VMware Mirage 5.1 | 2014 年 9 月 16 日

このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。

    VMware Mirage について

    VMware Mirage は、統合された IT 管理およびエンド ユーザーのローカルでの実行を組み合わせた物理デスクトップまたは仮想デスクトップおよびラップトップを運用するためのユニークなソリューションを提供します。 Mirage を Windows PC にインストールすれば、データ センターにエンドポイントの完全な仮想コピーを統合して、同期をとることができます。 同期には、データ センターにアップロードされるユーザーの Windows PC からの変更やユーザーの Windows PC に直接ダウンロードおよび適用される IT からの変更が含まれます。 Mirage によって、ユーザー エンドポイントでローカルの実行を行いながら、デスクトップの集中イメージ管理が可能になります。

    Mirage 5.1 の新機能

    Mirage 5.1 には 20 を超える新しい機能が導入され、リモート ユーザーやモバイル ユーザー デバイスの管理を拡張することができます。 このバージョンには、以下の機能および改善点が含まれます。

    • IT 管理者は、Mirage Management コンソールから Mirage クライアントのバンド幅使用量を管理できます。 バンド幅はサブネットまたは Active Directory サイトにより制限できます。
    • Mirage は、統合化と OS 移行の使用事例をサポートする API を提供します。 API を使用して、Mirage をチケッティングやヘルプ デスク アプリケーションなどのサードパーティ システムに統合することができます。 パートナーやユーザーは、Mirage データおよびサービスにアクセスして統合できます。
    • セルフインストールされた Web 構成ポータルを使用して Mirage Gateway をインストールし、Mirage Gateway サーバを構成することができます。
    • IT 管理者は、Mirage Web Manager コンソールから各種のレポートを生成することができます。 レポートは Mirage 操作の分析結果を提供します。 レポートをオンデマンドで生成したり、レポート パラメータをテンプレートとして保存したり、指定のスケジュールに従ってレポートを生成することができます。
    • 1 つのウィザードを使用して、デバイスに基本レイヤとアプリ レイヤをプロビジョニングすることができます。
    • Mirage には VMware カスタマ エクスペリエンス改善プログラム (CEIP) が含まれています。 CEIP に参加すると、CEIP ツールは Mirage データベースおよびログ ファイルから技術データを収集し、データを毎日 VMware に送信します。 VMware に送信される前に、データはシステムまたはサーバ内で匿名化および暗号化されます。
    • Mirage のアップロード ポリシーを使用して、すべての固定ドライブを保護することができます。

