VMware Mirage 5.2 | 2014 年 12 月 9 日

これらのリリース ノートには、次のトピックが含まれています。

    VMware Mirage について

    VMware Mirage は、統合された IT 管理およびエンド ユーザーのローカルでの実行を組み合わせた物理または仮想デスクトップ、ラップトップ、および BYOD デバイスを管理するためのユニークなソリューションを提供します。 Mirage を Windows PC にインストールすれば、データ センターにエンドポイントの完全な仮想コピーを統合して、同期をとることができます。 同期には、データ センターにアップロードされるユーザーの Windows PC からの変更やユーザーの Windows PC に直接ダウンロードおよび適用される IT からの変更が含まれます。 Mirage によって、ユーザー エンドポイントでローカルの実行を行いながら、デスクトップの集中イメージ管理が可能になります。

    Mirage 5.2 の新機能

    Mirage 5.2 は、Mirage コンポーネントの管理を改善する機能を導入しています。 このバージョンには、以下の機能および改善点が含まれます。

    • Mirage は制限された仮想マシンで使用でき、管理者が Horizon FLEX を使用して BYOD デバイスを管理できるようになります。 Horizon FLEX のドキュメントは、 https://www.vmware.com/support/pubs/horizon-flex-pubs.html にあります。
    • Mirage では、WEPOS デバイスの POSReady 2009 へのアップグレードがサポートされます。
    • 管理者は、Branch Reflector キャッシュ用の非システム ドライブを含むドライブを指定できます。 新しい CVD アラームによって、Branch Reflector キャッシュが使用できない場合に管理者にアラートが示されます。
    • Mirage は Windows 7、Windows 8、および Windows 8.1 マシン上で永続メモリの VSS を使用するため、アップロード操作の効率性が高まります。
    • 管理者は Microsoft PowerShell で Mirage PowerCLI コマンドレットを使用して統合化のフローを実行できます。
    • Web レポートの機能が充実しました。
      • 管理者はレポートを XLS 形式にエクスポートできます。
      • 管理者はレポート時間フレームおよびレポート スケジュールに特定の時間を選択できます(例:12:30pm)。
      • 管理者はレポート テンプレートの名前を変更できます。
      • 管理者がレポート テンプレートを削除すると、そのテンプレートから生成されたレポートが保持されます。
      • レポート テンプレート グリッドに、レポート スケジュール間隔とレポート タイプ アイコンが表示されます。
    • 管理者は Mirage Management コンソールを使用して Mirage Gateway サーバの IP アドレスを手動で変更できます。

