VMware vCenter Site Recovery Manager 5.1.1 リリース ノート
VMware vCenter Site Recovery Manager 5.1.1.1 | 2013 年 9 月 22 日 | ビルド 1290726 VMware vCenter Site Recovery Manager 5.1.1 | 2013 年 4 月 25 日 | ビルド 1082082 最終更新日: 2016 年 3 月 9 日 これらのリリース ノートへの追加や更新を確認してください。 |
Site Recovery Manager 5.1.1.1 の詳細については、「 Site Recovery Manager 5.1.1.1 Express Patch Release (KB 2057972)」を参照してください。
リリース ノートの概要
このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。
- SRM 5.1.1 の新機能
- ローカライズ
- 互換性
- インストールとアップグレード
- SRM および vSphere Replication の操作上の制限
- SRM SDK
- オープン ソースのコンポーネント
- 注意と制限
- 解決した問題
- 既知の問題
SRM 5.1.1 の新機能
VMware vCenter Site Recovery Manager 5.1.1 には、「 解決した問題」で説明するバグの修正が追加されています。
ローカライズ
VMware vCenter Site Recovery Manager 5.1.1 は、以下の言語で利用できます。
- 英語
- フランス語
- ドイツ語
- 日本語
- 韓国語
- 簡体字中国語
互換性
SRM の互換性マトリックス
サポートされるゲスト OS およびゲスト OS のカスタマイズのサポートを含む、相互運用性および製品互換性の情報については、『 VMware vCenter Site Recovery Manager 5.1 の互換性マトリックス』を参照してください。
互換性のあるストレージ アレイおよびストレージ レプリケーション アダプタ
サポートされていて互換性のあるストレージ アレイおよび SRA の現在のリストについては、『 Site Recovery Manager ストレージ パートナー互換性ガイド』を参照してください。
VMware の VSA のサポート
SRM 5.1.1 は、vSphere Replication を使用して、vSphere Storage Appliance(VSA)に常駐する仮想マシンを保護できます。VSA は SRM 5.1.1 と連動するストレージ レプリケーション アダプタ(SRA)を必要としません。
インストールとアップグレード
Site Recovery Manager 5.1.1 の主要な特徴と機能に関するテクニカル ウォークスルーのための評価ガイドについては、『 ビジネス継続性のための VMware vCenter Site Recovery Manager リソース』を参照してください。
SRM のサポートされるアップグレード パスについては、『 VMware 製品の相互運用性マトリックス』の「 ソリューション アップグレード パス」および「 VMware vCenter Site Recovery Manager」を選択して参照してください。
SRM 5.1.1 のインストール
SRM 5.1.1 の新しいインストールを作成するには、インストーラ VMware-srm-5.1.1-1082082.exe
をダウンロードして実行します。
『 Site Recovery Manager 5.1 のインストールと構成』の「 SRM のインストール」を参照してください。
既存の SRM 4.1.2 インストールの SRM 5.1.1 へのアップグレード
SRM 4.1.2 を SRM 5.0.2 にアップグレードしてから SRM 5.1.1 にアップグレードする必要があります。
『 Site Recovery Manager 5.0 管理ガイド』の「 SRM のアップグレード」を参照してください。
重要: vCenter Server 4.1.2 から直接 5.1 または 5.1 u1 にアップグレードするパスはサポートされています。ただし、SRM を直接 4.1.2 から 5.1.1 にアップグレードするパスはサポートされていません。SRM 4.1.2 のインストールを含む vCenter Server 4.1.2 インスタンスをアップグレードする場合、vCenter Server をバージョン 5.0 または 5.0 u1 にアップグレードしてから SRM を 5.0.2 にアップグレードする必要があります。vCenter Server 4.1.2 から 5.1 または 5.1 u1 に直接アップグレードすると、SRM 4.1.2 を 5.0.2 にアップグレードしようとしたときに、SRM のアップグレードに失敗します。SRM 5.0.2 は vCenter Server 5.1 インスタンスに接続できません。
既存の SRM 5.0.2 インストールの SRM 5.1.1 へのアップグレード
既存の SRM 5.0.2 インストールを SRM 5.1.1 にアップグレードするには、インストーラ VMware-srm-5.1.1-1082082.exe
をダウンロードして実行します。
『 Site Recovery Manager 5.1 のインストールと構成』の「 SRM のアップグレード」を参照してください。
既存の SRM 5.1 または 5.1.0.1 インストールの SRM 5.1.1 へのアップグレード
次の手順を実行し、既存の SRM 5.1 または 5.1.0.1 インストールを SRM 5.1.1 へアップグレードします。
- 保護サイトで SRM Server を実行中のマシンにログインします。
- データベース ソフトウェアが提供するツールを使用して、SRM データベースをバックアップします。
- インストーラ
VMware-srm-5.1.1-1082082.exe
をダウンロードして実行します。 - SRM をアップグレードすることを確認するメッセージが表示されたら、 [はい] をクリックします。
- SRM データベースをバックアップしたことを確認するメッセージが表示されたら、 [はい] をクリックします。
- 処理が完了したら、 [終了] をクリックします。
- リカバリ サイトでアップグレード処理を繰り返します。
SRM Server をアップグレードした後で、SRM クライアント プラグインを再インストールする必要があります。
- SRM へ接続するために使用する vSphere Client インスタンスを実行しているマシンにログインします。
- SRM 5.1 クライアント プラグインをアンインストールします。
- vSphere Client インスタンスにログインして、SRM Server が接続されている vCenter Server に接続します。
- [プラグイン] > [プラグインの管理] を選択します。
- ダウンロードとインストール をクリックして、SRM 5.1.1 クライアント プラグインをインストールします。
- プラグインのインストールが完了したら、SRM にログインして、前のバージョンの設定が保持されていることを確認してください。
- SRM Server に接続するために使用するすべての vSphere Client インスタンスについて、プロセスを繰り返します。
vSphere Replication から vSphere Replication 5.1.1 へのアップグレード
vSphere Replication の旧リリースをインストールしていて、SRM 5.1.1 にアップグレードする場合、vSphere Replication もバージョン 5.1.1 にアップグレードする必要があります。また、vSphere Replication サーバもバージョン 5.1.1 にアップグレードする必要があります。
『Site Recovery Manager のインストールと構成』の「 vSphere Replication のアップグレード」を参照してください。
仮想アプライアンスの管理インターフェイス (VAMI) 経由で vSphere Replication アプライアンスおよび vSphere Replication サーバをバージョン 5.1.1 にアップグレードするには、次の URL を使用します。
http://vapp-updates.vmware.com/vai-catalog/valm/vmw/05d561bc-f3c8-4115-bd9d-22baf13f7178/5.1.1.0
重要: VAMI の [更新] > [設定] でオプションを選択して vSphere Replication を自動更新しないでください。自動更新を選択した場合、vSphere Replication は VAMI によって最新の 5.x バージョンに更新され、SRM および vCenter Server 5.1.x と互換性がなくなります。更新設定は 自動更新無効 のままにしてください。
SRM および vSphere Replication の操作上の制限
SRM 5.1.x および vSphere Replication 5.1.x の操作上の制限については、 http://kb.vmware.com/kb/2034768 を参照してください。
SRM SDK
