VMware vRealize Operations Manager リリース ノート
vRealize Operations Manager 6.0 | 2014 年 12 月 9 日 | ビルド 2263109
vRealize Operations Manager Appliance 6.0 | 2014 年 12 月 9 日 | ビルド 2263110
ドキュメントの最終更新日:2014 年 12 月 18 日
本リリース ノートに対する追加情報およびアップデート情報を適宜確認してください。
リリース ノートの概要
このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。
vRealize Operations Manager の概要
vRealize Operations Manager 6.0 は、処理速度、キャパシティ、構成管理を統合する VMware の統合オペレーション スイートの最新リリースです。このリリースには、次の機能強化が含まれています。
- スケールアウト展開アーキテクチャ
このリリースではエラスティックなスケールと高いスケーラビリティをもつ分散型展開を提供しています。 - 統合されたユーザー インターフェイス
このリリースでは vSphere と vSphere 以外のドメインを管理するための単一のユーザー インターフェイスが導入されます。強力でフレキシブルなカスタム ダッシュボードを作成でき、任意の情報を管理コンソールに表示することができます。 - 6.0 におけるライセンス管理
vRealize Operations Manager 6.0 には独立したライセンス管理 GUI が用意されており、vRealize Operations 特有のライセンス キーに対応した強力な管理機能を提供します。お客様は単一の vRealize Operations 6.0 インスタンスに複数のエディションを展開できるようになりました。 - スマート アラート
スマート アラートは複数の症状を組み合わせて根本的な問題に注目した単一のアラートを生成し、明確な推奨事項と修復のためのオプションを提供します。 - レポートの強化
強化されたレポートではいくつかの即席レポートに加え、完全にカスタマイズされたレポートを生成することもできます。 - キャパシティ プランニングおよびプロジェクト管理機能
新しいキャパシティ プランニングとプロジェクト管理機能は vSphere だけでなく、物理、アプリケーション レベルのメトリック全体を管理できます。フレキシブルなキャパシティ モデルは様々なビジネス ニーズに合わせて調整できます。 - カスタム ポリシー
カスタム ポリシーは特定のワークロード タイプ、アプリケーションまたはクラスタに適用することができ、パフォーマンス、キャパシティ、構成基準のいっそう高度な監視が可能です。 - 問題の自動修正
統合されたアクションと修正機能でアラートに対する推奨事項に基づいてアクションを適用することができます。 - ユーザー アクセス コントロール管理
細かなロール ベースのアクセス コントロールなどユーザー アクセス コントロールが改善されています。 - 統合されたストレージ可視性
新しいストレージ可視性機能によりアプリケーション グループとそれをサポートするストレージ インフラストラクチャー(HBA、Fabric、Array など)の相関関係を表示することができ、操作上の問題をストレージに至るまでトレースすることができます。
はじめに
vRealize Operations Manager のインストールおよび構成を開始する前に、このセクションをお読みください。
互換性
この vRealize Operations Manager リリースは次の VMware 製品と互換性があります:
- ESX/ESXi 4.0 以降を実行しているホストを管理する VMware vCenter Server 4.0 Update 2 以降
- vCenter Infrastructure Navigator 2.0
- vRealize Configuration Manager 5.6 および 5.7.x
- vRealize Operations Manager for View 1.5
- vCenter Hyperic 5.8.2
ブラウザのサポート
この vRealize Operations Manager リリースは次の Web ブラウザをサポートしています:
- Google Chrome:最新のリリースおよび以前のほとんどのリリース
- Mozilla Firefox:最新のリリースおよび以前のほとんどのリリース
- Safari:最新
- Internet Explorer for Windows 10 および 11
メモ: Internet Explorer 10 または 11 を使用するとパフォーマンスが遅くなる可能性があります。
サポート対象の最低解像度は 1024 X 768 です。
デプロイの要件
次のインストール形式で vRealize Operations Manager をデプロイできます。
- VMware 仮想アプライアンス
- RHEL および Windows インストール パッケージ
仮想アプライアンスのデプロイ
VMware vCenter Server に接続し、それを介して vRealize Operations Manager 仮想アプライアンスをデプロイする場合は、必ず VMware vSphere Client を使用してください。vRealize Operations Manager 仮想アプライアンスは、VMware vCenter Server 4.0 Update 2 以降によって管理される ESX/ESXi ホスト バージョン 4.0 以降にデプロイする必要があります。
Linux および Windows の要件
vRealize Operations Manager のスタンドアロン バージョンは、次のオペレーティング システムでインストールおよびアップグレード可能です。
- Red Hat Enterprise Linux 6、バージョン 6.5 以降
- Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1)
- http://support.microsoft.com/kb/2577795
- http://support.microsoft.com/kb/2538243
Windows Server でも次の Microsoft のナレッジ ベースの記事に掲載されている更新が必要です。
ライセンス キー
vRealize Operations Manager 6.0 では複数の Advanced および Enterprise エディションを単一の vRealize Operations Manager 展開にインストールすることができます。6.0 のこの改善により、単一ライセンスおよびスイート ライセンスを一緒に展開できるようになります。
個別のライセンス キーのライセンス カウントはライセンス グループによって処理されます。これは 6.0 で導入された機能です。異なるエディションまたはライセンス モデルは、次のいずれかの方法で併用することができます。
- 1 つの展開に vCloud Suite Standard、vSphere with Operations Management および vRealize Operations Standard を同時に展開することができます。
