VMware Update Manager 1.0 Update 2 リリース ノート
VMware Update Manager 1.0 Update 2 | 2008 年 7 月 25 日 | ビルド 103284
リリース ノートの概要
このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。
このリリース ノートでは、VMware VirtualCenter のオプション モジュールである VMware Update Manager に関する情報を提供します。VirtualCenter の新機能と要件、インストールについては、製品の『VMware Infrastructure 3 リリース ノート』をご覧ください。
注:多くの公開ドキュメントには、VMware ESX Server 3.5 は VMware ESX 3.5 として、VMware ESX Server 3i は VMware ESXi 3.5 として知られています。このリリース ノートでは、製品のインターフェイスとドキュメントを一致させるため、以前の名前を使用します。Virtual Appliances Development Kit (VADK) の名前は VMware Studio に変更されましたが、Update Manager のドキュメントではこの製品の以前の名前を使用しています。将来のリリース ノートでは製品名をアップデートします。
インストールに関する注意事項
Update Manager とそのオプション モジュールのインストールに関する情報を次に示します。
Update Manager
Update Manager をインストールするには、既存の VirtualCenter サーバ バージョン 2.5 またはそれ以降とのネットワーク接続が必要です。Update Manager モジュールのインストールごとに、1 つの VirtualCenter Server インスタンスに関連付ける必要があります。Update Manager モジュールは、プラグイン 1 つとサーバ コンポーネント 1 つで構成されます。プラグインは VMware Infrastructure Client 上で動作し、サーバ コンポーネントは VirtualCenter サーバと同じシステムにインストールしても、別のシステムにインストールしてもかまいません。
Update Manager 1.0 Update 2 は、VirtualCenter 2.5 Update 2 でのみ使用できます。
Update Manager 1.0 Update 2 は、VirtualCenter 2.5 Update 2 および VI Client 2.5 Update 2 と互換性があります。
互換性マトリックス |
||||||
|
VirtualCenter サーバ |
VI Client |
||||
Update Manager |
2.5 |
2.5 Update 1 |
2.5 Update 2 |
2.5 |
2.5 Update 1 |
2.5 Update 2 |
1.0 |
可 |
不可 |
不可 |
可 |
不可 |
不可 |
1.0 Update 1 |
不可 |
可 |
不可 |
不可 |
可 |
不可 |
1.0 Update 2 |
不可 |
不可 |
可 |
不可 |
不可 |
可 |
Update Manager Download Service
オプションの Update Manager Download Service (UMDS) インストーラにはデータベースが必要です。インストール プログラムには、SQL Server 2005 Express データベースを作成するオプションが含まれています。または、既存の Microsoft SQL Server データベースや Oracle データベースを使用することもできます。
VMware Infrastructure Update Manager - PowerShell Library
Update Manager のインストール時に、オプションの VMware Infrastructure Update Manager – PowerShell Library をインストールするよう選択できます。
VMware Update Manager – PowerShell Library は、仮想マシンまたはホストのスキャンおよび修正、ソフトウェア アップデートのダウンロード、およびベースラインの作成を行うための一連のコマンドレットです。VMware Infrastructure Toolkit (Windows 用) がインストールされていて、さらに VirtualCenter サーバにアクセスできるあらゆるマシンにインストールして使用できます。
VMware Infrastructure Update Manager – PowerShell Library は試験的な機能で、英語でのみサポートされます。
アップグレードに関する注意事項
このリリースは、Update Manager の以前の全バージョンからアップグレードできます。
Update Manager のアップグレード
Update Manager を Update Manager 1.0 Update 2 にアップグレードするには、はじめに VirtualCenter を VirtualCenter 2.5 Update 2 にアップグレードする必要があります。
VI Client 2.5 Update 2 インスタンスを VirtualCenter サーバ 2.5 Update 2 のインスタンス (および Update Manager 1.0 Update 2 のそれぞれ) に接続する場合、VI Client は正しい Update Manager プラグインのバージョンを検出してロードしようとします。必要なバージョンの Update Manager 1.0 Update 2 プラグインが使用できない場合、VI Client はそのインストールをユーザーに要求し、ダウンロードの方法を表示します。
