VMware Fusion 7.1.1 | 2015 年 2 月 17 日

最終アップデート: 2015 年 2 月 25 日

リリース ノートの追加と更新を確認してください。

これらのリリース ノートの内容は次のとおりです。

新機能

VMware Fusion のこのリリースでは、いくつかのバグが修正されています。 また、ユーザーが仮想マシンの制限パスワードを入力しなくても、制限付きの仮想マシンのメモリとプロセッサ設定を編集できるようになりました。

既知の問題

以下の問題が VMware Fusion 7.1.1 で発生する場合があります。

  • ユニティ モードで実行しているときに、いくつかの Windows アプリケーションを開くときに毎回ユーザー認証が要求される
    OS X 10.10.1 以降を実行している Mac では、いくつかの Windows アプリケーションを開くときに毎回「 このアプリケーションを初めて開いています」というメッセージが表示されます。
    回避策: 仮想マシンを新しい場所にコピーします。
  • Fusion 7 で作成された仮想マシンのグラフィック パフォーマンスが低速になる
    いくつかの古い Mac では、Fusion 7 で作成された仮想マシンや Fusion 7 の最新のハードウェア機能にアップグレードされた仮想マシンのグラフィック パフォーマンスが低速になる場合があります。
    回避策: 仮想マシンの仮想ハードウェア バージョンをダウングレードします。
    1. 仮想マシンをシャットダウンします。
    2. [ 設定] >[ 互換性] を選択します。
    3. 三角形の [詳細] オプションをクリックします。
    4. [ ハードウェア バージョンを使用] のポップアップで [10] を選択します。
  • Mac の起動に失敗する
    Fusionを実行している Mac が起動に失敗する場合があります。
    回避策: Mac が電源に接続していること (バッテリー電源で稼働していない)、または [ ディスプレイ設定] パネルの [ バッテリー寿命] の設定が、[ 3D アプリケーションにのみ高性能グラフィックスを使用する] になっていることを確認することで この問題を回避できることが、一部のお客様から報告されています。 VMware では、引き続きこの問題を調査します。
  • 簡易インストール機能が特定のゲスト OS でサポートされない
    簡易インストール機能は、次のゲスト OS でサポートされません。
    • OpenSUSE 13.2
    • Fedora 21 Beta
    回避策: ゲスト OS と VMware Tools を手動でインストールします。
  • Skype のオーディオとビデオのパフォーマンスの問題
    仮想マシンから Skype を使用すると、オーディオとビデオの品質が低下する場合があります。
    回避策: Fusion 環境の外部で Skype を直接使用します。
  • リモート仮想マシンでディスプレイの問題が発生する
    リモート仮想マシンのウィンドウ サイズを変更すると、ディスプレイ解像度は変更されず、 新しいウィンドウ サイズに合うようにピクセル数が変更されます。 同様に、フルスクリーン表示に設定しても、解像度は変更されません。
    回避策: 仮想マシンのオペレーティング システムのユーザー インターフェイスで解像度を手動で設定します。
  • Windows 8 の仮想マシンでヘッドセットを使用すると、音声が聞こえない
    USB ヘッドセットを Windows 8 を実行している仮想マシンに接続しても、音声が聞こえない場合があります。
    回避策: 仮想マシンでヘッドセットを制御せずに、 Mac でヘッドセットの使用を許可します。 必要な場合には、[ システム環境設定] のオーディオ設定を変更して、ヘッドセットに音声を送ります。
  • OS X の仮想マシンが起動に失敗する
    Mac ハードウェアで実行しているサーバにアップロードされた OS X 仮想マシンは起動に失敗します。
    回避策: 仮想マシンをサーバにアップロードした後に、仮想マシンの VMX ファイルに smc.present = "TRUE"を追加します。
  • Microsoft Office 2013 のパフォーマンスが低下する
    Microsoft Office 2013 を Fusion 7.1 で使用すると、UI の動作が低速になる場合があります。
    回避策: Microsoft Office の各アプリケーションでグラフィック アクセラレーションを無効にします。
  • 会議ソフトウェアを使用するときにオーディオがエコーする
    仮想マシンの中でオーディオ会議ソフトウェアを使用すると、オーディオのエコーが多く発生する場合があります。
    回避策: Mac の内蔵マイクではなくヘッドセットを使用します。
  • 仮想ハードウェア バージョン 11 を使用する場合、一部のゲスト OS で 3D レンダリングが利用できない
    仮想マシンの仮想ハードウェア バージョンを 10 から 11 にアップグレードした場合、仮想マシンの 3D 機能が使用できなくなる場合があります。
    回避策: Windows ゲスト OS の場合は、VMware Tools を最新バージョンにアップグレードします。最新バージョンは、Fusion 7.1 に含まれています。 Linux ゲストの場合、現在、仮想ハードウェアバージョン 11 がサポートされているのは、次のディストリビューションのみです。
    • Ubuntu 14.04 LTS 以降
    • Ubuntu 12.04.5 LTS 以降
    • 最新のアップデートが適用された Fedora 20 以降
    その他の Linux のディストリビューションやバージョンで 3D 機能を使用する予定がある場合は、仮想ハードウェア バージョンを 10 にダウングレードします。
  • OS X 10.10.0 または 10.10.1 を実行している 2011 年の中ごろの iMac で Fusion が低速になる
    OS X 10.10.0 または 10.10.1 を実行している 2011 年の中ごろの iMac で Fusion が低速になる場合があります。
    回避策: Apple 社は、この問題を OS X 10.10.2 アップデートで解決しました。 このアップデートをインストールして問題を解決してください。
  • connectAtStartupURL に ASCII 以外の文字が含まれると、[サーバに接続] ダイアログに何も表示されない
    Fusion の大規模導入パッケージを作成するときに、 connectAtStartupURLに ASCII 以外の文字を追加すると、[サーバに接続] ダイアログ ボックスに何も表示されなくなります。
    回避策: ありません。

