vCenter Operations Manager 5.8 | ビルド 1448123
ドキュメントの最終更新日:2013 年 12 月 10 日
本リリース ノートに対する追加情報およびアップデート情報を適宜確認してください。
|
このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。
新機能
vCenter Operations Manager 5.8 は、処理速度、容量、構成管理を統合する VMware の統合オペレーション スイートの最新リリースです。この新リリースには、次の機能強化が含まれています。
エンタープライズ向けの機能強化
- 大幅なパフォーマンス向上を目的としたクエリ実行の最適化。
- 認証機能向けの Active Directory との新たな統合による認証オプションの強化。
- OS とランタイム環境のアップグレードによるセキュリティ機能の強化。
拡張された統合機能
- vCenter Operations Manager Content Pack を使用した VMware vCenter Log Insight との新たな統合により、vCenter Operations Manager インフラストラクチャの監視を実現。
- vCenter Operations Management Pack for vCenter Hyperic を使用して vCenter Hyperic との統合を拡張。この管理パックは、次を含む多数の新機能を備えています。
- Microsoft Hyper-V サーバのサポート(すぐに使用できる、トラブルシューティングおよびパフォーマンス分析用ダッシュボードを含む)。
- Microsoft Exchange および SQL Server のサポート(すぐに使用できるトラブルシューティング用ダッシュボートを含む)。
- ダウンロード可能ないくつかの新しい管理パックを用意。詳細については、VMware Solution Exchange の Cloud Management Marketplace( https://solutionexchange.vmware.com/store/vcops)を参照してください。
ページのトップへ
はじめに
vCenter Operations Manager のインストールおよび構成を開始する前に、このセクションをお読みください。
仮想アプライアンスのデプロイメント
VMware vCenter Server に接続し、それを介して vCenter Operations Manager 仮想アプライアンスをデプロイする場合は、必ず VMware vSphere Client を使用してください。vCenter Operations Manager 仮想アプライアンスは、VMware vCenter Server 4.0 Update 2 以降によって管理される ESX/ESXi ホスト バージョン 4.0 以降にデプロイする必要があります。
注: vCenter Server および ESXi ホストのベータ バージョンは、この 5.8 リリースではサポートされません。
vCenter Operations Manager 5.8 のライセンス
次の説明文には、vCenter Operations Manager 5.8 ライセンスに関する重要な注意事項が含まれています。
- 重要 vCenter Operations Management Suite 5.8 を vCenter Server 5.0 または 4.1 で使用する場合のライセンス キー
vCenter Operations Management Suite 5.8 では、スイートのすべてのコンポーネントにわたって機能を有効化する単一のスイート ライセンス キーがサポートされています。このスイート ライセンス キーを Operations Manager および Infrastructure Navigator (VIN)で使用するには、vCenter Server 5.1 のインスタンスが 1 つ以上必要です。
vCenter Operations Manager および vCenter Infrastructure Navigator のコンポーネントを vCenter Server バージョン 5.0 または 4.1 と使用する場合は、次の製品ダウンロード サイトで提供されているテキスト ファイルを入手し、これらの製品用の互換性のあるライセンス キーを取得してください。
vCenter Server バージョン 5.1 の場合、vCenter Operations 5.8 Standard/Advanced/Enterprise 用の単一のスイート ライセンス キーがスイートのすべてのコンポーネントにわたってサポートされます。
- ライセンスを適用した後、ライセンス マネージャ キャッシュによる自動更新を待ちます。この更新は 20 分間隔で実行されます。即座にライセンスの更新を実行するには、管理ポータルの [ステータス] タブで 再ロード ボタンをクリックして、vCenter Operations Manager ライセンスを更新します。
- vCenter Operations Manager には、監視対象の vCenter Server に対するアセットとしてライセンスが付与されます。5.8 のライセンスを割り当てる前に、vCenter Server に vCenter Operations を登録する必要があります。vCenter Server に vCenter Operations Manager を登録するには、vCenter Operations Manager 管理ポータルを開き、『 VMware vCenter Operations Manager デプロイおよび構成ガイド』に記述される手順にしたがってください。
- すべてのライセンス管理タスクは、vSphere Client で実行します。vCenter Operations Manager 管理ポータルでは、ライセンスの割り当てを行うことはできません。『 VMware vCenter Operations Manager デプロイおよび構成ガイド』にしたがってライセンスを割り当ててください。
- vCenter Server に vCenter Operations Manager を登録するたびに 5.8 のライセンスを再度割り当てる必要があります。vCenter Server に vCenter Operations Manager を登録するたびに新規アセットを作成します。そのため、以前 vCenter Server を登録した場合でも、vCenter Server に登録するたびに vCenter Operations Manager ライセンスを再度割り当てる必要があります。たとえば、vCenter Operations Manager 仮想アプライアンスを監視された vCenter Server から登録解除し、そのアプライアンスを同じ vCenter Server に登録すると、vCenter Operations Manager によってこの vCenter Server 上に新規アセットが作成されます。しかし、そのライセンスは、以前の登録に対応する vCenter Operations Manager アセットに関連付けられたままになります。そのため、古いアセットからライセンスの割り当てを解除し、作成された最新のアセットにライセンスを割り当てる必要があります。そうしなければ、vCenter Operations Manager ユーザー インターフェイスにアクセスできません。