- 1 つの展開に vCloud Suite Advanced または Enterprise、vSphere with Operations Management Advanced、vRealize Operations Insight、および vRealize Operations Advanced または Enterprise を展開することができます。
- ただし、同一展開で Standard エディション ライセンスを Advanced または Enterprise ライセンスと一緒に展開することはできません。
サイジングおよびスケーリング
特定の環境の必要を満たす CPU、メモリおよびディスクの要件は収集したリソースの数や種類によって異なります。これにはインストールされているアダプタの数と種類、HA の有無、データ保持の期間、データの特定の関心点の数が関係しています。VMware はサイジングとスケーリングに関する最新情報を掲載した次のナレッジ ベースの記事を更新します。
このナレッジ ベースの記事には全体的な上限、およびオブジェクトの数および監視対象とするメトリックに基づいて推奨値を提示するスプレッドシート計算機が含まれます。
このリリースのインストールに関する注意事項
vRealize Operations Manager のインストールと設定に関する手順については、次のガイドを参照してください。
- 『 vRealize Operations Manager vApp デプロイおよび構成ガイド』は仮想アプライアンスのデプロイによる vRealize Operations Manager のインストールに関する手順を説明しています。
- 『 vRealize Operations Manager インストールおよび構成ガイド(Windows および Linux 用)』は Red Hat Enterprise Linux (RHEL) または Windows Server への vRealize Operations Manager のインストールに関する手順を説明しています。
アダプタ サポート
展開ガイドに記載されている VMware アダプタ(MPSD、Log Insight、VCM、VIN および Hyperic)に加え、このリリースでは次のアダプタがサポートされています。
アダプタ | vApp Single Node | vApp Multiple Node | RHEL Single Node | RHEL Multiple Node | Windows Single Node | Windows Multiple Node | Upgrade Migration |
AWS 1.0 | X | X | X | X | |||
SCOM 3.1 | X | X | X | X | X | ||
EMC Smarts 2.4 | X | X | X | X | X | X | X |
EMC Smarts 3.0 | X | X | X | X | X | ||
Text File 2.0 | X | X | X | X | X | X | X |
Relationships 2.5 | X | X | X | X | X | X | X |
vCloud Director 2.5 | X | X | X | X | X | X | X |
GSSQL 2.18 | X | X | X | X | X | X | X |
HP-SiteScope 2.4 | X | X | X | X | X | X | X |
KeyNote 2.1 | X | X | X | X | X | X | |
TeamQuest 2.0 | X | X | X | X | X | X | X |
SNMP 2.1 | X | X | X | X | X | X | X |
HP-BAC 2.7 | X | X | X | X | X | X | X |
ポート 1.1 | X | X | X | X | X | X | X |
Management Pack for Storage Devices 6.0 は vSphere 5.1 U2 以降と互換性があります。
既知の問題
このセクションでは、このリリースに関する既知の問題を示します。
インストールとアップグレードの問題- 移行の準備をする際にバージョン 5.8.1 にアップグレードする
このバージョンに移行するには移行元が vCenter Operations Manager 5.8.1 以降である必要があります。移行元を 5.8.1 以降にアップデートする場合、および移行元が DHCP を使用している場合、移行元のデプロイが応答不能になる場合があります。
回避策: ナレッジ ベースの記事 1037601 のガイドラインに従ってください。
- 複数のノード環境でマスター ノードを構成するとエラー メッセージが表示される
ノードをマスター ノードとして構成した後、「ノードを準備中」というメッセージが表示され、[スタート] をクリックしてクラスタを起動すると、 通信エラー:サーバとの通信を試みている間にタイムアウトになりました。UI を手動で更新してください。というメッセージが表示される。
回避策:ブラウザの更新オプションをクリックしてユーザー インターフェイスを更新します。
- マルチノード クラスタで空のメトリックやリソース カウントが表示される
なんらかの理由で 1 つのノードがメトリックおよびリソース カウントの取得に失敗すると、マルチノード クラスタの他のノードにも空のメトリックおよびリソース カウントが表示される場合がある。この現象は管理インターフェイスのクラスタ管理ページで発生します。
回避策:ありません。
- PAK インストールによってクラスタの変更が期待通りに防止されない
ソリューションのインストール時に、製品の管理インターフェイスで、HA の有効化やノードのオンライン化またはオフライン化など、クラスタの変更タスクを実行することができる。しかし、PAK のインストール中にクラスタを変更すると、製品が予期しない動作をしたり、応答しなくなったりすることがある。
回避策: ソリューションのインストール中に、クラスタの変更アクティビティを実行しないようにします。
- ノード名にスラッシュ記号(/)を含めることができない
ノード名にスラッシュ記号(/)があるノードを含むクラスタを起動できません。
回避策:ありません。クラスタのノード名にスラッシュ記号(/)を使用しない。
- 外部シャットダウンがクラスタ ノードに影響を及ぼす
vRealize Operations Manager の外部からデータ ノードをシャットダウンすると(vSphere を使用した場合など)、すべてのノードがしばらくの間 アクセス不能ステータスになり、その後 分析待機状態に変わります。vRealize Operations Manager にとって、外部シャットダウンは動作中のノードの電源プラグを抜くのと同じです。そのため、デプロイの複雑さおよびノードにあったデータの量に応じて、残りのノードが通常状態に戻るまでに数十分から数時間かかる場合があります。
回避策:オンラインのクラスタを外部からシャットダウンしない、または vRealize Operations Manager インターフェイス以外からシャットダウンしない。外部からノードをシャットダウンする場合は、まず vRealize Operations Manager インターフェイスでノードをオフラインにします。
- アップグレード後に分析サービスの開始に失敗する
