VMware Update Manager 1.0 Update 4 リリース ノート
VMware Update Manager 1.0 Update 4 | 2009 年 2 月 23 日 | ビルド 63559
リリース ノートの概要
このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。
このリリース ノートでは、VMware VirtualCenter のオプション モジュールである VMware Update Manager に関する情報を提供します。VirtualCenter の新機能、要件、およびインストールについては、製品のリリース ノートをご覧ください。
注意: 多くの公開ドキュメントでは、VMware ESX Server 3.5 は VMware ESX 3.5、VMware ESX Server 3i は VMware ESXi 3.5 と表記されています。このリリース ノートでは、製品のインターフェイスとドキュメントを一致させるため、以前の名前を使用します。Virtual Appliances Development Kit (VADK) の名前は VMware Studio に変更されましたが、Update Manager のドキュメントではこの製品の以前の名前を使用しています。将来のリリースでは製品名をアップデートする予定です。
インストールに関する注意事項
Update Manager とそのオプション モジュールのインストールに関する情報を次に示します。
Update Manager
Update Manager をインストールするには、既存の VirtualCenter サーバ 2.5 以降とネットワーク接続が必要です。Update Manager のインストールごとに、1 つの VirtualCenter サーバ インスタンスに関連付ける必要があります。Update Manager モジュールは、プラグイン 1 つとサーバ コンポーネント 1 つで構成されます。プラグインは VMware Infrastructure Client 上で動作し、サーバ コンポーネントは VirtualCenter サーバと同じシステムにインストールしても、別のシステムにインストールしてもかまいません。
次のマトリックスは、VirtualCenter サーバおよび VI Client に対する Update Manager のバージョンの互換性を示しています。
互換性マトリックス |
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VirtualCenter サーバ |
VI Client |
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2.5 |
2.5
Update 1 |
2.5
Update 2 |
2.5
Update 3 |
2.5
Update 4 |
2.5 |
2.5
Update 1 |
2.5
Update 2 |
2.5
Update 3 |
2.5
Update 4 |
Update Manager 1.0 |
○ |
× |
× |
× |
× |
○ |
× |
× |
× |
× |
Update Manager 1.0 Update 1 |
× |
○ |
× |
× |
× |
× |
○ |
× |
× |
○* |
Update Manager 1.0 Update 2 |
× |
× |
○ |
× |
× |
× |
× |
○ |
× |
○* |
Update Manager 1.0 Update 3 |
× |
× |
× |
○ |
× |
× |
× |
× |
○ |
○* |
Update Manager 1.0 Update 4 |
× |
× |
× |
× |
○ |
× |
× |
× |
× |
○ |
* 互換性のための予備テストに合格。この互換性は試験的で、完全にサポートされていません。
Update Manager Download Service
オプションの Update Manager Download Service (UMDS) インストーラにはデータベースが必要です。インストール プログラムには、SQL Server 2005 Express データベースを作成するオプションが含まれています。または、既存の Microsoft SQL Server データベースや Oracle データベースを使用することもできます。
VMware Infrastructure Update Manager - PowerShell Library
VMware Update Manager – PowerShell Library は、仮想マシンまたはホストのスキャンおよび修正、ソフトウェア アップデートのダウンロード、およびベースラインの作成を行うための一連のコマンド群です。VMware Infrastructure Toolkit (Windows 用) がインストールされていて、さらに VirtualCenter サーバにアクセスできるあらゆるマシンにインストールして使用できます。
VMware Infrastructure Update Manager – PowerShell Library は試験的な機能で、英語でのみサポートされます。
Update Manager のインストール時に、オプションの VMware Infrastructure Update Manager – PowerShell Library をインストールするよう選択できます。
詳細は、 Update Manager - PowerShell Library ドキュメント (英語) を参照してください。
アップグレードに関する注意事項
このリリースは、Update Manager の以前の全バージョンからアップグレードできます。
Update Manager のアップグレード
Update Manager を Update Manager 1.0 Update 4 にアップグレードするには、はじめに VirtualCenter を VirtualCenter 2.5 Update 4 にアップグレードする必要があります。
注: アップグレードを始める前に、Update Manager サービスを停止する必要があります。
VI Client 2.5 Update 4 インスタンスを VirtualCenter サーバ 2.5 Update 4 のインスタンス (および Update Manager 1.0 Update 4) に接続する場合、VI Client は正しい Update Manager プラグインのバージョンを検出してロードしようとします。必要なバージョンの Update Manager 1.0 Update 4 プラグインが使用できない場合、VI Client はそのインストールをユーザーに要求し、ダウンロードの方法を表示します。
Update Manager のアップグレードまたはインストールには、統合インストーラを使用します。
Update Manager のアップグレード中は、インストール パスやパッチのダウンロード場所などのパラメータを編集できません。システムは、これらのパラメータのデータを元のインストール状態のまま保持します。インストール パスとパッチのダウンロード場所のパスを編集できるのは、Update Manager の新規インストール時のみです。アップグレード ウィザードの [VirtualCenter サーバの情報] ページで、もともとインストールした VirtualCenter サーバの IP アドレスと認証情報を入力し、VirtualCenter サーバへの Update Manager の登録を有効なまま維持してください。