- ライセンス キーが適用されていない、または互換性のないライセンス キーが適用されている場合、vCenter Operations Manager は Foundation モードで動作します。購入したエディションのライセンス キーを割り当ててください。
- vCenter Operations Manager 5.6 から 5.8 へアップグレードした後は、既存の EMC ライセンスが機能しなくなります。EMC ライセンス キーを持つ vCenter Operations Manager 5.6 を 5.8 にアップグレードする場合は、既存の EMC ライセンス キーが無効となり、vCenter Operations Manager が Foundation モードで動作します。vCenter Operations Manager 5.8 がサポートしている新しい EMC DLF ライセンス キーを適用してください。古いライセンス キーを適用した場合、vCenter Server には受け入れられますが、vCenter Operations Manager 5.8 では認識されません。
ページのトップへ
製品の互換性および要件
vCenter Operations Manager の VMware 認証の互換性の詳細については、『VMware 互換性ガイド』
http://www.vmware.com/resources/guides.html を参照してください。
vCenter Operations Manager 5.8 のサポート対象は次のとおりです。
ブラウザのサポート
vCenter Operations Manager 5.8 のサポート対象は次のとおりです。
サポート対象のブラウザの最低解像度は、1024 X 768 ピクセルです。
vSphere Client を使用して vCenter Operations Manager 監視インターフェイスに接続する場合は、サポート対象のバージョンの Internet Explorer がインストールされ、そこで vSphere Client が実行されていることを確認してください。
vApp の要件
次のセクションには、vCenter Operations Manager vApp の計算の要件および仮定が掲載されています。
バランスのとれたプロファイル
- オブジェクトの最大数: 12K、220 万メトリック
- メモリ
- Analytics VM:21GB
- UI VM:26GB
- vCPU
- Analytics VM:8 vCPU
- UI VM:8 vCPU
フル プロファイル
- オブジェクトの最大数: 12K、500 万メトリック
- メモリ
- Analytics VM:63GB
- UI VM:26GB
- vCPU
- Analytics VM:24 vCPU
- UI VM:16 vCPU
ユーザー アカウント
- vCenter Server に vCenter Operations Manager を登録するには、その vCenter Server の最小限のユーザー認証情報を提供する必要があります。vCenter Operations Manager を vCenter Server に登録および登録解除するために必要な最小権限は、 Global: Licensesおよび Extension: Register extension, unregister extension, update extensionです。
- vCenter Operations Manager でのデータ収集に使用するユーザー アカウントに応じて監視データの範囲および精度が決定します。
- vCenter Operations Manager は、vCenter Server からデータを収集する際に管理者権限を要求しません。ただし、収集されるデータの範囲は、vCenter Operations Manager 管理ポータルで収集ユーザーとして割り当てたユーザーの権限に依存します。データを収集するために必要な最小権限は、 Global: Healthおよび Storage Views: Viewです。
- vCenter Operations Manager は、収集ユーザーがインベントリに対して保有する可視性のみに基づいて、メトリック値を計算します。特定のオブジェクトに対して可視性を持たない場合、そのオブジェクトの値は、そのコンテナ オブジェクトのメトリックを計算するときに考慮されません。
- vCenter Operations Manager 管理インターフェイスを使用して接続が解除された vApp を修復するには、ホストしている vCenter Server の認証情報が必要です。この認証情報に必要な最小権限は、 Read-onlyです。
- 管理者ユーザーのデフォルトの認証情報は admin/adminです。セキュリティ向上のため、vCenter Operations Manager では、CLI 登録時または vCenter Operations Manager 管理ポータルに初めてアクセスしたときに、この認証情報を変更するように求められます。
- vCenter Operations 仮想アプライアンスのルート ユーザーのデフォルトの認証情報は root/vmwareです。vCenter Operations Manager 管理ポータルに初めてアクセスしたときに、管理パスワードおよびルート アカウント パスワードを変更するように求められます。
ページのトップへ
旧バージョンからのアップグレード
このセクションには、以下のアップグレードの手順が含まれます。
vCenter Operations Manager 5.x バージョンからのアップグレード
この手順は、次の製品バージョンから vCenter Operations Manager 5.8 vApp にアップグレードする場合に適用されます。
- ホットフィックス バージョンを含む vCenter Operations Manager 5.0、5.0.1、5.0.2、5.0.3、5.6、5.7、5.7.1 および 5.7.2。
vCenter Operations Manager 5.8 へのアップグレードには、「 vCenter Operations Manager 5.8 のために OS を SLES 11 SP2 にアップグレード」で説明しているオペレーティング システムのアップグレードも必要です。