注:アップグレードを始める前に、Update Manager サービスを停止する必要があります。
Update Manager のアップグレードおよびインストールには、統合インストーラを使用することを推奨します。
Update Manager Download Service のアップグレード
Update Manager Download Servic および Update Manager は同じバージョンにする必要があります。UMDS をアップグレードするには、次のようにします。
- Update Manager をアップグレードします。
Update Manager のアップグレード中に、データベース スキーマがアップグレードされますが、データベースにあるデータはそのまま残ります。 - Update Manager Download Service をアップグレードします。
UMDS のバイナリは、インストール CD の umdsフォルダ内にあります。インストール ウィザードによって、UMDS が古いバージョンから新しいバージョンにアップグレードされます。
新しいアップデート メタデータを取得して、データベースにすでにある情報をアップデートするには、ESX Server のパッチをダウンロードして、Update Manager サーバがインストールされているマシンにそれらのパッチをインポートします。
UMDS のアップグレードが正常に行われたことを確認するために、必ずパッチをダウンロードして Update Manager 1.0 Update 2 にインポートします。
たとえば、ESX Server ホストのパッチをダウンロードして、Update Manager 1.0 Update 2 サーバにそれらのパッチをインポートするには、次のようにします。
- Update Manager Download Service がインストールされているマシンにログインします。
- [スタート] - [ファイル名を指定して実行] を選択して cmdと入力し、 Enter キーを押します。
- UMDS がインストールされているディレクトリに移動します。
デフォルトのフォルダは C:\Program Files\VMware\Infrastructure\Update Managerです。 - 次のコマンドを入力して、ESX Server ホストのアップデートをすべてダウンロードするように設定します。
vmware-umds -S -h true -w false -l false - 次のコマンドを入力して、アップデートをダウンロードするプログラムを実行します。
vmware-umds -D - 次のコマンドを入力して、ポータブル ストレージ デバイスまたは共有フォルダにパッチをエクスポートします。
vmware-umds -E --dest <repository_path>
この <repository_path>は、エクスポート ディレクトリのフルパスです。
最初の手順でダウンロードしたアップデートのみを含めるには、ダウンロードの開始時間オプション ( -s) を使用します。たとえば、2008 年 7 月 25 日よりあとにダウンロードしたアップデートをエクスポートするには、次のコマンドを入力します。
vmware-umds -E --dest <repository_path> -s 2008-07-25T00:00:00 - Update Manager サーバがインストールされているマシンにパッチをインポートします。
最小ハードウェア要件
Update Manager の最小ハードウェア要件は、Update Manager のデプロイ方法によって異なります。Update Manager と同じマシンにデータベースをインストールする場合、メモリ サイズとプロセッサ速度の要件が高くなります。許容できるパフォーマンスを確保するための最小要件は次のとおりです。
- プロセッサ:
2GHz 論理コア 2 つ以上の Intel または AMD の x86 プロセッサ
- ネットワーク:
- 10/100 Mbps
- 最高のパフォーマンスを得るには、Update Manager と ESX Server ホストの間にギガビット接続を使用します。
- メモリ:
- 2GB RAM(Update Manager と VirtualCenter サーバのマシンが異なる場合)
- 4GB RAM(Update Manager と VirtualCenter サーバのマシンが同じ場合)
ディスク ストレージ要件は、実際の配置状況によって異なります。詳細については、「 VMware Update Manager Sizing Estimator」を参照してください。
相互運用性とサポートされているゲスト OS
Update Manager は、次のようなさまざまな ESX Server ホスト、仮想マシン、および仮想アプライアンスをスキャン、修正できます。
ESX Server のスキャンと修正
- ESX Server 3.5 またはそれ以降
- ESX Server 3i またはそれ以降
- ESX Server 3.0.3
仮想マシンのスキャンと修正
- Windows XP Professional、SP2 必須、32 ビット
- Windows XP Professional、64 ビット
- Windows 2003 Datacenter
- Windows 2000 Server SP4(Update Rollup 1)
- Windows 2000 Professional、SP4 必須
