VMware vSphere Replication 5.1.3.1a | 2016 年 4 月 7 日

VMware vSphere Replication 5.1.3.1 | 2015 年 10 月 15 日 | ビルド 3002922

VMware vSphere Replication 5.1.3 | 2014 年 12 月 4 日 | ビルド 2318240

最終更新日:2016 年 4 月 7 日

これらのリリース ノートへの追加や更新を確認してください。

vSphere Replication 5.1.3.1a パッチ リリースの詳細については、「 vSphere Replication 5.1.3.1a Patch Release (KB 2144958)」を参照してください。

vSphere Replication 5.1.3.1 パッチ リリースの詳細については、「 Site Recovery Manager 5.1.3.1 Express Patch Release (KB 2112012)」を参照してください。

リリース ノートの概要

このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。

vSphere Replication 5.1.3 の新機能

VMware vSphere Replication 5.1.3 では、次の改良が追加されています。

  • 次のデータベースをサポート:
    • SQL Server 2014
    • Oracle 12C
  • 解決した問題」 に記載されているバグ フィックス。

ローカライズ

VMware vSphere Replication 5.1.3 は、次の言語で使用可能です。

  • 英語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • 日本語
  • 韓国語
  • 簡体字中国語

インストールとアップグレード

vSphere Replication のインストールについては、「 vSphere Replication のインストール」を参照してください。

vSphere Replication をバージョン 5.1.3 に更新する場合は、 http://kb.vmware.com/kb/2037630 で vSphere 5.1 およびその互換性のある VMware 製品のパッチ更新手順を参照してください。vSphere Replication を 5.1.3 にアップグレードするには、最初に vCenter Server をバージョン 5.1 以上にアップグレードする必要があります。サポート対象バージョンの詳細については、 相互運用性マトリックスを参照してください。

アプライアンスのアップグレードについては、「 vSphere Replication のアップグレード」を参照してください。vSphere Replication では、次のアップグレード パスがサポートされています。

  • vSphere Replication 5.1.1 から vSphere Replication 5.1.3
  • vSphere Replication 5.1.0.1 から vSphere Replication 5.1.3
  • vSphere Replication 5.1.0 から vSphere Replication 5.1.3
  • Site Recovery Manager 5.0.1/vSphere Replication 1.0.1 から vSphere Replication 5.1.3
  • Site Recovery Manager 5.0.2/vSphere Replication 1.0.2 から vSphere Replication 5.1.3
  • Site Recovery Manager 5.0.3/vSphere Replication 1.0.3 から vSphere Replication 5.1.3。『Site Recovery Manager のインストールと構成』の「 vSphere Replication のアップグレード」を参照してください。

仮想アプライアンス管理インターフェイス (VAMI) 経由で vSphere Replication アプライアンスをバージョン 5.1.3 にアップグレードするためのアップグレード URL は、次のようになります。

https://vapp-updates.vmware.com/vai-catalog/valm/vmw/05d561bc-f3c8-4115-bd9d-22baf13f7178/5.1.3.0.latest

重要: VAMI の 更新 > 設定 でオプションを選択して vSphere Replication を自動更新しないでください。自動更新を選択した場合、vSphere Replication が VAMI によって最新の 5.x バージョンに更新され、vCenter Server 5.1.x と互換性がなくなる可能性があります。更新設定は 自動更新無効のままにしてください。

vSphere Replication を更新する際に、完全同期が完了するまで待つ必要はありません。プライマリ サイトで vCenter Server および vSphere Replication を更新する間も、ソース ホストはセカンダリ サイトへのレプリケーション データの送信を続けます。セカンダリ サイトを更新すると、vSphere Replication サーバが更新されて自動的に再起動される間、一時的に同期は停止します。

vSphere Replication の操作上の制限

vSphere Replication 5.1.3 の操作上の制限は、vSphere Replication 5.1 の場合と同じです。 http://kb.vmware.com/kb/2034768 を参照してください。

オープン ソースのコンポーネント

vSphere Replication 5.1.3 で配布されるオープン ソース ソフトウェア コンポーネントに適用される著作権に関する記述とライセンスは、 vSphere ダウンロード サイトにあります。一般的に使用可能な vSphere Replication の最新リリース用の、利用可能なソース コードやソース コードへの変更のために必要な GPL、LGPL、またはその他の類似のライセンスのソース ファイルがダウンロードできます。