重要 ディスク容量要件に関する重要な情報を含むアップグレードの要件については、『 VMware vCenter Operations Manager デプロイおよび構成ガイド』を参照してください。
vApp をアップグレードする前に仮想マシンのスナップショットを作成することをお勧めします。アップグレードが成功した後に、スナップショットを削除してください。
- vCenter Operations Manager 5.8 ビルドの .pakファイルをローカル ストレージに保存します。
- adminユーザー認証情報を使用して管理ポータルにログインします。
- 更新 タブで、 参照 をクリックしてローカル ディスクに保存した .pakファイルを選択します。
- 更新 をクリックします。
- チェック ボックスを選択して EULA を受け入れ、 OK をクリックします。
- 更新を受け入れ、確認します。
- 更新プロセスが開始され、一定時間の経過後に管理ポータル ページが更新され、再びログインするように求められる場合があります。
- 管理ポータルにログインし、更新が完了するまで待ち、 アップグレード タブでアップグレードが正常に終了したことを確認します。
注:アップデートされた製品バージョンおよびビルド番号を表示するには、ブラウザを更新しなければならない場合があります。
- vCenter Operations Manager のライセンスを管理する vCenter Server にログインし、新たな vCenter Operations Manager 5.8 ライセンス キーを適用します。
注:アップグレード後に新たなライセンス キーを vCenter Server で再適用する必要があります。
- 管理ポータルで、[ステータス] タブに移動してすべてのサービスを再始動します。
- vSphere Client またはカスタム インターフェイスにログインし、vCenter Operations Manager インターフェイスが正しく表示されていることを確認します。
vCenter Operations Manager 5.8 のために OS を SLES 11 SP2 にアップグレード
この手順は、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 SP2 への vApp OS アップグレードをインプレースで実行するときに適用されます。vCenter Operations Manager 5.8 を実行するには、OS のアップグレードが必要です。
- vCenter Operations Manager 5.8 がインストールされ、実行していることを確認します。
- UI 仮想マシンおよび Analytics 仮想マシンをバックアップします。
- SLES 11 SP2 PAK ファイルを、vCenter Operations Manager の VMware ダウンロード サイトから UI 仮想マシンの /data ドライブにダウンロードまたはコピーします。
scp VMware-vcops-SP2-1381807.pak root@ip_address_of_webui:/data
- 次のコマンドで SLES 11 SP2 のアップグレードを開始します。
/usr/lib/vmware-vcops/user/conf/upgrade/va_sles11_sp2_init.sh
/data/VMware-vcops-SP2-1381807.pak
このプロセスで UI 仮想マシンと Analytics 仮想マシンの両方が自動的にアップグレードされます。
- アップグレードが正常に完了したら、vApp を再起動します。
- vCenter Operations Manager UI にログインし、動作していることを確認します。
vCenter Operations 1.0.x または Capacity IQ 1.5.x からのアップグレード
この手順は、vCenter Operations Manager 1.0.x または Capacity IQ 1.5.x からデータをインポートする必要がある場合に適用されます。
注:5.8 vApp をデプロイして初期構成を行うために管理ポータルにログインする場合、vCenter Operations 1.0.x または Capacity IQ 1.5.x からデータをインポートするオプションが表示されます。このオプションを続行すると、データに関連した問題が発生します。vCenter Operations 1.0.x または Capacity IQ 1.5.x から vCenter Operations Manager 5.8 に直接アップグレードすることはできません。必ずこの文書で説明している手順にしたがってください。
- vCenter Operations Manager 5.0.3 vApp をデプロイして、管理インターフェイスの初期化ウィザードを最初に実行するときに vCenter Operations 1.0.x または CapacityIQ 1.5.1 からデータをインポートする方法を選択してください。
- vCenter Operations Manager 5.0.3 がデータ インポートを完了した後で、デプロイを実行するには少なくとも 2 時間かかります。
- .pak ファイルを使用して前のセクションで説明した手順にしたがい、vCenter Operations Manager 5.8 へのインプレース アップグレードを実行します。
ページのトップへ
解決した問題
vCenter Operations Manager 5.8 リリースに関する解決済みの問題はありません。
ページのトップへ
既知の問題
このセクションでは、このリリースに関する既知の問題を示します。
インストールとアップグレード
- vCenter Operations Manager の vApp バージョンで、最適ではないカーネル IO スケジューラが使用される
カーネル IO スケジューラがデフォルトで CFQ に設定されています。この設定を NOOP に変更すると、パフォーマンスが向上します。
回避策: vCenter Operations Manager をインストールまたはアップグレードした後で、vApp を再起動して、IO スケジューラの NOOP 設定を有効にします。
- vCenter Operations Manager 5.8 の B2B アップグレードを行うと、「[INFO] 登録済みのすべての VC に vin アダプタが追加されました」というメッセージが表示されて停止する
この問題は、既存の Log Insight アダプタ フォルダで見つかった古いバージョンの updatecoordinator.shがアップグレードで実行されるために発生します。
