VMware Infrastructure 3 リリース ノート
注 : VMware ESX Update 2 (ビルド番号 103908) および VMware ESXi 3.5 Update 2 (ビルド番号 103909) で仮想マシンのパワーオンまたは VMotion が正常に機能しないという問題が、多くのお客様およびパートナー様より報告されています。この問題は、VMware ESX 3.5 Update 2 へのアップグレードを行われたお客様で、2008 年 8 月 12 日以降に発生しています。ベータ版の製品の有効期限がリリースのビルドでも誤って有効になったままであるために、有効期限が切れてしまいます。 VMware ESXi バージョン 3.5 Update 2 Embedded の新規インストール (ビルド番号 110271) では、この問題は発生しません。詳細は、ナレッジベース KB 1006716 を参照してください。
VMware ESXi バージョン 3.5 Update 2 Embedded | 2008 年 8 月 13 日 | ビルド 110271 VMware Infrastructure Management Installer | 2008 年 7 月 25日 | ビルド 104263 (英語版のみ) VirtualCenter 2.5 Update 2 | 2008 年 7 月 25 日 | ビルド 104215 VMware Infrastructure Management Installer | 2008 年 7 月 25日 | ビルド 104265 VirtualCenter 2.5 Update 2 | 2008 年 7 月 25 日 | ビルド 104249 詳細は、「適切なVMware Infrastructure Management Installer ビルドの選択 」を参照してください。 最新ドキュメントーアップデート:2008 年 7 月 25 日 本リリース ノートに対する追加情報およびアップデートを適宜確認してください。 |
このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。
注:多くの公開ドキュメントには、VMware ESX 3.5はVMware ESX 3.5として、VMware ESXiはVMware ESXi 3.5として知られています。このリリース ノートには、インターフェイスとドキュメントを一致させるために、旧規則の使用を続行します。将来のリリース ノートでは製品名をアップデートします。
新機能
ここでは、次に示す VMware Infrastructure 3 のこのリリースで利用できる主要な強化機能のいくつかを紹介します。
注:VirtualCenter および VMware ESX のバージョンのすべての組み合わせがサポートされているわけではありません。また、ここに示す主要機能は、VMware ESX 3.5 Update 2 とともに VirualCenter 2.5 Update 2 を使用しているのでない限りすべてが使用可能というわけではありません。互換性に関する詳細な情報については、『 ESX Server、VirtualCenter、および VMware Infrastructure Client の互換性マトリックス』を参照してください。
機能
- Windows Server 2008 のサポート:ゲスト OS として、Windows Server 2008 (Standard、Enterprise、および Datecenter Edition) がサポートされるようになりました。VMware のメモリのオーバーコミット技術と ESX の信頼性を背景に、この新しいゲスト OS を使用して仮想マシンの密度を最大化し、高い ROI (投資回収率) を達成することが可能になります。Windows Server 2008 では、ゲスト OS のカスタマイズおよび MSCS (Microsoft Cluster Server)はサポートされていません。
- Enhanced VMotion Compatibility:EVC (Enhanced VMotion Compatibility) は、Intel FlexMigration または AMD-V Extended Migration テクノロジーを使用して自動的にサーバの CPU を構成し、古いサーバと互換性を持つようにすることで、CPU 世代間での VMotion の互換性問題を簡素化します。VirtualCenter インベントリのクラスタで EVC を有効にすると、そのクラスタ内のすべてのホストが構成され、VMotion における CPU の互換性を保証します。VirtualCenter では、EVC クラスタ内にすでに存在するホストと互換性を持つよう自動的に構成できないホストを追加することはできません。
- Storage VMotion:FC/iSCSI データストア間での Storage VMotion の実行がサポートされるようになりました。これは、ESX/ESXi 3.5 Update 1 でもサポートされています。
- VSS による静止のサポート:Windows Server 2003 ゲストの静止スナップショットの作成時、ファイルシステムとアプリケーションの両方の静止がサポートされるようになりました。Windows Server 2008 ゲスト では、ファイルシステムの静止のみがサポートされます。詳細は、『 仮想マシン バックアップ ガイド』および『 VMware Consolidated Backup 1.5 リリース ノート』を参照してください。
- 仮想ディスクのホット拡張のサポート:仮想マシンの実行中の仮想ディスクの拡張機能が提供されます。
対応ハードウェアおよび管理機能
- 8Gb ファイバ チャネル HBA:8GB ファイバ チャネル HBAがサポートされます。詳細については、『 VMware ESX 3.5 および VMware ESXi I/O 互換性ガイド』を参照してください。
- SAS アレイ:新たな構成がサポートされるようになりました。詳細については、『 VMware ESX 3.5 および VMware ESXi ストレージ/SAN 互換性ガイド』を参照してください。
- 10 GbE iSCSI イニシエータ:10GbE インターフェイスを介した iSCSI がサポートされるようになりました。これは、ESX/ESXi 3.5 Update 1 でもサポートされています。
- 10 GbE NFS のサポート:10GbE インターフェイスを介した NFS がサポートされるようになりました。
- IBM System x3950 M2:4 シャーシ構成の x3950 M2 がサポートされます。マルチノード IPMI(Intelligent Platform Management Interface)ドライバおよびプロバイダを通じてハードウェアを管理する機能を備えています。最大 32 のコアを持つシステムが完全サポートされます。32 より多いコアを持つシステムについては試験的にサポートしています。
- IPMI OEM 拡張サポート:IPMI OEM 拡張コマンドの実行がサポートされます。
- CIM プロバイダを通じてのシステム健全性の監視:ハードウェア監視を強化するために、QLogic および Emulex が提供するストレージ管理プロバイダを含むより多くの CIM(Common Information Model)プロバイダが追加されました。LSI MegaRAID プロバイダについても、試験的なサポート対象に含まれています。
- システムの健全性情報の表示:VMware ESX 3.5 および VMware ESXi の両方について、より詳細なシステムの健全性情報が VI Client で表示されるようになりました。
- ESXi での NetQueue のサポート:リモート CLI (Command Line Interface) によって、ESXi で NetQueue 構成がサポートされるようになりました。NetQueue を有効にする方法は、ナレッジベースの記事 KB 1006272 を参照してください。
- リモート CLI:VMware ESX 3.5 および VMware ESXi で、リモート CLI がサポートされるようになりました。詳細は、『 リモート コマンドライン インターフェイスのインストールおよびリファレンス ガイド』を参照してください。
ゲスト OS のサポート
- Solaris10 U5:32 ビットおよび64 ビットのバージョンがサポートされるようになりました。
- SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2:32 ビットおよび64 ビットのバージョンがサポートされるようになりました。32 ビットも VMware VMI (Virtual Machine Interface) をサポートし、したがって VMware 環境用にパフォーマンスが最適化されています。
- Ubuntu 8.04:32 ビットおよび64 ビットのバージョンがサポートされるようになりました。32 ビットも VMware VMI (Virtual Machine Interface) をサポートし、したがって VMware 環境用にパフォーマンスが最適化されています。
ドライバおよびライブラリのアップデート
- ドライバのアップデート:tg3 ドライバがバージョン 3.81c にアップデートされました。megaraid_sas ドライバは バージョン 00.00.03.19 にアップデートされました。
- ライブラリのアップデート:StoreLib がバージョン 2.51 にアップデートされました。
VMware High Availabilty (HA)
VirtualCenter 2.5 update 2 は VMware Tools ハートビートによって仮想マシン障害の個別監視を完全サポートする機能を追加します。このリリースには、ESX および ESXi ホストの組み合わせを混在するクラスタでのサポートを拡張して、DNS で構成の依存関係の対応を短縮します。
VirtualCenter のアラーム
VirtualCenter 2.5 Update 2 では、メモリ、電源装置などの個別のシステム コンポーネントそれぞれの健全性を確認することによって、サーバ全体の健全性に関するアラームのサポートが拡張されています。ホストの機能が低下するとアラームを生成するように設定することができるようになっています。
Guided Consolidation の機能強化
Guided Consolidation に、管理者が、検出したシステムのリストをコンピュータ名、IP アドレス、ドメイン名、分析状況でフィルタする機能が付加されました。管理者は、システムが [統合] ウィザードで自動検出されるのを待つことなく、分析用の物理ホストを明示的に追加することもできます。ホスト名または IP アドレスのいずれかを指定して、手動でシステムを分析対象に追加できます。複数のホスト名や IP アドレスの場合は、コンマまたはセミコロンで区切って指定して、分析対象とします。また、統合で分析する必要がある IP アドレスの範囲を指定して、あるいはホスト名または IP アドレスのリストを含むファイルをインポートして、システムを手動で分析対象に加えることもできます。管理者は、Guided Consolidation が提供する推奨をオーバーライドしたり、変換ウィザードを手動で起動したりすることもできます。
仮想マシンのライブでのクローン作成
VirtualCenter 2.5 Update 2 では、実行中の仮想マシンを全く停止することなくパワーオン状態の仮想マシンのクローンを作成する機能を備えています。したがって、管理者は、もうクローンを作成するために仮想マシンをパワーオフにする必要はありません。
Windows シングル サインオンのサポート