アップグレード ウィザードの [VirtualCenter サーバの情報] ページで、もともとインストールした VirtualCenter サーバの IP アドレスと認証情報を入力し、VirtualCenter サーバへの Update Manager の登録を有効なまま維持してください。
Update Manager Download Service のアップグレード
UMDS (Update Manager Download Servic) および Update Manager は同じバージョンにする必要があります。MDS をアップグレードするには、次の手順に従います。
- Update Manager をアップグレードします。
Update Manager のアップグレード中に、データベース スキーマがアップグレードされますが、データベースにあるデータはそのまま維持されます。 - Update Manager Download Service をアップグレードします。
UMDS のバイナリは、インストール CD または抽出された zip バイナリのumds
フォルダ内にあります。インストール ウィザードによって、UMDS が古いバージョンから新しいバージョンにアップグレードされます。
新しいアップデート メタデータを取得して、データベースにすでにある情報をアップデートするには、ESX Server のパッチをダウンロードして、Update Manager サーバがインストールされているマシンにそれらのパッチをインポートします。
UMDS のアップグレードが正常に行われたことを確認するために、必ずパッチをダウンロードして Update Manager 1.0 Update 4 にインポートします。たとえば、ESX Server ホストのパッチをダウンロードして、Update Manager 1.0 Update 4 サーバにそれらのパッチをインポートするには、次のようにします。
- Update Manager Download Service がインストールされているマシンにログインします。
- [スタート] - [ファイル名を指定して実行] を選択して
cmd
と入力し、<Enter> キーを押します。 - UMDS がインストールされているディレクトリに移動します。
デフォルトのフォルダはC:\Program Files\VMware\Infrastructure\Update Manager
です。 - 次のコマンドを実行して、ESX Server ホストのアップデートをすべてダウンロードするように設定します。
vmware-umds -S -h true -w false -l false
- 次のようにプログラムを実行してアップデートを実行します。
vmware-umds -D
- 次のコマンドを実行して、ポータブル ストレージ デバイスまたは共有フォルダにパッチをエクスポートします。
vmware-umds -E --dest <repository_path>
ここでの<repository_path>
はエクスポート ディレクトリのフル パスです。
手順 4 でダウンロードしたアップデートのみを含めるには、ダウンロードの開始時間オプション (-s
) を使用します。たとえば、2008 年 10 月 3 日よりあとにダウンロードしたアップデートをエクスポートするには、次のコマンドを入力します。
vmware-umds -E --dest <repository_path> -s 2008-10-03T00:00:00
- Update Manager サーバがインストールされているマシンにパッチをインポートします。
ハードウェア要件
Update Manager の最小ハードウェア要件は、Update Manager のデプロイ方法によって異なります。Update Manager と同じマシンにデータベースをインストールする場合、メモリ サイズとプロセッサ速度の要件が高くなります。許容できるパフォーマンスを確保するための最小要件は次のとおりです。
- プロセッサ: 2 GHz 論理コア 2 つ以上の Intel または AMD の x86 プロセッサ
- ネットワーク:
- 10/100 Mbps
- 最高のパフォーマンスを得るには、Update Manager と ESX Server ホストの間にギガビット接続を使用します。
- メモリ:
- 2 GB RAM (Update Manager と VirtualCenter サーバのマシンが異なる場合)
- 4 GB RAM (Update Manager と VirtualCenter サーバのマシンが同じ場合)
ディスク ストレージ要件は、実際の導入状況によって異なります。詳細については、『 VMware Update Manager Sizing Estimator』 を参照してください。
相互運用性とサポートされているオペレーティング システム
Update Manager は、さまざまな ESX Server ホスト、仮想マシン、および仮想アプライアンスをスキャンして修正できます。
ESX Server のスキャンと修正
- ESX Server 3.5 (VMware ESX 3.5) 以降
- ESX Server 3i (VMware ESXi 3.5) 以降
- ESX Server 3.0.3
仮想マシンのスキャンと修正
- Windows XP Professional、SP2 必須、32 ビット
- Windows XP Professional、64 ビット
- Windows 2003 Datacenter
- Windows 2000 Server SP4 (Update Rollup 1)
- Windows 2000 Professional、SP4 必須
- Windows Server 2003、SP1 必須
- Windows Server 2003 R2
- Windows Server 2003 x64
- Windows Server 2003 Standard/Web、32 ビットおよび 64 ビット
- Windows Vista Business
- Windows Vista Enterprise
- Windows Vista Business (x64)
- Windows Vista Enterprise (x64)
仮想マシンのスキャン
- Red Hat Enterprise Linux AS 3.0 (Update 5 必須)
- Red Hat Enterprise Linux ES 3.0 (Update 5 必須)
- Red Hat Enterprise Linux AS 4.0 (Update 2 必須)
- Red Hat Enterprise Linux ES 4.0 (Update 2 必須)
アプリケーションのスキャンと修正
- Internet Information Server (IIS)
- Windows Media Player バージョン 7.0 以降
- Microsoft SQL Server バージョン 7.0/2000/2005
- Microsoft SQL Server Desktop Edition (MSDE) バージョン 1.0 以降
- Exchange 2000 Server および Exchange Server 5.0
- Internet Explorer バージョン 4.0 以降
- Outlook Express バージョン 4.01 以降
- Microsoft Site Server 3.0
- ISA Server 2000
- Microsoft .NET Framework バージョン 1.0 以降
- Microsoft Data Access Components (MDAC) 2.5 以降
