vCloud Director 5.5.1.2 | 2014 年 6 月 12 日 | ビルド 1881717

最終更新日時:2014 年 11 月 10 日

リリース ノートの内容

リリース ノートでは、以下のトピックを取り上げます。

新機能

今回の vCloud Director 5.5.1.2 のリリースでは、 解決した問題のセクションで説明しているように、クライアント統合プラグインにおける OpenSSL のセキュリティ上の脆弱性への対策が追加されました。

vCloud Director 5.5.0、5.5.1、または 5.5.1.1 を使用しているユーザーは直ちに 5.5.1.2 にアップグレードする必要があります。

システム要件とインストール

システム要件とインストールの手順に関する詳細は、『 VMware vCloud Director インストールおよびアップグレード ガイド 』を参照してください。

次のアップグレード パスを利用できます。

  • vCloud Director 5.5.1 から vCloud Director 5.5.2 へのアップグレード。 サービス プロバイダである場合、vCloud Director 5.5.2 にアップグレードする前に以下の注意事項を確認してください。
  • vCloud Director 5.5.1 から vCloud Director 5.6.3 へのアップグレード。 このアップグレード オプションは、vCloud Air Network(これまでは VSPP)プログラムのサービス プロバイダである場合にのみ利用できます。

サービス プロバイダ向けの重要な注意事項: vCloud Director 5.5.2 にアップグレードすると、以後 VMware によってパッチが提供されるまでサービス プロバイダ向けの vCloud Director 5.6.3 にはアップグレードできません。 近い将来においてサービス プロバイダ向けの vCloud Director 5.6.3 にアップグレードする場合、vCloud Director 5.5.2 にアップグレードしないでください。 サービス プロバイダでない場合、サービス プロバイダ向けの vCloud Director 5.6.3 にはアクセスできません。 このアップグレードの制限における更新については、これらの注意事項を再度確認してください。

ドキュメント

vCloud Director 5.5.1 のすべてのドキュメントにアクセスするには、 vCloud Director ドキュメント ページに移動します。

解決した問題

このリリースでは、以下の問題が解決されました。

  • クライアント統合プラグインにおける OpenSSL のセキュリティ上の問題 CVE-2014-0224、CVE-2014-0198、CVE-2010-5298、および CVE-2014-3470
    VMware クライアント統合プラグインの OpenSSL ライブラリはバージョン openssl-1.0.1h に更新され、OpenSSL のセキュリティ上の問題 CVE-2014-0224、CVE-2014-0198、CVE-2010-5298、および CVE-2014-3470 に対処しています。

    vCloud Director 5.5.1.2 にアップグレード後、すべてのユーザーはクライアント統合プラグインを更新する必要があります。

    vCloud Director Web コンソールには、OVF またはメディア ファイルのアップロードまたはダウンロード時、あるいは仮想マシン コンソールへのアクセス時に次のプロンプトのいずれかが表示され、クライアント統合プラグインを更新するように指示されます。

    クライアント統合プラグインの更新が利用可能です。下記のリンクをクリックしてインストーラをダウンロードしてください。

    クライアント統合プラグインのアップグレードが利用可能です。[OK] をクリックしてプラグインをダウンロードしてください。

    これらのプロンプトのいずれかが表示されたら、次の手順でクライアント統合プラグインを更新します。

    1. プロンプトの指示に従って VMware クライアント統合プラグインをダウンロードします。
    2. アプリケーションを実行してクライアント統合プラグインをアップグレードします。

      Web ブラウザを再起動する必要があります。

既知の問題

vCloud Director の本リリースで発生する既知の問題は以下のとおりです。

既知の問題は、以下のとおり、グループ化されます。

 

一般的な問題

  • vCloud Director 機能が利用できないことを示すライセンス ページに誤ってリダイレクトされる
    vCloud Director がライセンス違反を検出すると、すべての vCloud Director 機能に [ なし] の値が表示されたライセンス ページにリダイレクトされます。

    回避策: メッセージを無視して、引き続き通常通りに vCloud Director を使用します。ライセンス ページにメッセージが表示されても、すべての機能が利用可能です。

インストールとアップグレードの問題

  • vCloud Director をバージョン 5.5.1 または 5.5.1.1 からバージョン 5.5.1.2 にアップグレードしているときにデータベース スキーマのアップグレード エラー メッセージが誤って表示される
    vCloud Director をバージョン 5.5.1 または 5.5.1.1 からバージョン 5.5.1.2 にアップグレードすると、データベース スキーマのアップグレードを促すメッセージが次のエラー メッセージとともに誤って表示されます。

    vmware-vcd サービスを開始するには、データベース スキーマをアップグレードする必要があります。製品のアップグレード ツールは vCloud Director グループごとに 1 回だけ実行する必要があります。このツールは次のコマンドで実行できます: /opt/vmware/vcloud-director/bin/upgrade.