ローカル ワークステーション上の現在の Windows ドメインのログイン資格を使用して、VirtualCenter に自動的に認証を与えることができるようになりました(資格が VirtualCenter サーバで有効な場合に限る)。この機能は、証明書およびスマートカードによる Windows へのログインもサポートしています。VI Toolkits を使用して記述されたスクリプトが、現在のセッションの Windows の証明書を活用して VirtualCenter に自動的に接続することができるように、VI Client または VI Remote CLI とともに使用できます。
プラグインのアップデート
このリリースの VMware Infrastructure 3 ソフトウェア スイートには、次の機能も含まれます。
- VMware Converter Enterprise がアップデートされています。詳細については、『 VMware Converter Enterprise Update 2 for VirtualCenter 2.5 リリース ノート』を参照してください。
- VMware Update Manager のアップデート。詳細については、『 VMware Update Manager 1.0 Update 2 for VirtualCenter 2.5 リリース ノート』を参照してください。
以前のリリースの VMware Infrastructure 3
VMware Infrastructure 3 の以前のリリース(VMware ESXi バージャン 3.5 および VirtualCenter 2.x リリースを含む) の機能および既知の問題点については、各リリースのリリース ノートで説明しています。次に示すリンクをクリックすると、それぞれ以前のリリースの VMware Infrastructure 3 コンポーネントのリリース ノートが表示されます。
VMware ESXi Embedded のリリース
VirtualCenter のリリース
はじめに
注:このリリースを物理 CD メディア以外からインストールしている場合は、「 VMware ESX ISO イメージのファイル名が 64 文字を超えていると内容の抽出が不完全なものになる」(KB 1005283)のナレッジ ベース記事を参照して、インストールに関する重要な既知の問題を確認してください。
VMware ESX、VirtualCenter、および VMware Infrastructure Client の互換性
『 VMware ESX、VirtualCenter、および VMware Infrastructure Client の互換性マトリックス』が記載されたガイドに、VMware ESX、VirtualCenter、VI Client などの VMware Infrastructure 3 コンポーネントの最新バージョンと以前のバージョンの互換性に関する詳細情報が記載されています。
今回のリリースの構成に関する注意点
VMware ESXi の構成と VirtualCenter ソフトウェアのインストールを行う前に、VMware ESX の各システム互換性ガイドを参照してください。サーバ、I/O、ストレージ、ゲスト OS、管理エージェント、およびバックアップ ソフトウェアに互換性があることを確認する必要があります。また、これらのガイドでは、今回のリリースでの最小要件やスケーリング制限の問題も扱っています。
- VMware ESX 3.5 および VMware ESXi システム互換性ガイド( PDF)
- VMware ESX 3.5 および VMware ESXi ストレージ/SAN 互換性ガイド( PDF)
- VMware ESX 3.5 および VMware ESXi ストレージ/SAN 互換性ガイド( PDF)
- VMware ESX 3.5 および VMware ESXi バックアップ ソフトウェア互換性ガイド( PDF)
VMware ESXi および VirtualCenter の構成の具体的な手順については、『 VMware ESXi Embedded セットアップ ガイド』を参照してください。
適切な VMware Infrastructure Management Installer ビルドの選択
ダウンロードで利用可能な VMware Infrastructure Management Installer には 2 つのビルドがあります。次のうちの 1 つを選択します。
- ビルド 104263 英語のページ( http://www.vmware.com/download/)で入手可能です。このビルドには、VI Client (ビルド 104215) の英語版のみが含まれており、VI Client がインストールされている Windows システムの言語に関係なく、英語で実行します。
- ビルド 104265 中国語( http://www.vmware.com/download/)、ドイツ語( www.vmware.com/de/download/)、日本語( www.vmware.com/jp/download/)のページで入手可能です。このビルドにはグローバル化されたインストーラが含まれており、英語、中国語、ドイツ語、日本語版の VI Client をインストールします。これらは、現在 VI Client がインストールされている Windows オペレーティング システムのロケールに対応します。
VMware Infrastructure Client インストーラの変更
VI Client のスタンドアロン インストーラ(ESX Web Access から使用可能)では、VI Update Service のインストールも可能です。VI Update Service は、VMware ESXi ホストのアップデートおよびパッチの適用のために使用されます。スタンドアロンの VI Client インストーラでは、必要のない VI Update Service がインストールされないようにするため、このツールのインストールがオプションに変更されています。ただし、VirtualCenter 統合インストーラ(VC 2.5 U2 のダウンロードに含まれる)では、インストールオプション [VI Client] を選択すると必ず VI Update Service はインストールされるようになっています。
VirtualCenter 2.5 Update 2 へのアップグレードまたは移行
また、VirtualCenter 1.4.1 から、VirtualCenter 2.0.2 (Update 1、Update 2 および Update 3 を含む)、または VirtualCenter 2.5 から VirtualCenter 2.5 Update 2 へアップグレードもサポートされています。『 アップグレード ガイド』に記載されているアップグレードおよび移行方法の詳細とガイドラインをお読みください。
注:VMware Update Manager の以前のバージョンは、VirtualCenter 2.5 Update 2 との互換性はなく、インストール プロセス中に VMware Update Manager 1.0 Update 2 アップグレードする必要があります。
VMware ESXi バージョン 3.5 Update 2 へのアップグレードまたは移行
このリリースでは、仮想マシンのVMware ESX 2.x 以降のバージョン(ESX Server 3.0.x を含む)から VMware ESXi への移行がサポートされています。インストールおよびアップグレード方法の詳細については、『 アップグレード ガイド』を参照してください。
このリリースに含まれるパッチ
このリリースには、この製品のリリース日より前にリリースされた、ESX Server ソフトウェアのすべてのパッチが含まれます。各パッチの詳細については、「 VMware ESXi のパッチのダウンロード ページ」を参照してください。
VMware ESXi バージョン 3.5 Update 2 Embedded には次のパッチが含まれます。
以前にリリースされたバンドル:
- ESXe350-200805501-O-SG
- ESXe350-200804401-O-BG
- ESXe350-200802401-O-BG
- ESXe350-200712401-O-BG
VMware ESXi バージョン 3.5 Update 2 Embedded とともにリリースされたバンドル:
- ESXe350-200803201-O-UG
各パッチの内容の詳細については、ダウンロード ページに記載されたドキュメントを参照してください。
既知の問題点
このリリースの既知の問題点を次に示します。
- バックアップ
- CIM および API
- ゲスト OS
- VMware High Availability (HA)
- 国際化
- VMotion での移行
- ネットワーク
- サーバ構成
- ストレージ
- アップグレードおよびインストール
- 仮想マシンの管理
- VirtualCenter、VI Client、および Web Access
バックアップ
- ESX または ESXi がサポートしていた従来のバックアップ製品について、Windows Server 2008 ではサポートを保証しない
Veritas Netbackup 6.0 または Commvault Galaxy v 6.1 SP4 などの従来のバックアップ エージェントを Windows 2008 仮想マシンにインストールする場合、インストールに失敗する場合があります。Legato Networker 7.4 SP1、TSM 5.5、BackupExec 11d などのその他のバックアップ製品の場合、正常にインストールできても、適切にバックアップしません。 - Consolidate Helper のスナップショットが自動的に削除されない場合がある
VMware ESX 3.5 Update 2 では、Consolidate Helper スナップショットが繰り返し作成され、スナップショット作成中に仮想マシンを使用できなくなる時間を最小限に抑えます。その結果、Consolidate Helper スナップショットは Consolidate Helper ではなく Consolidate Helper-XXX と呼ばれます。VMware ESX 3.5 Update 2 と VMware Consolidated Backup 1.1 を組み合わせて使用する場合、スナップショットを削除するときに vcbMounter が処理に失敗すると、この一時的なスナップショットは取り残される可能性があります。 vbCleanup.batコマンドは、この Consolidate Helper-XXX スナップショットを削除しません。VI Client を使用して手動で削除する必要があります。VMware Consolidated Backup 1.5 では、この問題は発生しません。
CIM および API
IBM マルチノード システムでは、一部の CIM クラスが適切に機能しない
確認されている問題を次に示します。次のクラスでは、EnumerateInstance 処理が Enumerate InstanceNames 処理よりも 1 つ少ないインスタンスを返します。- CIM_AssociatedSensor
- CIM_MemberOfCollection
- CIM_HostedService
- CIM_Sensor
- CIM_SystemDevice
- CIM_Slot
- CIM_ElementConformsToProfile
- CIM_OwningCollectionElement
- CIM_RedundancySet
- RequestStateChange (RestoreDefaultThresholds) の処理でエラーが発生する
VMware ESX 3.5 の場合、RequestStateChange (RestoreDefaultThresholds) 処理において、一部のセンサーで次のようなエラー メッセージが表示されます。
CIM_ERR_FAILED:索引の境界外