回避策: /data/upd-tmpの下にある古い Log Insight アダプタ フォルダを削除し、手動で vCenter に再登録します。次に、B2B アップグレードをもう一度実行します。
- vCenter Operations Manager 5.8 へのアップグレード後、管理者パスワードを変更できない
vCenter Operations Manager 5.8 では、これまでより強力なパスワード ポリシーを導入しています。このポリシーに適合しない新たな管理者パスワードは拒否されます。
回避策:大文字、小文字、数字、特殊記号をそれぞれ 1 文字以上含む、8 文字以上の新しいパスワードを指定してください。
- vCenter Operations Manager 5.8 へのアップグレード後、vCenter Operations Manager サービスの一部を開始できない
STIG に従い、vCenter Operations Manager 5.8 では、vCenter Operations Manager 管理者ユーザーのパスワードの有効期限を設定する、新しいセキュリティ強化策を導入しています。アップグレード ログで、「管理者ユーザーのパスワードが有効期限切れです」というメッセージを確認してください。
回避策: vCenter Operations Manager のパスワードが、設定してから 365 日以上経過している場合は、アップグレードの前に変更してください。また、新しいパスワードは、vCenter Operations Manager 5.8 で求められる強力なパスワード ポリシーに合致する必要があります。
- 管理インターフェイスの [ライセンス モード] に「不明」、[ライセンス ステータス] に「期限切れ」と表示される
5.7.2 リリース以降、vCenter Operations Manager Standard Edition 機能セットは vCloud Suite または vSphere with Operations Management (vSOM) Suite の Standard ライセンスで有効になります。ただし、vCenter Operations Manager の以前のバージョンをサポートする vCloud または vSOM Suite の Standard ライセンスを使用した場合、Standard Edition 機能セットは有効にはならず、管理インターフェイスはライセンスを認識できません。また、新しい Standard ライセンスで vCenter Operations Manager 5.7.1 以前をインストールした場合にも、管理インターフェイスはライセンスを認識しません。
回避策: 実行している vCenter Operations Manager のバージョンと互換性のある vCloud または vSOM Suite の Standard ライセンスを使用します。
- アップグレードの後でカスタム ビューとレポートが上書きされる
vCenter Operations Manager 5.8 にアップグレードした場合にカスタム ビューまたはレポートが上書きされるのは、使用しているビューまたはレポート キーが、5.8 の初期設定のビューおよびレポート キーと同一であるためです。
回避策:カスタム ビューまたはレポートのバージョンを回復するには、ご使用のビューまたはレポートの定義が含まれた、対応する XML を検索します。ビューまたはレポート キーを変更して、「更新」コマンドを実行します。
- vCenter Configuration Manager の登録で発生する問題
サーバ アドレスに非 ASCII 文字が含まれている場合、および Windows 認証方法を使用している場合、vCenter Configuration Manager は登録できません。
回避策:なし。
- 変更イベントおよび vCenter Operations Manager 5.8 と vCenter Configuration Manager (VCM) 5.5.x の相互運用性
vCenter Operations Manager 5.8 の VCM からの変更イベントの収集が 5.6 より古いバージョンの VCM では機能しません。
回避策: イベントの収集が妨げられないようにするには、VCM 5.6 へアップグレードします。あるいは、KB 2040281 で提供されているスクリプト化された修正を使用できる環境かどうか、グローバル サポート サービスへお問い合わせください。アップグレードの詳細については、『VCM 5.6 インストール ガイド』を参照してください。ガイドは、https://www.vmware.com/support/pubs/vcm_pubs.html でご覧いただけます。
- インストールおよびアップグレード中に Java 7 のエラーがログに記録される
vCenter Operations Manager 5.8 のインストールまたはアップグレード時に、ファイル updatecoordinator.logに次のような種類のエラーが表示されます。
warning: /etc/init.d/jexec saved as /etc/init.d/jexec.rpmsave
Unpacking JAR files... rt.jar...
Error: Could not open input file: /usr/java/jre1.7.0_07/lib/rt.pack
jsse.jar...
Error: Could not open input file: /usr/java/jre1.7.0_07/lib/jsse.pack
charsets.jar...
Error: Could not open input file: /usr/java/jre1.7.0_07/lib/charsets.pack
localedata.jar...
Error: Could not open input file: /usr/java/jre1.7.0_07/lib/ext/localedata.pack
回避策:ありません。ただし、このエラーは問題がないため、無視してかまいません。
- vCenter Operations Manager 管理ポータルに製品バージョンおよびビルド番号が表示されない
vCenter Operations Manager 5.0.x から 5.8 へアップグレードした後、vCenter Operations Manager 管理画面の左上隅に製品バージョンおよびビルド番号が表示されません。
回避策:ブラウザを更新して JavaScript の新しいバージョンをロードし、vCenter Operations Manager 管理ページが正しく機能するようにします。
- vCenter Configuration Manager の登録では SQL 認証または Windows 認証を選択できるが、VCM では Windows 認証しかサポートされていない