- Windows Server 2003、SP1 必須
- Windows Server 2003 R2
- Windows Server 2003 x64
- Windows Server 2003 Standard/Web、32 ビットおよび 64 ビット
- Windows Vista Business
- Windows Vista Enterprise
- Windows Vista Business(x64)
- Windows Vista Enterprise(x64)
仮想マシンのスキャン
- Red Hat Enterprise Linux AS 3.0(Update 5 必須)
- Red Hat Enterprise Linux ES 3.0(Update 5 必須)
- Red Hat Enterprise Linux AS 4.0(Update 2 必須)
- Red Hat Enterprise Linux ES 4.0(Update 2 必須)
アプリケーションのスキャンと修正
- Internet Information Server (IIS)
- Windows Media Player バージョン 7.0 およびそれ以降
- Microsoft SQL Server バージョン 7.0/2000/2005
- Microsoft SQL Server Desktop Edition (MSDE) バージョン 1.0 およびそれ以降
- Exchange 2000 Server および Exchange Server 5.0
- Internet Explorer バージョン 4.0 およびそれ以降
- Outlook Express バージョン 4.01 およびそれ以降
- Microsoft Site Server 3.0
- ISA Server 2000
- Microsoft .NET Framework バージョン 1.0 およびそれ以降
- Microsoft Data Access Components(MDAC)2.5 およびそれ以降
- BizTalk Server 2000 およびそれ以降
- SNA Server 4.0
- Host Integration Server 2000
- WinZip 8.1 およびそれ以降
- Apache 1.3/2.0
- Firefox 1.0 およびそれ以降
- RealPlayer 10 およびそれ以降
- Adobe Acrobat Reader
解決した問題
Update Manager 1.0 Update 2 では、Update Manager 1.0 および Update Manager 1.0 Update 1 における次の既知の問題が解決しています。
- [修正(Remediate)] ウィザードで、適用するアップデート数が正しく表示されないことがある。
- ESX Server ホストにパッチを適用すると、仮想マシンの VMotion が厳密な許可制御に違反する場合がある。
- Update Manager とパッチ データベース サーバ間の接続が途絶すると、Update Manager は自動的にデータベースに再接続しないため問題が発生する。
- パスの最後にバックスラッシュがあると、Windows パッケージのインポートに失敗する。
- Update Manager と VirtualCenter が異なるマシンにインストールされている場合に、統合インストーラを使用した Update Manager のアップグレードに失敗する場合がある。
- 複数の NIC を持つ ESX Server ホストのスキャンおよび修正を行うと、Update Manager で [ パッチ用のメタデータが見つかりません] というエラーが発生する。
- 名前に ASCII 以外の文字があるディレクトリにパッチをダウンロードできない。
- ASCII 以外の文字を使用すると、[アップデートのダウンロード スケジュール設定] ウィザードの文字が壊れたり切れたりする。
- Update Manager のアップグレード時にインストーラを VirtualCenter サーバに再登録する必要がある。
- Update Manager のアップグレード時に、デフォルトの [スケジュールしたアップデートのダウンロード] タスクがローカライズされていない。
- [アップデートのダウンロード スケジュール設定] ウィザードにローカライズされていないフィールドがある。
- [修正] ウィザードの [設定が完了しました] ページで、すぐに修正を開始するように設定する場合、[ただちに] という言葉がローカライズされていない。
- インベントリでホストの権限を割り当てる場合に、VMware Update Manager に対して [コンプライアンスの状態の表示] 権限を選択すると、権限の説明の一部が表示されない。
- [ベースラインの追加] ウィザードの [設定が完了しました] ページで、ローカライズされたテキストが一部表示されない。
- インストールをキャンセルした場合、Update Manager Download Service の [インストール] ウィザードで、ローカライズされたテキストが一部表示されない場合がある。
既知の問題点
既知の問題点は次のように分類されています。
インストールとアップグレード
Oracle 10g R2 バージョン 10.2.0.3 がインストールされているシステムへの Update Manager のインストール時に無意味な警告メッセージが表示される