エラーメッセージが表示されますが、CIMOM はしきい値をリストアします。 - VI Client は HP サーバにある電源冗長性センサーの名前を誤って表示する
VI Client を使用して HP サーバ システム上のVMware ESX インストールに接続する場合、VI Client はサーバにある電源冗長性センサーを物理的な電源装置として表示します。たとえば、2 つの物理的な電源装置がある冗長性センサー付きの HP サーバの場合、VI Client はこの冗長性センサーを 「Power Supplies for Power Supply 3」 と表示します。 - CIM_RecordLog インスタンスで CallMethod クエリーを実行すると失敗する場合がある
VMware ESX 3.5 Update 2 の場合、CIM_RecordLog インスタンスで CallMethod クエリー (cm) を実行すると成功しない場合があります。ただし、リモート管理コンソールまたはインターフェイスを使用して、システムのイベント ログを消去できます。 - CIM_NumericSensor クラスの必須プロパティ MaxReadable、NominalReading、NormalMax、NormalMin、および PollingInterval に誤った値が表示される
CIM_NumericSensor のインスタンスには、MaxReadable、NominalReading、NormalMax、および NormalMin のプロパティ セットがあります。実際のセンサーがこれらのプロパティ値をサポートしていない場合、CIM の応答において、これらの値は「不明」ではなく「0」と表示されます。 - センサーのしきい値への変更がすぐには反映されない
CIM を使用してセンサーのしきい値を変更すると、センサーの一覧に新しいプロパティの値がすぐには表示されません。変更は約 1 分後に反映されます。
ゲスト OS
- Windows Vista および Windows Server 2008 の 64 ビット版のゲスト OS では、Microsoft のホットフィックスが必要
Windows Vista および Windows Server 2008 の 64 ビット版のゲスト OS に、Microsoft のホットフィックス (http://support.microsoft.com/kb/950772) を適用しないと、ゲスト OS が応答を停止したり、ゲスト OS が次のようなエラーを返す場合があります。
MONITOR PANIC:vcpu-3:ASSERT vmcore/vmm/cpu/segment.c:430 - Windows ゲスト OS は、スタンバイ状態またはハイバネーション状態からのレジュームに失敗する場合がある
Windows Server 2008 および Windows Server 2003 ベースのゲスト OS をスタンバイ状態またはハイバネーション状態で実行する仮想マシンは、スタンバイ状態またはハイバネーション状態からレジュームした場合に応答しなくなる可能性があります。
Windows Server 2003 ベースのゲスト OS を実行する仮想マシンのこの問題については、Microsoft 社のサポート Web サイトでナレッジベースの記事 (KB 946331) を参照してください。 - Ubuntu ゲスト内の VMware Tools アンインストーラで vmxnet モジュールが削除されない(KB 1004351)
- クローン作成した Windows Vista 仮想マシンに管理者アカウントでログインできない(KB 1004301)
- Linux ゲストでの VMware Tools のアップグレード時にネットワーク サービスを手動で再起動する必要がある(KB 1004322)
- Linux ゲストでワークステーションからインポートした RPM での VMware Tools のアップグレードが失敗することがある(KB 1004319)
- Windows ゲストで VMware Tools のアップグレードが続行できない(KB 1004317)
- DRS のルール名と DRS の詳細オプション設定で ASCII 以外の文字がサポートされていない(KB 1004178)
- Ubuntu 7.10 64 ビット SMP が、Intel ホストでの実行中、インストール中、または起動中に停止することがある(KB 1004384)
- ホストのフェイルオーバー後、VMware HA の健全性の監視はコンソールに再起動を表示しない
ホストで障害が発生したあと、HA クラスタで健全性の監視が有効になっていると、VMware コンソールには空のウィンドウが表示されます。このコンソールには、仮想マシンの再起動が表示されません。
回避策
新しいコンソールを開いて、フェイルオーバー後に仮想マシンが再起動したことを確認する必要があります。
VMware High Availability (HA)
- ESX Server ホストがメンテナンス モードまたはスタンバイ モードに入っているときは、仮想マシンの移行は推奨されない
ホストがメンテナンス モードまたはスタンバイ モードに切り替え中で、切り替わったあとに VMware HA のフェイルオーバー レベルに違反する場合、そのホストからの仮想マシンの移行は推奨されません (完全自動化モードの場合は実行されません)。厳密な HA の許可制御が有効であるかどうかに関わらず、この制約は適用されます。 - ESX Server のインストーラは無効なサブネット マスクを受け付けて、インストールを続行する
テキスト モードでVMware ESX をインストールする場合、無効なサブネット マスクを入力しても、インストーラはエラー メッセージを出力せずに処理を続行します。GUI モードのインストールでは、入力されたサブネット マスクの値が 255 を超えた場合に限り、インストーラはエラー メッセージを出力します。
国際化
VI Client および VI WebAccess では、すべてのフィールドで ASCII 以外の文字で入力できますが、次のような制限があります。
ASCII 以外の文字の入力制限
- Virtual Infrastructure 3 またはそのコンポーネントのいずれかをインストールするコンピュータの名前には、ASCII 以外の文字を使用しないでください。
- VirtualCenter サーバをインストールするコンピュータまたは仮想マシンの名前に ASCII 以外の文字があった場合、VirtualCenter サーバのインストールに失敗します。
- すべてのコンポーネントについて、インストーラで指定されたデフォルトのインストール パス名を使用するようにします。インストーラは ASCII 以外の文字および拡張 ASCII 文字を含むインストール パス名をサポートしないため、インストール パスを、ASCII 以外の文字を含むパスに設定する等の変更をしないでください。
- データストア名、仮想ネットワーク名、およびイメージ ファイル名(CD、DVD、およびフロッピー ドライブ)は、ASCII 文字にのみ制限されます。
- [今日のメッセージ(Message of the Day)] には ASCII 文字のみを使用するようにします。
- VirtualCenter サーバへのログインは、ユーザー名(Windows のログイン アカウント名)に ASCII 文字のみを使用している場合にサポートされます。
- ASCII 以外の文字を使用すると、イメージのカスタマイズが失敗する場合があります。
- カスタム属性の名前と値には、ASCII 文字のみを使用する必要があります。
- 一般的なインターネットの運用およびプロトコルに適合させるため、次の項目は非 ASCII 文字を含むことができません。ホスト名、ワークグループ名、ドメイン名、URL、E メール アドレス、SMTP サーバ名、SNMP コミュニティー文字列です。
- ASCIIエンコーディングを使用するゲストOSのカスタマイズがサポートされていますが、UTF-8エンコードの日本語、中国語またはドイツ語のネイティブ文字を使用するカスタマイズのサポートが制限されています。非ASCIIエンコードの所有者、組織、ユーザー名、またはパスワードを使用するカスタマイズの場合、VirtualCenterおよびsysprepツールがゲストOSと同じロケールにホストされる必要があります。このシナリオにはUTF-8応答ファイルの使用が含まれます。
ASCII 以外の文字の表示制限
- VirtualCenter サーバを言語が異なる Windows で実行中の VI Client で管理する場合、Windows における言語固有のサポート状況の違いが原因で、文字が正常に表示されない場合があります。
- ASCII 以外の文字を含むログの場所またはユーザー名がエラー メッセージに含まれる場合、ローカライズされた環境では正常に表示されません。
- VMware Converter のインポート ウィザードを使用する場合、日時書式が現在のロケールと異なる場合があります。
- ロケールが日本語の場合、[タスク ビュー] タブの [ステータス] コラムおよび [タスク詳細] では、Unicode 文字は 「???」 で表示されます。
- [概要] タブの [コマンド] セクションは適切に表示されません。
Guided Consolidation の制限
[Guided Consolidation] タブは、en_US ロケールでのみ使用できます。
翻訳の問題
このリリースでの翻訳に関する既知の問題点は次のとおりです。
- アップグレード ウィザードが翻訳されていません。
- ESX Server ホストから送信される一部のメッセージが翻訳されていません。
- ローカライズされた一部のインタフェースのレイアウトがまだ完成していません。
国際化に関するその他の問題点
次の追加の問題点が見つかっています。
- 日本語版の VI Client を使用している場合、[ネットワークの追加] ウイザードの [ネットワーク アクセス] ページでテキストが切り詰められる
日本語版の VI Client を使用して VirtualCenter にアクセスすると、[ネットワーク アクセス] ページにある [ ネットワーク] (IP アドレス)の詳細が切り詰められます。
[ 構成] タブの [ ネットワーク] オプションから [ ネットワークの追加] を選択すると、[ネットワークの追加] ウィザードに [ネットワーク アクセス] ウィンドウが表示されます。
回避策
[ネットワーク アダプタ] ページでネットワーク情報 (IP アドレス) を表示できます。[構成] - [ネットワーク] - [プロパティ] - [ネットワーク アダプタ] を選択して、[ネットワーク] が表示されます。 - Virtual Infrastructure Client のホストのオペレーティング システムの言語と、VirtualCenter サーバまたはデータベースのホストのオペレーティング システムの言語が異なる場合、アラームの [スクリプトの実行] アクションで使用される値が VirtualCenter サーバの再起動後に正しく表示されない場合があります。
- 簡体中国語バージョンのVI Web Accessに[キャンセル]ボタン出のテキストが正しくない、文字化けされます。
- 選択した言語設定を VI Client がオーバーライドすることがある
VI Client が選択した言語設定をオーバーライドして、本来の言語ではない言語で一部のメッセージを表示する場合があります。サーバ (VirtualCenter サーバおよびVMware ESX) で設定された言語で、サーバが動的に生成したメッセージを表示する場合があります。ただし、すべてのソフトウェアが同じ言語プラットフォームで実行されている場合、この問題は発生しません。 - ドイツ語版 VI Client の [再インストール(Reinstall)] ウィザードに誤ったテキストが表示される
