VMware Fusion 6.0.6 および VMware Fusion 6.0.6 Professional リリース ノート
VMware Fusion 6.0.6 | 2015 年 4 月 23 日 |
リリース ノートの内容は次のとおりです。
VMware Fusion 6.0.6 の新機能
VMware Fusion 6.0.6 はメンテナンス リリースであり、いくつかの既知の問題が 解決されています。 すべての VMware Fusion 6 ユーザーは無料でアップデートいただけます。
以前のリリースの VMware Fusion 6
以前のリリースの VMware Fusion の機能は、各リリースのリリース ノートに既存の既知の問題と一緒に記載されています。 さらに、リリース ノートにはシステムの要件とインストールに関する情報が記載されています。 以前のリリースの VMware Fusion 6 のリリース ノートについては、次のリンクをクリックしてください。
- VMware Fusion 6.0.5
- VMware Fusion 6.0.4
- VMware Fusion 6.0.3
- VMware Fusion 6.0.2
- VMware Fusion 6.0.1
- VMware Fusion 6.0
解決した問題
VMware Fusion 6.0.6 はマイナー アップグレードで、すべての VMware Fusion ユーザーに推奨されています。 本リリースは以下の点が改善および解決されています。
- 共有フォルダとの間でデータの読み取りや書き込みを行うと、稀に仮想マシンがフリーズする問題が修正されました。
- NAT のネットワークに接続しており、多くの同時 DNS 要求を実行している仮想マシンが、クラッシュする場合がありました。 この問題は修正されました。
- [Share with my Mac(Mac と共有)] ネットワーク接続を使用する仮想マシンが稀にクラッシュする問題が解決されました。
- 共有フォルダに作成されたシンボリック リンクの問題が解決されました。
- Mac OS X 10.10 を実行している VMware Fusion が、システム オーディオ設定の変更を適切に処理できない問題が解決されました。
- Retina ディスプレイを使用する Mac 上で、H2G ファイルのドラッグ & ドロップが、Windows 8.1 RTM VM (9600) による「Dock Metro App to Screen」操作と間違えられる問題が解決されました。
- いくつかの 3 画面構成で、フルスクリーン モードがすべてのモニタで動作しない場合がありました。 この問題は修正されました。
- カーネル 3.10.0-229.e17.x86_64 を搭載した RHEL 7.1 に対して共有フォルダを有効化できないという問題が修正されました。
- MAC OS X Yosemite 10.10.3 を実行するホスト上で USB arbitrator を閉じることができない問題が修正されました。
- McAfee VirusScan Plus をバージョン 13.6 に更新し、Windows 8.1 へのサポートを追加しました。
- フル画面の仮想マシンに切り替えた時に発生する黒いちらつきが解消されました。
- カーネル 3.2.0-77 を搭載した Ubuntu 12.04 と、カーネル 3.2.0-4 を搭載した Debian 7.8 で、HGFS のクライアント ドライバがコンパイルされなかった問題が解決されました。
既知の問題
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Fedora 20 を実行するシステム上に VMware ツールをインストールする場合、「有効なカーネル ヘッダが見つかりません」というエラー メッセージが表示されることがあります。… このインストール エラーは、32 ビット モードで Fedora 20 を実行したときのみ発生します。
回避策: VMware ツールをインストールする前に、必ず「kernel-PAE-devel」と呼ばれる特別な RPM をインストールしてください。これはインストール メディアから利用可能です。
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ISO をマウントした OVA を Fusion にインポートできません。
回避策:OVFtool 4.0.0 以上を https://www.vmware.com/support/developer/ovf/ からダウンロードしてインストールし、ターミナルから使用します。
次のコマンドは、仮想マシンを保管する新しい新規フォルダを作成し、仮想マシン # をそのフォルダに抽出します:
mkdir newvm
/Applications/VMware\ OVF\ Tool/ovftool joe.ova newvm -
VMtool をインストールした Ubuntu 12.10 GA VM を実行時に、ウィンドウのサイズを大きくしようとすると、画面がちらついて、画面が黒くなることがあります。
回避策: ~/Library/Preferences/VMware\ Fusion/preferences で、手作業で「pref.autoFit = "FALSE"」をユーザ設定ファイルに追加してウィンドウのオートフィット設定をオフにします。
セキュリティに関する問題
- VMware Fusion 6.0.6 は OpenSSL のライブラリ バージョン openssl-1.0.1m にアップデートされました。 この OpenSSL ライブラリ バージョンは、CVE-2014-3571、CVE-2015-0206、CVE-2014-3569、CVE-2014-3572、CVE-2015-0204、CVE-2015-0205、 CVE-2014-8275、CVE-2014-3570 を含め、OpenSSL のセキュリティに関する問題のいくつかに対応しています。