- BizTalk Server 2000 以降
- SNA Server 4.0
- Host Integration Server 2000
- WinZip 8.1 以降
- Apache 1.3/2.0
- Firefox 1.0 以降
- RealPlayer 10 以降
- Adobe Acrobat Reader
解決した問題
- Update Manager のクライアント パッチが VI Client から断続的に切断される
このリリースでは、Update Manager クライアントを Update Manager サーバから一時的に切断したときに、Update Manager クライアント プラグインが VI Client からアンロードされることがあるという問題が修正されています。 - ESX Server 3.0.3 ホストのスキャンまたは修正のために vci-integrity.xml を編集する必要はない
以前のリリースの VMware Update Manager では、ESX Server 3.0.3 ホストをスキャンまたは修正するには、 vci-integrity.xmlファイルの SupportedBaseHostVersionタグの値を、3.1.0 から 3.0.3 に変更する必要がありました。
Update Manager 1.0 Update 4 からは、 ESX Server 3.0.3 ホストのスキャンおよび修正のための手動での編集は必要なくなりました。 - アップデートのダウンロード スケジュールが日単位に変更
以前のリリースの VMware Update Manager では、VMware Update Manager のアップデート ダウンロード タスクのスケジュールは、デフォルトでは週単位です。この設定では、日単位で行う必要がある場合に、最新のアップデートが提供されません。
Update Manager 1.0 Update 4 からは、VMware Update Manager のアップデート ダウンロード タスク スケジュールのデフォルト設定は日単位です。 - 緊急パッチを適用した ESX Server ホストのスキャンおよび修正の問題の解決
アップデート リポジトリに、ESX Server Update 2 用のパッチ、および ESX Server Update 2 用にリリースされた緊急パッチが含まれている場合に、Update Manager 1.0 Update 3 が ESX Server ホストのスキャンまたは修正に失敗して次のメッセージが表示される場合がありました。
Update Manager had a failure.
この問題は解決されています。 - プロキシ認証を vum-proxyAuthCfg.exe ファイルに入力したあと Update Manager および UMDS がアップデートをダウンロードする
Update Manager または UMDS で認証が必要なインターネット プロキシを使用するよう構成されている場合に、Update Manager または UMDS インストール ディレクトリ内の vum-proxyAuthCfg.exeファイルにプロキシ認証情報が正しく指定されていると Update Manager または UMDS がアップデートのダウンロードに失敗して次の例のようなメッセージが表示されるという問題がありました。この問題は、このリリースで解決されています。
Error:proxy authentication is required, but no auth info is provided - JRE パッケージのアップデート
VMware Update Manager 1.0 Update 4 とともに配布される JRE パッケージが、1.5.0_12 から 1.5.0_16 にアップデートされています。これは JRE の以前のリリースに存在する複数のセキュリティ上の問題に対処するためです。
JRE バージョン 1.5.0_16 およびそれ以前のバージョンで修正されたセキュリティ上の問題の詳細については、 java.sun.com/j2se/1.5.0/ReleaseNotes.html を参照してください。
Secunia による、修正済みの JRE 1.5.0_13、JRE 1.5.0_14、JRE 1.5.0_15、および JRE 1.5.0_16 のセキュリティ上の問題点に関連する CVE の ID は、次のとおりです。- secunia.com/advisories/27009
- secunia.com/advisories/27320
- secunia.com/advisories/28795
- secunia.com/advisories/29239
- secunia.com/advisories/31010
これらの脆弱性は、攻撃者がサービス コンソール ネットワークへのアクセス権を持っている場合にのみリモートで悪用される危険性があります。VMware が提供するセキュリティ ベスト プラクティスに従って、サービス コンソールは仮想マシン ネットワークから隔離される必要があります。VMware のセキュリティに関するベスト プラクティスの詳細は、 www.vmware.com/resources/techresources/726 を参照してください。
既知の問題点
既知の問題点は次のように分類されています。
インストールとアップグレード
- プロキシ ポートが 5 桁の場合、インターネット プロキシを含む Update Manager 構成に失敗する場合がある。(KB 1008546)
- VirtualCenter サーバで、Update Manager クライアントのアップグレード済みのバージョンの表示に失敗することがある
[プラグイン マネージャ] ウィンドウの [ 使用可能] タブで、次のような場合に、インストールされた Update Manager のバージョンの更新に失敗することがあります。- Update Manager を VMware Update Manager 1.0 Update 4 にアップグレードした場合。
- VMware Update Manager 1.0 Update 3 をアンインストールし、VMware Update Manager 1.0 Update 4 をインストールした場合。
ただし、[プラグイン マネージャ] ウィンドウの [ インストール済み (Installed)] タブでは Update Manager の正しいバージョンが表示されます。
- Update Manager でアップデート情報をダウンロードしてもベースラインでアップデートを使用できないことがある
インターネットに接続しない状態、またはインターネット プロキシの設定を無効にした状態で Update Manager をインストールした場合、Update Manager は利用可能なアップデートのメタ データをダウンロードできず、ベースラインのアップデートを使用できません。Update Manager のインストール後に、インターネット プロキシ サーバを使用するよう Update Manager の設定を変更し、Update Manager のコマンド ライン インターフェイスを使用してアップデートのメタデータをダウンロードまたはインポートした場合、[リポリトジのアップデート] タブにはアップデートの情報が表示されますが、[ベースライン] タブには何も情報が表示されないことがあります。[ベースライン] タブには次のようなメッセージが表示されます。
Baseline can not be created as there is not updates on update manager server........