    Mirage 5.1 の既知の制限

    以下の制限がこの Mirage リリースで確認されています。

    • Mirage は 32 ビット システムで CVD 当たり最大 1,000,000 ファイルをサポートします。 64 ビット システムではファイル数の制限はありません。
    • 参照マシンのローカル ユーザー プロファイルは、Windows 7 マイグレーションまたは基本レイヤ プロビジョニングで使用される場合のみ、基本レイヤにデプロイされます。 イメージ指定およびレイヤ アップデートでは、デフォルトのローカル ユーザー プロファイルだけが導入されます。 ローカル ユーザー プロファイルの作成および使用に必要なアプリケーションは、基本レイヤまたはアプリ レイヤの内包に適しません。
    • ストリーミングのリストア プロセス中は、アプリケーションは Horizon Mirage サービスが開始する前にオフライン ファイルにアクセスすることはできません。これは通常の操作に影響を及ぼす場合があります。 これらの特定のアプリケーションに対応するために最小リストア セットアップを拡張できます。 詳細については、『 VMware Mirage 管理者ガイド』を参照してください。
    • サーバの CVD に対するすべての変更(基本レイヤ指定、ポリシー変更)は、次の同期間隔(デフォルトでは 1 時間でポリシーでカスタマイズ可能)に限ってクライアントに伝わります。 Mirage Management コンソールから [デバイスを同期] アクションを使用するか、エンドポイント デバイスから [すぐに同期] アクションを使用して、同期を強制できます。
    • マシンのアカウント パスワードがリストア操作後に切れた場合、ドメインに接続できなくなる場合があります。 これは、アクティブ ディレクトリおよびバックアップの既知の問題です。 http://support.microsoft.com/kb/175468 を参照してください。
    • Mirage ではデフォルトの Windows Shadow Copy Provider 1.0 が必要です。 コンピュータにインストールされた VSS プロバイダを表示するには、 line: vssadmin list providersを使用します。
    • Mirage は、Windows の高速ユーザー切り替え オプションをサポートしません。 基本レイヤをキャプチャする前に、エンドポイントおよび参照マシンでこのオプションを無効にする必要があります。
    • Mirage はファイルのメイン NTFS ストリームのアップロードおよび保存だけを行います。 他のすべてのストリームは、CVD からアップロードまたはリストアされません。
    • .pstファイルの変更は、エンドポイントから CVD に 1 日に 1 度アップロードされます。 CVD のリストア操作を実行する前に、 .pstファイルが CVD に問題なく確実にアップロードされるように、レジストリの LastFullUploadTicks 値にゼロを入力
      (HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wanova\Mirage Desktop Service\LastFullUploadTicks = 00 00 00 00 00 00 00 00)
      して [今すぐ同期] をクリックします。
    • Mirage は、Kaspersky アンチウイルス ソフトウェアを削除またはインストールするエンドポイントへの基本レイヤの適用をサポートしません。 詳細および解決方法については http://kb.vmware.com/kb/2048424 を参照してください。
    • Sophos SafeGuard Encryption をインストールしていない CVD を SafeGuard をインストールしているマシンに復元する場合、復元手順が失敗する可能性があります。 詳細および解決方法については http://kb.vmware.com/kb/2081607 を参照してください。
    • 複数のボリュームを操作するときは、次のことに注意してください。
      • 非固定ドライブのコンテンツ(ネットワーク マップ、Disk-on-key などの揮発性デバイス)は、サーバにアップロードされません。
      • 基本レイヤまたはアプリ レイヤをエンドポイントに指定する場合、エンドポイントの Windows 固定ドライブ文字が、基本レイヤまたはアプリ レイヤをキャプチャした参照マシンと同じでなければなりません。 (たとえば、CVD に C:、基本レイヤに D:を割り当てることはできません。)
      • デフォルトでは、システム ボリュームだけが CVD にアップロードされます。 ボリューム ドライブ レターをアップロード ポリシーに追加して、追加ボリュームをアップロードできます。
    • 基本レイヤおよびアプリ レイヤは、現在 SQL Express や SQL Server をサポートしていません。
    • Windows XP から Windows 7 に OS を移行した後で Windows XP に戻すと、802.1X の設定が維持されないことがあります。
    • Mirage は、Microsoft Office スイートがまだインストールされていないエンドポイントに対してのみ、Microsoft Office フル スイートの配信をサポートします。
    • Mirage は、異なるレイヤへの 2 つの Microsoft Office フル スイートの配信はサポートしていません。
    • Windows システムのリストア ポイントは、Mirage がインストールされたマシンでは動作しません。
    • Mirage は、McAfee Endpoint Encryption が有効になったマシンでのインプレースの OS 移行シナリオをサポートしません。