ドイツ語版の VI Client では、[再インストール(Reinstall )] ウィザードに誤ったテキストが表示されます。
[再インストール(Reinstall)] ウィザードには、
「[インストール(installation)] ウィザードでは VMware Infrastructure Client 2.5 を削除できます。」と表示されずに、次のテキストが表示されます: 「Der Installations-Assistent ermöglicht Ihnen, VMware Infrastructure Client 2.5 zu reparieren oder zu entfernen.」。 自動生成された仮想マシン名を含むリンクが機能しない
WebAccess を使用すると、自動生成された仮想マシン名 (「+5paw55qE5qih5p2,/」 のように、通常 「+」 記号で開始して 「/」 で終了) を含むリンクをクリックしてデータストアを参照する場合、Web ブラウザは空のページを生成するか、「Not Found Error」 ページを表示します。ただし、VI Client を使用して、このような仮想マシンにアクセスできます。
VMotion での移行
- Storage VMotion による大量の仮想ディスクの移行に失敗する
Storage VMotion を使用して大量の仮想ディスクを同時に移行すると、次のエラーメッセージを出力して失敗します。
Received an error from the server: A general system error occurred: failed to reparent/commit disk(s) (vim.fault.Timedout)
回避策:
大量の仮想ディスクを持つ仮想マシンを移行するには、次のようにバッチ処理でディスクを移行します。- 仮想マシンの構成ファイルと仮想ディスクのサブセット (1 回につき 5 つまで) を移行元から移行先へ移行します。
- 仮想マシンの構成ファイルを移行元に移行して戻します。
- すべての仮想マシン ディスクと仮想マシン構成ファイルが移行先に移されるまで、手順 1 と手順 2 を繰り返します。
- ESX Server 2.x ホストから VMware ESX 3.5.x ホストへのコールド移行が失敗する(KB 1004462)
- サスペンドされた仮想マシンでVMware ESX 3.0.x から VMware ESX 3.5.x へのコールド移行が失敗する(KB 1004419)
- メモリ スナップショットがある仮想マシンでVMware ESX 3.0.x から VMware ESX 3.5.x へのコールド移行が失敗する(KB 1004418)
- [独立型 - 通常(Independent-Persistent)] と設定されている仮想ディスクに対する VMware Storage VMotion の処理が失敗する(KB 1004094)
その他の問題
- Converter Enterprise クライアントのプラグインは、アップグレードしたあとにインストールして有効にする必要がある
VirtualCenter サーバ 2.5 Update 2 は、Converter Enterprise クライアント プラグインの以前のバージョンをサポートしません。そのため、VirtualCenter サーバ 2.5 Update 2 にアップグレードしたあとで、Converter Enterprise クライアントのプラグインをインストールして有効にする必要があります。Converter Enterprise クライアントのプラグインをインストールして有効にするには、[ プラグイン] メニューで [ プラグインの管理] をクリックします。[ プラグイン マネージャ] ウィンドウで、[ 使用可能] タブを選択し、[ ダウンロードしてインストール] をクリックします。 - VMware ESX ホストの /var/log/messages ファイルにエラー メッセージ(ただし無視しても問題がないメッセージ)が出力される(KB 1004499)
- Dell OpenManage のインストール後に CPU 使用率が急速に上がる(KB 1004508)
- crossdup 中に UserDuct_Open が、VMK_WOULD_BLOCK または待機者リストが空ではない旨を伝える警告で失敗する(KB 1004385)
- IBM Director 5.20.1 Agent を VMware ESX 3.5 にインストールすると、Director Console にデバイス ドライバがまったく表示されないことがある (KB 1003120)
- I/O 負荷が重い間、ESX Server の反応が一時的に鈍くなる (KB 1003039)
- IBM Director Server Console から Director Agent 方向の認証が [ターゲット システムが現在使用できません(Target System Is Not Currently Available)] というエラーになる (KB 1003123)
- esxtop ディスク統計に複数のパスが反映されることがある (KB 1003115)
- SSL 証明書の検証が有効にされていても、VirtualCenter サーバがホスト IP アドレスの変更を検出しない (KB 1003066)
- クライアント側の CD-ROM またはフロッピーが切断状態になることがある (KB 1003118)
- vmnic と VLAN タイプ 4095 を使用してビーコン プローブが設定されていると、パッケージが重複する(KB 1004373)
- 新規ポート グループに移動すると、仮想マシンのネットワーク接続が失われることがある(KB 1003061)
- 複数の PCI デバイスがある仮想マシンのパワーオンが失敗する(KB 1003048)
- NetXen NIC 用ドライバがVMware ESX ホストで最大 31GB の物理 RAM をサポートする(KB 1003046)
- Boot BIOS が有効なとき、一部ファイバ チャネル ホスト バス アダプタが初期化されない(KB 1003192)
- VLAN ID を 4095 にしてビーコン プローブを使用すると、重複するパケットが作成される
VLAN ID を 4095 に設定して、関連する vSwitch をビーコン プローブで構成する場合、仮想マシンのネットワーク操作中に、重複するパケットが作成されます。
回避策: VLAN ID を 4095 で使用する場合、[ネットワークのフェイルオーバー検出] を、[ビーコンの検知] ではなく [リンク状態のみ] に設定します。
- N+1 構成の MSCS のマルチパス設定(KB 1004440)
- アクティブ ノードの起動ディスクへのすべてのパスが SAN 構成からの起動に使用できなくなった場合、Microsoft Cluster Service が失敗する(KB 1003754)
- NIS が有効になっているVMware ESX で CIM-Identify クエリまたは VMware_Identity クエリを実行するとシステムが停止したように見える(KB 1004258)
- upgrade-from-esx3.0.x-3.5.0_Update_1 Zip バンドルを使用してVMware ESX 3.0.x から VMware ESX 3.5 Update 1 へのアップグレードを実行後、esxupdate query コマンドを実行したときに廃止されたエントリが表示されない(KB 1004314)
- 物理 CPU が 32 個を超えるVMware ESX ホストで、ストレージ ヒープが早期に枯渇することがある(KB 1002822)
- LSI ジョブと無形ストレージ プールは、次回の起動時には保持されない
LSI が実装する保全スキームによって、各ジョブおよび無形ストレージ プール (ストレージ ボリュームに関連付けられていないストレージ プール) ごとにホスト OS に新しいファイルが作成されます。これらのファイルは、次回の起動時にはなくなります。そのため、無形ストレージ プールは、ホスト OS を再起動すると使用できなくなります。また、再起動する前に実行したすべてのジョブも、表示できなくなります。 - IBM x3650 Type 7979 で、ESX Server で 2 個目のホスト バス アダプタ SAS LSI3444E が認識されない(KB 1004486)
- シリアル接続された SCSI(SAS)コントローラごとに vmhba が 1 つしか見えない(KB 1004374)
- VMware ESX ホストで、EMC CX3 シリーズのアレイから iSCSI ターゲットにアクセスできなくなる場合がある(KB 1004318)
- HBA の 1 つのポートからケーブルを取り外して同じ HBA の別のポートに接続すると、両方のポートが使用できなくなる(KB 1004389)
- fdisk -l を実行したときにローカル ストレージが表示されない場合がある(KB 1003698)
- ロードされた IDE コントローラがVMware ESX VMkernel で認識されず、エラー メッセージが表示される(KB 1004309)
- mptsas システムで 128 を超える LUN を使用すると、VMKlinux がメモリ不足になる(KB 1004403)
- [ストレージ サマリ(Storage Summary)] に LUN の不正なデバイス パスが表示される(KB 1003064)
- 「esxcfg-mpath -l」を実行すると、不正な個数の LUN パスが報告されることがある(KB 1003141)
- 特定の特殊文字があると、ソフトウェア iSCSI イニシエータの CHAP 構成が壊れる(KB 1003095)
- VMware ESX 2.x ホストからVMware ESX 3.x ホストに手動で移行された仮想マシンが、パワーオンされないことがある(KB 1003069)
- Emulex LP1150 または LPe1150 HBA 上の SAN からVMware ESX が起動できない(KB 1003067)
- リムーバブル ストレージ デバイスが存在していると、Converter が物理マシンをVMware ESX 仮想マシンに正しく変換できないことがある(KB 1003042)
- QLogic アダプタ経由で McData FC スイッチに接続されているストレージ デバイスが再起動後に表示されなくなることがある(KB 1003040)
- ESX Server ISO イメージのファイル名が 64 文字を超えていると内容の抽出が不完全なものになる (KB 1005283)
- VirtualCenterのインストール中に新しいHTTPまたはHTTPS Webサービス ポートが指定される場合、VirtualCenterはUpdate Managerへの接続が失敗します。(KB 1004412)
- VirtualCenter 2.5 へのアップグレード時、統合インストーラを使用したカスタム インストールが失敗する(KB 1004294)
- 既存の VirtualCenter を ZIP を使用してインストールした場合、ISO イメージを使用したアップグレードが失敗する(KB 1004291)
- Microsoft SQL Server 2005 データベースがある VirtualCenter サーバのアップグレードで、SQL ネイティブ クライアント ODBC ドライバが必要になる(KB 1003391)
- アポストロフィまたは二重引用符を含むパスワードが使用されると、VirtualCenter データベースのアップグレードが例外で失敗する(KB 1003049)
- VirtualCenter 2.5 へのアップグレード時、データベース アクセス権要件を満たすためにシステム管理者ロールを付与または取り消してはならない(KB 1003346)
- VirtualCenter 2.5 へのアップグレード後に一部のアラームが消える(KB 1003072)