約 30 分後にクラスタが起動に失敗する場合は、 analytics-{node-GUID}.logファイルの ActivityDataServiceにエラーがないか確認します。エラーがある場合は、アクティビティ保全ファイルが破損しているので削除する必要があります。
回避策:このファイルを削除するには、次の手順を実行します。- vRealize Operations Manager Administration UI で対象クラスタをオフラインにします。
- クラスタ内の各ノードに対して /storage/db/vcops/activityディレクトリ内のすべてのファイルを削除します。ディレクトリ自体は削除せず、ディレクトリ内のファイルのみを削除して空にします。
- クラスタをオンラインに戻します。
- NetBackup リストア後 Windows クラスタが予測不能な動作をする
NetBackup を使用した vRealize Operations Manager Windows ベースのクラスタ ノードのリストアに成功すると、アプリケーションが予測不能な動作をする。
回避策: vRealize Operations Manager Windows ベース ノードのリストアに成功したら、Windows オペレーティング システムを再起動します。
- 応答不能なノードが存在するクラスタをオンラインにできない
クラスタ内のノードが応答不能になり、クラスタがオフラインである場合、クラスタをオンラインに戻すことができない。
回避策:クラスタをオンラインにする前に、管理インターフェイスを使用して応答不能なノードを削除します。また、新しいノードを追加することでキャパシティの減少を防ぐことができます。
- 管理者アカウントのパスワードが失われる
管理者アカウントのパスワードが失われリセットが必要になる。
回避策:管理者アカウントのパスワードをリセットするコンソール コマンドを実行します。
vApp と Linux:- root としてマスター ノードのコマンド ライン コンソールにログインします。
- 次のコマンドを入力し、プロンプトに従います。
$VMWARE_PYTHON_BIN $VCOPS_BASE/../vmware-vcopssuite/utilities/sliceConfiguration/bin/vcopsSetAdminPassword.py --reset
- 管理者として実行オプションを使用してコマンド プロンプトを開きます。
- 次のコマンドを入力し、プロンプトに従います。
%VMWARE_PYTHON_BIN% %VCOPS_BASE%\..\vmware-vcopssuite\utilities\sliceConfiguration\bin\vcopsSetAdminPassword.py --reset
- クラスタの再起動によりオフラインのノードがオンラインになる
vRealize Operations Manager クラスタを手動またはシステム アクションで再起動すると、オフラインにしたノードを含め、すべての vRealize Operations Manager ノードがオンラインになる。
回避策:なし
- マスターとレプリカがオフラインになった後レプリカ ノードが引き受けない
マスター ノードおよびレプリカ ノードがオフラインになり、何らかの理由でレプリカがオンラインになるときにマスターがオフラインのままであると、レプリカ ノードが正しくマスター ロールを引き受けない。
回避策:手動でレプリカ ノードをマスター ノードとして設定します。- データ ベース ノードを含むすべてのクラスタをオフラインにします。
- root としてレプリカ ノードのコマンド ライン コンソールにログインします。
- テキスト エディタで $ALIVE_BASE/persistence/persistence.propertiesを開きます。
- 次のプロパティを見つけて設定します:
db.role=MASTER
db.driver=/data/vcops/xdb/vcops.bootstrap - persistence.propertiesを保存して閉じます。
- 管理インターフェイスで、レプリカ ノードをオンラインにし、マスター ノードになったことを確認します。
- 残りのクラスタ ノードをオンラインにします。
- 削除したノードがクラスタに再接続できてしまう
何らかの理由でノードがオフラインになり、vRealize Operations Manager クラスタからそのノードを削除した場合、そのノードをオンラインにした際にノードがクラスタに再接続しようとする。
回避策:ありません。削除したノードをオンラインにしないでください。
- マスター ノードとレプリカ ノードを同時にオンラインにできない
何らかの理由でマスター ノードとレプリカ ノードが同時にオフラインになり、それらを同時にオンラインにしようとした場合、vRealize Operations Manager クラスタの管理を正常に引き受けない。
回避策:マスター ノードとレプリカ ノードが同時にオフラインになった場合は、別々にオンラインにします。まずマスター ノードを完全にオンラインにしてから、レプリカ ノードをオンラインにします。
- ノードをオフラインにするとタイムアウトメッセージが表示される
クラスタ ノードをオフラインにすると次のメッセージが表示される場合がある:
Communication Error: Timeout reached while trying to communicate with the server.Try refreshing the UI manually.
回避策: OK をクリックしてメッセージを閉じ、ブラウザ画面を更新します。最終的にはノードは期待通りオフラインになります。
- 更新 ノードまたはクラスタのディスク領域が不足する
ノードまたはクラスタのディスク領域が不足すると、シャットダウンするか、オンラインにすることができなくなる。クラスタの情報パネルに次のいずれかのメッセージが表示されます:
1 つ以上のノードでディスク領域が不足しているため新しいノードを追加できませんでした。
1 つ以上のノードでディスク領域が不足しているため最初のインストールが失敗しました。
1 つ以上のスライスでディスク領域が不足しているためクラスタをオンラインにできませんでした。
1 つ以上のノードでディスク領域が不足しているためクラスタをオンラインにできませんでした。回避策:
VA のディスク領域を増やすには、「 vRealize Operations Manager vApp ノードにディスク領域を追加する」を参照してください。
Red Hat Enterprise Linux および Windows のディスク領域を増やすには、次の手順を実行します。
- システムに新しいディスクを追加し、必要に応じてパーティション作成およびフォーマットを行います。
- クラスタをオフラインにします。
- CaSA を停止します。
- /storage/db の内容を新しいディスクのディレクトリに移動します。
- 新しいディレクトリから /storage/db へのリンクを作成し、/storage/db が新しいディスクを参照するように設定します。
- CaSA を起動します。
- クラスタをオンラインにします。
- 通知またはハードしきい値アラート イベント情報メッセージを検索できない