vCenter Configuration Manager を vCenter Operations Manager 管理ポータルに登録するときに、SQL 認証を選択することができます。VCM がサポートしているのは、SQL 認証ではなく Windows 認証です。
回避策:VCM の登録時の認証方法として、Windows 認証を選択します。
- vCenter Operations Manager 5.8 にアップグレードするとワールド メトリックが消失する
vCenter Operations Manager 5.0.x から 5.8 にアップグレードすると、アップグレード前に収集されていたワールドの過去のデータがすべて消失します。アップグレード後、vCenter Operations Manager では、ワールドの新規メトリックの収集が開始され、その計算済みデータが表示されます。
回避策:なし
- ワールド オブジェクトのバッジ スコアおよびメトリックがアップグレード後、表示されない。「?」値が表示される
vCenter Operations Manager 5.0.x から 5.8 にアップグレードすると、ワールド オブジェクトのバッジ スコアおよびメトリックが正常に収集されている場合でも、vSphere ユーザー インターフェイスに表示されません。この問題は、スコアおよび算出されたメトリックが、計算式の変更に基づき再計算されるために発生します。
回避策:アップグレード後、数時間しても情報が表示されない場合は、vCenter Operations Manager vApp を再起動してください。これにより、すべてのバッジ スコアおよびメトリックがリセットされます。「?」をクリックすると、負荷のかかったホストに関する情報を表示することもできます。
- 異なる vCenter Server で作成され、vCenter Operations Manager の同じインスタンスから監視されるグループが vSphere Client Inventory に表示される
すべての監視対象 vCenter Server インスタンスのアダプタ ベースのグループが vSphere Client 内の vCenter Operations Manager プラグインに表示されます。vCenter Server の異なるインスタンスから作成されたアダプタ ベースのグループをクリックすると、エラー メッセージまたは JavaScript エラーが表示されます。
回避策:なし
- vCenter Operations Manager がホストから健全性データを取得できない
vCenter Operations Manager をデプロイし、vCenter Server Appliance を使用して登録すると、Auto Deploy サービスがデフォルトで動作しません。サービスが動作していないと、vCenter Operations Manager が「https://<host>:6502//vmw/rdb/health-inf から健全性データを取得できません」というエラーを報告し、vCenter Server の健全性がゼロとなります。
回避策: Auto Deploy を有効化するには、vCenter Server Appliance で、次のコマンドで Auto Deploy を起動します。
/etc/init.d/vmware-rbd-watchdog start
vApp の管理
- vApp カスタム インターフェイスで FilterPluginConfEditor ツールが使用できない
vCenter Operations Manager vApp インストールでは FilterPluginConfEditor ツールを使用できません。
回避策:FilterPluginConfEditor をリモート マシン上で実行し、XML ファイルを vApp にコピーします。FilterPluginConfEditor をリモート マシン上にインストールするには、JDK をインストールし、<VCENTER-OPS>\tools\FilterPluginConfEditor フォルダをリモート マシンにコピーします。
全般
トラブルシューティング
- vCenter Operations Manager 5.8 が vSphere 5.1 SSO 認証をサポートしない
vCenter Operations Manager の 5.8 リリースは、vSphere 5.1 リリースで導入された Single Sign On (SSO)での認証をサポートしていません。SSO を使用して維持されているユーザー アカウントは、vCenter Operations Manager では機能しません。
回避策: 従来の認証メカニズムとユーザー登録プロセス(以前のバージョンの vSphere で使用されていたもの)を使用します。
- データ ファイルの破損により、ActiveMQ が起動に失敗する場合がある
vCenter Operations Manager サービスを再起動すると、データ ファイルが破損しているために、ActiveMQ サービスが停止後の起動に失敗する場合があります。この問題が発生すると、Analytics 仮想マシンの /data/vcops/log/activemq.log ファイルに次のエラーが表示される場合があります。 Failed to start ActiveMQ JMS Message Broker.Reason: java.io.FileNotFoundException: /data/activemq/data/kahadb/db.free (No such file or directory)
回避策: /data/activemq/data/kahadbディレクトリ内のすべてのファイルを削除し、vCenter Operations Manager サービスをもう一度起動します。ActiveMQ が起動するはずです。
ユーザー インターフェイス
- ワールド コンプライアンスの内訳に「データなし」と表示される
vCenter Configuration Manager のコンプライアンスの実行後、vCenter Operations Manager で [ワールド] > [計画] > [ビュー] > [コンプライアンス ギャラリー] の順に選択すると [詳細] に「データなし」と表示されます。
回避策:なし
- SSL 証明書のインポート メッセージが英語で表示される
vCenter Operations Manager のローカライズ バージョンを使用するユーザーが .pem ファイルを選択してインストールすると、管理インターフェイスの SSL タブに表示されるメッセージはローカライズされていません。英語で表示されます。次のようなメッセージが表示される可能性があります。
- 正しい .pem ファイルが正常にインポートされると、「SSL 証明書が正常にインポートされました」というメッセージが表示されます。