- 統合インストーラによる、オプションのモジュールを選択した状態での VirtualCenter 1.4 のアップグレードがエラーで失敗する(KB 1003078)
- 128 を超える LUN が接続されている場合、ESX Server ソフトウェアをインストールできない(KB 2154)
- アップグレード インストール時に Apache のバージョン ファイルが 2 つ作成される(KB 1004507)
- 新規インストールまたはアップグレードした VMware ESX 3.5 以降のホストで警告メッセージ(ただし、無視しても問題がないメッセージ)が出力される(KB 1004323)
- esxupdate を使用した VMware ESX 3.5 U1 のアップグレード中に出力される initrd の再作成に関するエラー メッセージ(ただし、無視しても問題がないメッセージ)が出力される(KB 1004321)
- VMware ESX 2.5.5 から VMware ESX 3.5 Update 1 へのアップグレード後に、/root/upgrade.log にエラー メッセージが出力される(KB 1003970)
- VMware ESX 2.x から VMware ESX 3.5 Update 1 へのアップグレード中に Pegasus のエラー メッセージが表示される(KB 1004257)
- VMware ESX 3.0.x バンドルのアップグレードが成功していても、そのログ ファイルとコンソールにエラーが報告される(KB 1003054)
- アップグレード後、Boot.log に Uninitialized Value エラーが発生する(KB 1003139)
- ルート パーティションがほぼ満杯のときにVMware ESX 3 バージョン 3.5 にアップグレードすると、システム構成が不完全になることがある(KB 1003311)
- VMware Consolidated Backup のアップグレード時に InstallShield が応答しなくなる場合がある(KB 1002603)
- VirtualCenter 2.5 へのアップグレード時、または VirtualCenter 2.5 へのVMware ESX 3.0.1 の追加時に、ESX Server 3.0.1 上の仮想マシンが予期せずに再起動する場合がある(KB 1003401)
- VMware ESX 2.5x から VMware ESX 3.5 または VMware ESXi への移行後、RDM 共有ストレージ上の仮想マシンが無効になる(KB 1003092)
- VMware ESX のアップグレード後に VMotion が使用不可になる(KB 1003060)
- VMware Tools のアップグレード後、[レガシー vmware-toolbox スクリプト(Legacy vmware-toolbox Script)] タブの設定がデフォルトに戻る(KB 1003047)
- Netware が稼働する仮想マシンで、VMware Tools に対する自動アップグレードを実行できない(KB 1003058)
- ESX のスクリプトインストール用の起動ファイルは使用できるライセンスを提供しない場合、ESX Server は ESX のライセンスがないと表示する
スクリプト インストールで ESX をインストールしたあと、/etc/vmware ディレクトリに有効なライセンス ファイルがあるにもかかわらず、VI Client は ESX の 「ライセンスがない」 と表示します。"今回のリリースで、この問題は解決しました。 - Web Access で [パワーオフ] ボタンが機能しないことがある
場合によっては、仮想マシンの [パワーオフ] ボタンが使用できない、またはクリックしても応答しないことがあります。
回避策:ブラウザ ウィンドウを更新すると、[パワーオフ] ボタンは適切に機能します。 - VirtualCenter および VMware Update Manager のアップグレードで、Update Manager データベースのアップグレードに失敗する場合がある
統合インストーラを使用すると、VirtualCenter および VMware Update Manager を同時にアップグレードできます。しかし、カスタム データベース構成で問題が発生する可能性があります。VirtualCenter および VMware Update Manager は、情報を 1 つのデータベース、または別々のデータベースに格納できます。ユーザー環境で別々のデータベースを使用していて、アップグレード時に [カスタム] オプションを使用しない場合、VMware Update Manager のデータベースをアップグレードできない場合があります。この場合、アップグレードされずに、次のどちらかの事象が発生します。- VirtualCenter のデータベース インスタンスに Update Manager データベースがない場合、Update Manager データベースが新規に作成されます。
- Update Manager データベースがあるが、使用されていない場合、この未使用のデータベースがアップグレードされます。未使用の Update Manager データベースは、最初のインストールが完了したときに作成されます。その後、別の Update Manager データベースが作成されます。
この問題を回避するため、インストールでは [カスタム(Custom)] タイプを選択して、導入環境で使用している Update Manager データベースを指定してください。こうすることで、適切に Update Manager データベースがアップグレードされます。 - esxupdate -l query コマンドで、VMware-vpxa が新規にインストールされた RPM パッケージとして表示される
VirtualCenter サーバに接続されたVMware ESX ホストを、esxupdate ユーティリティを使用して VMware ESX 3.5 リリース版にアップグレードする場合、 esxupdate - l queryコマンドは VMware-vpxa を新規にインストールされた RPM パッケージとして表示します。これは、VirtualCenter クライアントがVMware ESX ホストに最初に接続するときに VMware-vpxa RPM パッケージをインストールするためです。
VMware ESX のアップグレードおよびインストールの問題
その他のアップグレードおよびインストールの問題
- 「作成」権限を持つユーザーが仮想マシンを作成できない(KB 1004417)
- クローン作成した仮想マシンに DNS のサフィックスが含まれない(KB 1004299)
- テンプレートからの仮想マシンのデプロイが、権限がない旨を伝えるエラーで失敗する(KB 1004295)
- クローン作成した仮想マシンが元の仮想マシンの .vmdk ファイルを参照する(KB 1004176)
- VMware Tools のカスタム スクリプトが、サスペンドとシャットダウンの各イベント時に実行されない(KB 1004390)
- ファームウェアのアップグレード時に、仮想マシンの I/O が 停止することがある
I/O ワークロードが大きい共有 LUN で仮想マシンを実行していて、かつ、ストレージ管理ユーティリティを使用してファームウェアをアップグレードするかストレージ コントローラを再起動する場合、すべての仮想マシンの I/O が 停止することがあります。
vmkernel.log ファイルに、次のようなメッセージが表示される場合があります。
1:01:05:07.275 cpu2:1039)WARNING:FS3:4785: Reservation error:Not supported
SCSI:4506: Cannot find a path to device vmhba1:0:125 in a good state.Trying path vmhba1:0:125.
1:01:05:10.262 cpu3:1039)ALERT:SCSI:4506: Cannot find a path to device vmhba1:0:125 in a good state.Trying path vmhba1:0:125.
1:01:05:40.748 cpu1:1083)>6>mptbase:ioc0:LogInfo(0x30030108):Originator={IOP}, Code={Invalid Page}, SubCode(0x0108)
1:01:05:40.930 cpu0:1024)Log:472: Setting loglevel (via VSI) for module 'SCSI' to 5
- Windows Server 2003 SP1 に VI Client 2.0.x がインストールされている場合、VI Client 2.5 の自動ダウンロードに失敗する(KB 1003620)
- 自動 Tools アップグレードを行うと、IP アドレスと DNS のエントリが仮想マシンの [概要(Summary)] タブに表示されなくなる(KB 1004487)
- 一部インベントリ オブジェクトで [はじめに(Getting Started)] タブのリンクが表示されないことがある(KB 1003216)
- VI Client でクライアントのアップデートに関するメッセージが表示されない(KB 1004396)
- Windows のレジストリに 2 つの異なる VI Client バージョンのエントリが表示される(KB 1004352)
- VI Client で Update Manager プラグインと Converter Enterprise プラグインが使用できない(KB 1004292)
- VI Clientをインストールする前に、64 ビット版 Windows で.NET Framework 2.0をインストールする必要がある(KB 1004093)
- Oracle データベース テーブルのサイズが不必要に拡大する(KB 1004095)
- VI Client のリセット センサーが一般的なシステム エラーを返す(KB 1004256)
- バックアップ
- CIM および API
- ゲスト OS
- VMware High Availability (HA)
- 国際化
- VMotion での移行
- ネットワーク
- サーバ構成
- ストレージ
- アップグレードおよびインストール
- 仮想マシンの管理
- VirtualCenter、VI Client、および Web Access
- 仮想マシンがパワーオン状態のときに仮想ディスクを変更できる
VMware ESX 3.5 Update 2 で実行中の仮想マシンがパワーオン状態のとき、[ サイズのプロビジョニング(Provision Size)] コントロールを使用して仮想ディスクのサイズを変更できます。このコントロールは、仮想マシンの仮想ディスク設定の編集中に利用できます。 - VMware Consolidated Backup で、Windows 以外および Linux 以外の仮想マシン ディスクのバックアップに失敗する
VMware Consolidated Backup で、Windows 以外 および Linux 以外の仮想マシン ディスクのバックアップに失敗し、次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
[2008-02-06 12:28:07.234 'vcbMounter' 3076457280 error] Error:Other error encountered:Snapshot creation failed:Custom pre-freeze script failed.
[2008-02-06 12:28:07.234 'vcbMounter' 3076457280 error] An error occurred, cleaning up...