通知またはハードしきい値イベントが生成されると、イベント メッセージがアラート名に追加されます。アラート リストで クイック フィルタ(名前)を使用して検索できます。 通知または ハードしきい値を検索できますが、追加されたイベント メッセージを検索することはできません。
回避策:なし
- 更新 高可用性フェイルオーバーの後で生成されたアラートのアラート リストのカウントが不正になる
HA が構成されたマルチノード環境で、マスター ノードが予期せずにオフラインになると、右下のアラート リストのカウントがリストに表示されたアラートの数に一致しなくなります。リストのアラートは正しく、ページ右下に表示されるカウントのみが不正になります。
回避策:なし
- 更新 サポート バンドルの作成時に通信エラーが表示される
サポート バンドルは [管理] > [サポート] > [サポート バンドル] または [管理] ユーザー インターフェイスに作成されます。レビューのために、またはサポート サービスに送信するためにサポート バンドルを作成すると、 ERROR com.vmware.vcops.adminui.action.UtilityAction:25 - JavaScript Error - Msg:Communication error, Url:supportBundle.actionメッセージが表示されます。このエラーは、ファイル サイズが約 10 GB 以上になると発生します。
回避策:エラーは生成されていますが、サポート バンドルは作成されており、使用可能です。
- クラスタ内の複数のノードに対するサポート バンドルが 1 つのノードに対するファイルしか作成しない
管理 > サポート > サポート バンドルまたは管理ユーザー インターフェイスでサポート バンドルを作成する際、サポート バンドルに含めるため 4 つのノードのうち 2 つを選択すると 1 つのノードしかバンドルに含まれない。
回避策:各ノードに対して個別のサポート バンドルを作成し、それらを確認、またはサポート サービスに送信できるようにします。
- vRealize Operations Manager 6.0 への移行後、一部のバッジ メトリックがポリシー ワークスペースの [属性のカスタマイズ] および [アラート/シンプトム定義のオーバーライド] エリアに表示されない
vCenter Server、ホスト システム、仮想マシン、vCenter Operations Manager 5.8.x のその他のオブジェクトに対応する移行されたバッジ メトリックが vRealize Operations Manager 6.0 ポリシー ワークスペースに表示されません。
ポリシーの 属性のカスタマイズ ワークスペースを表示し、 属性タイプの メトリックを選択すると、次のバッジ メトリックが表示されません:
badge|health、badge|health_state、badge|health_classic、badge|risk、badge|risk_state、badge|risk_classic、badge|efficiency、badge|efficiency_state、badge|efficiency_classicポリシーの アラート/シンプトム定義のオーバーライドワークスペースを表示し、 シンプトムの定義のバッジ メトリックを表示しようとすると、次のバッジ メトリックが表示されません:
回避策:なし
badge|workload、badge|anomaly、badge|fault、badge|time_remaining、badge|time_remaining_whatif、badge|capacity_remaining、badge|stress、badge|waste、badge|density、badge|compliance - vCenter Operations Manager 5.8.x で無効にされたキャパシティメトリックが vRealize Operations Manager 6.0 への移行後に有効になる
vCenter Server、ホスト システム、仮想マシン、vCenter Operations Manager 5.8.x 内の他のオブジェクトに対して無効になっている容量メトリックが、vRealize Operations Manager 6.0 への移行後に有効になる。
回避策:vRealize Operations Manager 6.0 ポリシーのキャパシティメトリックを手動で無効化します。
- vRealize Operations Manager を実行しているブラウザが別の言語に設定されているにもかかわらず一部のシンプトム定義が英語で表示される。
vRealize Operations Manager を vApp としてインストールした、またはローカライズされた RHEL オペレーティング システムにインストールした場合、一部のメトリック / スーパーメトリック症状の定義が英語で表示される。
回避策: ローカライズされたオペレーティングシステムに vRealize Operations Manager をインストールします。
- 移行されたキー名がローカライズされない場合がある
移行時、移行元メトリックに対応するものが移行先の vRealize Operations Manager のバージョンにない場合、移行されたメトリックは新しいメトリックとして扱われます。このメトリック属性(メタデータ)はメトリック ID の要求時に動的に追加され、そのキー名は正しくローカライズされていなくてもローカライズされた名前として扱われます。
回避策:なし
- MPSD アダプタによって管理されているリソースと VMware vSphere Adapter によって管理されているリソースの関係が崩れる
MPSD アダプタがインストールされると、同アダプタが管理する新しく検出されたリソースと VMware vSphere アダプタが管理するリソースの間に関連性が作成されます。これらの関係はリソース検出後 2 回目の収集サイクルで崩れる場合があります。
回避策:MPSD インスタンスがインストールされている vRealize ノードでコレクタを再起動します。コレクタを再起動するには、次を入力します: ~$ $ALIVE_BASE/common/bin/vmware-vcops.sh restart collector
- vCenter Adapter が vCenter Server 5.5 からの収集を停止する
vCenter Server 5.5 インスタンス上で vCenter Server の収集が失敗し、ログに例外 RuntimeException WstxEOFExceptionが表示されると、ホストが vFlash によって有効になる。
回避策: VMware KB 2072392 (http://kb.vmware.com/kb/2072392) に記載されている回避策に従います。
- インストールされたソリューションがソリューションの [ライセンス キーの追加] ドロップダウン メニューに表示されない
[管理] > [ソリューション] > [<アダプタ名> ライセンス] > [構成] > [追加] にあるソリューション アダプタのインスタンスをライセンシングしても、そのアダプタが [ライセンス キーの追加] ドロップダウン メニューに表示されない場合、ライセンスは更新されていません。
回避策: プロセッサの更新を強制するには、マスター ノードに対して cURL 要求を行う必要があります。- SSH を使用してマスター ノードにログインします。