SRM SOAP ベースの API の使用ガイドについては、『 VMware vCenter Site Recovery Manager API』を参照してください。
オープン ソースのコンポーネント
Site Recovery Manager 5.1.1 で配布されているオープン ソース ソフトウェア コンポーネントに適用される著作権表記とライセンスは、「 VMware vCenter Site Recovery Manager をダウンロード」から入手できます。また、vCenter Site Recovery Manager の一般リリースの最新版で利用できるソースコードへの変更やソースコードを要求する GPL、LGPL、あるいはその他の同等のライセンスに対するソースファイルをダウンロードすることもできます。
注意と制限
Storage vMotion および Storage DRS との相互運用性
ストレージ移動中の回復機能が制限される、一部の特殊なケースが存在するため、Site Recovery Manager 5.1.1 を Storage vMotion(SVmotion)と組み合わせて使用すること、またデータストア クラスタの使用を含む Storage Distributed Resource Scheduler(SDRS)と組み合わせて使用することはサポートされていません。vCloud Director との相互運用性
Site Recovery Manager 5.1.1 は、vCloud Director 環境に対する制限付きのサポートを提供しています。SRM を使用して、vCloud リソース プール(組織に展開される仮想マシン)内の仮想マシンを保護することは、サポートされていません。SRM を使用した vCD の管理構造の保護がサポートされています。SRM を使用して vCD サーバ インスタンス、vCenter Server インスタンス、vCloud Director の管理インフラストラクチャを提供するデータベースを保護する方法については、『 VMware vCloud Director Infrastructure Resiliency Case Study』を参照してください。vSphere Replication との相互運用性
vSphere Replication は、2032GB の最大ディスク容量をサポートします。SRM 5.1.1 は 2 つの Microsoft Cluster Server (MSCS) ノードをサポートします。
vSphere 5.1.x は最大 5 つの MSCS ノードをサポートします。SRM 5.1.x は 2 つの MSCS ノードをサポートします。『Site Recovery Manager 管理ガイド』の「 MSCS およびフォールト トレンラント仮想マシンの保護」を参照してください。vSphere Replication アプライアンスおよび vSphere Replication サーバ アプライアンスは、Novell Security Advisory CVE-2008-5161 に従うものとします。
Novell Security Advisory CVE-2008-5161 は、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) SP1 という vSphere Replication アプライアンスおよび vSphere Replication サーバ アプライアンス向けのオペレーティング システムに関するものです。Novell はこのセキュリティ アドバイザリ ドキュメント ( http://support.novell.com/security/cve/CVE-2008-5161.html) で、セキュリティ リスクが低いことを表明しています。必要に応じてさらにセキュリティ リスクを軽減するには、Novell Security Advisory に従って SSH 構成を変更します。vSphere Replication アプライアンスおよび vSphere Replication サーバ アプライアンスの場合、sshd_config
ファイルとssh_config
ファイルに次のようなディレクティブを追加するだけで、AES 暗号を保持できます。- Windows Server 2012 ドメイン コントローラ (DC) の仮想マシンをリカバリすると、vSphere Replication の使用時に DC の保護メカニズムが破損する。
アレイベースのレプリケーションを使用することで、Windows Server 2012 DC 仮想マシンのリカバリが可能です。ただし、SRM UI から実行するリカバリ計画で vSphere Replication を使用してリカバリを実行する場合、vSphere Replication の VMX ファイルから vm.genid および vm.genidX が削除されません。vSphere Web Client から vSphere Replication を使用してリカバリを実行するとうまくいきます。
Ciphers aes128-ctr,aes256-ctr
arcfour256
、 arcfour
、 aes128-cbc
、 aes256-cbc
など、RC4 およびその他すべての CBC 暗号を無効にします。
解決した問題
前のリリースに関する次の問題は、今回のリリースで解決しました。
- エラー: Operation timed out.でテスト リカバリ、計画済みの移行、または再保護ワークフローに失敗することがある。
このエラーは、複数のプライマリ サイトで複数の操作を実行しているときに発生する可能性があります。この問題は修正されました。
- 「 Unable to reverse replication for the virtual machine vm_name.Operation timed out」によって、複数のリモート サイトをターゲットにしている複数の仮想マシンの再保護操作が失敗する。
vSphere Replication は、複数のリモート サイトに複数の仮想マシンを再保護するときに SRM リクエストへの応答を停止します。この問題は修正されました。
- 日本語の名前でリカバリ計画をテストすると、IP のカスタマイズに失敗する。
リカバリ計画の名前に日本語の文字が使用されていて、日本語ロケールで動作する Windows 仮想マシンで IP のカスタマイズを設定すると、スクリプト エラーによりカスタマイズのステップに失敗します。この問題は修正されました。
- SRM UI の [アレイ マネージャ] ビューの [デバイス] タブに重複するボリュームが表示される。
この問題は、LUN のターゲット番号が別の LUN のソース番号と同じ場合に発生します。この UI の問題は修正されています。
- vSphere Replication インターフェイスを使用したリカバリが「
Processing recovered virtual machine ... configuration file failed ...Http request failed: org.apache.http.conn.HttpHostConnectException: Connection to https:// vCenter_Server_hostname refused
」というエラーで失敗する。vCenter Server をポート 444 などの HTTPS 用カスタム ポートを使用してインストールすると、レプリケートされた VMX ファイルの更新時にリカバリが失敗します。この問題は修正されました。
- ターゲットの場所が NFS データストアにある状態で、詳細モードでレプリケーションを設定すると、「 Select virtual disk format」というエラー メッセージが表示される。
この問題は修正されました。
- リカバリ サイトでデータストアを再スキャンすると、ストレージ デバイスの準備ができていないために失敗する。
SRA は、リカバリ サイトの昇格ストレージ デバイスが ESXi ホストに対して利用可能な状態となる前に、応答を SRM に送信できます。SRM は、SRA から応答を受信すると、ストレージ デバイスの再スキャンを実行します。ストレージ デバイスの準備がまだ完了していない場合、ESXi Server ではそれらが検出されず、SRM では再スキャンを実行したときにレプリケートされたデバイスが見つかりません。データストアは作成されず、リカバリされた仮想マシンは見つかりません。
回避策: データストアが利用できないことで問題がある場合は、SRM 5.1.1 により新しい設定が提供され、SRA がストレージ デバイスを昇格させた後の再スキャンの開始を遅延させることができます。
- SRM サイトを右クリックし、[ 詳細設定] を選択します。
- storageProvider をクリックします。
storageProvider.hostRescanDelaySec
パラメータを設定し、秒単位でストレージの再スキャンの開始を遅延させます。適切な値は 20 から 180 です。- SRM サービスを再起動します。
注: 前のリリースでは、
storageProvider.hostRescanRepeatCnt
パラメータを使用してリカバリの遅延を設定していた可能性があります。その代りに、新しいstorageProvider.hostRescanDelaySec
パラメータを使用してください。 - ESXi Server が保護サイトにある vCenter Server から切断された場合、SRM が計画移行中に予期せず停止する。