[2008-02-06 12:28:07.356 'SOAP' 3076457280 trivia] Sending soap request to
[TCP:cs-tse-h20:443]: logout
ESX 3.5 Update 2 リリース以降では、VMware Consolidated Backup で、Windows および Linux 以外の仮想マシン ディスクのバックアップが正常に実行されます。静止スナップショットを作成することはありません。
- 複数の VCB プロキシ サーバが同時にバックアップを実行すると、VirtualCenter サーバが失敗する
SDK アプリケーションが仮想マシンの検索で索引 API による検索処理を実行中に、SQL Server がデッドロックになると、VirtualCenter サーバが失敗します。これは、たとえば、複数の VCB プロキシ サーバが VirtualCenter サーバに接続していて、バックアップ中に SQL Server がデッドロックになった場合に発生します。この場合、VirtualCenter サーバが失敗し、ログ ファイルに次のようなエラー メッセージが出力されます。
[2008-04-03 00:06:29.636 'App' 4700 info] [VpxLRO] -- BEGIN task-internal-43561 -- -- vim.SearchIndex.findByIp -- 2C3A8FF6-30F9-4E68-9ACF-2A6EFBCE9609
[2008-04-03 00:06:32.605 'App' 4700 error] [Vdb::IsRecoverableErrorCode] Unable to recover from 40001:1205
[2008-04-03 00:06:32.605 'App' 4700 error] An unrecoverable problem has occurred, stopping the VMware VirtualCenter service.Check database connectivity before restarting.Error:Error[VdbODBCError] (-1) "ODBC error:(40001) - [Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server]Transaction (Process ID 57) was deadlocked on lock resources with another process and has been chosen as the deadlock victim.Rerun the transaction." is returned when executing SQL statement "SELECT id FROM vpx_vm WHERE uuid_bios = ?AND is_template = 0""
[2008-05-23 08:15:35.252 'App' 44264 verbose] Backtrace:
[2008-05-23 08:15:35.252 'App' 44264 info] Forcing shutdown of VMware VirtualCenter now - 不正なログイン情報でVMware ESX ホストにログインしようとすると、vcbSnapAll が、これに対するエラー メッセージの表示に失敗する
このリリースでは、不正なログイン情報をVMware ESX ホストに提供した場合に、vcbSnapAll が失敗し、次のような関連性のないメッセージが表示されるという問題は修正されています。
検索条件と一致するバックアップ対象の仮想マシンのリストが取得できませんでした。 (name:<VMname>) (Could not retrieve a list of virtual machines to back up with the search criteria (name: <VMname> ) )このリリースから、次のような適切なメッセージが表示されます。「 別のエラーが発生しました:サーバ <name> のホストのアドレス検索に失敗しました: 不明なホストが、バックアップする仮想マシンのリストを取得できませんでした。(Other error encountered: Host address lookup for server <name> failed: Unknown host Could not retrieve a list of virtual machines to back up.)」
- VI Client が健全性ステータス ツリーにサーバのメーカーとモデル名を表示する
VI Client の [CIM] ウィンドウの健全性ステータス ツリーに、ハードウェア関連の情報のほかに、サーバのメーカーとモデル名が表示されます。 - WSDL (Web Services Description Language)と API リファレンスのドキュメントで、タイプ MethodFault[] のプロパティの指定に誤りがある
WSDL (Web Services Description Language)と API リファレンスのドキュメントで、特定のプロパティのタイプが、LocalizedMethodFault[] ではなく、MethodFault[] として記述されている問題が修正されました。この問題により、WSDL ベースのクライアントが、タイプ MethodFault[] のプロパティを含むサーバからの応答をデシリアライズできません。この修正では、WSDL および API リファレンスのドキュメントの誤りが修正され、MethodFault[] ではなく LocalizedMethodFault[] を指定するようにアップデートされています。 - DDK devtool に vmkgdb および vmkdump_extract が追加される
コア ダンプの出力および分析用に、UserWorld コアダンプに対応した vmkgdb および vmkdump_extract ツールが提供されています。 - VI Client に表示されるカスタム仮想ディスク名
カスタム仮想ディスク名が、VI Client の [構成] - [健全性監視] の下に表示されるストレージ名に表示されます。 - 想定したディスク障害用の SNMP トラップ メッセージが適切でない
想定したディスク障害用の SNMP トラップ メッセージが、 VMWARE-ENV-MIB::vmwEventDescription.4 = STRING: "Drive 1 in enclosure 32 on controller 0 - ONLINE" "のようなメッセージから、"VMWARE-ENV-MIB::vmwEventDescription.4 = STRING: "Drive 1 in enclosure 32 on controller 0 - PREDICTIVE FAILURE" のようなメッセージに変更されました。
- VMware ESXi に VMware HA を使用する場合、次の制限を注意してください。個々のVMware ESXiホストにはスワップ スペースを有効にする必要があります。この時、同種(非混在)のクラスタしかサポートされていません。
- VMware HAおよびVMware ESXiホストには一部の構成がサポートされる(KB 1004656)
- スワップが有効になっていない VMware ESXi ホストを HA クラスタに追加できない(KB 1004177)
- VMware HAおよびVMware ESXiホストには一部の構成がサポートされる(KB 1004656)
- ESX Server ホストで VMware High Availability を有効にする際、DNS 解決は不必要になりました
以前は、VMware High Availability を有効にするために、High Availability クラスタ内のすべてのVMware ESX ホストの DNS 解決が必要でした。VMware High Availability の有効化は、構成された DNS レコードを使用するか、ホスト名および IP アドレスをすべて各サーバの /etc/hosts ファイルに追加することによって行われていました。
VMware ESX 3.5 Update2 リリース以降では、High Availability の構成に、DNS 解決または /etc/hostsファイルへのエントリが不必要になりました。今後、ホスト名および IP アドレスの情報は、管理 VirtualCenter サーバから提供されるようになります。
注:VMware ESXi システムの場合は、VMware ESXi コンソールのユーザー インターフェイスで、次の手順に従って VMware ESXi ホストでホスト名を定義します。
1. F2 キーを押してシステムをカスタマイズします。
2. [ 管理ネットワークの構成] を選択します。
3. [ DNS 構成] を選択します。
4. [ 次の DNS サーバ アドレスおよびホスト名を使用] ラジオ ボタンを選択します。
5. ホスト名を [ localhost] から一意の有効な名前に置き換えます。
- VirtualCenter サーバ サービスでは、DRS ルール名および詳細オプション設定に、ASCII 以外の文字を使用できるようになりました
以前のリリースでは、DRS ルール名または詳細オプション設定に ASCII 以外の文字が含まれている場合、VirtualCenter の起動に失敗していました。これは、このリリースで修正されています。
- 移行後に、仮想マシンでスケジュールが設定されているパワーオン タスクが失敗する(KB 1004091)
- VMware DRSを有効にしたクラスタでVMotionを実行した場合、仮想マシン CPU 使用率が異常に高くなる(KB 1003638)
- Migrate.MemChksum が有効な場合、メモリ サイズの大きい仮想マシンが移行に失敗する
仮想マシンの移行が次のような場合に失敗します。
- ソースおよびターゲットの両方の ESX ホストで Migrate.MemChksum を有効にする(値を 1 に設定する)。
- 仮想マシンのメモリ サイズが 4GB より大きい。
- Migrate.PageInTimeoutResetOnProgress:値を 1 に設定します。
- Migrate.PageInProgress:Migrate.PageInTimeoutResetOnProgress 変数を設定してもエラーが発生する場合は、この値を 30 に設定します。
MigrateStatusFailure:Failed waiting for data.Error bad0007.Bad parameter
A general system error occured:Failed waiting for data.Error bad0007.Bad parameter.
構成詳細設定移行
- システム管理者は、アクセスできる仮想マシンが 1 台のみに制限されている場合、仮想マシンのハード ディスク設定にアクセスできない
1 台の仮想マシンにのみアクセス可能なシステム管理者は、ESX に対する権限が伝達されていない場合、[設定の編集] - [ハードウェア] - [ハード ディスク] で、仮想マシンのハード ディスク設定の表示および編集ができません。>このようなシステム管理者が設定を編集しようとすると、次のエラーが表示されます。
タイプ Vmomi.Fault.NoPermission の例外(Exception of type Vmomi.Fault.NoPermission.)
このリリースでは、ハード ディスク設定が表示できます。ハード ディスクのサイズを拡張したり、設定を編集したりするには、データセンターでほかの権限が必要です。
- Bnx2x ドライバをアンロードすると、ESX Server ホストがクラッシュする
Bnx2x ドライバのアンロード時にVMware ESX ホストがクラッシュするという問題が修正されています。次のようなエラー メッセージが表示されることがありました。
VMwareVMware ESX [host name]
1027:idle3 @ 0xa575d7 のワールドでタイプ 14 の例外(Exception type 14 in world 1027:idle3 @ 0xa575d7)
- VMware ESX のインストーラで、vmfs と vmkcore の各パーティションが正しく作成されない(KB 1004075)
- VMware ESX 3.5 バージョンで、Ramchecker サービスの開始に失敗する
Ramchecker ユーティリティはサポートされていないため、VMware ESX 3.5 バージョンでは機能しません。このリリースから、Ramchecker ユーティリティのインストールを防止するために、VMware-esx-lnxcfg RPM から Ramchecker サービス、また VMware-esx-apps RPM から Ramchecker バイナリが削除されています。
VMware ESX 3.5 および VMware ESX 3.5 Update1 システムでは、Ramchecker サービスの開始に失敗し、次のようなエラー メッセージが表示されます。
ramchecker /usr/lib/vmware/bin/ramcheck の開始: 共有ライブラリの読み込み中にエラーが発生しました: libc.so.6: 共有オブジェクトからのセグメントのマッピングに失敗しました: エラー 28(Starting ramchecker /usr/lib/vmware/bin/ramcheck: error while loading shared libraries: libc.so.6: failed to map segment from shared object: Error 28) リモート CD-ROM またはフロッピー ドライブの仮想マシンへの接続が、権限がない旨を伝えるエラーで失敗する(KB 1004327) - esxtop ユーティリティで、-l コマンド ライン オプションを使用して CPU の使用率の最適化が可能