- 次のコマンドを実行します: curl -k -X POST -i -H "Content-type: application/json" -H "X-vRealizeOps-API-use-unsupported: true" -u admin -X POST https://localhost/suite-api/internal/adapterkinds/describe
- 管理者ユーザーのパスワードを入力します。
- 移行されたユーザーに権限が追加される
5.x デプロイメントをこのバージョンの vRealize Operations Manager に移行した後、移行されたユーザーはバージョン 5.x では許可されていなかったにもかかわらず、ダッシュボードの作成などのタスクを実行できてしまう。
回避策: vRealize Operations Manager では、移行されたユーザーに 5.x から移行されたロールに加えて PowerUserMinusRemediationロールが割り当てられます。移行後、 PowerUserMinusRemediationロールを削除し、 ReadOnlyに置き換えることができます。また、 PowerUserMinusRemediationを削除して、移行されたロールの権限を更新することでも対処できます。
- オブジェクト グループに対して適用されるポリシーが変更されると、キャパシティバッジおよびメトリックへの更新が遅れる
オブジェクト グループに対してデフォルト ポリシー以外のポリシーを適用し、同グループ内のオブジェクトの [分析] タブを表示すると、計算されたバッジおよびメトリクスへの更新がすぐに表示されずに 1 日遅れる。
回避策:オブジェクト グループに適用されているポリシーのキャパシティ設定を更新します。
- 管理 > ポリシー > ポリシー ライブラリ を開きます。
- オブジェクト グループに適用されているポリシーを選択し、 編集をクリックします。
- [監視ポリシーの編集] ワークスペースで 分析設定のオーバーライドをクリックします。
- 左側のペインの 次の変更を表示ドロップダウン メニューで vCenter Adapter - 仮想マシンを選択し、右の表示枠で二重矢印をクリックして仮想マシンに対する分析設定のリストを展開します。
- オーバーライド ボタンをクリックして [残りキャパシティ残り時間] の設定を有効にし、 残りキャパシティ残り時間を展開します。
- プロビジョニング時間バッファ設定を増加させて 1 日追加します。
- 保存をクリックしてポリシーへの変更を適用し、次の収集サイクルが完了するまで数分待ちます。
- 一時ログファイルでディスク パーティションがいっぱいになるとデータベースが応答しなくなる
たくさんのアクティブ リソースを監視していて長いデータ保持時間が設定されている場合、 /storage/logディレクトリをもつディスク パーティションが一時データベース ログファイルでいっぱいになるため vRealize Operations Manager データベースが応答しなくなる場合があります。この問題は vRealize Operations Manager vApp 展開で発生します。
回避策:次の手順に従って xDB データベース ログを /storage/dbディレクトリに移動し、関連付けられたシンボリック リンクを変更します。- 管理者インターフェイスにログインします。
https:// master-node-name-or-IP/admin - クラスタをオフラインにします。
- クラスタの各ノードで次の手順に従います。
- コンソールに root としてログインします。
- 次のコマンドを使用して現在の xDB ログ リンクを削除します:
rm /data/vcops/xdblog
rm /data/vcops/hisxdblog
rm /data/vcops/alarmxdblog> - 次のコマンドを使用してディレクトリを移動します:
mv /storage/log/vcops/alarmxdblog /storage/db/vcops
mv /storage/log/vcops/hisxdblog /storage/db/vcops
mv /storage/log/vcops/xdblog /storage/db/vcops - 次のコマンドを使用してログ ディレクトリへの新しいシンボリック リンクを作成します:
ln -s /storage/db/vcops/alarmxdblog /data/vcops/alarmxdblog
ln -s /storage/db/vcops/hisxdblog /data/vcops/hisxdblog
ln -s /storage/db/vcops/xdblog /data/vcops/xdblog - ログアウトします。
- すべてのノードが更新されたら、管理者インターフェイスを使用してクラスタをオンラインにします。
- 管理者インターフェイスにログインします。
- 一部のメトリックのデルタ値が正しく計算されない
クラスタおよび分析リソースに対する一部のデルタ メトリクスが正しく計算されません。値が常に 0 になります。これらのメトリクスを使用してチャートを定義したり、アラート症状として使用した場合、正しい値または動作を得ることができません。この問題は次のメトリックに影響を及ぼします:
vRealize Cluster- GemfireCluster|System|GarbageCollectionCountDelta
- GemfireCluster|System|TotalHitCountDelta
- GemfireCluster|System|TotalMissCountDelta
- GemfireCluster|System|Member|JVM|GCTimeMillisDelta
- GemfireCluster|System|JVMPausesDelta
- GemfireCluster|Region|Member|MissCountDelta
- GemfireCluster|Region|Member|HitCountDelta
- ReceivedMetricCountDelta
- コレクタが停止したときに「1 つ以上の vRealize Operations サービスがダウンしています」アラートが生成されない
vRealize Operations Manager アダプタを実行しているコレクタが停止した場合、アラートの定義が評価されず、アラートが生成されない。
回避策:なし
- 分散仮想スイッチ オブジェクト タイプのメトリックが収集されない
権限の問題またはセッション タイムアウトにより分散仮想スイッチ オブジェクト タイプのメトリックが収集されません。collector.log ファイルで「セッションが認証されていません」または「サーバへの要求が不正なため、操作を完了できません」などのエラーが報告されます。
回避策: なし。
- 通知イベントがイベントの重要度を無視して常にデフォルトの「情報」とするため、シンプトムおよびアラートが生成される。
ほとんどのイベントには重要度が含まれています。イベント通知に基づくシンプトムがトリガーされアラートが生成される際、イベントの重要度が無視され、生成されるアラートの重要度が「情報」になる。
回避策:なし
- 通知を送信すべき複数のアラートがあっても、標準の電子メール プラグインでは 1 つの電子メール アラート通知しか送信されない