    Mirage 5.2 の既知の制限

    以下の制限がこの Mirage リリースで確認されています。

    • Mirage は 32 ビット システムで CVD 当たり最大 1,000,000 ファイルをサポートします。 64 ビット システムではファイル数の制限はありません。
    • 参照マシンのローカル ユーザー プロファイルは、Windows 7 マイグレーションまたは基本レイヤ プロビジョニングで使用される場合のみ、基本レイヤにデプロイされます。 イメージ指定およびレイヤ アップデートでは、デフォルトのローカル ユーザー プロファイルだけが導入されます。 ローカル ユーザー プロファイルの作成および使用に必要なアプリケーションは、基本レイヤまたはアプリ レイヤの内包に適しません。
    • ストリーミングのリストア プロセス中は、アプリケーションは Horizon Mirage サービスが開始する前にオフライン ファイルにアクセスすることはできません。これは通常の操作に影響を及ぼす場合があります。 これらの特定のアプリケーションに対応するために最小リストア セットアップを拡張できます。 詳細については、『 VMware Mirage 管理者ガイド』を参照してください。
    • サーバの CVD に対するすべての変更(基本レイヤ指定、ポリシー変更)は、次の同期間隔(デフォルトでは 1 時間でポリシーでカスタマイズ可能)に限ってクライアントに伝わります。 Mirage Management コンソールから [デバイスを同期] アクションを使用するか、エンドポイント デバイスから [すぐに同期] アクションを使用して、同期を強制できます。
    • マシンのアカウント パスワードがリストア操作後に切れた場合、ドメインに接続できなくなる場合があります。 これは、アクティブ ディレクトリおよびバックアップの既知の問題です。 http://support.microsoft.com/kb/175468 を参照してください。
    • Mirage ではデフォルトの Windows Shadow Copy Provider 1.0 が必要です。 コンピュータにインストールされた VSS プロバイダを表示するには、 line: vssadmin list providersを使用します。
    • Mirage は、Windows の高速ユーザー切り替え オプションをサポートしません。 基本レイヤをキャプチャする前に、エンドポイントおよび参照マシンでこのオプションを無効にする必要があります。
    • Mirage はファイルのメイン NTFS ストリームのアップロードおよび保存だけを行います。 他のすべてのストリームは、CVD からアップロードまたはリストアされません。
    • .pstファイルの変更は、エンドポイントから CVD に 1 日に 1 度アップロードされます。 新しいハードウェアへの CVD のリストア操作を実行する前に、 .pstファイルが CVD に問題なく確実にアップロードされるように、レジストリの LastFullUploadTicks 値にゼロを入力
      (HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wanova\Mirage Desktop Service\LastFullUploadTicks = 00 00 00 00 00 00 00 00)
      して [ 今すぐ同期] をクリックします。
    • Mirage は、Kaspersky アンチウイルス ソフトウェアを削除またはインストールするエンドポイントへの基本レイヤの適用をサポートしません。 詳細および解決方法については http://kb.vmware.com/kb/2048424 を参照してください。
    • Sophos SafeGuard Encryption をインストールしていない CVD を SafeGuard をインストールしているマシンにリストアする場合、リストア プロシージャが失敗する可能性があります。 詳細および解決方法については http://kb.vmware.com/kb/2081607 を参照してください。
    • 複数のボリュームを操作するときは、次のことに注意してください。
      • 非固定ドライブのコンテンツ(ネットワーク マップ、Disk-on-key などの揮発性デバイス)は、サーバにアップロードされません。
      • 基本レイヤまたはアプリ レイヤをエンドポイントに指定する場合、エンドポイントの Windows 固定ドライブ文字が、基本レイヤまたはアプリ レイヤをキャプチャした参照マシンと同じでなければなりません。 (たとえば、CVD に C:、基本レイヤに D:を割り当てることはできません。)
      • デフォルトでは、システム ボリュームだけが CVD にアップロードされます。 ボリューム ドライブ レターをアップロード ポリシーに追加して、追加ボリュームをアップロードできます。
    • 基本レイヤおよびアプリ レイヤは、現在 SQL Express や SQL Server をサポートしていません。
    • Windows XP から Windows 7 に OS を移行した後で Windows XP に戻すと、802.1X の設定が維持されないことがあります。
    • Mirage は、Microsoft Office スイートがまだインストールされていないエンドポイントに対してのみ、Microsoft Office フル スイートの配信をサポートします。
    • Mirage は、異なるレイヤへの 2 つの Microsoft Office フル スイートの配信はサポートしていません。
    • Mirage は、エンドポイントに複数のバージョンの Microsoft Office フル スイートが存在するシナリオをサポートしていません。
    • Windows システムのリストア ポイントは、Mirage がインストールされたマシンでは動作しません。
    • Mirage は、McAfee Endpoint Encryption が有効になったマシンでのインプレースの OS 移行シナリオはサポートしていません。
    • Mirage は、同一の展開プロシージャの一部として異なるレイヤにおける異なるバージョンの Microsoft Office アプリケーションを展開することをサポートしていません。