保護サイトにある ESXi Server が vCenter Server から切断された場合、または問題によって vCenter Server への接続が切断された場合に、計画移行を実行すると、SRM は予期せず停止します。この問題は修正され、計画移行を実行しているときに SRM は停止しなくなりました。計画移行はエラーで失敗します。
回避策:
- ESXi Server を vCenter Server インベントリから削除します。
ホストが意図的にパワーオフされたか、またはメンテナンス モードになった場合、そのホスト上で仮想マシンを実行することはできません。この場合、リソース プールおよびフォルダのみが失われます。ホストがクラスタの一部である場合は、ホストをリストアすると、リソース プールおよびフォルダが再作成されます。 - ホストをリストアし、vCenter Server に再接続します。
- ディザスタ リカバリを実行し、仮想マシンをリカバリ サイトに移行します。
- ESXi Server を vCenter Server インベントリから削除します。
この問題は修正され、エラーの検出およびホスト再スキャン操作中のタイムアウトのエラー メッセージが改善されました。
自動生成された証明書ではなく、インポートした PKCS12 証明書を使用して SRM 5.1 のインストールまたは SRM 5.1 へのアップグレードを試みると、インストーラは最後まで実行を完了しますが、Failed to install certificate というエラーで失敗します。この問題は修正されました。
アレイベースのリカバリ プランをテストした後にクリーンアップ操作を実行すると、リカバリ サイトにある SRM Server が予期せず停止します。ログに、エラー Panic: Win32 exception: Access Violation
が記録されます。この問題は修正されました。
テスト リカバリで「書き込み可能なストレージのスナップショットを作成」手順の後に、または実際のリカバリで「リカバリ サイトのストレージを書き込み可能に変更」手順の後にカスタマイズしたリカバリ手順を挿入した場合、および仮想マシンの IP がカスタマイズされるように構成した場合、リカバリ プランはカスタム リカバリ手順が完了するのを待たずに仮想マシンをパワーオンします。この問題は修正されました。
SRM Server 用のカスタム証明書および vCenter Server 仮想アプライアンス を使用して SRM Server をペアリングすると、エラー Permission to perform this operation was denied
で失敗します。この問題は修正されました。
リカバリ プランのテスト中に SRM が予期せず停止すると、プランを再実行するたびに SRM が停止するようになります。これは、仮想マシンの状態のアサーション チェックによるもので、途中で終了したテスト リカバリの結果として、無効な状態にあるものです。この問題は修正されました。
vSphere Replication を使用した再保護の実行は、約 89% 完了し、待機してから、 runHbrReprotect: com.vmware.vim.binding.vim.fault.NotAuthenticated
エラーで失敗します。セカンダリ サイトにある仮想マシンが無効な状態のままとなります。この問題は修正されました。
保護された仮想マシンが複数のホストで共有されているデータストアにある場合、およびこれらのホストが個別のデータセンターにある場合、SRM がリカバリ中に手順「移行のために保護サイトの仮想マシンを準備」で失敗する場合があります。ログには、 SRM Panic: Assert Failed: "ok" @ path/deactivateStorage.cpp:1170
というメッセージが表示されます。この問題は修正されました。
既知の問題
次の既知の問題は、厳密なテストで発見されたものであり、このリリースで起こる可能性のあるいくつかの動作を理解するのに役立ちます。
- New: glibc ライブラリの脆弱性によってリモート コードの実行が許可される
vSphere Replication アプライアンスが glibc の脆弱性の影響を受け、それによってリモート コードの実行が許可される可能性があります。
回避策:この問題の回避方法については、 http://kb.vmware.com/kb/2144289 を参照してください。
- 複数の LUN でリカバリを同時に実行すると、エラーが発生してタイムアウトする。
50 ~ 255 の ファイバ チャネル LUN を含む大規模な SRM 5.1.x 環境を使用している場合に、50 を超える LUN でリカバリを同時に実行すると、リカバリがタイムアウトし、エラーが発生して、LUN、および場合によっては仮想マシンに関連する障害が発生することがあります。場合によっては、成功するまで、リカバリ プランを複数実行しなければならないことがあります。この問題は、単一のリカバリ プランで LUN を保護しているのか、それとも複数のリカバリ プランで LUN を保護しているのかに関係なく発生します。
回避策: KB 2059498 を参照してください。
- 仮想マシン VNIC の MAC アドレスがリカバリ時に保持される場合が多い。
非常にまれな状況下で、vCenter が予期せずにリカバリ サイトで仮想マシンの VNIC に新しい MAC アドレスを割り当てることにより、テストまたはリカバリが特定の仮想マシンでリカバリに失敗することがあります。リカバリ ステップの結果列のエラー メッセージは次のとおりです。
Error - Cannot complete customization, possibly due to a scripting runtime error or invalid script parameters (Error code: 255).IP settings might have been partially applied.
SRM ログに次のメッセージが含まれます。Error finding the specified NIC for MAC address = xx::xx:xx:xx:xx
ここでは、xx::xx:xx:xx:xx は予期された MAC アドレスです。回避策: vSphere Client 仮想マシンの [プロパティ] の影響を受けた仮想マシンの MAC アドレスを「xx::xx:xx:xx:xx」に変更し、リカバリ プランを再起動します。
- SRM ではリカバリ中にデータストアのマウントでエラーが発生する場合がある
テスト リカバリまたは実際のフェイルオーバー中に、SRM はリカバリされたデータストアが利用可能になるのを待ちます。データストアが利用可能になると、SRM はマウントされていないデータストアをマウントしようと試みます。稀な例では、これらのデータストアは自動的にマウントされてから、SRM がマウントできるようになります。テスト フェイルオーバー中にこのようなことが起きた場合に、フェイルオーバーは完了しません。実際のリカバリ中にこのようなことが起きた場合には、リカバリはエラーを示して完了します。この問題を解決するためには、リカバリをやり直してください。
- vCenter Server 接続を一時的に失うと、Raw ディスク マッピングを使用している仮想マシンにリカバリの問題が生じる可能性がある
リカバリ中に vCenter Server への接続が失われた場合、次のいずれかが起こる場合があります。
- vCenter Server は引き続き利用できず、リカバリは失敗します。この問題を解決するためには、vCenter Server との接続を再確立し、リカバリを再実行してください。
- 稀に、vCenter Server が再び利用可能になり、仮想マシンがリカバリされます。このような場合、仮想マシンに Raw ディスク マッピング (RDM) がある場合、RDM は正しくマッピングされない場合があります。RDM を正しくマッピングできなかった結果として、仮想マシンの電源をオンにすることができない場合があり、ゲスト オペレーティング システムまたはその中で実行中のアプリケーションに関連するエラーが発生する場合があります。
- これがテスト リカバリの場合、クリーンアップ操作を完了し、テストをもう一度実行してください。
- これが実際のリカバリの場合、手動で正しい RDM をリカバリした仮想マシンに接続してください。
Raw ディスク マッピングの追加に関する詳細は、仮想マシン設定の編集に関する vSphere のマニュアルを参照してください。
- リカバリ プランのキャンセルが完了していない
リカバリ プランが実行されたとき、仮想マシンを同期するための試みが行われます。リカバリ プランをキャンセルすることはできますが、同期が完了するか、有効期限が切れるまで、リカバリ プランの実施のキャンセルを試みても完了しません。デフォルトの有効期限は 60 分間です。次のオプションは、リカバリ プランのキャンセルを完了するために使用できます。
- vSphere Replicationを一時停止する。同期が失敗します。リカバリがエラー状態になった後で、vSphere Client を使用して、vSphere Replication タブで vSphere Replication を再開します。レプリケーションが再開した後で、リカバリ プランを適宜、もう一度実行することができます。