- インポートされた .pem ファイルにプライベート キーがない場合は、「SSL 証明書にプライベート キーが含まれていないため、SSL 証明書をインポートできません」というメッセージが表示されます。
- インポートされたファイルが .pem 形式でない場合は、メッセージ:”SSL 証明書が PEM 形式でエンコードされていないため、SSL 証明書をインポートできません (Cannot import SSL certificate because it is not encoded in PEM format)”が表示されます。
- インポートされた .pem ファイルにプライベート キーがあり、パスフレーズで暗号化されている場合は、「プライベート キーがパスフレーズで暗号化されているため、SSL 証明書をインポートできません」というメッセージが表示されます。
- インポートされた SSL 証明書が有効期限切れの場合は、「期限切れのため、SSL 証明書をインポートできません」というメッセージが表示されます。
- それ以外で何らかの条件が一致しない場合は、「無効な SSL 証明書をインポートすることはできません」というメッセージが表示されます。
- [ディスク I/O] ボックスと [ネットワーク I/O] ボックスがデフォルト ポリシーで選択解除されている
vCenter Operations Manager 5.8 のインストール後、デフォルト ポリシーの残り容量と残り時間の構成ページでは、[ディスク I/O] ボックスと [ネットワーク I/O] ボックスがオフになっています。これは、ディスク I/O とネットワーク I/O のメトリックが、リソース需要の計算に含まれないことを示します。
回避策:これは、新規インストールには影響しますが、アップグレードには影響しません。この変更は、キャパシティ プランニングで提供される詳細データの量を減らすために実装されました。ディスク I/O とネットワーク I/O のメトリックをリソース需要の計算に含めるには、これらのボックスをオンにします。
- オンライン ヘルプでは Safari ブラウザがサポートされていない。
回避策:なし
- 共有ダッシュボードのあるユーザーは削除できません
ダッシュボードを作成して管理者グループと共有するユーザーは削除できません。[セキュリティの管理] ページで、管理ユーザーは削除するユーザーを選択して確認することができますが、そのユーザーは削除されません。
回避策:なし。
- EMC ストレージ メトリックおよびストレージ トポロジのページに「データがありません」アイコンと例外が表示される
EMC アダプタで構成した vCenter Operations Manager 環境で VMAX インスタンスをスレーブとともに削除した後、
- EMC ストレージ メトリックのページで、「データがありません」アイコンが [リソース セレクタ] に表示され、NullPointerException が [メトリック セレクタ] に表示されます。
- EMC ストレージ トポロジのページで、「データがありません」アイコンが [ストレージ トポロジ] と [健全性] に表示され、例外が [親および子リソース] に表示されます。
回避策: VMAX インスタンスをもう一度追加するか、いったんログアウトしてからもう一度ログインしてください。
- いったん設定すると、コンテキストでの起動メニューを Log Insight アダプタで削除したり無効にすることができない
Log Insight アダプタに、コンテキストでの起動との関係を削除したり無効にするためのメカニズムがありません。
回避策: vCenter Operations Manager から Log Insight アダプタを削除します。
注: コマンドは 1 行にする必要があります。ここでのテキストは読みやすくするために改行してあります。このページから curlコマンドをコピーおよび貼り付けしないでください。
vCenter Operations Manager に Log Insight アダプタを問い合わせます。
curl -k --user <vcops username>:<vcops passwd> https://<vcops url>:443/HttpPostAdapter/OpenAPIServlet -d
"action=getRelationships&resourceName=Log Insight Server&adapterKindKey=LogInsight&resourceKindKey=LogInsightLogServer
&getChildren=true&getParents=false"
クエリの結果の中に、Log Insight の場所を含んだ以下のような行を見つけます。
resourceName=Log Insight Server<log insight location>&
identifiers=HOST::<log insight location>
コマンドで log insight locationを使用して Log Insight アダプタを削除します。
curl -k --user <vcops username>:<vcops passwd>
https://<vcops url>:443/HttpPostAdapter/OpenAPIServlet -d
"action=addRemoveParentChildRelationship&parentResource=Log Insight Server
&adapterKindKey=LogInsight&resourceKindKey=LogInsightLogServer
&addFlag=false&childResources=Log Insight Server<log insight location>,LogInsight,LogInsightLogServerHost,HOST::<log insight location>"
- vSphere Client で、エラー「このオブジェクトを表示する権限がありません。」がレポートされる
データ収集前に削除したオブジェクトを選択すると、エラー「このオブジェクトを表示する権限がありません。」が表示されます。vCenter Operations Manager は 5 分ごとにデータを収集しますが、このオブジェクトのデータは収集されないため、このエラーが発生します。
回避策:このオブジェクトの収集後、このオブジェクトの情報が表示されます。
- グループの不適切なリストがデフォルト ポリシーの [編集] ダイアログに表示される
[関連付け] セクションのグループのリストでは、デフォルト ポリシーが適用されたグループの完全なセットが常に表示されるわけではありません。
デフォルト ポリシーにグループを明示的に関連付けるには、グループの [アクション] ドロップダウン メニューから ポリシーの管理 を選択する必要があります。
回避策:なし。