    このリリースで解決された問題

    以下の問題は、最新の Mirage リリースで解決されました。

    • レイヤの更新を実行後、まれに Windows で 1 つ以上のハードウェア デバイスのドライバのインストールに失敗することがある。
    • Mirage Gateway サーバを Mirage Management サーバ以外のサブネットに展開するときに Mirage Gateway サーバが SNAT によって保護されていると、Mirage Management コンソールを介して Mirage Gateway サーバを管理することができない。
    • Mirage Gateway OVA の展開プロシージャでネットワーク プロパティを設定するステップが見つからない。
    • Windows 8.1 マシンの基本レイヤ プロビジョニングの実行中に、まれにマシンが停止エラー 0xc000000eで失敗することがある。
    • 1 つの操作で複数の CVD をアーカイブすると、データベースにデッドロックが発生することがある。
    • VSS からコピーされたシステム ハイブが、まれに破損することがある。
    • レイヤを含む CVD のリストア後、新しいレイヤが割り当てられると Mirage クライアントがまれに動作しないことがある。
    • Microsoft Office 2013 スイートおよび異なるサービス パックのアプリケーションを含む基本レイヤの更新を実行後に Microsoft Excel を開くと、「 Microsoft Office ドキュメント キャッシュを修復する必要があります」というエラー メッセージが表示される。
    • 基本レイヤがターゲット マシンに割り当てられると、CleanState アンインストール プロシージャを実行してもすべてのファイルが WVI から削除されない。
    • SNAT が設定されると、Mirage Gateway サーバのステータスが downになる。
    • ルート ドメインのネーミング コンテキスト属性が デフォルト ドメイン コンテキスト属性とは異なる場合、Mirage Gateway サーバのユーザー認証が失敗する。
    • SteelHead モバイルを含むマシンのハードウェア移行プロシージャを実行後に IP 設定を表示できない。
    • レポートのタイムスパンに 1024 年を指定すると、レポートの生成に失敗する。
    • Mirage Mangement コンソールで、 IP アドレスを基準に CVD を並べ替えできない。

    Mirage 5.2 の既知の問題

    以下の既知の問題は、Mirage 5.2 リリースに影響を及ぼします。

    • CVD の製品 ID ではなく Windows の製品 ID を使用して Windows 8.1 基本レイヤを適用した後に、この CVD を別のハードウェア デバイスに割り当てると、ユーザーがインストールした Windows ストア アプリケーションが動作しないことがあります。 これらの Windows ストア アプリケーションを起動するときに [ 修復] をクリックしても、修復されないことがあります。