- 同期が完了するか、タイムアウトするのを待つ。これは大幅に時間がかかりますが、最終的には終了します。同期が完了するか、タイムアウトすると、リカバリ プランのキャンセルが続行します。
- ASCII 以外の文字を含むパスワードは、仮想アプライアンス管理インフラストラクチャ(VAMI)へログインする際には受け付けられない
ユーザーは VAMI を使用して、vSphere Replication アプライアンスを管理できます。ASCII 文字以外を使用するパスワードを持つアカウントで、VAMI にログインしようとすると失敗します。これは、正しい認証情報が指定されたときでも起こります。この問題は、ASCII 以外の文字が VAMI で使用されているすべての場合に起こります。この問題を回避するためには、ASCII パスワードを使用するか、SSH を使用して接続してください。
- 保護されている仮想マシンのデータストア レプリケーションを停止すると、間違ったエラー メッセージが出される
複数のデータストア上にディスクを持っている仮想マシンを保護して、その後、データストアの 1 つでレプリケーションを無効にすることは可能です。そのような場合、保護グループ内の仮想マシンのステータスは、次のように変更します。 Invalid: Virtual machine 'VM' is no longer protected.Internal error: Cannot create locator for disk'2001'...この情報は正しくありません。ステータスは Datastore '[ datastore name]' is no longer replicatedとなるはずです。
- 仮想マシンのリカバリはディスク構成エラーが原因で失敗する
複数のデータストア上の単一の保護仮想マシンに対し、複数のディスクと構成ファイルを配置することは可能です。リカバリの際に、SRM は、Raw ディスク マッピングと親ディスク ファイルにアクセスする必要があります。このアクセスが行えないと、SRM はリカバリの際のディスク タイプを決定することができません。そのような場合、SRM は Raw ディスク マッピング (RDM) ディスクを非 RDM のディスクであると仮定するため、再構成に失敗します。この問題を回避するためには、リカバリされた仮想マシンの構成ファイルにアクセスできるすべてのホストが、RDM マッピング ファイルおよびすべての親ディスク(存在する場合)にもアクセスできることを確認してください。
- 保護サイトへの接続が失敗した後ではリカバリの進行が失敗する
非アクティブ化操作中、または RemoteOnlineSync または RemotePostReprotectCleanup 中(どちらも再保護時に発生します)に保護サイトにアクセスできなくなると、リカバリ プランがそれ以上進行できなくなることがあります。そのような場合、システムは、保護サイトの一部である仮想マシンまたはグループが、それら中断されたタスクを完了するのを待ち続けています。再保護操作の際にこの問題が発生した場合には、元の保護サイトに再接続し、リカバリ プランをキャンセルしてから再起動する必要があります。リカバリの際にこの問題が発生した場合には、リカバリ プランをキャンセルして再起動するだけで十分です。
- vSphere Replication アプライアンスが有効な ESX ホストのサポートに失敗する
vSphere Replication 構成の際、サポートされているバージョンの ESX 上のデータストアを選択すると、「 VR server Server Name has no hosts through which to access destination datastore ...」というメッセージが表示されます。新しいホストを vCenter Server に追加した場合、または vSphere Replication サーバの登録中に、vSphere Replication アプライアンスと vSphere Replication サーバの間で通信の一時的な中断が起きると、これが発生します。通信の問題は通常、接続性が一時的に失われたため、またはサーバのサービスが中断したために発生します。
この問題を解決するには、vSphere Replication 管理サーバ サービスを再起動してください。
- https://vr_applliance_address:5480 で vSphere Replication アプライアンスの仮想アプライアンスの管理インターフェイス (VAMI) にログインします。
- [サービス ステータス] の下の [構成] > [再起動] をクリックします。
- Distributed Power Management (DPM) 対応のクラスタでは、データストアのアンマウントが失敗する
計画移行およびリカバリは、ホストがスタンバイ モードに入っている場合、DPM クラスタに接続されているホストからのデータストアのアンマウントに失敗します。エラー Error: Cannot unmount datastore datastorename from host hostname.Unable to communicate with the remote host, since it is disconnectedが表示されることがあります。この問題を解決するには、計画移行またはリカバリを完了する前に、保護サイトで DPM をオフにしてください。リカバリ タスクの完了後に、DPM をオンに戻すことができます。
- RDM 障害の後、SRM が仮想マシンをリカバリできない。
データストアをバッキングしている LUN が影響を受けていないときには、Raw ディスク マッピング (RDM) LUN が失敗する場合があります。このような場合、SRM は RDM によって仮想マシンをリカバリできません。
回避策:影響を受けている仮想マシンを手動でリカバリします。RDM LUN のフェイルオーバを実行し、リカバリされた仮想マシン上に RDM ディスクとして再接続します。
- 保護対象の仮想マシンをシャットダウンするときのリカバリ プランのエラー:「 Error - Operation timed out: 900 seconds during Shutdown VMs at Protected Site step」
動的スワップをサポートするアレイでデータストアを保護するために SRM を使用する場合(たとえば CLARiiON)、保護サイトが一部ダウンしているとき、または強制リカバリを実行しているときにディザスタ リカバリを実行すると、保護サイトの操作を完了するために、リカバリ プランを再実行する場合に限り、エラーが起こる可能性があります。このようなエラーが発生するのは、保護サイトがオンラインに戻っても、SRM が保護対象の仮想マシンをシャットダウンできないときです。このエラーは通常、特定のアレイが保護された LUN を読み取り専用にする場合に発生します。パワーオン状態の保護対象の仮想マシンで ESXi が入出力できなくなります。
回避策:読み取り専用の LUN によって影響を受けた保護サイトで ESXi ホストを再起動します。
- 保護仮想マシンのタスクが 100% で維持されると表示される。
[VI Client の最近のタスク] ペインが VM の保護タスク時に仮想マシンが 100% から変わってないことを示します。SRM は、仮想マシンを 構成済みとしてマークし、保護されていることを示します。SRM が正常に仮想マシンを保護できているので、操作を実行する必要はありません。
- メンテナンス モードからリカバリ サイトの ESXi ホストを再起動した 10 分以内にクリーンアップを実行すると失敗する。
クリーンアップ操作はプレースホルダのスワップを試み、10 分の更新間隔を持つホストの復元力キャッシュに依存しています。10 分間のウィンドウ内で再起動した ESXi ホスト上でスワップ操作を試みると、SRM は SRM ホスト復元性キャッシュ内の情報を更新せず、スワップ操作が失敗します。クリーンアップ操作も失敗します。
回避策: 10 分間待ってから、もう一度クリーンアップを実行します。
- vSphere Replication を使用してすでに再保護されたアレイベースの仮想マシンの保護の実行中に SRM が停止する。
リカバリを実行する場合は、すでにアレイベースの保護グループで保護された仮想マシンを保護するために、vSphere Replication を使用しようとすると、SRM Server がアサートします。
回避策: vSphere Replication で保護する前にまず SRM Server を再起動し、アレイベースの保護対象の仮想マシンの保護を解除します。または、アレイベースの保護を続け、vSphere Replication を使用して保護しないでください。SRM は、両方のプロバイダでの保護をサポートしていません。
- ディスクがレプリケーションから除外されている場合でも、物理モードの RDM ディスクのある仮想マシンを構成できない。
物理モードの仮想マシンのレプリケーションを構成すると、次のエラーが表示される場合があります:
VRM Server generic error.Check the documentation for any troubleshooting information.The detailed exception is: HMS can not set disk UUID for disks of VM : MoRef: type = VirtualMachine, value = , serverGuid = null'.