回避策: [ベースライン] タブにベースラインのアップデートが表示されるようにするには、VI Client または Update Manager クライアントを再起動します。 - Oracle 10g R2 バージョン 10.2.0.3 がインストールされているシステムへの Update Manager のインストール時に無意味な警告メッセージが表示される
Oracle 10g R2 v10.2.0.3 がインストールされているシステムに、統合インストーラを使用して Update Manager をインストールしているときに、インストーラによって次のような意味のない警告メッセージが表示されます:Please make sure to upgrade your Oracle Server and Client to version 10.2.0.3.See release notes for more information
このメッセージは無視して問題ありません。Update Manager のインストールは正常に完了します。 - Update Manager のアップグレードに失敗することがある
Update Manager のアップグレード処理中に VirtualCenter サーバへの接続が失われた場合、アップグレードは失敗します。
回避策: Update Manager と VirtualCenter サーバの接続が再確立したら、もう一度アップグレードを実行します。 - Update Manager のアップグレード時にエラーメッセージが表示される
アップグレードの前に Update Manager サービスを停止している場合でも、Update Manager のアップグレード時にエラーメッセージが表示されることがあります。Update Manager サービスでスキャン、修正、署名の更新などのタスクが実行されている場合、サービスの停止に時間がかかります。
回避策: メッセージを受け入れて、Update Manager サービスがシャット ダウンするのを待ってアップグレードを実行します。 - Update Manager インストールの修復時にユーザーによる入力が必要
[プログラムの追加と削除] 機能の [ 修復] オプションを使用して Update Manager のインストールを修復するときに、インストーラによって、インストール時に入力した一部の値 (VirtualCenter サーバの IP など) を入力するよう求められます。インストールを修復するために正しい値を入力してください。 - Update Manager サーバのアップグレード後に Update Manager プラグインのダウンロード ボタンを使用できない
回避策: Update Manager クライアント インストーラをインストール ディレクトリ (\docroot\vci\downloads\VMware-UMClient.exe) から手動で実行します。デフォルトのインストール ディレクトリは C:\Program Files\VMware\Infrastructure\Update Manager\ です。 - Update Manager のアップグレード後、Update Manager プラグインを有効にできない
Update Manager と VirtualCenter サーバを異なるホストで実行している場合、Update Manager をアップグレードすると、Update Manager の構成ファイル内のプロキシ情報が失われます。VI Client が Update Manager Web サーバに接続しません。
回避策: Update Manager のインストールを修復します。 - Update Manager と VirtualCenter が異なるマシンにインストールされている場合に Update Manager のアップグレードに失敗する場合がある
Update Manager と VirtualCenter サーバが別のマシンにインストールされている場合、統合インストーラを使用して Update Manager をアップグレードするときに、「権限が不十分(Insuffiecient Privileges)
」などのエラーメッセージが表示される場合があります。 回避策: [キャンセル] ボタンをクリックしてインストールをキャンセルします。システムを再起動し、統合インストーラを使用して Update Manager をアップグレードします。 - Update Manager を再インストールするとエラーが生成される
Update Manager のアンインストールで、すべての Update Manager サービスの停止に失敗します。その場合 Update Manager を再インストールすると、その最後にエラーが表示されることがあります。ただし、インストールは成功しています。 - Update Manager の再インストールに失敗する
Update Manager のインストーラが 「warning 25015, unable to install Update Manager
