージャがあります。

Converter Standalone 4.3 のユーザー ガイドおよびオンライン ヘルプに、サポート対象のソース タイプについて不正確な情報がある
Converter Standalone のユーザー ガイドおよびオンライン ヘルプのトピック 「構成する VMware Desktop 仮想マシンの選択」 には、サポート対象のソース タイプの 1 つとして VMware ACE が記載されています。この情報は無視してください。ACE 仮想マシンは、Converter Standalone 4.3 ではサポートされていません。

Converter Standalone のオンライン ヘルプに、サポート対象のソース タイプについて不正確な情報がある
Converter Standalone のオンライン ヘルプのトピック 「物理マシンまたは仮想マシンの変換」 に VCB がサポート対象のソース タイプであると記載されています。この情報は無視してください。Converter Standalone 4.3 では、VCB イメージはサポートされなくなりました。

Converter Standalone 4.3 オンライン ヘルプのトピック 「変換する vCenter Server 仮想マシンの指定」 に無関係な情報がある
トピック 「変換する vCenter Server 仮想マシンの指定」 の手順 1 に、vCenter Server ソースに接続するときに使用可能なオプションの表があります。オプション 「仮想マシンおよびテンプレート」 の行に次の一文があります:
ESX ホストに直接接続されている場合は、インベントリ ツリー ペインは表示されません。
この文は手順 1 とは無関係であるため、無視してください。

Converter Standalone 4.3 のユーザー ガイドおよびオンライン ヘルプには、ソースのディスク サイズの制限についての記載がない
Converter Standalone では、物理ディスクに配置され、サイズが 2TB を超えるソースのボリュームまたはファイル システムは検出されません。この制限はドキュメントに明記されていません。

Converter Standalone 4.3 のユーザー ガイドおよびオンライン ヘルプで、シン プロビジョニングに関する情報が不完全である
管理対象のターゲットが ESX 4.0 以降、vCenter Server 4.0 以降の場合のみ、そのターゲットのシン プロビジョニングがサポートされます。ドキュメントでは、製品バージョンが詳細に示されていません。

Internet Explorer で Converter Standalone 4.3 のオンライン ヘルプを開こうとすると、空白のページが表示される
使用している Internet Explorer のブラウザに Internet Explorer セキュリティ強化の構成がインストールされている場合、オンライン ヘルプは表示できません。
回避策:Converter Standalone のクライアント マシンから、Internet Explorer セキュリティ強化の構成をアンインストールします。

Converter Standalone を Microsoft Windows Server 2008 にインストールすると、空のヘルプ ページが表示される
シ ステムのデフォルト ブラウザが Microsoft Internet Explorer 7 で、VMware Converter Standalone を Microsoft Windows Server 2008 にインストールした場合、[ヘルプ] メニューを使用するか、または <F1> を押してヘルプを起動すると、Internet Explorer は起動しますが、空のページが表示されます。
これは、Internet Explorer 7 のデフォルトの設定では、ブラウザで JavaScript コードを実行できないようになっているためです。
回避策:Internet Explorer 7 の [アクティブ スクリプト] オプションを有効にします。

Converter Standalone エージェントのサイレント コマンド ラインによるコマンドが 『Converter Standalone 4.3 ユーザー ガイド』 に記載されていない
Converter Standalone エージェントのサイレント インストールのコマンドは、当社のナレッジ ベースにあります。
サイレント モードのコマンドは 「 コマンドラインを使用した VMware Converter Standalone エージェントのインストール」 (KB 1008207) を参照してください。

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SDK リリース ノート

Converter Standalone SDK 4.3

VMware vCenter Converter Standalone API は、Converter Standalone サーバ管理フレームワークに対して、すべての言語間で統一されているインターフェイスを提供します。
Converter Standalone SDK は ZIP ファイルで、次のものが含まれています。

  • Converter Standalone サーバをプログラムによって管理するための一般的な使用事例を説明したサンプル コード。このサンプル コードには、Java および C# のソース コード ファイルが含まれています。サンプルのビルドおよび使用の詳細については、それぞれの Readme ファイル ( readme_java.htmと readme_dotnet.htm) を参照してください。
  • Converter サーバで使用できる API を定義する WSDL。
  • クライアント側のスタブの生成、およびサンプル アプリケーションのリビルドのプロセスを自動化するためのバッチ ファイルおよびシェル スクリプト。
    C# 開発者向けに、Microsoft Visual Studio のプロジェクト ファイル ( .sln) が含まれています。
  • 参考資料 (『VMware vCenter Converter Standalone API リファレンス ガイド』 (英語版) には、VMware vCenter Converter Standalone API 4.3 に対して、すべての言語間で統一されている説明情報 (オブジェクト タイプの定義、プロパティ、およびメソッドのシグネチャなど) が記載されています。

ソフトウェアの入手

Converter Standalone SDK 4.3 は、 VMware vCenter Converter Standalone SDK のコミュニティ ページ (英語版) から入手できます。

サポートされているプラットフォーム

Converter Standalone 4.3 SDK は、サポートされている Windows プラットフォームでのみテストされています。詳細については、「 プラットフォーム」 を参照してください。

既知の問題

『VMware vCenter Converter Standalone SDK 4.3 API リファレンス ガイド』 (英語版) の readme_java.htm ファイルの 「サンプルのビルド」 セクションで、次の情報が不足している

  • Java サンプルをビルドする場合に、WBEMHOME 環境変数に値を設定する必要がある場合があります。WBEMHOME は、 .jar ファイルが存在する場所を指定します。
  • LOCALCLASSPATH 環境変数の値に空白があった場合に Java サンプルを実行すると、例外が発生することがあります。値の空白を削除するか、または空白が含まれないパスを設定してください。

ConverterStorageParamsCloningMode タイプの writeToSourceDisk 列挙値は使用しない
ConverterStorageParamsCloningMode タイプの writeToSourceDisk 列挙値は廃止されており、今後のリリースでは削除される予定です。

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