    このリリースで解決された問題

    以下の問題は、最新の Mirage リリースで解決されました。

    • リストア操作を繰り返し実行し、移行操作が失敗するとメモリ リークが発生する。
    • Mirage がパスの長さが 256 文字を超えるファイル システム要素を作成すると、アップロード プロシージャが失敗することがある。
    • Mirage が強制アップロード プロシージャを実行しているときにデバイスをネットワークから切断すると、アップロード プロシージャを再開できない。 アップロード プロシージャは再開されるようになりました。
    • マシンがサーバのマニフェストの読み取りに失敗すると、まれに「リストアの保留中」の状態になることがある。
    • 基本レイヤの更新プロシージャを実行すると、View Agent の設定が保持されない。
    • デフォルトでない Windows ディレクトリ パス( C:\winNT など)を使用してマシンを移行すると、ユーザー プロファイルの移行に失敗する。
    • 非ストリーミングのシナリオでは、Mirage サービスが開始するまで、Mirage ドライバがすべてのオフライン ファイルへのアクセスをブロックする。
    • セキュリティ関連の例外が発生すると、Mirage Web Manager のユーザー セッションが破棄されないことがある。
    • Windows 7 を Windows 8.1 クライアントにプロビジョニングすると、署名なしのオーディオ ドライバとオーディオ デバイスが動作しないことがある。
    • Mirage デスクトップ サービスが、シャットダウンの前に警告メッセージを表示することがある。
    • 参照マシンに特定のファイルが見つからないと、移行準備ツールが失敗することがある。
    • 名前の付いていないマシンの CVD 履歴にアクセスすると、内部エラー メッセージが表示されることがある。
    • 基本レイヤを使用して統合化した後でアプリ レイヤを割り当てると、まれに内部エラー メッセージが表示されることがある。
    • 移行またはレイヤ プロビジョニング プロシージャを実行した後、Windows Reliability Monitor に情報が何も表示されない。
    • 証明書の問題が原因で、Mirage Web Manager インストーラが Mirage 4.4 から Mirage 5.0 にアップグレードできない。
    • 基本レイヤの更新プロシージャをキャンセルすると、まれにクライアントが不具合状態になることがある。
    • 保護されたドライブがフォーマットされていないと、ドライブをスキャンするときにクライアントが不具合状態になることがある。
    • プロビジョニングまたは OS の移行シナリオ中に、IPV6 構成が汎用化されない。
    • Isilon ストレージ内のファイルのパスが 256 文字を超える場合、CVD 整合性プロシージャが失敗することがある。

    Mirage 5.1 の既知の問題

    以下の既知の問題は、Mirage 5.1 リリースに影響を及ぼします。

    • CVD の製品 ID ではなく Windows の製品 ID を使用して Windows 8.1 基本レイヤを適用した後に、この CVD を別のハードウェア デバイスに割り当てると、ユーザーがインストールした Windows ストア アプリケーションが動作しないことがあります。 これらの Windows ストア アプリケーションを起動するときに [修復] をクリックしても、修復されないことがあります。