    回避策: このエラー メッセージは無視しても問題ありません。

  • vCloud Director バージョン 5.1.x からバージョン 5.5.1 へアップグレードしようとすると、ゲートウェイ エラーの後に失敗する
    vCloud Director 5.1.x のリリースを vCloud Director 5.5.1 にアップグレードすると、場合によっては 1 つ以上のシステムの Edge ゲートウェイでアップグレード手順が失敗し、次のような形式のメッセージが記録されます。

    vCloud Director を 5.5 にアップグレードできません。サポートされていない Edge バージョンによってバッキングされているゲートウェイが 1 つあります。ゲートウェイを再デプロイまたは、Edge によりバッキングされている vApp ネットワークをリセットして、アップグレードを再度実行してください。

    回避策:Edge Gateway で発生する可能性のある問題に対する、アップグレード前のチェック」を参照してください。

ローカライズの問題

  • vCloud Director のシステム名に ASCII 以外の文字が含まれている場合に、ホスト エージェントのアップグレードに失敗する
    ASCII 以外の文字が名前に使用されている vCloud Director システムを、以前のバージョンからバージョン 5.5.1 にアップグレードすると、ホスト エージェントのアップグレードに失敗します。

    回避策: ホスト エージェントを削除してホストを準備解除し、ホスト エージェントを再び準備します。

  • CD/DVD デバイス名に ASCII 以外の文字が含まれていると、CD/DVD の仮想マシンへの追加に失敗する
    名前に ASCII 以外の文字を含む CD/DVD デバイスを仮想マシンに追加しようとすると失敗します。

    回避策: 仮想マシンへの追加前に CD/DVD デバイス名を ASCII 文字のみを含む名前に変更します。

  • VPN トンネル名の ASCII 以外の文字がリモート組織で文字化けする
    VPN トンネルに ASCII 以外の文字を含む名前を割り当てると、VPN トンネルを他の組織で表示したときに名前の ASCII 以外の文字が文字化けします。VPN トンネルは通常通り機能し続けます。

    回避策: VPN トンネル名に ASCII 以外の文字を使用しないでください。

  • 名前に ASCII 以外の文字を含むプール サーバーまたは仮想サーバーで Edge Gateway を作成または更新できない
    名前に ASCII 以外の文字があるプール サーバーまたは仮想サーバーでエッジ ゲートウェイを作成しようとすると、操作が失敗します。プール サーバーまたは仮想サーバーの名前を変更して ASCII 以外の文字が含まれるようになると、そのプール サーバーまたは仮想サーバーに関連付けられた Edge ゲートウェイを更新できません。

    回避策: Edge ゲートウェイに使用するプール サーバーまたは仮想サーバーの名前に ASCII 以外の文字を使用しないでください。

  • ASCII 以外の文字だけで vApp テンプレート名を付けることができない
    vApp テンプレート名に ASCII 以外の文字のみを使用すると、vCloud Director に 「無効なコンピュータ名: コンピュータ名には、英数字およびハイフンのみ使用できます。数字だけの名前は付けられません。」というエラー メッセージが表示されます。

  • 英語以外のロケールでは、ユーザー作成コンテンツが含まれる列のみで、オブジェクト リストのフィルタリング機能が働く
    英語以外のロケールで vCloud Director を使用する場合、オブジェクト リストのフィルタリング機能は、名前や vApp 名などのユーザー作成コンテンツが含まれる列を使用した場合のみ働きます。

  • Red Hat Enterprise Linux と CentOS 6.x で一部のローカライズされたメッセージが英語で表示される
    Red Hat Enterprise Linux と CentOS 6.x では、最初の起動時やオペレーティング システムが再起動されたときに vCloud Director のいくつかのセルが正しいロケールを検出せず、これにより一部のメッセージが英語で表示されます。

    回避策: コマンド /opt/vmware/vcloud-director/bin/vmware-vcd restart を使用してセルを手動で再起動します。

  • ASCII 以外の文字を含む Windows アカウントからファイルをカタログにインポートするとき、または仮想マシン コンソールを開くときに VMware Client Integration プラグインのインストールを要求するメッセージが繰り返し表示される
    名前に ASCII 以外の文字を含む Windows アカウントからファイルを vCloud Director カタログにインポートするとき、または仮想マシン コンソールを開くとき、vCloud Director が VMware Client Integration プラグインのインストールを要求するメッセージを表示します。このエラーはプラグインがすでにインストールされているときでも発生します。

    回避策: 名前に ASCII 文字のみを含む Windows 管理者アカウントまたはユーザー アカウントにログインし、ファイルをアップロード、または仮想マシンを開きます。