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解決した問題

VMware Fusion 7.1.1 では次の問題が解決しています。

  • Bloomberg の金融情報アプリケーションを仮想マシンで実行するときに、アプリケーションがクラッシュする場合がありました。 この問題は修正されました。
  • ユニティ モードで実行しているときに Outlook 2010 がまれにクラッシュする場合がありました。 この問題は修正されました。
  • ゲストの共有フォルダにあるファイルを、ホストの同じファイル上にドラッグすると、ファイルが長さ 0 に切り捨てられていました。 この問題は修正されました。
  • SUSE Linux Enterprise (SLE) 12 の新しい仮想マシンを作成するときに、簡易インストールのパスが利用できませんでした。 この問題は修正されました。
  • ブリッジ ネットワークがあるネットワークに接続する仮想マシンを使用するときに、IPv6 を使用するサーバへの接続が失敗します。 この問題は修正されました。
  • 入力を取得するためのキーストローク (Cmd + G) とマウス入力がまれに失敗する場合がありました。 この問題は修正されました。
  • いくつかの 3 画面構成で、フルスクリーン モードがすべてのモニタで動作しない場合がありました。 この問題は修正されました。
  • MeshCAM6 を Windows ゲストで実行するときに、このアプリケーションがクラッシュする場合がありました。 この問題は修正されました。
  • ハードウェア バージョン 11 で構成され、Windows XP を実行している仮想マシンは、2560 x 1600 ピクセル以上の解像度の表示に失敗する場合がありました。 これは、単一のウィンドウ、ユニティ、およびフルスクリーン モードにおける問題でした。 この問題は修正されました。
  • NAT のネットワークに接続しており、多くの同時 DNS 要求を実行している仮想マシンが、クラッシュする場合がありました。 この問題は修正されました。
  • 共有フォルダが、Fedora 20 を実行している仮想マシンで動作していませんでした。 この問題は修正されました。
  • マルチ モニタ環境で仮想マシンが Windows XP をフルスクリーン モードで実行されてており、[ Retina ディスプレイのフル解像度を使用します] が有効になっている場合、すべてのモニタに同じ画面が表示されていました。 この問題は修正されました。
  • いくつかの 3 画面構成で、ユニティ モードを開始できませんでした。 この問題は修正されました。
  • 以前は、OS X ゲストを、Dell KACE K2000 などのサードパーティ(Apple 社以外)の NetBoot サーバから NetBoot できませんでした。 NetBoot クライアントがさまざまなサーバ プロトコルを扱うことができるようになり、この問題が解決されています。


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