    • 対処法: ユーザーがインストールした Windows ストア アプリケーションの中で動作しないアプリケーションを再インストールします。
    • Windows 8 のインプレース マイグレーションを実行すると、McAfee AntiVirus ソフトウェアは Mirage がディレクトリに正しいアクセス権を設定できないようにすることがあります。 ファイルを作成または編集できないことがあります。
      対処法: OS の移行を開始する前に McAfee のアクセス保護を無効にします。 詳細については、 http://kb.vmware.com/kb/2052489 を参照してください。
    • 基本レイヤやアプリ レイヤを更新すると、電源の設定が参照マシンの電源の設定に再構成されることがあります。
      対処法: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\User\PowerSchemes\ActivePowerSchemeの除外を基本イメージのルールに追加する。
    • OS を移行した後で以前の OS のイメージに戻そうとすると、使用可能なディスク領域が不足していることが原因で移行に失敗することがあります。 Mirage は、戻された CVD イメージのファイルおよび同じパスにあるファイルと同一のローカル ファイルのローカル ディスク領域を消費しません。
      対処法: 使用可能なディスク領域が以前の OS イメージのサイズよりも大きいことを確認します。 ディスクのクリーンアップ ユーティリティを実行し、Windows インストールを削除して領域を増やします。
    • 基本レイヤで Sophos SafeGuard 5.6 を使用する Windows 7 から基本レイヤで Sophos SafeGuard 6.1 を使用する Windows 8.1 に OS を移行すると、移行に失敗することがあります。
      対処法: OS の移行を開始する前に、Windows 7 基本レイヤから Sophos SafeGuard 5.6 を削除します。 Windows 8.1 に移行した後、Windows 8.1 のマシンに Sophos SafeGuard 6.1 をインストールします。
    • Mirage は Windows 7 と Windows 8.1 のハイブリッド スリープ機能とプロセッサの互換性を検出しません。 Windows 7 から Windows 8.1 に OS を移行した後、ハイブリッド スリープ機能が動作しないことがあります。
      対処法: OS の移行で基本レイヤをキャプチャする前に、参照マシンでハイブリッド スリープを無効にします。
    • Windows 8.1 U1 に構成されている Mirage 起動 USB を使用して OS をインストールしようとすると、インストールに失敗します。
      対処法: Windows 8.1 の Mirage 起動 USB を構成するときに Update 1 を使用しないでください。
    • まれに、McAfee のアクセス保護メカニズムが、基本レイヤのダウンロード、OS の移行、プロビジョニングなどの Mirage の操作をブロックすることがあります。
      対処法: セキュリティ製品から Mirage サービスを除外します。
    • エンドポイントに Symantec Endpoint Protection (SEP) バージョン 12.1.671.4971 がインストールされていて、そのエンドポイントを Windows XP から Windows 7 に移行しようとすると失敗する場合があります。
      対処法: 移行プロシージャを開始する前に、SEP をアンインストールするか、SEP のより新しいバージョンにアップグレードします。
    • 基本レイヤまたはアプリ レイヤの更新を実行する際に、エンド ユーザーがデフォルトの Web ブラウザとして指定した Web ブラウザ アプリケーションが削除されると、エンド ユーザーが Web サイトまたは HTML ファイルを開く時にエラー メッセージが表示されることがあります。
      対処法: エンド ユーザーに、Web ブラウザを再インストールするか、または別の Web ブラウザをデフォルトとして選択するようにアドバイスします。
    • レイヤ プロシージャを実行した結果、単一マシン上に Microsoft Visio の複数のバージョンが作成される場合、Microsoft Visio を開いたときに Microsoft Office の構成ウィンドウがエンド ユーザーのマシンに表示されることがあります。
      対処法: これは、Microsoft Office の既知の問題です。 http://support.microsoft.com/kb/298947 および http://support.microsoft.com/kb/314392 を参照してください。
    • Microsoft Office を含むレイヤ プロシージャを実行する場合に、「システム更新の完了」フェーズが終了する前に Microsoft Office アプリケーションを開くと、Microsoft Office 構成ウィンドウが表示される場合があります。
      対処法: すべてのレイヤ割り当てプロシージャが終了するまで待機してから、Microsoft Office アプリケーションを実行します。
    • Windows Live アカウントを含む基本レイヤを配信するときに、まれに Sysprep 操作の一部が失敗することがあります。
      対処法: Windows Live アカウントを含む基本レイヤはキャプチャしないでください。 Windows Live アカウントを含む基本レイヤを配信してユーザー エクスペリエンスに問題が発生した場合は、Windows Live アカウントを含まない基本レイヤを再キャプチャします。
    • 基本レイヤのプロシージャを実行するときに、エンドポイント上で構成された固定 IP アドレスは維持されません。
      対処法: エンドポイント上で構成された固定 IP アドレスを維持するには、次のプロシージャを実行します。
      1. 1. 「netsh」を使用する VSS 前のスクリプトを書き、ネットワーク設定を「 C:\Wanova Volume Information」に保存します。
      2. 2. 「netsh」を使用するプロビジョニング後のスクリプトを書き、ネットワーク設定をインポートします。 C:\Wanova Volume Information\ にアクセスする前に C:\Program Files\Wanova\Mirage Service\Wanova.Desktop.Control.exe -unlock ファイルを実行し、 C:\Wanova Volume Information\ にアクセスした後で C:\Program Files\Wanova\Mirage Service\Wanova.Desktop.Control.exe -lock ファイルを実行します。
    • 2 つ以上の Microsoft Office アプリケーションが 1 つのマシンにインストールされている場合に少なくとも 1 つがレイヤの一部であるとき、残りの Microsoft Office アプリケーションの相互運用性が機能しないことがあります。
      対処法: この問題に回避策はありません。
    • Microsoft Office 2013 製品を含むレイヤを Microsoft Office 2013 SP1 製品をインストール済みのマシンに割り当てると、Microsoft Office が動作しないことがあります。
      対処法: Microsoft Office 2013 SP1 を含めるようにレイヤを再度キャプチャします。
    • Microsoft Office 製品を含むレイヤを Microsoft 製品をインストール済みのマシンに展開する場合にアーキテクチャが異なると、Microsoft Office 製品を手動でマシンにインストールできません。
      対処法: この問題に回避策はありません。
    • Microsoft Office 製品を含むレイヤを展開する場合に Microsoft Office 製品を更新すると、Microsoft Office 製品を含むレイヤを削除した場合に Microsoft Office 製品を手動でインストールできないことがあります。
      対処法: http://support.microsoft.com/kb/290301 を参照してください。
    • Microsoft Office 2013 がインストールされた CVD を移行すると、Microsoft Office のライセンス アクティベーションが移行せず Microsoft Office がライセンス未付与の状態となります。
      対処法: 任意のアプリケーションから Microsoft Office を手動でアクティベートします。
    • アプリ レイヤでプログラムを配信すると、タスクバー ショートカットまたはデスクトップ ショートカットが自動的に作成されます。 レイヤからプログラムを削除する場合、Mirage でショートカットが削除されません。
      対処法: この問題に回避策はありません。