」 というメッセージを表示して、インストールに失敗することがあります。このエラーは、以前に Update Manager がインストールされていて、削除されたマシンに Update Manager をインストールしようとした場合に発生します。この問題を解決するには、マシンを再起動します。 - Windows 2000 Servers SP4 で KB896423 の修正に失敗する
Update Manager は、サイレント モードで仮想マシンにアップデートをインストールします。そのため、ユーザーにはアップデートまたはサービス パックのインストールに関する情報は表示されません。Windows 2000 SP4 への KB896423 のインストールで、ユーザーへのダイアログ ボックスが表示されてエラーになることがあります。このダイアログ ボックスには 「spoolsv.exe - Entry point not found
」 というメッセージが含まれます。この問題は、仮想マシンにインストール中のパッチの特定の組み合わせが原因と考えられます。
こうしたエラーによって修正タスクが先に進まないことがあります。修正が先に進めるようにするには、仮想マシンのコンソールからそのダイアログ ボックスを閉じます。 - 異種データベースを使用していると、統合インストーラによる Update Manager のインストールに失敗することがある(KB 1003277)
- VMware Update Manager プラグインのインストールに失敗する(KB 1003468)
- Update Manager プラグインを有効化できない(KB 1004680)
- VI Client で Update Manager プラグインと Converter Enterprise プラグインが使用できない(KB 1004292)
- VirtualCenter のインストール中に新しい HTTP または HTTPS Web サービス ポートが指定される場合、VirtualCenter は Update Manager への接続に失敗する(KB 1004412)
スキャンと修正
- ESX Server ホストを VirtualCenter インベントリに再度追加すると、パワーオフされた Linux 仮想マシンのアップデートのスキャン動作に失敗することがある
Linux 仮想マシンを持つ ESX Server ホストを VirtualCenter サーバから削除し、Linux 仮想マシンがパワーオフされた状態で再び VirtualCenter インベントリに追加すると、そのパワーオフされた Linux 仮想マシンのアップデートのスキャン動作に失敗し、次のようなメッセージが表示されることがあります。
The server database does not support the Software Inventory for the target.
回避策: Linux 仮想マシンを持つ ESX Server ホストを VirtualCenter インベントリに再度追加するときは、その Linux 仮想マシンをパワーオンし、その仮想マシンをパワーオフ状態でスキャンする前に、最低 1 回はアップデートをスキャンしておいてください。 - Update Manager が、サポートされるバージョンの Linux 仮想マシンのアップデートのスキャンに失敗することがある
Linux 仮想マシンの作成時に、Update Manager でサポートされない Linux OS がLinux 仮想マシンのオペレーティング システムとして定義されたものの、Update Manager でサポートされる Linux オペレーティング システムがその仮想マシンにインストールされた場合、サポートされる Linux 仮想マシンのスキャン動作に失敗し、次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
The attempted operation cannot be performed on the object.
回避策: 仮想マシンに定義された Linux オペレーティング システムのバージョンを、実際にインストールされたものと一致するよう変更し、その仮想マシンのアップデートをスキャンしてください。
仮想マシンに定義された Linux オペレーティング システムを変更するには、次のようにします。 -
- アップデートをスキャンできない Linux 仮想マシンを右クリックし、[ 設定の編集] を選択します。
- [ オプション] タブで [一般オプション] を編集し、その仮想マシンにインストールされた Linux オペレーティング システムと一致するよう、ゲスト OS のバージョンを変更します。
- VMotion の移行中に仮想マシンのスキャンや修正が失敗することがある
仮想マシンをスキャンまたは修正している最中に移行すると、Update Manager は仮想マシンのスキャンや修正に失敗することがあります。次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
There are errors during the scan operation.
There are errors during the remediate operation.