回避策:なし。
- 「
Error: Unable to copy the configuration file...
」で計画済みの移行が失敗する。クラスタ内の 2 つの ESXi ホストと 1 つのホストがストレージに接続できなくなった場合、他のホストは通常、レプリケートされた仮想マシンを回復できます。一部の他のホストは、仮想マシンをリカバリできず、次のエラーでリカバリが失敗する可能性があります。 Error: Unable to copy the configuration file...
回避策:リカバリを再実行します。
- 仮想マシンの再保護中に、次のエラーが「方向を反転させるために保護を設定する」ステップ時に発生する可能性がある。「
Error - The operation was only partially completed for the protection group 'pg_name' since a protected VM belonging to it was not successful in completing the operation.VM 'vm_name' is not replicated by VR.
」このエラーは、「方向を反転させるためにストレージを設定する」ステップ時に
Operation Timed out
エラーによって最初の実行が失敗した場合の 2 番目の再保護時に発生します。回避策:影響を受けた仮想マシンに対し、レプリケーションの反転を手動で構成し、再保護を再実行します。レプリケーションの反転の詳細については、 『vSphere Replication の管理』の「vSphere Replication での仮想マシンのフェイルバック」を参照してください。
- リカバリ中に内部エラーが発生する。
SRM は、リカバリ プロセス中に vCenter からさまざまな情報を取得します。続行するために必要な重要な情報を受信しない場合、内部エラー CannotFetchVcObjectPropertyが発生する場合があります。 このエラーは、vCenter がひどいストレスにさらされているか、ESXi ホストがひどいストレスによって使用不可能になったときに発生する可能性があります。このエラーは、SRM が切断された状態になっているか、vCenter インベントリから削除された ESXi ホストの情報を検索しようとしたときにも発生する可能性があります。
回避策:リカバリ プランを再実行します。
- リカバリした VMFS ボリュームがエラー:「 Failed to recover datastore」でマウントに失敗する。
このエラーは、vCenter、ESXi、および SRM Server 間の遅延によって発生する可能性があります。
回避策:リカバリ プランを再実行します。
- 次のメッセージでリカバリまたはテスト ワークフローが仮想マシンで失敗する。 Error - Unexpected error '3008' when communicating with ESX or guest VM: Cannot connect to the virtual machine.
まれな状況下で、仮想マシンに対して IP のカスタマイズまたはゲスト内の呼び出しを構成するときに、このエラーが発生することがあり、リカバリ サイトのクラスタは完全自動化 DRS モードになります。予期しない vMotion は仮想マシンとの一時的な通信障害を引き起こす可能性があり、カスタマイズのスクリプト エラーが発生します。
回避策:リカバリ プランを再実行します。エラーが解決しない場合は、リカバリ サイト クラスタ DRS を手動モードに構成し、リカバリ プランを再実行します。
- NoPermission エラーで一部の SRM 起動タスクが失敗し、「 Permission to perform this operation was denied.」ではなく、「 Internal Error: vim.fault.NoPermission」が表示される。
ミラー化したタスクが vCenter Server または SRM オブジェクトでないオブジェクトに MoRef を含める場合、vSphere Client がアサートします。
回避策:失敗した SRM タスクがリカバリ タスクの場合、より詳細なエラーについてリカバリ タスク ペインを参照してください。vCenter Server タスクの障害の場合は、多くの情報が含まれているサブタスクを参照してください。
- 「
Unable to communicate with the remote host, since it is disconnected
」という内容が含まれたエラー メッセージで再保護が失敗する。このエラーは、保護された側のクラスタが DPM (Distributed Power Management) を使用するように構成され、操作に必要となった ESX ホストの 1 つがスタンバイ モードに置かれたために発生している可能性があります。これは DPM がホストがアイドル状態になったことを検出した場合に発生し、スタンバイ モードにすることができます。SRM は、このホストによって管理されたレプリケートされたデータストアにアクセスするために、ホストと通信する必要がありました。SRM は保護サイト上で DPM 状態を管理しませんが、リカバリ サイトでのリカバリ、テスト、およびクリーンアップ中に、DPM の状態を管理します。
回避策:エラーが解決しない場合は、一時的に DPM をオフにして、保護された側のレプリケートされたデータストアを管理する ESX ホストがオンにされてから、再保護を実行するようにしてください。
- 保護サイトの LUN が全パス ダウン (APD) または永続的なデバイスの損失 (PDL) に遭遇すると、SRM が特定の場合に RDM(Raw デバイス マッピング)の LUN をリカバリできないことがある。
計画移行での最初の試みの後、SRM が保護対象の仮想マシンをシャットダウンしようとするときに、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
「
Error - The operation cannot be allowed at the current time because the virtual machine has a question pending: 'msg.hbacommon.askonpermanentdeviceloss:The storage backing virtual disk VM1-1.vmdk has permanent device loss.You might be able to hot remove this virtual device from the virtual machine and continue after clicking Retry.Click Cancel to terminate this session.