    • 対処法: ユーザーがインストールした Windows ストア アプリケーションの中で動作しないアプリケーションを再インストールします。
    • Windows 8 のインプレース マイグレーションを実行すると、McAfee AntiVirus ソフトウェアは Mirage がディレクトリに正しいアクセス権を設定できないようにすることがあります。 ファイルを作成または編集できないことがあります。
      対処法: OS の移行を開始する前に McAfee のアクセス保護を無効にします。 詳細については、 http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2052489 を参照してください。
    • 基本レイヤやアプリ レイヤを更新すると、電源の設定が参照マシンの電源の設定に再構成されることがあります。
      対処法: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\User\PowerSchemes\ActivePowerSchemeの除外を基本イメージのルールに追加する。
    • OS を移行した後で以前の OS のイメージに戻そうとすると、使用可能なディスク領域が不足していることが原因で移行に失敗することがあります。 Mirage は、戻された CVD イメージのファイルおよび同じパスにあるファイルと同一のローカル ファイルのローカル ディスク領域を消費しません。
      対処法: 使用可能なディスク領域が以前の OS イメージのサイズよりも大きいことを確認します。 ディスクのクリーンアップ ユーティリティを実行し、Windows インストールを削除して領域を増やします。
    • 基本レイヤで Sophos SafeGuard 5.6 を使用する Windows 7 から基本レイヤで Sophos SafeGuard 6.1 を使用する Windows 8.1 に OS を移行すると、移行に失敗することがあります。
      対処法: OS の移行を開始する前に、Windows 7 基本レイヤから Sophos SafeGuard 5.6 を削除します。 Windows 8.1 に移行した後、Windows 8.1 のマシンに Sophos SafeGuard 6.1 をインストールします。
    • Mirage は Windows 7 と Windows 8.1 のハイブリッド スリープ機能とプロセッサの互換性を検出しません。 Windows 7 から Windows 8.1 に OS を移行した後、ハイブリッド スリープ機能が動作しないことがあります。
      対処法: OS の移行で基本レイヤをキャプチャする前に、参照マシンでハイブリッド スリープを無効にします。
    • Windows 8.1 U1 に構成されている Mirage 起動 USB を使用して OS をインストールしようとすると、インストールに失敗します。
      対処法: Windows 8.1 の Mirage 起動 USB を構成するときに Update 1 を使用しないでください。
    • まれに、McAfee のアクセス保護メカニズムが、基本レイヤのダウンロード、OS の移行、プロビジョニングなどの Mirage の操作をブロックすることがあります。
      対処法: セキュリティ製品から Mirage サービスを除外します。
    • エンドポイントに Symantec Endpoint Protection (SEP) バージョン 12.1.671.4971 がインストールされていて、そのエンドポイントを Windows XP から Windows 7 に移行しようとすると失敗する場合があります。
      対処法: 移行プロシージャを開始する前に、SEP をアンインストールするか、SEP のより新しいバージョンにアップグレードします。
    • 基本レイヤまたはアプリ レイヤの更新を実行する際に、エンド ユーザーがデフォルトの Web ブラウザとして指定した Web ブラウザ アプリケーションが削除されると、エンド ユーザーが Web サイトまたは HTML ファイルを開く時にエラー メッセージが表示されることがあります。
      対処法: エンド ユーザーに、Web ブラウザを再インストールするか、または別の Web ブラウザをデフォルトとして選択するようにアドバイスします。
    • レイヤ プロシージャを実行した結果、単一マシン上に Microsoft Visio の複数のバージョンが作成される場合、Microsoft Visio を開いたときに Microsoft Office の構成ウィンドウがエンド ユーザーのマシンに表示されることがあります。
      対処法: これは、Microsoft Office の既知の問題です。 http://support.microsoft.com/kb/298947 および http://support.microsoft.com/kb/314392 を参照してください。
    • Microsoft Office を含むレイヤ プロシージャを実行する場合に、「システム更新の完了」フェーズが終了する前に Microsoft Office アプリケーションを開くと、Microsoft Office 構成ウィンドウが表示される場合があります。
      対処法: すべてのレイヤ割り当てプロシージャが終了するまで待機してから、Microsoft Office アプリケーションを実行します。
    • Windows Live アカウントを含む基本レイヤを配信するときに、まれに Sysprep 操作の一部が失敗することがあります。
      対処法: Windows Live アカウントを含む基本レイヤはキャプチャしないでください。 Windows Live アカウントを含む基本レイヤを配信してユーザー エクスペリエンスに問題が発生した場合は、Windows Live アカウントを含まない基本レイヤを再キャプチャします。
    • Mirage Gateway サーバを Mirage Management サーバ以外のサブネットに展開するときに Mirage Gateway のサーバが SNAT によって保護されていると、Mirage Management コンソールを介して Mirage Gateway サーバを管理することはできません。
      対処法: この問題に回避策はありません。
    • 基本レイヤのプロシージャを実行するときに、エンドポイント上で構成された固定 IP アドレスは維持されません。
      対処法: エンドポイント上で構成された固定 IP アドレスを維持するには、次のプロシージャを実行します。
      1. 1. 「netsh」を使用する VSS 前のスクリプトを書き、ネットワーク設定を「 C:\Wanova Volume Information」に保存します。
      2. 2. 「netsh」を使用するプロビジョニング後のスクリプトを書き、ネットワーク設定をインポートします。 C:\Wanova Volume Information\ にアクセスする前に C:\Program Files\Wanova\Mirage Service\Wanova.Desktop.Control.exe -unlock ファイルを実行し、C:\Wanova Volume Information\ にアクセスした後で C:\Program Files\Wanova\Mirage Service\Wanova.Desktop.Control.exe -lock ファイルを実行します。