作成する送信アラートで標準の電子メール プラグインが TLS を使用するように構成されていると、アラートに対して 1 つの電子メール アラート通知しか送信されません。その他の通知は配信されません。 SSLException: Unrecognized SSL messageというメッセージがログ ファイルに表示されます。
回避策:送信アラートで SSL を使用するように構成します。- vRealize Operations Manager の左側のペインで、 管理アイコンをクリックします。
- 送信アラート設定をクリックし、送信アラートを選択し、鉛筆をクリックしてプラグインを編集します。
- プラグイン タイプ ドロップダウン メニューで、 標準の電子メール プラグイン を選択します。
- 安全な接続タイプドロップダウン メニューから SSL を選択します。
- 保存 をクリックします。
- アノマリの内訳ウィジェットが空
アノマリの内訳ウィジェットを構成する際に [マルチ モード] オプションを選択するとウィジェットにデータが表示されない。
回避策:ありません。[シングル モード] に設定してオブジェクトを選択した場合にのみウィジェットにデータが表示されます。
- コレクタ サービスが再起動した後、観測最大転送スループット メトリックが低い値にリセットされる
コレクタ サービスを再起動すると、観測最大転送スループット メトリックが低いデフォルト値にリセットされ、以前に計測された最大値を返さない。
回避策:なし
- プロパティや他のメトリックに依存するメトリック値は、依存メトリック値がない場合 null である必要があります。
プロパティや他のメトリックに基づくメトリックの計算の場合、依存メトリックがない場合、メトリック計算はプロパティのみに基づいた間違ったものとなります。依存情報が十分ではないので、メトリック値は null である必要があります。
- 「未処理の IO 要求数」のメトリックが一部の vSphere オブジェクト タイプに対して不正確になる場合がある
datastore|demand_oio メトリック(UI では [データストア|未処理の IO 要求数] と表示される)が vCenter Server、Datacenter、Cluster および Datastore オブジェクト タイプに対して不正確になる場合があります。トランザクションの加重平均およびホスト間トランザクションの遅延を計算する際の方法により、このメトリックの値が不自然に高くなる場合があります。
- ライセンス キーが Unlicensed グループに追加できる
本製品を使用してライセンス キーを Unlicensed グループに関連付けできてしまう(それは正しくない)。
回避策:ありません。ただし、ライセンス キーを Unlicensed グループに関連付けても Unlicensed グループのメンバーにライセンスが付与されることはありません。
- vRealize Operations Manager の前のバージョンから移行した後、移行されたダッシュボード ウィジェットの一部にデータが含まれていない
2 つ以上の vCenter Operations Manager 5.x インスタンスを vRealize Operations Manager 6.0 に移行し、各 5.x インスタンスが同じ vCenter Server インスタンスに対して収集および監視を行っている場合、何もデータをもたないダッシュボードを移行する場合があります。
回避策:移行後にダッシュボード ウィジェットを再構成します。
- vSphere Web クライアントでオブジェクトを開けない
vSphere Web クライアントがデフォルト ポートの 9443 以外にインストールされている場合、vSphere オブジェクトを開くための vRealize Operations Manager オプション( Open Virtual Machine in vSphere Client など)を使って Web クライアントでオブジェクトを期待通りに開かない。
回避策:ありません。vSphere Web クライアントをデフォルト ポートの 9443 にインストールします。
- vRealize Operations Manger Standard エディションへの移行後に一部の機能がなくなっている
vRealize Operations Manager 6.0 Evaluation、Advanced、Enterprise エディションを実行していた場合(ベータ プログラムに参加していた、または最初にいずれかのエディションをインストールしていた、など)、Standard エディションへ移行すると次の Advanced および Enterprise の機能が利用できなくなります:- ダッシュボードの作成、編集機能
- スーパーメトリクスの作成、編集機能
- カスタム レポートの作成、編集機能
- プロジェクトのコミット機能
- 提供された VMware vSphere Solution 以外のソリューションをインストールする機能
回避策: これらの機能を利用するには該当するライセンス キーが必要です。
- Virtual Infrastructure Navigator がアダプタ インスタンスの ASCII 認証情報を要求する
Virtual Infrastructure Navigator アダプタ インスタンスを作成した場合、vCenter Server に指定する認証情報には ASCII 文字のみを使用する必要があります。
回避策:なし
- 他のユーザー アカウントを作成する権限をもつユーザーが、環境内のすべてのオブジェクトにアクセスする権限を新しいユーザー アカウントまたは既存のユーザー アカウントに割り当てることができる
あるユーザーがユーザー アカウントを作成する権限をもっている場合、そのユーザーは新しいユーザー アカウントを作成して、そのアカウントに環境内のすべてのオブジェクトにアクセスする権限を付与できます。これは、新しいアカウントを作成したユーザーが環境内の限られたオブジェクトへのアクセスしかもっていない場合でも可能です。
セキュリティのため、ユーザー アカウントを作成する権限をもつユーザーは、すべてのオブジェクトにアクセスする権限を他のアカウントに割り当てる前に、環境内のすべてのオブジェクトにアクセスする権限をもっておく必要があります。
回避策:なし
- 同じ発効日をもつ特定のタイプのシナリオが競合し上書きされる場合がある
次の 2 種類のシナリオが同じ日に起こると、2 種類目のシナリオが発行され、1 種類目のシナリオを上書きします。- プロバイダのキャパシティを追加、削除、変更するシナリオ。たとえば、ホストの追加、データストアの追加、またはホストキャパシティの変更。
- プロバイダのコンテナキャパシティを直接変更するシナリオ(たとえば、クラスタキャパシティを 20 パーセント変更。変更されたクラスタはシナリオ タイプ 1 のプロバイダよりも優先される)。
回避策:これら 2 種類のシナリオをタイムスタンプを少しずらして作成する。
- [ワークロードの内訳] ページで [デバイス] に関するデータが報告されない
[分析] タブの、[ワークロード] の下に [デバイス] カテゴリがあり、2 つのサブカテゴリ( Reads per secondと Writes per second)があります。これらのサブカテゴリがデータを報告しません。
回避策: なし
- カスタム ルールを移行すると単位変換が不正確になる