」保護対象の仮想マシンに RDM デバイスがある場合、SRM が RDM の LUN をリカバリしない場合があります。
回避策:
- LUN が APD/PDL に入ると、ESXi Server は、仮想マシンの操作をブロックする質問で使用しているすべての仮想マシンをマークします。
- PDL の場合、 [キャンセル] をクリックして、仮想マシンをパワーオフします。
- APD の場合、 [再試行] をクリックします。
計画移行を実行する場合、SRM は本番仮想マシンのパワーオフに失敗します。 - 仮想マシンに RDM デバイスがある場合、SRM は RDM デバイスの追跡に失敗し、リカバリしない可能性があります。すべての HBA を再スキャンし、影響を受けるすべての LUN のステータスが APD/PDL 状態から戻っていることを確認してください。
- vCenter Server インベントリを確認し、仮想マシンをブロックしている PDL の質問に答えます。
- LUN がオンラインに復帰する前に PDL の質問に答える場合、保護サイトの SRM Server は、RDM デバイスがこの仮想マシンに接続されなくなり、RDM デバイスを削除していることを誤って検出します。次にリカバリを実行するときは、SRM はこの LUN をリカバリしません。
- すべての HBA を再スキャンして、すべての LUN が vCenter Server インベントリでオンライン状態で、影響を受けたすべての仮想マシンでパワーオンになっていることを確認します。vCenter Server は、保護対象の仮想マシンで失われた RDM を関連付けします。
- SRM インターフェイスの [アレイ マネージャ] タブを確認します。保護されたすべてのデータストアおよび RDM デバイスが表示されない場合は、 [更新] をクリックして、デバイスを検出し、データストア グループを再計算します。
- [グループ設定の編集] が保護されたすべてのデータストアおよび RDM デバイスを表示し、仮想マシンの保護ステータスがエラーを表示していないことを確認してください。
- RDM デバイスを含むすべての保護された LUN をリカバリするために、計画移行を開始します。
- LUN が APD/PDL に入ると、ESXi Server は、仮想マシンの操作をブロックする質問で使用しているすべての仮想マシンをマークします。
- vCenter Server の再起動後、vSphere Replication を使用すると、「 Error - Unable to reverse replication for the virtual machine ' virtual_machine'.The session is not authenticated.」で再保護の操作が失敗する。
vCenter Server の再起動後、SRM が vSphere Replication との通信に使用する一部のセッションの更新に失敗し、再保護が失敗する原因となります。
回避策:両方のサイトで SRM サービスを再起動します。
- ホストのいずれかでプレースホルダ データストアへの接続が途切れた場合、テスト リカバリのクリーンアップが失敗することがある。
リカバリ サイトに 2 つのホストがあるクラスタでテスト リカバリを実行し、クラスタ上のホストの 1 つがプレースホルダ データ ストアへの接続が途切れてしまった場合、テスト リカバリのクリーンアップが失敗することがあります。
回避策:クリーンアップを強制モードで実行します。リカバリ サイトで、プレースホルダ データストアへの接続が途切れてしまったホスト上で作成されたプレースホルダ仮想マシンを手動で削除します。仮想マシンのレプリケーション構成を削除し、レプリケーションを再構成します。保護グループ プロパティから仮想マシンの保護を再構成します。
- vSphere Replication サーバの登録中に、vSphere Replication が vCenter Server インベントリに追加されたホストでデータストアに対して「データストアにアクセスできません」と報告する。
vSphere Replication は、vCenter インベントリからサポートされているすべてのホストを選択し、vSphere Replication 登録の一部として有効にします。vSphere Replication の登録処理中に vCenter にホストを追加すると、vSphere Replication によってこのホストが選択されず、リカバリ サイト上のデータストアにアクセスできなくなります。
回避策:vSphere Replication が有効にできるように、vCenter インベントリ内のホストを切断して、再接続します。
- vCenter Server インベントリ内のホスト数によっては、vSphere Replication サーバの登録に長い時間がかかる場合がある。
vCenter Server インベントリに数百以上のホストが含まれている場合、 VR サーバの登録タスクは、vSphere Replication が各ホストの SSL サムプリント レジストリを更新するときに、完了まで 1 時間以上かかります。vSphere Replication サーバの登録タスクの進行中に、vCenter Server の イベントペインは、各ホストに対して ホストは vSphere Replication 用に構成されていますを表示します。
回避策:登録タスクが完了するのを待ちます。完了すると、受信レプリケーション トラフィックに vSphere Replication を使用できます。
- vSphere Replication 登録がエラー:「 VRM server generic error ...Row was updated or deleted by another transaction ...HostEntity #<host-managed-object-id>」で失敗することがある。
vCenter Server がインベントリ内に多数のホストを所有しており、登録の進行中に次の操作を実行した場合、 VR サーバの登録操作がこのエラーで失敗することがあります。
- vCenter Server インベントリからホストを削除します。
- インベントリからホストを削除し、再接続します。
- ホストの SSL サムプリントを変更します。
回避策:[VR サーバの登録] を再実行します。
- 「
Error creating test bubble image for group ...
」でリカバリが失敗する。詳細な例外は、「Error while getting host mounts for datastore: managed-object-id...
」または「The object has already been deleted or has not been completely created. 」
テスト リカバリまたは計画済みのリカバリを実行し、特定の例外でリカバリ プランが失敗した場合、レプリケーション データの保存に使用された LUN が一時的に ESXi から切断されています。再接続すると、レプリケーションは通常どおり継続し、レプリケーション データが失われることはありません。例外は、次のようなシナリオで発生します。
- LUN が内部 ID を変更したため、vSphere Replication が LUN を見つけることができない。
- ターゲット データストアを含むホストが vCenter インベントリから削除されてから、追加された場合にターゲット データストアの内部 ID が変わる。
新しい ID を更新するために手動でレプリケーションを再構成する必要があります。
回避策:プライマリ サイトが利用できなくなった場合は、リカバリを可能にするために変更された内部データストア ID の自動修正をトリガする vSphere Replication アプライアンス データベースに特別な構成エントリを追加する手順について、VMware サポートに連絡してください。プライマリ サイトがまだ利用可能な場合:
- 失敗したリカバリ プランでクリーンアップ処理を実行します。
- [vSphere Replication] ビューの [仮想マシン] タブで、仮想マシンを右クリックして、 [レプリケーションの構成] を選択します。
- [次へ] をクリックし、 [参照] をクリックして、切断されているデータストア上のファイルの場所を変更し、再接続してから、前と同じデータストアとフォルダの場所を選択します。
- 既存のディスクを再利用して、仮想マシンのレプリケーションを再構成します。vSphere Replication Management Server が、vCenter Server の変更されたデータストア ID (管理されたオブジェクト ID) を取得します。
- 初回同期が終了するのを待ちます。この同期は既存のディスクを使用し、データ整合性を確認します。
- リカバリ サイト上のフォルダ名にパーセント(%)記号を含めると、レプリケーション中に新しいフォルダが作成される。
リカバリ サイト上のフォルダ名にパーセント (%) 記号を含め、そのフォルダへのレプリケーションを構成しようとすると、追加のエンコーディングが行われた不正なフォルダにレプリケーションが作成される場合があります。たとえば、
%3dTest
というフォルダを作成する場合、vSphere Replication は%253dTest
という新しいフォルダを作成し、このフォルダにレプリケーションを配置します。 - Internet Explorer 7 で、コンテキストに応じたヘルプにアクセスできない。
KB 1009801 を参照してください。
- 負荷の高い環境でサポート バンドルを生成すると、実行中の vSphere Replication の操作が中断される場合がある。
負荷の高い環境でサポート バンドルを生成すると、リカバリ操作中に vSphere Replication の接続の問題が発生する場合があります。これは特に、vSphere Replication 仮想マシンのストレージに負荷がかかりすぎている場合に発生します。
回避策:vSphere Replication サーバがサポート バンドルの生成によってブロックされているときに操作を開始できない場合は、操作を再度実行してください。想定されるクラスタのストレージ バンド幅の要件と、ストレージが NAS の場合はネットワーク バンド幅も再評価します。
- vSphere Replication によって保護されている仮想マシンの最後の同期サイズ値が、最後の同期から変更されたデータ量である。
vSphere Replication が保護する仮想マシン上で完全な同期を実行する場合でも、最後の同期サイズ値は、最後の同期から変更されたデータ量で、仮想マシンのフル サイズを示していません。これは、同期が完了していないことを意味すると誤解されることがあります。初期同期後の仮想マシンの完全な同期中、vSphere Replication はディスク全体を比較しますが、転送を行うのは変更されたデータだけで、ディスク全体ではありません。
初期同期のサイズと期間を確認するには、vSphere Replication が vCenter Server にポストするイベントを確認できます。この問題は、ESXi 5.0.x ホストでのみ実行されます。この動作は、ESXi 5.1 ホスト上で明らかにされています。
- 同時に複数のリカバリ プランを実行すると、再保護がエラーで失敗する。
同時に複数のリカバリ プランを実行すると、「
Error - The operation was only partially completed for the protection group 'protection_group' since a protected VM belonging to it was not successful in completing the operation
」のエラーで再保護が失敗することがあります。回避策:再保護の操作を再実行します。
- 最新の変更がホスト インベントリで行われる場合、
「No host with hardware version '7' and datastore 'ds_id' which are powered on and not in maintenance mode are available...」
というエラーでリカバリまたはテスト リカバリが失敗することがある。SRM Server は、ホスト インベントリ状態のキャッシュを保持します。インベントリに最新の変更が加えられた場合、たとえばホストがアクセス不能になった場合、または切断された場合、一部のデータストアへの接続が途切れた場合、SRM Server はキャッシュを更新するのに最大 15 分を必要とする可能性があります。SRM Server のキャッシュに誤ったホスト インベントリ状態がある場合は、リカバリまたはテスト リカバリが失敗することがあります。
回避策:ホストのインベントリに変更を加えた場合は、15 分待ってから、リカバリを実行します。上記のエラーが見られる場合は、15 分待ってから、リカバリを再実行します。
- 再保護がエラー:「
Operation timed out: 7200 seconds VR synchronization failed for VRM group <Unavailable>.Operation timed out: 7200 seconds.