注意と制限

vSphere Replication には一定の操作上の制限があります。仮想マシンのレプリケーションを正常に完了するには、レプリケーションを開始する前に、仮想インフラストラクチャが一定の制限を満たしていることを確認する必要があります。

  • vSphere Replication アプライアンスおよび vSphere Replication サーバ アプライアンスは、Novell Security Advisory CVE-2008-5161 に従うものとします。Novell Security Advisory CVE-2008-5161 は、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) SP1 という vSphere Replication アプライアンスおよび vSphere Replication サーバ アプライアンス向けのオペレーティング システムに関するものです。Novell はこのセキュリティ アドバイザリ ドキュメント ( http://support.novell.com/security/cve/CVE-2008-5161.html) で、セキュリティ リスクが低いことを表明しています。必要に応じてさらにセキュリティ リスクを軽減するには、Novell Security Advisory に従って SSH 構成を変更します。vSphere Replication アプライアンスおよび vSphere Replication サーバ アプライアンスの場合、 sshd_configファイルと ssh_configファイルに次のようなディレクティブを追加するだけで、AES 暗号を保持できます。

    Ciphers aes128-ctr,aes256-ctr

    arcfour256、 arcfour、 aes128-cbc、 aes256-cbcなど、RC4 およびその他すべての CBC 暗号を無効にします。

  • vCenter Server Appliance を使用すると、vCenter Server Appliance の更新によって vSphere Web Client へのアクセスができなくなる場合があります。詳細は、『 vCenter Server 5.1.0a リリース ノート』を参照してください。
    回避策:vCenter Server Appliance を再起動します。
  • vSphere Replication をアップグレードすると、vSphere Replication 5.1.0.1 に更新後に初めて vSphere Web Client にログインするときに、タイムアウト例外が発生する場合があります。詳細については、『 vSphere Web Client リリース ノート』の「既知の問題」を参照してください。
    回避策:更新後に vSphere Web Client をログアウトして、ブラウザのキャッシュをクリアしてから、再度ログインします。
  • 1 つの vCenter Server インスタンスに対し、1 つの vSphere Replication アプライアンスのみをデプロイできます。複数の vSphere Replication アプライアンスをデプロイすることは禁止されていませんが、予期せぬ結果が生じることがあります。
  • 各 vSphere Replication 管理サーバで管理できるレプリケートされた仮想マシンは最大 500 台です。
  • vSphere Replication は、2032GB の最大ディスク容量をサポートします。
  • vSphere Replication は vSphere Replication アプライアンスでの VMware Tools パッケージのアップグレードをサポートしません。
  • vSphere Replication アプライアンスに rpcbind サービスは不要なため、このリリースでは無効になっています。

解決した問題

今回のリリースでは、次の問題が解決されています。

  • New: glibc ライブラリの脆弱性によってリモート コードの実行が許可される

    vSphere Replication アプライアンスが glibc の脆弱性の影響を受け、それによってリモート コードの実行が許可される可能性があります。

    この問題は解決されています。

  • セカンダリ サイトに非アクティブなデータストアが存在する場合、リカバリは失敗する。このデータストアは、仮想マシンがフェイルオーバーしていて、サーバが例外 nullPointerException をスローしているデータストア以外の任意のデータストアである。

    この問題は修正され、サーバは例外をスローしなくなりました。

  • データストアおよびデータセンターの名前に「&」のような予期しない文字が含まれている場合、リカバリに失敗する。

    この問題は修正され、リカバリが成功するようになりました。

  • アップグレードされた OpenSSL ライブラリ

    OpenSSL ライブラリが 0.9.8 から 0.9.8zb に、および 1.0.0 から 1.0.0n にアップグレードされました。これらの更新によって解決される問題の詳細については、 https://www.openssl.org/news/secadv_20140806.txt にある OpenSSL に関するセキュリティ上のアドバイスを参照してください。

  • 複数のホストがデータストアにアクセスしている場合、vSphere Replication で仮想マシンのレプリケーションを構成するときに、vSphere Web Client にデータストアが複数回表示される。