複数の LUN がVMware ESX に追加されていて、esxtop ユーティリティを使用してストレージの統計情報を収集する場合、esxtop は、アップデートごとに、複数の CPU サイクルを使用して VSI ノードにアクセスし、アダプタ、ターゲット、チャネル、LUN、vcpu、NIC、パス、ワールドなどのメタ情報を読み込みます。esxtop とともに -l コマンド ライン オプションを使用して、ロック モードで esxtop ユーティリティを操作できます。ロック モードでは、esxtop は、各アップデートごとに VSI ノードにアクセスするのではなく、前回のスナップショットからメタ情報をコピーするため、CPU 使用率が最適化されます。
ただし、ロック モードの場合、新しいエンティティのストレージ統計情報は表示されません。 - 「権限が Vmomi.Fault.NoPermission を発行する」 エラー
VirtualCenter 2.5 および VirtualCenter 2.5 Update 1 で、仮想マシンのパワー ユーザー ロールまたは仮想マシンのシステム管理者ユーザー ロールがリソース プール レベルでユーザーに与えられている場合、仮想マシンの設定の編集中に 「 Vmomi.Fault.NoPermission」 というエラー メッセージが表示されます。これは、VirtualCenter 2.5 Update 2 で修正されています。 - 仮想フロッピ ドライブを接続した状態でリカバリ処理を実行すると、Dell Recovery CD が失敗する(KB 1004494)
- CPU アフィニティ設定が機能しない
仮想マシンを再起動するまで CPU アフィニティ設定が機能しないという問題が修正されています。 - メモリを多用する処理の実行中に、ESX Server が紫色の画面上にエラーを表示する
メモリを多用する処理の実行中に、ESX Server が失敗し、紫色の画面上に、「 タイプ 14 の例外...」 というエラーが表示されます。この問題は、このリリースで修正されています。
- 仮想マシンで RDM (Raw デバイス マッピング)として LUN をホット追加または削除すると失敗し、エラー メッセージが表示される
次のようなエラー メッセージが hostd ログにログ出力されることがあります。
別の処理が同時に変更を行なったため、この処理に失敗しました。
前述のエラーは、RDM のホット追加またはホット削除中に次のエラーとともに出力されます。 システム エラーが発生したためファウンドリ処理に失敗しました: デバイスまたはリソースが使用中です。 - LSI 3444E アダプタの使用時に IBM DS3200 からデバイスを取り外すと、I/O エラーが発生する(KB 1004313)
- VI Client にサーバが使用している現在のファームウェアのバージョンが表示される
VI Client の [ 健全性] タブにVMware ESX システムが使用している現在のファームウェアのバージョンが表示されます。 - mptsas システムで 128 を超える LUN を使用すると、VMKlinux がメモリ不足になる(KB 1004403)
- 仮想マシンで RDM (Raw デバイス マッピング)として LUN をホット追加または削除すると失敗する
VMware ESX ホストで、LUN の再スキャン中に、仮想マシンで RDM (Raw デバイス マッピング)として LUN をホット追加または削除すると失敗することがあり、エラー メッセージが表示されます。 - VirtualCenter サーバの Managed Object Browser にあるファイル システム マウント情報に、VMFS または NFS データストアの変更が反映される
このリリースで、VMFS または NFS データストアの変更が、VirtualCenter サーバの MOB (Managed Object Browser)にある [HostSystem] - [config] - [fileSystemVolume] - [mountInfo] セクションに反映されないという問題が修正されています。
- パッチのインストール時に、廃止されたバンドルをパッチ デポに含めるよう求められる場合がある(KB 1004363)
- VirtualCenter データベース名が 20 文字を超える場合、アップグレードが失敗する(KB 1004297)
- 複数の VirtualCenter サーバが同じ Microsoft SQL データベース サーバを使用できる
以前のリリースでは、VirtualCenter の複数のインスタンスがインストールされている場合に、同じ Microsoft SQL データベース サーバを使用すると、最後にインストールされたインスタンスでのみ、統計データのロールアップ ジョブが正常に機能しました。このリリースでは、各データベースに独自の統計データのロールアップ ジョブ セットがあるため、複数の VirtualCenter がインストールされている場合でも同じデータベース サーバを使用することができます。詳細は、 KB 1003610 を参照してください。 - ESX GA からそれ以降のバージョンへの VMware Tools のアップグレードに失敗する
ESX GA (Classic、Embedded、Installable)からそれ以降のバージョンの ESX (たとえば、U1)に VMware Tools をアップグレードすると失敗するという問題(Classic、Embedded、Installable の全バージョンで発生)が修正されています。次のエラー メッセージが表示されることがあります。
このマシンにはすでに「VMware Tool」の新しいバージョンがインストールされています。セットアップを続行できません。
- VMware ESX 3.0.2 または VMware ESX 3.5 のインストール時に、[パーティション分割オプション] ページで VMFS パーティションが不明と表示される(KB 1004032)
- ガベージ値によって、VI Client および VirtualCenter サーバからの応答が停止する
vswitch が作成されると、デフォルトで、CDP が有効(待機モード)になります。これにより、Virtual Infrastructure Client または VirtualCenter サーバの CDP パケットの OID フィールドに設定されたガーベッジ値が渡され、VI Client および VirtualCenter サーバからの応答が停止します。 - SQL Server データベース名に空白文字が含まれていると、VirtualCenter データベースのアップグレードに失敗する
SQL Server データベース名に空白文字が含まれていると、VirtualCenter データベースのアップグレードに失敗するという問題が修正されています。次のようなエラー メッセージが表示されることがありました。
ERROR [42000] [Microsoft][SQL Native Client][SQL Server] 指定した「@database_name('VMWARE Virtual Center') 」が見つかりません。
(データベース名に特殊文字が含まれています。) - FTP デポで esxupdate コマンドを使用すると、ファイルの存在チェックの結果に不正なエラー メッセージが表示される(KB 1004365)
- VMware ESX バージョン 3.5 Update 1 の配布ファイル名が統一されていない(KB 1004388)
- VirtualCenter サーバをアップグレードすると、仮想マシンの VMware DRS 設定が損失する
このリリースで、VirtualCenter サーバを VirtualCenter 2.5 にアップグレードすると、仮想マシンの CUP およびメモリの割り当て設定などの VMware DRS 設定が損失するという問題が修正されています。 - Linux ゲストでワークステーションからインポートした RPM での VMware Tools のアップグレードが失敗することがある(KB 1004319)
- ESX Server 3.0.1、ESX Server 3.0.2、およびVMware ESX 3.0.2 Update 1 から VMware ESX 3.5 Update 2 へのアップグレードに失敗する
圧縮されているバンドル upgrade-from-esx3.0.x-3.5.0_Update_2-<build_number>< がデポ(バンドル ディレクトリ)で使用されていると、ESX Server 3.0.1、ESX Server 3.0.2、およびVMware ESX 3.0.2 Update 2 から VMware ESX 3.5 Update 2 へのアップグレードに失敗します。 #esxupdate updateコマンドを実行すると、次のようなエラー メッセージが出力されます。
[root@blr-2nd-1-dhcp308 upgrade-from-esx3.0.x-3.5.0_Update_2-100510]# esxupdate update
情報: リポジトリ URL が指定されていません。file:/root/upgrade-from-esx3.0.x-3.5.0_Update_2-100510 を使用して実行します。(INFO: No repository URL specified, going with file:/root/upgrade-from-esx3.0.x-3.5.0_Update_2-100510)
情報: 構成しています...(INFO: Configuring...)
エラー: file:/root/upgrade-from-esx3.0.x-3.5.0_Update_2-100510/に無効なリポジトリがあります: descriptor.xml が見つかりませんでした (ERROR: Invalid repository at file:/root/upgrade-from-esx3.0.x-3.5.0_Update_2-100510/: Cannot find descriptor.xml)
情報: file: または http: が URL の先頭に追加されているかを確認してください。(INFO: Make sure you have file: or http: prepended to the URL.) - 回避策:ESX Server 3.0.1 にはパッチ ESX-1003519、ESX Server 3.0.2 またはVMware ESX 3.0.2 Update 1 にはパッチ ESX-1003525 を適用し、そのあと esxupdate ユーティリティで esxupdate -d (upgrade-from-esx3.0.x-3.5.0_Update_2-<build_number>のデポ パス) -b ESX350-Update02 update< コマンドを使用して VMware ESX 3.5 Update 2 にアップグレードしてください。
- Oracle 9.2.0.8 データベースを使用する VirtualCenter 2.5 にアップグレードしても、パフォーマンス データが保持される
以前のリリースでは、Oracle 9.2.0.8 を使用する VirtualCenter 2.5 にアップグレードすると、パフォーマンス データが消えていました。次のようなエラー メッセージがデータベース ジョブのログにログ出力されることがありました。
ORA-12012: ジョブ 49 の自動実行でエラー(ORA-12012: error on auto execute of job 49)
ORA-00001: 一意性制約(VPX.VPX_SAMPLE_TIME4_U1)の違反(ORA-00001: unique constraint (VPX.VPX_SAMPLE_TIME4_U1) violated)
ORA-06512: 場所「VPX.STATS_ROLLUP3_PROC」、223 行目(ORA-06512: at "VPX.STATS_ROLLUP3_PROC", line 223) - UTC オフセットのタイム ゾーン セレクタで米国のタイム ゾーンの選択肢が正しく提供される
このリリースで、ESX Server のインストール時にタイム ゾーンの設定で UTC オフセット オプションを指定した場合に、ESX Server インストーラが UTC-5 から UTC-8 までを米国のタイム ゾーンとして誤って識別するという問題が修正されています。
VMware ESX 3.5 Update 2 リリースから、ESX Server インストーラで、米国のタイム ゾーンの UCT オフセット オプションとして UTC+05 から UTC+08 までが正しく提供されます。 - ESX Server ISO イメージのファイル名が 64 文字を超えていると内容の抽出が不完全なものになる(KB 1005283)
- VirtualCenter サーバを再インストールしても、ESX ホストが切断されない
各 ESX ホストに接続している VirtualCenter が使用するパスワードは、SSL 証明書を使用して暗号化されます。VirtualCenter サーバをアンインストールしても、SSL 証明書フォルダが削除されないようになりました。これにより、以後 VirtualCenter をインストールしても同じ証明書を使用できるため、ホストが切断するという問題が発生しなくなりました。 - ゲスト ツールのインストーラによる DSP(ディストリビューション固有のパッケージ)の検出がサポートされる