」で失敗する。再保護を実行すると、SRM は操作をタイムアウトする可能性があるレプリケーション グループのオンライン同期を実行します。デフォルトのタイムアウト値は 2 時間です。
回避策:SRM の詳細設定のタイムアウト値を増やします。
- リカバリが終了するまでに長い時間がかかり、再保護が次のエラーで失敗する。「
Cannot check login credentials.Authentication service infrastructure failed.
」このエラーは、Windows 2003 server 上で動作する vCenter Server 内の一時ポートの枯渇によって発生します。SRM Server が vCenter Server と通信できません。
回避策:
- KB 979230 から Microsoft のホットフィックスをインストールし、
tcpip.sys
ドライバの問題を修正します。 - 手動で変更するか、次の
.reg
ファイルをインポートすることで、regedit
の値を次のように設定します。Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters] "MaxUserPort"=dword:00002710 "TcpTimedWaitDelay"=dword:0000001E
- レジストリの値が存在しない場合は、作成します。
- 変更後、Windows 2003 Server マシンを再起動します。
- KB 979230 から Microsoft のホットフィックスをインストールし、
- Windows XP または Windows 2003 上で SRM クライアント プラグインを実行すると、vSphere Replication アプライアンスのステータスが切断状態となる。
vSphere Replication サイト の サマリ タブで vSphere Replication アプライアンスのステータスが切断状態として表示されます。接続を再構成しようとすると、次のエラーが発生します:
Lost connection to local VRMS server at server_address:8043. (The client could not send a complete request to the server 'server_address'.(The underlying connection was closed: An unexpected error occurred on a send.))
。SRM クライアント プラグインが古いバージョンの Windows で実行されるときに、SRM クライアント プラグインと vSphere Client が暗号化をネゴシエートできない場合に、この問題が発生します。Windows XP 64 ビットまたは Windows Server 2003 SP2 で vSphere Client と SRM クライアント プラグインを実行する場合、サーバとクライアントの暗号化サポートに互換性がない場合があります。回避策: Microsoft KB 948963 から Microsoft のホットフィックスをダウンロードし、インストールします。この hotfix は、通常の Windows アップデートでは適用されないため、手動でダウンロードし、修正を適用する必要があります。
- 仮想マシンの同期、リカバリ、再保護の操作が vSphere Replication で失敗する。
このエラーは、同期操作を要求するか、リカバリまたは再保護などの操作を実行するときに、発生する可能性があります。次のようなエラーが報告されます。
VRM グループ group の VR 同期が失敗しました。VRM Server generic error.このドキュメントでトラブルシューティング情報があるかどうかをチェックしてください。例外の詳細は、「Id= ID の要求されたインスタンスはリモート サイトで見つかりませんでした」です。(VR synchronization failed for VRM group group. VRM Server generic error. Please check the documentation for any troubleshooting information. The detailed exception is: 'The requested instance with Id= ID was not found on the remote site.'.)
エラー - VRM グループ group の VR 同期が失敗しました。データストア パス「[ path] *.vmdk.vmdk」に対してストレージがロックされています。(Error - VR synchronization failed for VRM group group. Storage is locked for datastore path '[ path] *.vmdk.vmdk'.)
このエラーは、実行されている仮想マシンが保護サイトで負荷が高い状態にあると発生する可能性が高くなります。
回避策:
- 操作を再試行します。これは成功しない場合があります。
- この問題は保護サイトで実行されている負荷に関連しているため、営業時間外にリカバリをスケジュール設定します。
- テスト リカバリを試行する場合は、「最近の変更をリカバリ サイトに複製する」オプションを有効にしないでください。
- SRM 5.5 にアップグレードします。SRM 5.5 には、vSphere 5.5 と組み合わせてこの問題を解決する更新が数多くあります。
- サイトのペアリングは証明書の信頼方式が異なっていると失敗する
SRM サイトのペアリングの際に、 Local and Remote servers are using different certificate trust methodsというエラーが表示されることがあります。これは、証明書に署名している認証局(CA)のルート証明書が SRM サーバ上に存在していない場合に生じます。この問題を解決するには、SRM の証明書に署名している認証局のルート証明書を、Microsoft 管理コンソールを使用してインストールします。証明書のインストール後に、SRM のインストール変更操作を実行して、ユーザー生成の証明書をもう一度指定してください。
- データストアが利用できなくなると古いレプリケーション ステータスが表示される
仮想マシンの同期が開始した後で、ターゲットのデータストアが利用できなくなることがあります。このような場合、グループのステータスにはこのエラーについての情報が表示されるはずですが、実際にはステータスは変化しません。データストアが利用できなくなったことに関連する問題を確認するには、ターゲット データストアが生成するイベントを参照してください。このような場合、次のイベントが生成されます。
- Datastore is not accessible for VR Server...データストアにアクセスできなくなると、直ちに生成されます
- Virtual machine vSphere Replication RPO is violated...指定された RPO 内でレプリカを生成することができません
- 証明書ポリシーの制限のためにサーバのペアリングが失敗すると、一般エラー メッセージが表示される
サイト間のサーバのペアリング試行が失敗すると、 Site pairing or break operation failed.Details: VRM Server generic error.というエラー メッセージが表示されます。このエラーは、一方のサイトが厳密な証明書ポリシーを使用するように構成されていて、もう一方がゆるやかな証明書ポリシーを使用するように構成されている場合に発生します。このような場合にはペアリングは失敗するべきで、実際に失敗します。このような問題が発生した場合には、ゆるやかな証明書ポリシーの側を、厳密な証明書ポリシーを使用するように変更して、有効な証明書を指定してください。
- 再保護の再実行が次のエラーで失敗する: Protection Group '{protectionGroupName}' has protected VMs with placeholders which need to be repaired.