    この問題は解決されています。

  • エラー「Unable to determine the controller type for disk '[datastore name] VM Name/VM Name.vmdk'.Disk file not found.」が発生して、レプリケーションに失敗する。

    vSphere Replication はコントローラ タイプの仮想 RDM ディスクを無視して、固定値を返します。このエラーは、現在では発生しません。

  • 別のイメージがすでに存在するため、vSphere Replication がレプリケーション インスタンスのイメージを作成できない。

    VRMS は vSphere Replication サーバから応答を受信せず、操作が失敗したと想定します。それ以降にテスト イメージを作成しようとしても、vSphere Replication サーバ データベース内にイメージがすでに存在するため失敗します。VRMS データベース内にイメージが存在しないため、サーバは誤って NullPointerException と報告します。vSphere Replication は InstanceHasImage エラーを返します。

    今回のリリースで、この問題は修正されました。

  • 同じセッション内のリモート サイトでペアリングした場合、新しく追加されたリモート サイトがローカル サイトに表示されない。

    この問題は解決されています。

  • vSphere Replication サーバの登録中に、vSphere Replication が vCenter Server インベントリに追加されたホストでデータストアに対して「データストアにアクセスできません」と報告する。

    vSphere Replication は、vCenter インベントリからサポートされているすべてのホストを選択し、vSphere Replication 登録の一部として有効にします。vSphere Replication の登録処理中に vCenter にホストを追加すると、vSphere Replication によってこのホストが選択されず、リカバリ サイト上のデータストアにアクセスできなくなります。

    この問題は修正されました。

  • ローカライズされた OS に vSphere Replication をデプロイするとき、Internet Explorer 8 および 9 で、OVF デプロイ ウィザードの EULA コンテンツが文字化けして表示される。

    回避策:これは、現在では発生しません。

  • vSphere Replication 5.1 で仮想マシンをリカバリすると、リカバリした仮想マシンのパワーオンが失敗する。

    レプリケートされた仮想マシンが分散仮想スイッチに接続されていて、自動化された DRS クラスタでリカバリを実行しようとすると、リカバリ操作は成功しますが、処理後の仮想マシンのパワーオンができなくなります。

    この問題は修正されました。

  • リカバリが開始されない。

    ごく稀に、[リカバリ] ウィザードを完了しても、リカバリが開始されないことがあります。 終了 をクリックして、ウィザードを終了しても、リカバリ タスクは開始されません。

    この問題は修正されました。

  • vSphere Replication をデプロイすると、ターゲット データストアが無効というエラーが表示される。

    OVF Tool または vSphere Web Client を使用して vSphere Replication をデプロイすると、ターゲット データストアがフォルダにある場合にエラーが表示されます。「 Invalid target datastore specified (vim.Datastore: datastore)」というエラー メッセージです。

    このエラーは修正されました。

  • Error creating test bubble image for group ...」で vSphere Replication のリカバリが失敗する。詳細な例外は「 Error while getting host mounts for datastore:<managed-object-id>...」または「 The object has already been deleted or has not been completely created.

    テスト リカバリまたは計画済みのリカバリを実行し、特定の例外でリカバリ プランが失敗した場合、レプリケーション データの保存に使用された LUN が一時的に ESXi から切断されています。再接続すると、レプリケーションは通常どおり継続し、レプリケーション データが失われることはありません。例外は、次のようなシナリオで発生します。

    • LUN が内部 ID を変更したため、vSphere Replication が LUN を見つけることができない。
    • ターゲット データストアを含むホストが vCenter インベントリから削除されてから、追加された場合にターゲット データストアの内部 ID が変わる。

    この例外は、現在では発生しません。

  • 仮想マシンの同期操作が「 The requested instance with Id=<...> was not found on the remote site.」という vSphere Replication の一般エラーで失敗する。

    操作では失敗が報告されますが、仮想マシンの状態はターゲット サイトに正常に同期されています。このエラーは、同期操作をリクエストした場合に発生する可能性があります。