カスタム グループをこのバージョンの vCenter Operations Manager に移行すると、クラスタおよび仮想マシン オブジェクトにおいてルールのプロパティの単位変換が不正確になる。例:
- クラスタの場合、CPU 総キャパシティ 2000 GHz の変換結果が 2048000 MHz という誤った値になる。正しい値は 2000000 MHz です。
- 仮想マシンの場合、CPU 15000 MHz の変換結果が 15000 Hz という誤った値になる。
- 送信アラート インスタンスを無効化できない
[送信アラート設定] には送信アラート インスタンスを無効化するためのオプションがあります。このオプションを選択して 無効化をクリックしても送信アラート インスタンスが無効化されません。
回避策:送信アラート インスタンスを削除する。- 左の表示枠で 管理アイコンをクリックします。
- 送信アラート設定をクリックします。
- インスタンスを選択して 削除をクリックします。
- 移行後のキャパシティバッジの計算に時間がかかる
vCenter Operations Manager 5.x からこのリリースに移行した場合、現在時刻までのキャパシティ計算を行うのに時間がかかる場合があります。現在時刻に達するまでに必要な時間はデータの量とインベントリの大きさによります。移行中の間、バッジ詳細のサブバッジ グリッドには部分的なデータが表示されます。
回避策:なし
- 初期設定の Classic Summary ダッシュボードでウィジェットに内容が表示されない
Classic Summary ダッシュボードのウィジェットに内容が表示されません。この問題はウィジェットの設定でセルフ プロバイダが正しく設定されてない場合に発生します。
回避策:この問題を修正するには、ダッシュボードの各ウィジェットを編集します。ウィジェットの右上にある編集アイコンをクリックし、[セルフ プロバイダ] を オンにします。 OKをクリックして変更を保存します。
- ダッシュボードで関連データをエクスポートおよびインポートできない
ダッシュボードをエクスポートすると、リソースの種類、メトリック、スーパー メトリック、ビューなどの関連データが含まれません。そのため、ダッシュボードをインポートすると関連データが失われます。
回避策:ダッシュボードの関連データを個別にエクスポートおよびインポートします。たとえば、ダッシュボードのビューを使用する場合は、そのビューを個別にエクスポートし、ダッシュボードのインポート先になる vCenter Operations Manager のインスタンスにインポートします。
- 選択した共通名にかかわりなく LDAP テスト結果が成功になる
管理 - LDAP インポート ソースで LDAP インポート ソースを追加する場合、[ソースの追加] ダイアログ ボックスの 共通名ドロップダウン メニューで samAccountNameまたは userPrincipalNameのどちらを選んでもテスト結果が成功となります。vCenter Operations Manager は本来、環境で使用されている Active Directory のバージョンに基づいてどちらか一方だけを選択できるようにします。
- レガシー アダプタに対するデフォルト メトリック収集動作
vCenter Operations Manager は defaultmonitored="true"および defaultmonitored is missingとなっているメトリックのみを収集するようになりました。この動作は初期設定時のデフォルトの動作です。vCenter Operations Manager は defaultmonitored="false"となっているメトリックを収集しません。
一方、vCenter Operations Manager 5.x では default package attributeおよび all attribute packageを使用してメトリックを収集していました。 all attribute packageはデフォルトで attribute packageに割り当てられました。vCenter Operations Manager 5.x では、 defaultmonitored="true"、 defaultmonitored="false"または defaultmonitored is missingの設定にかかわりなくデフォルトですべてのメトリックが収集されていました。メトリックに対して defaultmonitoredがなく、リソースの種類として default attribute packageが割り当てられていた場合、vCenter Operations Manager 5.x はそのメトリックを収集しませんでした。
- テキスト表示ウィジェットが HTML モードで一部の Web サイトを表示できない
テキスト表示ウィジェットは HTTPS プロトコルを使用する Web サイトを表示することができます。HTTP を使用する Web サイトに対するテキスト表示ウィジェットの動作は各 Web サイトの設定によって異なります。
回避策:なし
- スコアボード ウィジェットが相互作用モードになっているとき、更新間隔後に期待される情報が表示されない
この問題は次の手順に従った場合に発生します:- ウィジェットを構成する際に [セルフ プロバイダ] を オンにします。
- 有効な構成を選択します。
- ウィジェットを保存します。
- [セルフ プロバイダ] を オフにします。
- [内容の更新] を オンにし、更新間隔に小さな値を定義します(たとえば 5 秒)。
- ウィジェットを保存します。
- 別のウィジェットをスコアボード ウィジェットのプロバイダとして構成します。
- ソース ウィジェットからオブジェクトを選択します。
回避策: [内容の更新] を オフにします。
- リソースおよびダッシュボードの読み取り権限を選択解除しても効果がない
リソースおよびダッシュボードの読み取り権限をもたないユーザー ロールを作成した場合でも、ユーザーはホームページ上のダッシュボードとリソースを表示できる。オブジェクト関係ページがユーザー権限の有無にかかわらず表示される。
回避策:なし
- トポロジ グラフ ウィジェットがパス調査モードの場合、インベントリ内の 2 つのオブジェクト間の接続を二重線で表示する
トポロジ グラフ ウィジェットは実行関係を一本線で、接続関係を二本線で表示します。
仮想マシンはホストと実行関係にあるため、仮想マシンとホストの間には一本の実線が表示されているべきです。
現在、トポロジ グラフ ウィジェットはこの接続を正しく扱うことができず、仮想マシンとホストの関係を二重線で表示してしまいます。
回避策:なし
- リストおよびサマリ ビューにおける列の並べ替えが現在のページ上のデータのみに適用される
リストおよびサマリ ビューで列を並べ替えるとき、現在選択されているデータ グリッド ページのデータのみが並べ替えられる。
回避策:なし
- vRealize Operation Manager 6.0 に移行した vCenter Operations Manager 5.8.2 のカスタム ダッシュボードにデータが表示されない
vCenter Operations Manager 5.8.2 のカスタム ダッシュボードを vRealize Operation Manger 6.0 に移行すると、ダッシュボードにデータが表示されなくなる。