ReloadFromPath操作が最初の再保護で成功しない場合、使用している保護対象の仮想マシンが repairNeeded状態に入ります。SRM が保護グループで再保護を実行する場合、SRM は保護対象の仮想マシンを修復できないし、プレースホルダ仮想マシンをリストアできません。このエラーは、使用している ReloadFromPath 操作が失敗したために、仮想マシンで最初の再保護操作が失敗するときに発生します。
回避策: 強制クリーンアップオプションを有効にして再保護を再実行します。このオプションは、再保護操作を完了し、 プレースホルダの再作成オプションを有効にします。 プレースホルダの再作成をクリックして、保護対象の仮想マシンを修復して、プレースホルダ仮想マシンをリストアします。
- 複数の管理仮想 NIC およびポストを持つホストを通じて、vSphere Replication がデータストアにアクセスできない。vCenter Server 内の
DatastoreInaccessibleEvent
:vSphere Replication cannot access datastore
。ホストが複数の仮想 NIC で構成されており、複数の NIC を管理トラフィックに選択した場合、vSphere Replication は最初の NIC のみを登録し、それを使用してターゲット データストアにアクセスします。vSphere Replication サーバ アドレスがホストの最初の管理ネットワーク上に存在しない場合、vSphere Replication はホストと通信しません。
回避策:セカンダリ サイトのデータストアの管理トラフィックに 1 つの仮想 NIC を選択して、ホストを使用します。最初の管理仮想 NIC のアドレスが vSphere Replication がアクセスできるネットワークからのアドレスとなるよう、ホストのネットワークを構成することもできます。
- 保留中の質問エラーによって、仮想マシンがパワーオフできない。
SAN から仮想マシンが登録されているホストにイニシエータを落として、偶然または故意に永続的デバイス損失(PDL)状態になった場合、次のエラーが表示される可能性があります。
Error: The operation cannot be allowed at the current time because the VM has a question pending...
テスト リカバリ モードでリカバリ プランを実行した後、クリーンアップの実行中の PDL 時にリカバリ サイトでハードウェアに障害が発生した場合に、このエラーが発生します。
回避策:仮想マシンの [サマリ] タブの質問に答えます。次に、強制クリーンアップ モードでクリーンアップを再実行します。クリーンアップ操作が完了すると、仮想マシンがまだリカバリ サイトに存在する可能性がありますが、その場合には、手動で削除します。
- 共有リカバリ サイトの vSphere Replication アプライアンスが、再保護中に SRM UI で切断されていると表示される。
逆方向のレプリケーションを設定してからの再保護中は、逆方向での初回同期が完了するまで SRM と vSphere Replication アプライアンスが待機します。リカバリ計画に 100 台を超える仮想マシンが含まれている場合、初回同期のタスクの監視により、vSphere Replication アプライアンスが SRM UI からの呼び出しに応答しなくなる場合があります。
回避策:逆方向レプリケーションの初回同期が完了するのを待ちます。SRM UI でレプリケーションのステータスが、最終的に Sync から OK に変わります。共有サイトで SRM UI から vSphere Replication アプライアンスへの接続をやり直してください。
- 再保護中に SRM C# クライアントからログアウトすると、再保護処理の同期ステップが「
Error getting local VC view
」というエラーにより失敗する。逆方向のレプリケーションを設定してからの再保護中は、逆方向での初回同期が完了するまで SRM と vSphere Replication アプライアンスが待機します。SRM により別の同期処理が起動され、レプリケーションに問題がないことを確認します。この同期処理中に SRM UI からログアウトすると、再保護処理は継続しますが、vSphere Replication でユーザーを偽装できないため、同期処理に失敗します。
回避策:再保護ワークフローの同期ステップで表示されるエラーを無視するか、または再保護の完了後に SRM UI を使用して手動で同期を起動します。
- SRM Server インストールを変更または修正する場合、ユーザーが管理者であるか、または UAC を無効にする必要がある。
管理者グループのメンバーではあるが管理者ではない場合、Windows のユーザー アカウント制御 ( UAC) を無効にしてから、Windows のコントロール パネルから SRM Server のインストールを変更または修正する必要があります。Windows Server 2012 のホストに SRM Server をインストールしている場合、レジストリを変更して UAC を無効にします。
回避策:SRM インストーラを変更モードまたは修復モードで実行するときに、Windows Server 2012 マシンに管理者としてログインするか、またはユーザー アクセス制御 (UAC) を無効にします。Windows Server 2012 で UAC を無効にするには、 http://social.technet.microsoft.com/wiki/contents/articles/13953.windows-server-2012-deactivating-uac.aspx を参照してください。
- SRM インストーラを、変更モードでコマンド ラインから
CUSTOM_SETUP
オプションを使用して実行すると、エラーになる。CUSTOM_SETUP
オプションを使用して SRM をインストールした場合、たとえば共有リカバリ サイト設定を作成するために SRM インストーラを変更モードでコマンド ラインから CUSTOM_SETUP オプションを使用して実行すると、エラーCUSTOM_SETUP command line not supported when standard installation already exists
が発生します。回避策: Windows のコントロール パネルを使用して SRM インストーラを変更モードで起動します。
- テスト リカバリ中に、SRM がパニックで予期せず停止する。SRM サービスは再起動できますが、テストを続行するともう一度停止します。
稀に、SRM がテスト リカバリ中にエラー
Panic: Assert Failed: "this->_childJobs.size() == this->_jobsToRemove.size() (Invalid state, job cannot complete while child jobs are pending
で予期せず停止します。SRM サービスを再起動した後でテストを再度実行すると、同じエラーで SRM が停止します。この問題は、SRM データベースが不正な状態にある場合に発生します。回避策: VMware サポートにお問い合わせください。
- 共有リカバリ サイト設定で同時テスト リカバリを実行すると、リカバリ サイトの [最近のタスク] ビューに重複名エラーが表示される。
複数の同時テスト リカバリを共有リカバリ サイト設定 (N:1 の環境) で実行すると、個別の環境で次のエラーがレポートされる場合があります。
The specified key, name, or identifier already exists
(仮想スイッチやポート グループを追加した場合)The object or item referred to could not be found
(仮想スイッチやポート グループをテストのクリーンアップ中に削除した場合)The resource ' resoure_name' is in use
(仮想スイッチやポート グループをテストのクリーンアップ中に削除した場合)
この問題は名前の競合に起因しています。
回避策: 同じ vCenter Server インスタンスでテスト リカバリやクリーンアップ操作を続けて再実行してください。同じ vCenter Server インスタンスにあるすべての登録済みの SRM Server インスタンスに対して、1 度に 1 つのワークフローを実行してください。この問題は、すべての共有リカバリ サイト環境で発生するわけではありません。また、通常は 1 度に 1 つの操作のみを実行する必要もありません。名前の競合は比較的稀です。
- 保護サイトにある切断されたホストを削除した後で、再保護に失敗する。
保護サイトから切断されたホストを削除し、再保護を実行した場合、再保護操作がエラー
Internal error: std::exception 'class Vmacore::Exception"
で失敗することがあります。回避策: [強制クリーンアップ] オプションを選択した状態で再保護を再実行してください。