VMware Fusion 7.1 および VMware Fusion 7.1 Professional リリース ノート
VMware Fusion 7.1 | 2014 年 12 月 1 日 |
リリース ノートの内容は次のとおりです。
既知の問題
以下の問題が VMware Fusion 7.1 で発生する場合があります。
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一部の Windows アプリケーションを開くときに毎回確認のメッセージが表示される
OS X 10.10.1 を実行している Mac では、一部の Windows アプリケーションを開くときに 、「このアプリケーションを初めて開こうとしています」というメッセージが毎回表示されます。回避策: 仮想マシンを新しい場所にコピーすると、問題を解決できる場合があります。
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Fusion 7 で作成された仮想マシンのグラフィック パフォーマンスが低下する
一部の古い Mac では、Fusion 7 で作成された仮想マシンや Fusion 7 の最新のハードウェア機能にアップグレードされた仮想マシンでグラフィック パフォーマンスが低下する場合があります。回避策: 仮想マシンの仮想ハードウェア バージョンをダウングレードすると、グラフィック パフォーマンスを向上できる場合があります。
ダウングレードの方法は、次のとおりです。- 仮想マシンをシャットダウンします。
- [設定] > [互換性] に移動します。
- 三角形の [詳細] オプションをクリックします。
- [ハードウェア バージョンを使用]のポップアップで [10] を選択します。
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Mac の起動に失敗する
Fusionを実行している Mac が起動に失敗する場合があります。回避策: Mac が電源に接続していること (バッテリー電源で稼働していない)、または [ ディスプレイ設定] パネルの [ バッテリー寿命] の設定が、[3D アプリケーションにのみ高性能グラフィックスを使用する ] になっていることを確認することで、この問題を回避できることが、一部のお客様から報告されています。 この問題については、引き続き調査します。
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iMac の仮想マシンのパフォーマンスが低下する
OS X 10.10 がインストールされた 2011 年の中ごろの iMac で Fusion を実行している場合、仮想マシンのパフォーマンスが低下する場合があります。回避策: この問題が解決されるまでは、次の回避策が役立つ場合があります。
- iMac で、ターミナル アプリケーションを実行します。
- 次のコマンドを入力して、Return キーを押します。 sudo nvram boot-args=debug=0x10
- パスワードを入力します (このマシンの管理者でなければこの操作は実行できません)。
- iMac を再起動します。
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簡易インストール機能が特定のゲスト OS でサポートされない。
簡易インストール機能は、次のゲスト OS でサポートされません。- Windows 10 Technical Preview
- OpenSUSE 13.2
- SUSE Linux Enterprise 12
- Fedora 21 Beta
回避策: ゲスト OS と VMware Tools を手動でインストールします。
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Skype のオーディオとビデオのパフォーマンスの問題
仮想マシンから Skype を使用すると、オーディオとビデオの品質が低下する場合があります。回避策: 可能な場合には、Fusion 環境の外部で Skype を直接使用します。
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リモート仮想マシンでディスプレイの問題が発生する
リモート仮想マシンのウィンドウ サイズを変更すると、ディスプレイ解像度は変更されず、新しいウィンドウ サイズに合うようにピクセル数が変更されます。 同様に、フルスクリーン表示に設定しても、解像度は変更されません。回避策: 仮想マシンのオペレーティング システムのユーザー インターフェイスで解像度を手動で設定します。
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Windows 8 の仮想マシンでヘッドセットを使用すると、音声が聞こえない
USB ヘッドセットを Windows 8 を実行している仮想マシンに接続しても、音声が聞こえない場合があります。回避策: 仮想マシンでヘッドセットを制御せずに、Mac でヘッドセットの使用を許可します。 必要な場合には、[ システム環境設定] のオーディオ設定を変更して、ヘッドセットに音声を送ります。
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OS X の仮想マシンが起動に失敗する
Mac ハードウェアで実行しているサーバーにアップロードされた OS X 仮想マシンは起動に失敗します。回避策: 仮想マシンをサーバーにアップロードした後に、仮想マシンの VMX ファイルに smc.present = "TRUE"を追加します。
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Microsoft Office 2013 のパフォーマンスが低下する
Microsoft Office 2013 を Fusion 7.1 で使用すると、UI の動作が低速になる場合があります。回避策: Microsoft Office の各アプリケーションでグラフィック アクセラレーションを無効にすると、UI のパフォーマンスが向上します。
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会議ソフトウェアを使用するときにオーディオがエコーする
仮想マシンの中でオーディオ会議ソフトウェアを使用すると、オーディオのエコーが多く発生する場合があります。回避策: Mac の内蔵マイクではなくヘッドセットを使用すると、エコーが軽減されるはずです。
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仮想ハードウェア バージョン 11 を使用する場合、一部のゲスト OS で 3D レンダリングが利用できない。
仮想マシンの仮想ハードウェア バージョンを 10 から 11 にアップグレードした場合、仮想マシンの 3D 機能が使用できなくなる場合があります。回避策: Windows ゲスト OS の場合は、VMware Tools を最新バージョンにアップグレードします。最新バージョンは、Fusion 7.1 に含まれています。 Linux ゲストの場合、現在、仮想ハードウェアバージョン 11 がサポートされているのは、次のディストリビューションのみです。
- Ubuntu 14.04 LTS 以降
- Ubuntu 12.04.5 LTS 以降
- 最新のアップデートが適用された Fedora 20 以降
解決した問題
VMware Fusion 7.1 では次の問題が解決しています。
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Windows 7 を実行する仮想マシンで内蔵カメラがビデオを表示できない問題が解決されました。
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Windows 2000 を実行する仮想マシンでウィンドウを変更しても、その仮想マシンのデスクトップのサイズが変更されない問題が解決されました。
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Mac にモニタを接続したり接続を解除したりした後に、シングル ウィンドウ モードとフルスクリーン モードを切り替えるときに、まれに発生していた問題が解決されました。
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Fedora 21 に VMware Tools をインストールできない問題が解決されました。
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VMware Fusion が統合型 GPU に正しく切り替えることが、まれにできなくなる問題が解決されました。
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Mac OS X 10.10 を実行している VMware Fusion が、システム オーディオ設定の変更を適切に処理できない問題が解決されました。
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[ サーバーに接続] ダイアログの UI が改善されました。
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[ ディスプレイ設定] パネルで [3D グラフィックスの高速化] および [Retina ディスプレイのフル解像度を使用します] の両方のチェックボックスが選択されている場合、仮想マシンでカーソルの点滅が表示されないなどの、スクリーンに関する軽微な問題が解決されました。
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Windows 10 Technical Preview ISO を使用して仮想マシンを作成するときに、オペレーティング システムのタイプの自動検出がサポートされるようになりました。
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Bluetooth の共有が有効になっている仮想マシンを起動するときにまれにクラッシュする問題が解決されました。
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高解像度ディスプレイにおけるいくつかのグラフィック操作のパフォーマンスが改善されました。
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国際キーボードでのキーボード マッピングに関するさまざまな問題が解決されました。
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リモート仮想マシンでハード ディスクを拡張できない問題が解決されました。
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Mac OS X 10.10 ではメニュー バーが暗すぎて、Fusion のスタート メニュー アイコンが見えにくかった問題が解決されました。
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UI に表示する電源オプションのタイプを選択するオプションが [詳細設定] パネルに追加されました。
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最近の Mac のビデオ カメラが Windows 7 の仮想マシンで動作しない問題が解決されました。