- [カスタム関係ウィジェットを編集] ページで複数のメトリックを選択できる
カスタム関係ウィジェットを構成する場合、選択したリソース種別それぞれに対して 1 つのメトリック タイプをマップする必要がありますが、[リソース選択付きのメトリック セレクタ] ペインでは複数のメトリックを選択することができます。
回避策:1 つのリソース種別に複数のメトリックを選択すると、「バッジごとに一度に選択できるメトリックは 1 つのみです」というエラー メッセージが表示されます。メッセージ ダイアログ ボックスで OK をクリックしてメトリックを 1 つだけ選択し、 OK をクリックして変更を保存します。
- 計画ビューおよび計画レポートにオブジェクトの名前が表示されない
CIQ アダプタでは、計画ビューおよび計画レポートにオブジェクトの名前は表示されません。
回避策:
- rootユーザーとして UI 仮想マシンにログインします。
service vcopsweb restart
を実行します。
計画ビューに名前が表示されるまでに 15 分かかります。
- デフォルト ポリシー構成の変更のリンクがドイツ語、日本語、および簡体字中国語の UI で機能しない
vSphere インターフェイスの [計画] タブの下の [表示] タブの [情報の表示] パネルで、 デフォルト ポリシー構成の変更 をクリックすると、[ポリシーの編集] ダイアログが表示されますが、ポリシーを編集することはできません。
回避策: 右上の構成リンクをクリックし、リストから デフォルト ポリシー を選択して [ポリシーの編集] アイコンをクリックします。
- 正常な状態と不明な状態のポピュレーション カウントが一致しない
環境 > 概要 の下の正常な状態と不明な状態のポピュレーション カウントが、ワールド オブジェクトおよびグループの [すべてのメトリック] の下のポピュレーション カウントと常に一致するわけではありません。
回避策: 正確なポピュレーション カウントについては、[すべてのメトリック] のカウントを参照してください。
- カスタム グループがメンバー オブジェクトに基づくデータをフィルタリングしない
一部のバッジおよび計画ビューは、すべてのオブジェクトに適用されるわけではありません。たとえば、負荷バッジはデータストアには適用されず、容量ビューは仮想マシンには適用されません。カスタム グループ機能は、データの表示をそのデータが適用されるオブジェクトにのみ限定するものではありません。結果として、
- カスタム グループにデータストアのみが含まれる場合、負荷バッジにはクエスチョン マークが表示されます。
- 容量ビューが一覧表示されても、仮想マシンのみを含むカスタム グループの場合は空欄となります。
回避策:なし。
- VMware Tools が入っていない仮想マシンで、ディスク領域に ? が表示される
VMware Tools がインストールされておらず実行もされていない仮想マシンで、残り時間バッジの下のディスク領域に ? が表示されます。
回避策:影響を受けている仮想マシンに VMware Tools をインストールし、起動します。
- ダッシュボードでページ更新後にワールド ビューが表示される
ナビゲーション ツリーで選択したオブジェクトのビューを更新すると、ダッシュボードには選択したオブジェクトのビューではなくワールド ビューが表示されます。
回避策:もう一度ページを更新して選択したオブジェクトを表示します。
- 容量のビューが一致しない場合がある
ホスト、クラスタ、グループのインベントリのビューを切り替えると、アイドル マシン、過負荷ホスト、クラスタなどの容量のビューが時間の境界線付近で一致しなくなる場合があります。この問題は、異なる容量のビューの間でデータの保持に遅延があることが原因で発生します。
回避策:不一致は、インベントリのサイズに応じ、通常は 1 ~ 10 分で解消されます。
- 容量のビューに Virtual Center またはワールド オブジェクトのデータが表示されない
容量のビューには Virtual Center またはワールド オブジェクトのデータが表示されませんが、その他のオブジェクトのデータは表示されます。この問題は、インベントリ データの収集のエラーによって発生します。
回避策:vCenter Operations Manager を再起動します。データは約 1 時間後に表示されます。
- ワールドの無駄なディスク領域が、すべての vCenter Server の無駄なディスク領域の合計よりも小さい。
ワールド(およびその他のグループ)の無駄なディスク領域の計算は、仮想マシンの無駄を合計して行われています。環境内のその他のすべてのリソース(vCenter Server、クラスタ、データストアなど)については、データストアの無駄を合計して計算されます。データストアの無駄はテンプレートの使用で占められているため、仮想マシンの無駄の合計に含まれません。この計算により、ワールドのディスク領域の無駄が小さな値に表示されます。
回避策:なし
- 表示されたアラートの総数が一致しない
アラートのタイプおよびアラートの原因によっては、表示されるアラート数とアラート カウントが一致せず差異が生じる場合があります。考えられる原因は次のいずれかです。
- 管理アラートのラベルが不正確で、アラート タイプが別の種類のアラートと誤解される。
- グリッド チャート上のアラートのデータ ソースは関係に基づいたオブジェクトから算出されたメトリックから派生しているため、そのアラート数が一致しない。
- 報告されたアラート数が最終データ ポイント リストからの数値であり、分析キャッシュ内に保存された正確な数値がまだ FSDB に書き込まれていない。
回避策:なし。
- 相関グラフでイベントが一貫して表示されない
[イベント] タブ上の相関グラフで、一定期間イベントが一貫して表示されない場合があります。グラフに表示されるイベントの数は、どのバッジを選択しているかによって異なる場合があります。このばらつきは、バッジの切り替え時にイベント フィルタと選択したタイムラインが一致していても発生する場合があります。 回避策:この問題は、5 ~ 10 分で自然に解消されます。
- グループについて有効なポリシーの変更がグループ メンバーに対してすぐに表示されない
グループについての有効なポリシーを変更した場合、システムがそのポリシーをグループのメンバー全員に適用するまで 1 分程度の遅れが発生する場合があります。
回避策: グループ メンバーの有効なポリシーを更新するには、vCenter Operations Manager ウィンドウの上部中央にある 更新 ボタンをクリックしてください。システムが更新済みの場合は、この手順で新しい有効なポリシーが反映されます。
- 一部のカスタム グループをクリックしても、[容量] ページがロードされない
新しいグループ タイプを作成するとき、グループ タイプの名前は、これらの予約済み内部キーワードのいずれかに属することができません。
- VirtualMachine