回避策: Update Manager が仮想マシンをスキャンまたは修正している間は、仮想マシンが同じ ESX Server ホスト上に残っているようにします。 - DPM が有効な DRS クラスタで修正操作に失敗する場合がある
VMware DRS が有効なクラスタで VMware Distributed Power Management (DPM) が有効になっていて、そのクラスタが Update Manager を使用してアップデートされている場合は、クラスタをアップデートするための修正処理に失敗し、次の例のようなメッセージが表示されることがあります。
There are errors during remediation process
回避策: DRS が有効なクラスタを修正する場合は、DPM を無効にして、スタンバイ モードになっているホストをすべてパワーオンして修正できるようにします。
DPM を無効にする手順は次のとおりです。 -
- DRS が有効なクラスタを右クリックし、[ 設定の編集] を選択します。
- [ <Cluster_Name> 設定 ] ウィンドウで、[ 電源管理] を選択します。
- クラスタのデフォルトの電源管理オプションとして [ オフ] を選択します。
- オフライン スキャンの速度がアンチウィルス ソフトウェアによって遅くなる
Update Manager サーバがインストールされているマシンで McAfee などのアンチウィルス ソフトウェアを実行すると、仮想マシンのオフライン スキャンのパフォーマンスが著しく低下する場合があります。
回避策: アンチウイルスのオンアクセス スキャンを無効にするか、アンチウイルス ソフトウェアのブロック機能からvmware-updatemgr.exe
を除外してください。 - 修正時に Windows XP x64 SP2 のインストールに失敗する
Windows XP x64 SP2 では対話型デスクトップが必要なため、修正プロセスが失敗する可能性があります。
回避策: 仮想マシンに Windows XP x64 SP2 を手動でインストールします。 - リモート ESX Server ホストの修正タスクに失敗する場合がある
大きなパッチファイルがあるリモート ESX Server ホストの修正が、ネットワーク上の問題が原因で失敗することがあります。ローカルの保存場所から修正された ESX Server ホストへのファイルの転送に予定より時間がかかり、タイムアウトしてしまうことがあります。 - データ センターの修正が、正しい ESX Server ホストに反映されないことがある
データ センター用に修正タスクをスケジュール設定した場合、修正処理は、タスクがスケジュール設定されたときにデータ センターにある ESX Server ホストで実行されます。修正が開始される前にデータ センターの構成を変更した場合 (たとえばデータ センター内または外に ESX Server ホストを移動した場合など)、構成が変更される前にデータ センターにあったホストでのみ修正が実行されます。 - 修正処理で、仮想マシンへのパッチのインストールに失敗することがある
修正処理で、アプリケーションのロケールとオペレーティング システムのロケールが異なる仮想マシンへのパッチのインストールにすべて失敗する場合があります。ロケールが混在する仮想マシンの修正時に、同時に適用されるパッチは 1 ロケールのものだけです。これによって、ロケールが異なる残りのパッチに関してインストールエラーが発生します。
回避策: 仮想マシンでベースラインが準拠の状態になるまで修正を繰り返します。 - 修正に失敗し、仮想マシンの Windows のイベント ビューアのログに [ファイルに署名がありません(File Is Not Signed)] というメッセージが表示される
Windows パッチ ファイルを不適切にダウンロードした場合 (ネットワークの問題でファイルのダウンロードが完全にできていない場合など)、修正処理中に行われるパッチ ファイルの署名の検証が失敗し、修正処理も失敗します。アプリケーションのイベント ログが記録され、Windows のイベント ビューアに [File is not signed
] というメッセージとそのあとにファイルのパスが表示されます。
回避策: 不足しているパッチファイルをもう一度ダウンロードし、イベント ビューアに表示されているパスにしたがってファイルを削除してから改めて別の修正処理を実行します。 - ESX Server ホストの修正時に、ホストがメンテナンス モードに切り替わらない場合がある
ESX Server ホストの修正処理中に、ホストがメンテナンス モードに切り替わらない場合があるため、修正タスクが完了しません。[最近のタスク] ペインの [メンテナンス モードへの切り替え] タスクには、4 時間以上 2% と表示されている場合があります。
回避策: 応答しない ESX Server ホストにある仮想マシンがパワーオフされているかどうか確認してください。必要に応じて、仮想マシンを手動でパワーオフして、メンテナンス モードへの切り替えタスクを完了します。すべてのマシンをパワーオフしても、メンテナンス モードへの切り替えタスクが進まない場合、および ESX Server ホストが 30 分以内にメンテナンス モードに切り替わらない場合は、ホストのサービスを手動で再起動してください。 - ESX Server 3.5 および ESX Server 3.5 Update 1 ホストの修正処理で、同等の、より新しいバージョンのパッチがインストールされることがある
パッチを含むベースラインに基づいて ESX Server ホストを修正する場合、そのパッチに現在必須要件ではなくなったパッチが存在すると、[ イベント] タブには、そのパッチと必須要件ではなくなったパッチがインストールされたことを示すイベント メッセージが表示されます。ただし、ESX Server ホストには、インストールするよう選択したそのパッチと現在必須要件であるバージョンのパッチがインストールされます。たとえば、パッチ A はパッチ B に依存しているが、パッチ B はパッチ C がリリースされたために不要になった場合、パッチ A のみを含むベースラインに基づいて修正すると、Update Manager の [ イベント] タブには、パッチ A と B がインストールされたことが表示されます。ただし ESX Server マシンには、パッチ A と パッチ C がインストールされます。 - ESX350-Update02 バンドルを使用して ESX Server 3.5 を修正したあと、ESX350-Update01 バンドルが非準拠状態であると表示されることがある ( KB 1006383)
ESX350-Update02 バンドルを含むベースラインを使用して ESX Server 3.5 ホストを修正したあと、以前のアップデート (すなわち ESX350-Update01 バンドル) を含むベースラインが非準拠状態であると表示されることがあります。ESX Server アップデート リリースは、蓄積されており、新しいアップデート リリースには以前のアップデート リリースの修正がすべて含まれています。すでに ESX350-Update02 に準拠したホストに ESX350-Update01 をインストールする必要はありません。
回避策: ホストが、適用されているベースライン (ESX350-Update01 バンドルを含む) に準拠されるように、次のいずれかの操作を行います。- ESX350-Update01 バンドルを含むベースラインを、ベースライン (ESX350-Update02 バンドルを含む) に準拠しているすべてのホストから切り離します。
- ESX350-Update01 バンドルを含むベースラインに対して、ESX ホストを修正します。
- スケジュール設定された仮想マシンの修正に失敗する
スケジュール設定された仮想マシンの修正が、スケジュール設定された時刻に失敗し、「Login failed due to a bad username or password.