Oracle 10g R2 v10.2.0.3 がインストールされているシステムに、統合インストーラを使用して Update Manager をインストールしているときに、インストーラによって次のような意味のない警告メッセージが表示されます: Oracle Server と Oracle Client を必ずバージョン 10.2.0.3 にアップグレードしてください。詳細についてはリリース ノートを参照してください。「Please make sure to upgrade your Oracle Server and Client to v10.2.0.3. See release notes for more information.」このメッセージは無視して問題ありません。Update Manager のインストールは正常に完了します。
Update Manager のアップグレードに失敗することがある
Update Manager のアップグレード処理中に VirtualCenter サーバへの接続が失われた場合、アップグレードは失敗します。
回避策:Update Manager と VirtualCenter サーバの接続が再確立したら、もう一度アップグレードを実行します。
Update Manager のアップグレード時にエラーメッセージが表示される
アップグレードの前に Update Manager サービスを停止している場合でも、Update Manager のアップグレード時にエラーメッセージが表示されることがあります。Update Manager サービスでスキャン、修正、署名の更新などのタスクが実行されている場合、サービスの停止に時間がかかります。
回避策:メッセージを受け入れて、Update Manager サービスがシャット ダウンするのを待ってアップグレードを実行します。
Update Manager インストールの修復時にユーザーによる入力が必要
[プログラムの追加と削除] 機能の [ 修復] オプションを使用して Update Manager のインストールを修復するときに、インストーラによって、インストール時に入力した一部の値 (VirtualCenter サーバの IP など) を入力するよう求められます。インストールを修復するために正しい値を入力してください。
スキャンと修正
オフライン スキャンの速度がアンチウィルス ソフトウェアによって遅くなる
Update Manager サーバがインストールされているマシンで McAfee などのアンチウィルス ソフトウェアを実行すると、仮想マシンのオフライン スキャンのパフォーマンスが著しく低下する場合があります。
回避策:アンチウイルスのオンアクセス スキャンを無効にするか、アンチウイルス ソフトウェアのブロック機能から vmware-updatemgr.exeを除外してください。
修正時に Windows XP x64 SP2 のインストールに失敗する
Windows XP x64 SP2 では対話型デスクトップが必要なため、修正プロセスが失敗する可能性があります。
回避策:仮想マシンに Windows XP x64 SP2 を手動でインストールします。
リモート ESX Server ホストの修正タスクに失敗する場合がある
大きなパッチファイルでリモート ESX Server ホストの修正が、ネットワーク上の問題が原因で失敗することがあります。ローカルの保存場所から修正された ESX Server ホストへのファイルの転送に予定より時間がかかり、タイムアウトしてしまうことがあります。
データ センターの修正が、正しい ESX Server ホストに反映されないことがある
データ センター用に修正タスクをスケジュール設定した場合、修正処理は、タスクがスケジュール設定されたときにデータ センターにある ESX Server ホストで実行されます。修正が開始される前にデータ センターの構成を変更した場合(たとえばデータ センター内または外に ESX Server ホストを移動した場合など)、構成が変更される前にデータ センターにあったホストでのみ修正が実行されます。
修正処理で、仮想マシンへのパッチのインストールに失敗することがある
修正処理で、アプリケーションのロケールとオペレーティング システムのロケールが異なる仮想マシンへのパッチのインストールにすべて失敗する場合があります。ロケールが混在する仮想マシンの修正時に、同時に適用されるパッチは 1 ロケールのものだけです。これによって、ロケールが異なる残りのパッチに関してインストールエラーが発生します。
回避策:仮想マシンでベースラインが準拠の状態になるまで修正を繰り返します。
修正に失敗し、仮想マシンの Windows のイベント ビューアのログに [ファイルに署名がありません] というメッセージが表示される
Windows パッチ ファイルを不適切にダウンロードした場合(ネットワークの問題でファイルのダウンロードが完全にできていない場合など)、修正処理中に行われるパッチ ファイルの署名の検証が失敗し、修正処理も失敗します。アプリケーションのイベント ログが記録され、Windows のイベント ビューアに「 ファイルに署名がありません」というメッセージとそのあとにファイルのパスが表示されます。
回避策:なくなったパッチファイルをもう一度ダウンロードし、イベント ビューアに表示されているパスにしたがってファイルを削除してから改めて別の修正処理を実行します。
ESX Server ホストの修正時に、ホストがメンテナンス モードに切り替わらない場合がある
ESX Server ホストの修正処理中に、ホストがメンテナンス モードに切り替わらない場合があるため、修正タスクが完了しません。[最近のタスク] ペインの [メンテナンス モードへの切り替え] タスクには、4 時間以上 2% と表示されている場合があります。