- HostSystem
- ResourcePool
- ClusterComputeResource
- Datacenter
- ComputeResource
- Datastore
- VMwareAdapter Instance
- VCMAdapter Instance
- VinAdapter Instance
- ContainerAdapterInstance
- World
これらの名前を使用し、そのタイプのグループを作成すると、これらのオブジェクトの容量のビューがロードされません。
回避策:誤ってこれらのキーワードを使用した場合は、グループのグループ タイプの名前を変更すると、容量のビューがロードされます。
- [関係] タブの仮想マシンの健全性バッジとアプリケーションの健全性バッジの値が同じである場合に、前者が黄色または赤色であっても、後者が緑色である 仮想マシンに使用されているしきい値は、アプリケーションに使用されているしきい値と異なります。現在、アプリケーションのカラー スキームは、ポリシー構成ダイアログ ボックスのセクション 2a: インフラストラクチャ バッジのしきい値 に定められているしきい値にしたがっています。インフラストラクチャ バッジのしきい値は、仮想マシンおよびグループ オブジェクトを除くすべてのオブジェクト タイプに適用されます。
回避策:ありません。
- [カスタム概要] ペインでビューを変更し、ステータス フィルタが有効の場合に、[スコアボード] タブのメンバー リストがリアルタイムに更新されない。 スコアボード タブで、ステータス フィルタを使用して特定の状態(正常状態)などのオブジェクトをフィルタする場合、[メンバー リスト] ペインには、選択されたビュー(健全性など)でその状態のオブジェクトが表示されます。別のビュー(効率性など)を選択しても、[メンバー リスト] ペインが変更され、効率性が正常なオブジェクトが表示されることはありません。
回避策:vCenter Operations Manager ウィンドウの上部にある 更新 ボタンをクリックします。
- コンプライアンス バッジが容量のビューおよびレポートで使用できない
コンプライアンス バッジのメトリック (メトリック キー = バッジ|コンプライアンス) は、容量のビューおよびレポートでは使用できません。
回避策:なし
- 文字「|」を含むコンプライアンス テンプレートおよびコンプライアンス マッピングの名前が正しく表示されない VCM コンプライアンス テンプレートまたはコンプライアンス マッピングに文字「|」が含まれていると、vCenter Operations Manager に表示されるテンプレート名が正しくないか、判読不能となる場合があります。
回避策: VCM では、コンプライアンス テンプレートおよびマッピングの名前に文字「|」が含まれないようにそれらを作成するか、修正してください。コンプライアンス テンプレートまたはマッピングの作成または編集の手順については、VCM のオンライン ヘルプか、『VCM 管理ガイド』を参照してください。
vSphere Web Client での vCenter Operations Manager
- フォルダ オブジェクトのワークロード ウィジェットにデータが表示されない
vSphere Web Client のフォルダ オブジェクトのワークロード ウィジェットには、データが表示されません。
回避策:なし
- エラー メッセージ:The selected object does not exist in VCOps server: group-d1
このエラー メッセージ 「 The selected object does not exist in VCOps server: group-d1」 は、次のいずれかの状況で健全性バッジの代わりに表示される場合があります。
- 添付されている子オブジェクトがない vCenter Server オブジェクトをインベントリ ツリーから選択した場合。
回避策:なし
- vCenter Operations Manager データベースでまだ作成されていないオブジェクトをインベントリ ツリーから選択した場合。
回避策:オブジェクトがデータベースに追加されるまで 5 分から 10 分待ちます。
ページのトップへ
ドキュメント
- ダッシュボード コマンドの all オプションおよび group オプション
dashboard import、dashboard delete、dashboard reorder コマンドには、ユーザー名を指定する代わりに、次のオプションのいずれかを使用できます。
* --all
* --group:<group_name[,<group_name>]
--allオプションは、すべてのユーザー アカウントにコマンドを適用します。 --group:<group_names[,<group_name>]オプションは、指定したユーザー グループに属するすべてのユーザー アカウントにコマンドを適用します。たとえば、コマンド dashboard import group:Administrators,Operators "templates\MyDashboard.bin"は、ダッシュボード MyDashboard.bin を Administrators および Operators ユーザー グループに属するすべてのユーザー アカウントにインポートします。
dashboard import コマンドには、ダッシュボードの順番を設定できる --set <rank>オプションもあります。たとえば、コマンド dashboard import MyUser2 "dashboards/MyDashboard.bin" --set 1は、ダッシュボード MyDashboard.bin をインポートし、ユーザー MyUser2 のダッシュボード リストの最初のダッシュボードにします。
- 『vApp デプロイおよび構成ガイド』に、syslog を Log Insight に送る方法についての記述がない
詳細については、「 syslog を Log Insight に送るように vCenter Operations Manager を構成する」を参照してください。
- VCOps/VCM コンプライアンスの内訳で [データの古さ] フィールドに [不明] と表示されるという情報がカスタム インターフェイス オンライン ヘルプにない
vCenter Operations Manager では、VCM コンプライアンス ルール グループに収集フィルタが割り当てられても、最終収集日(データの古さ)しか表示されません。
- カスタム インターフェイスドキュメントに統合アラートについての情報が記載されていない
詳細については、「 vCenter Operations Manager 5.6 でのアラートのフィルタ処理および収集(カスタム UI)(KB 2039020)」を参照してください。
ページのトップへ