    このエラーは、現在では発生しません。

  • vCenter Server インベントリ内のホスト数によっては、vSphere Replication サーバの登録に長い時間がかかる場合がある。

    vCenter Server インベントリに数百以上のホストが含まれている場合、 VR サーバの登録タスクは、vSphere Replication が各ホストの SSL サムプリント レジストリを更新するときに、完了まで 1 時間以上かかります。vSphere Replication サーバの登録タスクの進行中に、vCenter Server の イベントペインは、各ホストに対して ホストは vSphere Replication 用に構成されていますを表示します。

    この遅延は修正されました。

既知の問題

次の既知の問題は、厳密なテストで発見されたものであり、このリリースで起こる可能性のあるいくつかの動作を理解するのに役立ちます。

  • vSphere Replication アプライアンスのアップグレード後、またはアプライアンスの証明書または IP の変更後、vSphere Replication の権限が見つからない。

    vSphere Replication アプライアンスをアップグレード、または何らかの理由で vSphere Replication アプライアンスの証明書または IP アドレスを変更すると、デフォルトの VRM ユーザー ロールに割り当てられた権限が削除されます。
    この問題は、vSphere Replication の機能拡張が vCenter Server 機能拡張マネージャから登録解除されるたび、および vCenter Server 機能拡張マネージャに登録されるたびに発生します。

    回避策:カスタム ロールに割り当てられている権限は削除されません。定義済みの VRM ロールをクローン作成し、カスタム ロールを作成してから、vSphere Replication アプライアンスをアップグレードするか、アプライアンスの証明書または IP アドレスを変更します。

  • 組み込みデータベースから既存の外部データベースへの切り替え後、レプリケーションを構成できない。

    外部データベースを持つ vSphere Replication を構成しており、さらに同じサイト内でレプリケーションを構成して組み込みデータベースへ切り替えると、設計上、レプリケーションが使用できなくなります。外部 データベースへもう一度切り替えると、レプリケーションがエラー状態となります。次のエラーが出て、レプリケーションの再構成が失敗します: ManagedObjectNotFound

    回避策: vSphere Replication データベースを以前の外部データベースまたは組み込みデータベースにリストアするときは、その内容をリセットする必要があります。

  • vCenter Server 証明書を変更してから vSphere Replication へログインすると、 CannotVerifyCredentialsFaultと表示される場合がある。

    vCenter Server 証明書を変更すると、vSphere Replication への接続が失われ、vSphere Replication へログインしようとすると、このエラーが表示されます。 com.vmware.vim.binding.hms.fault.CannotVerifyCredentialsFault

    回避策: vSphere Replication アプライアンスをパワーオフしてからパワーオンします。

  • ディスクがレプリケーションから除外されている場合でも、物理モードの RDM ディスクのある仮想マシンを構成できない。

    物理モードの仮想マシンのレプリケーションを構成すると、次のエラーが表示される場合があります:

    VRM Server generic error.Check the documentation for any troubleshooting information. The detailed exception is: HMS can not set disk UUID for disks of VM : MoRef: type = VirtualMachine, value = , serverGuid = null'.
    

    回避策:なし。

  • サポートログの生成時に、VAMI がシンタックス エラーと例外を表示する。

    VAMI を使用して vSphere Replication サポート バンドルを生成すると、次のエラーが表示される場合があります:

     Uncaught Exception: ... syntax error.
    

    回避策:新しいブラウザのウィンドウで VAMI を開き、 生成 をクリックします。

  • 仮想マシンに異なるデータストアの 2 つのディスクが含まれている場合、vSphere Replication のレプリケーション構成が失敗する。

    KB 2012610 を参照してください

  • ソースの仮想マシンがパワーオンしている場合、[利用可能な最新データでリカバリ] オプションを使用して仮想マシンをリカバリできる。

    仮想マシンをリカバリするときに 利用可能な最新データでリカバリ オプションを選択すると、ソースの仮想マシンがパワーオンしている間にリカバリ操作を実行することができます。ただし、リカバリした仮想マシンのネットワーク カードはパワーオン時に接続解除されます。仮想マシンをリカバリするときに [最新の変更でリカバリ] を選択した場合、ソースの仮想マシンがパワーオンしていると、リカバリ操作を完了することはできません。

    回避策:リカバリした仮想マシンをネットワークに接続する前に、ソースの仮想マシンの電源が切れていることを確認します。