」 というエラー メッセージが表示されます。これは、Update Manager サーバと VirtualCenter サーバが異なるマシンにインストールされていて、それらのマシンの時刻が同期していない場合に発生します。
回避策: VirtualCenter サーバと Update Manager サーバのシステム時刻設定が 1 分以内に同期されていることを確認してください。たとえば、NTP サーバにそれらのマシンを自動的に同期させます。 - ESX Server 3.5 および ESX 3.5 Update 1 の修正で、より新しいバージョンのパッチがインストールされる
古いバージョンのパッチが必要な固定ベースラインを使用して ESX Server 3.5 および ESX 3.5 Update 1 の修正を行うときに、ホストに新しいバージョンの必須パッチがインストールされます。この動作は、ESX Server 3.5 Update 2 以降で変更され、固定ベースラインで必要なバンドルだけが修正中にホストにインストールされます。たとえば、パッチ A はパッチ B に依存していて、パッチ B はパッチ C がリリースされたために不要になった場合、ESX Server 3.5 Update 2 の修正時には、ホストにパッチ A と B がインストールされます。
動的ベースラインで ESX Server ホストを修正するときには、この動作に変更はなく、ホストには新しい方のパッチがインストールされます。 - スケジュール設定された修正タスクに失敗する場合がある
[対象外] リスト内のパッチ数が多すぎる場合、スケジュール設定された修正タスクが失敗し、「指定パラメータが正しくありません。<値>
」というエラー メッセージが表示される場合があります。
回避策: 必要なパッチのベースラインを作成して [対象外] リスト内のパッチ数を減らしてから、修正タスクのスケジュールを設定します。 - Update Manager がスキャンまたは修正を行なっている仮想マシンを編集すると問題が発生する
Update Manager が仮想マシンをスキャンまたは修正しているときにその仮想マシンの設定を変更できます。しかし、そのスキャンまたは修正が失敗して、仮想マシンに対する変更が失われることがあります。この問題を回避するには、スキャンまたは修正中の仮想マシンの設定を編集しないようにします。 - VMware Tools が使用できないと、仮想マシンまたはテンプレートの修正に失敗することがある
修正プロセスで VMware Tools が使用されることがあります。これが条件である場合は、修正が失敗することがあります。この問題を解決するには、VMware Tools をインストールまたは再起動してから、修正をやり直します。 - 一部の Microsoft 製品で修正タスクに失敗する
Update Manager は、一部の Microsoft 製品を修正しません。これらの問題の詳細はイベントしてログに記録され、VI Client を使用して表示することができます。 -
- Microsoft Content Management Server 2002 への SP2 と Internet Explorer 6 への SP2 の適用は失敗します。スキャンのみ可能です。
- Exchange への一部の SP の適用はユーザーの介入が必要であり、全工程を自動的に行うことはできません。
- 選択されたアップデートの情報が修正ウィザードで維持されない
修正ウィザードのベースライン ページでベースラインから特定の数のアップデートを選択して、ベースライン一覧のビューに戻ると、そのアップデート選択情報が失われて、再びすべてのアップデートが選択された状態になります。 - Update Manager によって Windows Small Business Sever 2003 サービス パックが適用されない
Update Manager は、Windows Small Business Server 2003 のサービス パック 2 (SP2) をダウンロードすることも、インストールすることもできません。Update Manager はスキャンして、このサービス パックが適用されているかどうかを正確に報告しますが、修正はできません。 - Update Manager が誤って Windows Vista ゲストのパッチを未インストールと報告することがある
パッチが正しくインストールされたあとでも、Update Manager が一部 Windows Vista 仮想マシンを非準拠と報告することがあります。この問題を解決するには、その仮想マシンを再起動します。以降のスキャンでは、マシンは「準拠」と報告されます。 - サスペンド中の Windows 2003 Enterprise (x64) 仮想マシンの修正に失敗することがある
パッチ MS06-061、MS06-071、および MS07-042 を使った Windows 2003 Enterprise x64 SP2 の修正が、特定の状況下で失敗することがあります。そうした仮想マシンの RAM 容量が 256 MB の場合、タスクは 62% まで進みますが、最終的に失敗します。RAM 容量を 512 MB にすると、以降の修正が成功するようになります。 - デフォルト以外の Web サービス HTTP ポートの使用時に、Update Manager が ESX Server のアップデートのスキャンに失敗する(KB 1003943)
国際化の問題
- 名前に ASCII 以外の文字があるコンピュータに Update Manager サーバをインストールできない
名前に ASCII 以外の文字があるコンピュータに Update Manager サーバをインストールしようとすると、インストールに失敗します。 - 名前に ASCII 以外の文字があるディレクトリに Update Manager をインストールできない