回避策:応答しない ESX Server ホストにある仮想マシンがパワーオフされているかどうか確認してください。必要に応じて、仮想マシンを手動でパワーオフして、メンテナンス モードへの切り替えタスクを完了します。すべてのマシンをパワーオフしても、メンテナンス モードへの切り替えタスクが進まない場合、および ESX Server ホストが 30 分以内にメンテナンス モードに切り替わらない場合は、ホストのサービスを手動で再起動してください。
ESX Server 3.5 および ESX Server 3.5 Update 1 ホストの修正処理で、同等の、より新しいバージョンのパッチがインストールされることがある
パッチを含むベースラインに基づいて ESX Server ホストを修正する場合、そのパッチに現在必須要件ではなくなったパッチが存在すると、[ イベント] タブには、そのパッチと必須要件ではなくなったパッチがインストールされたことを示すイベント メッセージが表示されます。ただし、ESX Server ホストには、インストールするよう選択したそのパッチと現在必須要件であるバージョンのパッチがインストールされます。たとえば、パッチ A はパッチ B に依存しているが、パッチ B はパッチ C がリリースされたために不要になった場合、パッチ A のみを含むベースラインに基づいて修正すると、Update Manager の [ イベント] タブには、パッチ A と B がインストールされたことが表示されます。ただし ESX Server マシンには、パッチ A と パッチ C がインストールされます。
Update Manager の使用
Update Manager プラグインが無効になる場合がある
McAfee などのアンチウィルス ソフトウェアやその他のアンチウィルス ソフトウェアが、導入システムで実行されている場合、VI Client で Update Manager プラグインが無効になることがあります。
回避策:アンチウイルス ソフトウェアのスキャンおよびブロック機能の対象から、 vmware-updatemgr.exeとそのポートを除外します。McAfee VirusScan Enterprise 8.5i の場合、次のようにします。
- [スタート] - [プログラム] - [McAfee] - [VirusScan Console] を選択します。
- [ Access Protection] をダブルクリックします。
- [Access Protection Properties] ウィンドウで、[ User-defined Rules] カテゴリを選択します。Update Manager SOAP ポート(デフォルトは 8084)がブロック規則に含まれないようにします(各規則の詳細を参照するにはそれらをダブルクリックします)。このポートをブロック規則の対象とする必要がある場合は、 vmware-updatemgr.exeを [Processes] に追加して、リストを除外します。
アップデートのダウンロード タスクが正しく設定されないことがある
Update Manager の [ 構成] タブから [アップデートのダウンロード]タスクを編集し、[アップデートのダウンロード スケジュールの設定] ウィザードの [タスクのスケジュール設定] ページで [ 頻度] を [ 起動後] に設定しても、起動後にその指定した頻度が設定されません。
キャンセルしたタスクが [最近のタスク] ペインに常に表示される
失敗したタスクや完了したタスクはしばらくすると VI Client には表示されなくなるのに、キャンセルしたタスクは、VI Client の [最近のタスク] ペインに、VirtualCenter サーバがシャット ダウンされるまで残っている。
[修正] ウィザードの [再試行回数] と [構成] タブの [ESX ホストの設定] にある再試行回数が一致していない
Update Manager の [ 構成] タブでは、[ ESX ホストの設定] ページの [ 再試行回数] は初期設定で 0 に設定されています。しかし、修正の際に ESX Server ホストを選択すると、[修正] ウィザードではデフォルトの再試行回数として 2 が表示されます。
回避策:[ 構成] タブの再試行回数を、適切な再試行回数に設定してください。[修正] ウィザードで正しいデフォルトの再試行回数が表示されます。
[ベースラインの適用] ウィンドウに誤ったターゲット タイプが表示されることがある
Update Manager をインストールしたあとで、[ Update Manager] タブを右クリックして [ ベースラインの適用] オプションを選択することによってホストにベースラインを適用しようとすると、[ターゲット タイプ] としてホストではなく仮想マシンと表示されることがあります。
回避策:[ Update Manager] タブの上部右隅にある[ ベースラインの適用] リンクをクリックします。
Update Manager プラグインの一部のメッセージがほかのメッセージやボタンと重なることがある
[新規ベースライン] ウィザードでアップデートをフィルタリングすると、フィルタリングされたアップデート数を示すメッセージが、[ フィルタ] ボタンと重なることがあります。
回避策:このウィザードのウィンドウを拡大してください。
[アップデート フィルタ] ページの [次のテキストを含む] フィールドに特殊文字を使用できない
動的ベースラインを作成する場合、[ 次のテキストを含む] フィールドに特殊文字 (記号) を入力しないでください。検索条件のように有効なテキスト文字列を使用してください。特殊文字を入力すると、ベースラインは無効になり、[Update Manager] タブに表示されません。また、ほかのベースラインの適用、編集、切り離し、または削除ができなくなる場合もあります。
回避策:データベースの VCI_BASELINESテーブルから無効なベースラインを削除してください。