回避策:なし
- 一部のオペレーティング システムとブラウザの組み合わせにおいて Flash 11.5 の 外部アプリケーションで開くオプションがサポートされない
vRealize Operations Manager を Red Hat オペレーティング システムで実行し、ブラウザに Firefox を使用して vSphere 5.5 Web Client にアクセスする場合、 外部アプリケーションで開くオプションが次のエラーで失敗します: このページを表示するには、Adobe Flash Player バージョン 11.5 以上がインストールされていることを確認してください。このエラーが発生するのは vSphere 5.5 Web Client が Flash 11.5 を必要とするためです。Flash 11.5 は Red Hat ではサポートされていません。
回避策: vSphere 5.5 Web Client でこのオプションを使用するには、Flash 11.5 をサポートするブラウザとオペレーティング システムを使用してください。バージョン 5.5 以前の vSphere Web Client では古いバージョンの Flash が使用されているため、このエラーは発生しません。
- 無効化されたアラートベースのコンプライアンス基準が [コンプライアンス] タブに表示される
アラートベースのコンプライアンス基準ポリシーを無効化しても、[コンプライアンス] タブの [すべての基準] リストに表示され続けます。無効化された基準はコンプライアンス バッジ スコアにも、生成されたアラートにも影響しません。
回避策:なし
- 分析ビューで、仮想マシンのデータ転送速度および受信速度の値にホスト システムの値が表示される
ESXi 5.5 ホストを監視している場合、データ転送速度および受信速度はホストから収集され、仮想マシンの表示に仮想マシンの値ではなくホストの送受信速度が表示されます。この問題は ESXi 5.5 以外のホストを監視している場合には発生しません。
回避策:なし
- 移行後にダッシュボードが重複して表示される
以前の vCenter Operations Manager デプロイメントをこのバージョンに移行し、SCOM および EMC Smarts の管理パックを構成すると、新しいバージョンでデフォルトのダッシュボードが重複して表示される。
回避策:重複するダッシュボードを削除する。
次の情報はリリース ドキュメントに含まれていません。
- 新規 vRealize Operations Manager がデプロイされた後でカスタムの SSL 証明書を追加できる
vRealize Operations Manager マスター ノードの構成時に専用の SSL 証明書を追加しなかった場合、vRealize Operations Manager がインストールされた後に専用の SSL 証明書を追加することができます。- vRealize Operations Manager 管理インターフェイスにログインします。
https:// master-node-FQDN-or-IP/admin - 右上にある黄色の SSL 証明書アイコンをクリックします。
- [SSL 証明書] ウィンドウで、 新規証明書のインストール をクリックします。
- 証明書の参照 をクリックします。
- 証明書ファイルを指定し、 開く をクリックすると [証明書情報] テキスト ボックスにファイルが読み込まれます。
インポートする証明書ファイルのファイル拡張子は何でも構いません。ただし、証明書ファイルには有効なプライベート キーと有効な証明書チェーンの両方が必要で、自己署名はできません。 - Intstall をクリックします。
- vRealize Operations Manager 管理インターフェイスにログインします。
- 内部の vRealize Operations Manager ユーザー アカウントを使ってログインできない
vRealize Operations Manager の内部にあるユーザー アカウント( maintenanceAdminや migrationAdmin)を使って本製品にログインすることはできません。
- リモート コンソールにログインできない
セキュリティのため、vRealize Operations Manager ではデフォルトでリモート ログインが無効になっています。リモート ログインを有効にするには次の手順に従います。- vCenter または直接アクセスでノード コンソールを見つけます。vCenter で Alt + F1 を押してログイン プロンプトにアクセスします。
- root としてログインします。これが初めてのログインである場合は root パスワードを設定する必要があります。
- パスワードを尋ねられたら Enter を押します。
- 古いパスワードを尋ねられたら Enter を押します。
- 新しいパスワードを尋ねられたら任意の root パスワードを入力します。
- root パスワードを再入力します。
- リモート ログインを有効にするには、次のコマンドを入力します:
service sshd start
- 移行後に表示されるデータが少ない
移行後、5.x から移行したメトリック データは期待通り vRealize Operations Manager に表示されるはずです。データが少なくなっているかもしれません。これは 5.x メトリックはフル プロファイル モードで収集されていますが、vRealize Operations Manager では 5.x フル プロファイル モードのすべての設定を含まないデフォルト ポリシーを使用して収集しているためです。今後すべてのメトリックを収集するようにするには、新しいポリシーを作成して適用するか、デフォルト ポリシーの収集範囲を広げる必要があります。
- vRealize Operations Manager 仮想マシンがメモリ不足になる
vRealize Operations Manager 仮想マシンが利用可能なメモリよりも多くのメモリを要求した場合、 Linux カーネルが vcops-analyticsプロセスを終了させ、本製品が不安定になる場合があります。このような場合は、vSphere の予約機能を使って vRealize Operations Manager 仮想マシンに対する最小確保メモリを指定します。- vSphere Client インベントリで vRealize Operations Manager 仮想マシンをクリックし 設定の編集を選択します。
- リソースタブをクリックし メモリを選択します。
- 予約オプションを使って割り当てメモリを増やします。
- 開いているファイル記述子メトリックの Windows における意味が異なる
Windows リソースにおいて、vRealize Operations Manager の Open file descriptor countメトリックは関連するプロセスで開かれているハンドル数を表しており、Linux の開いているファイル記述子数ではありません。
- 移行元の登録解除した vCenter アダプタ インスタンスが移行先に表示される
移行元に登録解除された vCenter アダプタ インスタンスが含まれる場合、移行した後、これらのアダプタ インスタンスが移行先のソリューション リストに表示されます。[ソリューション] ページから余分な vCenter アダプタ インスタンスを削除しても問題ありません。