Update Manager のインストール ウィザードでは、製品のインストール先ディレクトリしてデフォルト (C:\Program Files\VMware\Infrastructure\Update Manager) 以外のディレクトリを選択できます。ASCII 以外の文字を含むフォルダをインストール先ディレクトリに選択すると、インストールに失敗します。 - スキャンのスケジュール設定ウィザードで全角の数字は無効
スキャンのスケジュール設定ウィザードで、いずれかの時間フィールドに全角の数字を入力して次のページに進むと、値が 0 になります。数値とみなされるのは半角の文字だけです。全角の数字が無効であることを通知する警告メッセージは表示されません。 - スキャンのスケジュール設定ウィザードで、ASCII 以外の文字の最大数をタスク名として入力できない
スキャンのスケジュール設定ウィザードで、タスク名に ASCII 以外の文字の最大数である 80 文字が含まれる場合、ウィザードを完了することはできますが、[最近のタスク] パネルにエラー メッセージが表示されます。その他の警告メッセージは表示されません。名前に ASCII 以外の文字の最大数が含まれるタスクは [スケジュール設定タスク] パネルに表示されません。
回避策: タスク名を短くします。
Update Manager の使用
- Update Manager プラグインを再度有効にすると、不要なエラー メッセージが表示されることがある
VMware Update Manager サーバ サービスを再起動し、Update Manager プラグインを再度有効にすると、次の例のようなエラー メッセージが表示される場合があります。
object reference not set to an instance of an object
回避策: エラー メッセージを無視し、[ 有効] チェック ボックスを選択することによってプラグインを再度有効にします。 - Update Manager プラグインが無効になる場合がある
McAfee などのアンチウィルス ソフトウェアやその他のアンチウィルス ソフトウェアが、導入システムで実行されている場合、VI Client で Update Manager プラグインが無効になることがあります。
回避策: アンチウイルス ソフトウェアのスキャンおよびブロック機能の対象から、vmware-updatemgr.exe
とそのポートを除外します。McAfee VirusScan Enterprise 8.5i の場合、次のようにします。- [スタート] - [プログラム] - [McAfee] - [VirusScan Console] を選択します。
- [ Access Protection] をダブルクリックします。
- [Access Protection Properties] ウィンドウで、[ User-defined Rules] カテゴリを選択します。Update Manager SOAP ポート (デフォルトは 8084) がブロック規則に含まれないようにします (各規則の詳細を参照するにはそれらをダブルクリックします)。このポートをブロック規則の対象とする必要がある場合は、
vmware-updatemgr.exe
を [Processes] に追加して、リストを除外します。
- アップデートのダウンロード タスクが正しく設定されないことがある
Update Manager の [ 構成] タブから [アップデートのダウンロード]タスクを編集し、[アップデートのダウンロード スケジュール設定] ウィザードの [タスクのスケジュール設定] ページで [ 頻度] を [ 起動後] に設定しても、起動後にその指定した頻度が設定されません。 - キャンセルしたタスクが [最近のタスク] ペインに常に表示される
失敗したタスクや完了したタスクはしばらくすると VI Client には表示されなくなるのに、キャンセルしたタスクは、VI Client の [最近のタスク] ペインに、VirtualCenter サーバがシャット ダウンされるまで残っています。 - [ベースラインの適用] ウィンドウに誤ったターゲット タイプが表示されることがある
Update Manager をインストールしたあとで、[ Update Manager] タブを右クリックして [ ベースラインの適用] オプションを選択することによってホストにベースラインを適用しようとすると、[ターゲット タイプ] としてホストではなく仮想マシンと表示されることがあります。
回避策: [ Update Manager] タブの上部右隅にある[ ベースラインの適用] リンクをクリックします。 - Update Manager プラグインのメッセージの一部が、ほかのメッセージやボタンと重なって表示される
[新規ベースライン] ウィザードでアップデートをフィルタ表示しているときに、フィルタリングされているアップデートの数を示すメッセージが [フィルタ] ボタンに重なって表示されることがあります。
回避策: ウィザードのウィンドウを拡大します。 - [アップデート フィルタ] ページの [次のテキストを含む] フィールドに特殊文字を使用できない
動的ベースラインを作成する場合、[ 次のテキストを含む] フィールドに特殊文字 (記号) を入力しないでください。検索条件として有効なテキスト文字列を使用してください。特殊文字を入力すると、ベースラインは無効になり、[Update Manager] タブに表示されません。また、ほかのベースラインの適用、編集、切り離し、または削除ができなくなる場合もあります。
回避策: データベースのVCI_BASELINES
テーブルから無効なベースラインを削除してください。 - VCI_UNDO_ORACLE.sql スクリプトの実行にエラーが表示されるが、正常に完了する
VCI_UNDO_ORACLE.sql スクリプトを実行するとエラーが表示されることがあります。ただし、スクリプトは正常に完了します。