このリリースから、tar および rpm インストーラは、マーカー ファイルの有無を確認することで、DPS の有無およびゲスト ツールのインストールの有無を検出するようになりました。ファイルが存在する場合、tar または rpm インストーラが失敗し、次のようなエラー メッセージが表示されます。 VMware Tools をインストールできません。パッケージベース メカニズム (rpm または deb) を使用してこのシステムにすでにインストールされています。続行する場合は、まず、適切なパッケージベース メカニズムを使用して現在インストールされている VMware Tools を削除してから、このインストーラを再起動してください。このエラーが発生した場合は、次のいずれかを実行できます。1. 現在の VMware Tools のインストーラを保持し、DSP を使用して VMware Tools をインストールしない。2. 現在インストールされている VMware Tools を削除したあと、DSP を使用して VMware Tools をインストールする。(VMware Tools cannot be installed, since they have already been installed using a package-based mechanism (rpm or deb) on this system. If you wish to continue, you must first remove the currently installed VMware Tools using the appropriate packaged-based mechanism, and then restart this installer. If you encounter this error you may: 1. Retain the current tools installers and not install VMware Tools using DSPs; or 2. Remove the currently installed tools and then install tools using DSPs. ) 注:この修正を適用しない場合、DSP を使用してゲスト ツールがインストールされているターゲット システムに、現在の tar または rpm ベースのインストーラを使用してゲスト ツールをインストールするため、エラーが発生することがあります。
- パワーオフ状態の仮想マシンが、メンテナンス モードのVMware ESX ホストから登録解除できない
メンテナンス モードのVMware ESX ホストから、パワーオフ状態の仮想マシンを登録解除できないという問題が修正されています。この修正を適用せずにVMware ESX で仮想マシンを登録解除しようとすると、「一般的なシステムエラー: 無効な障害」というエラー メッセージが生成されます。 - 仮想マシンのリモート コンソールにアクセスすると、特定のシステムで VI Client が閉じられる
仮想マシンのリモート コンソールにアクセスすると、クライアント マシンの特定の DDL (動的呼び出しライブラリ)によって VMware Infrastructure Client が閉じられるという問題が修正されています。次のような関連性のないエラー メッセージが表示されることがありました。
仮想マシンをパワーオンできません: 保護されているメモリの読み込みまた書き込みが試行されました。多くの場合、ほかのメモリで障害が発生している可能性があります。 - DRS が有効なクラスタにホストを追加したあと、 vmimagesフォルダが参照できない
DRS が有効なクラスタにホストが存在する場合、ESX Server ホストで vmimagesフォルダが参照できないという問題が修正されています。
- VirtualCenter 2.5 Update 2 では、コンピュータを手動で追加して統合することが可能
- VirtualCenter のアラーム定義で 1 つ以上の E メール アドレスを設定することが可能
以前のリリースでは、VirtualCenter のアラーム定義で設定できる E メール アドレスは 1 つのみでした。このリリースでは、VirtualCenter のアラーム定義で、複数の E メール アドレスをセミコロンで区切って設定できます。 - VirtualCenter サーバ プロセス vpxd.exe の CPU 使用率が 100% まで一時的に急上昇したり、一定時間その状態になったりするという問題の解決
Windows のパフォーマンス モニタに示される vpxd.exe の CPU 使用率が、 100% またはそれに近い値まで一時的に急上昇したり、一定時間その状態のままになったりして、その結果、vpxd.exe が失敗する場合があります。さらに、詳細なログ出力が有効にされている場合は、次のように、vpxd.exe から AskRefreshDrmRecLro (Distributed Resource Management が推奨する長時間処理の実行の更新要求)タスクが報告されます。
[2008-03-12 12:24:54.701 'App' 3376 info] [VpxLRO] -- BEGIN task-internal-4 --
-- AskRefreshDrmRecLro
完了までに 15ms (ミリ秒)などの極めて長い時間を要する関数の複数呼び出し:(with many function calls of relatively long times, such as 15 ms (milliseconds) to complete:)
[2008-03-12 12:24:54.748 'StackTracer' 3376 info] [3376] Exit DRS_PROFILE
VpxDrmRetrieveDomainConfigInfoLockAcq2 (15 ms)
VirtualCenter サーバは、リソース プールがあるクラスタを使用していると、ホストを管理していない場合でも、定期的にクラスタごとに実行スレッドを 1 つ使用してダンプ ファイルに情報を書き込んだり読み取ったりして、リソース使用率のバランスを調節します。一定期間(数日または数週)が経過すると、これらのファイル数は非常に多くなり、VirtualCenter サーバが常にそれらのファイルにアクセスするような状態になります。以前のバージョンの VirtualCenter サーバは、Windows ベースの効率的なファイル検索機構およびファイル開閉機構を利用していたため、パフォーマンスの問題が発生することはありませんでした。しかし、Linux に対応した VirtualCenter サーバを作成するにあたって、この開発はまだ細部に渡っていないため、さらに時間が必要です。この問題の修正として、元のアルゴリズムで再構築して、Linux 向けとしても最大限利用できるようにする予定でした。 - VMware Infrastructure Client で、ホット スペア ディスクの情報が表示される
VMware Infrastructure Client の [ 構成] タブの [ 健全性ステータス] パネルにある [ ストレージ] セクションに、ホット スペア ディスクとして構成されている物理ディスクが示されます。 - VirtualCenter サーバが失敗し、バッファのエラーが発生する
バッキング ファイル URL (たとえば、NETFS 上のデータストア ISO ファイル)が 256 バイトより大きい仮想マシンをパワーオンしている間に、VirtualCenter サーバが失敗するという問題が修正されています。次のようなエラー メッセージが C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\VMware\VMware VirtualCenter\Logs の vpxd ログにログ出力されることがありました。
例外: C:/ob/bora-64192/bora/lib/string/str.c:192 バッファが小さすぎます 0x6dab39 (Exception: C:/ob/bora-64192/bora/lib/string/str.c:192 Buffer too small 0x6dab39) - アラームを起動すると、アラームがパラメータを使用するスクリプトの実行に失敗することがある
このリリースの修正で、アラームが起動するような状況になったときに、VritualCenter サーバが、そのアラームのトリガー アクションの一環である、パラメータを使用するスクリプトを実行すると失敗することがあります。
- 計算リソース レベルでデータストアの属性を変更したとき、VirtualCenter サーバはプロパティ アップデート通知を送信する
VirtualCenter サーバは、計算リソースレベルでのデータストアの変更が検出されると、プロパティ アップデート通知を送信します。計算リソースレベルのデータストアの属性に対する変更の通知を受け取るためのプロパティ フィルタが作成されている場合は、Client アプリケーションがアップデート通知を受け取ることができるようになりました。 - VirtualCenter 2.5 のライセンス ファイルが機能しない場合がある
次の問題は修正されています: VMware License Server に VirtualCenter 2.5 のライセンスファイルをインストールしたあとに VirtualCenter サーバにVMware ESX ホストを追加できなくなります。次のエラー メッセージが表示されることがあります。
操作を実行するために必要な数のライセンスがありません。(There are not enough licenses to perform the operation) - 親のリソース プール ブランチを折り畳むと、仮想マシンのコンソールが不意に閉じる
以前のリリースでは、親のリソース プール ブランチを折り畳むと、仮想マシンのコンソールが不意に閉じていました。この問題は、このリリースで修正されています。 - Cisco Discovery Protocol ウィンドウの表示中に別のホストを選択したときに、Virtual Infrastructure Client は予期どおりに稼動している
以前のリリースでは、Cisco Discovery Protocol ウィンドウに移動して別のホストを選択すると、Virtual Infrastructure Client が応答しなくなっていました。この問題は、このリリースで修正されています。 - VI Client インストーラでは、Virtual Infrastructure Update のインストールはオプション
このリリースでは、VI Client インストーラでは、アップデート サービスのインストールはオプション(デフォルトではインストールされない)になりました。Virtual Infrastructure Update をインストールするには、VI Client インストーラのチェックボックスを有効にします。このオプションを選択した場合で、システムにすでに VI Update の以前のバージョンがインストールされている場合は、VI Update は自動的にそれを新しいバージョンにアップデートします。このオプションを選択した場合で、システムにすでにインストールされている VI Update のバージョンがより新しい場合は、VI Update はインストールされません。 - Virtual Infrastructure Client で、期間をカスタム設定したパフォーマンス チャートが英語以外の環境でも正しく表示される
以前のリリースでは、英語以外の Virtual Infrastructure Client を使用している際に、保存された、期間をカスタム設定したパフォーマンス チャートではパフォーマンス データが正しく表示されませんでした。この問題は、このリリースで修正されています。 - 仮想マシンおよびVMware ESX ホストの注釈で、英数字以外の文字がサポートされる
このリリースでは、仮想マシンまたはVMware ESX ホストへの注釈の追加中に、[注釈]テキスト ボックスで英数字以外の文字を使用すると VirtualCenter サーバが応答を停止し、次に示すようなエントリを vpxd.log ファイルに記録するという問題は修正されています。
Unhandled exception:not well-formed (invalid token). - VirtualCenter サーバで、SSL 認証が有効になっていないVMware ESX 2.5.x ホストの追加に失敗する
VirtualCenter 2.5 Update 2 リリース以降、VirtualCenter サーバは、SSL 認証が有効になっていないVMware ESX 2.5.x ホストに接続できません。このとき、次のようなエラー メッセージが表示されます。
指定ホストにアクセスできません。ホストが存在しないか、サーバ ソフトウェアが応答していない、またはネットワークに問題があるかのいずれかが考えられます。
VirtualCenter 2.5 Update 2 リリースにアップグレードしたあとは、VirtualCenter サーバにVMware ESX ホストを追加する前に必ず SSL 認証を有効にしてください。ESX Server ホストで SSL 認証を有効にするには、次の操作を行います。- /etc/vmware/configファイルで、 security.host.ruissl = "FALSE" の行を、security.host.ruissl = "TRUE" に置き換えます。
- # service xinetd restartコマンドを使用して xinetd サービスを再起動します。
ネットワーク
サーバ構成
ストレージ
アップグレードおよびインストール
仮想マシンの管理
VirtualCenter と VI Client、Web Access の問題
解決した問題
このリリースには、次の内容に関する修正が含まれています。
バックアップ
CIM および API
VMware High Availability (HA)
国際化
VMotion での移行
その他の問題
ネットワーク
サーバ構成
ストレージ
アップグレードおよびインストール
仮想マシンの管理
VirtualCenter、VI Client、および Web Access
VirtualCenter と VI Client、Web Access の問題