vCenter Server 5.1 Update 1b | 2013 年 7 月 25 日 | ビルド 1235232 vCenter Server 5.1 Update 1b インストール パッケージ | 2013 年 7 月 25 日 | ビルド 1235309 vCenter Server Appliance 5.1 Update 1b | 2013 年 7 月 25 日 | ビルド 1235310 最終更新日: 2013 年 7 月 25 日 これらのリリース ノートへの追加や更新を確認してください。 |
VMware vCenter Server 5.1 Update 1b のこのリリースでは多くのバグが修正されています。これらは「 解決した問題」セクションに記載されています。
vCenter Server 5.1 の機能と既知の問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。vCenter Server 5.1 の旧リリースのリリース ノートを参照するには、次のリンクをクリックしてください。
VMware vSphere 5.1 Update1 は、次の言語で使用可能です。
重要 ライセンスに関連する理由などにより MAC アドレスの一意性を保持する必要がある仮想マシンでは、アップグレードを行う前に、このリリースの MAC アドレスの要件および制限に照らし合わせてその MAC アドレスを検証する必要があります。アップグレードの計画では、新しい要件や制限によって発生する可能性のある問題を考慮してください。
『 VMware 製品の相互運用性マトリクス』では、ESXi、VMware vCenter Server、vSphere Web Client を含む VMware vSphere コンポーネント、および任意の VMware 製品の現在および以前のバージョンの互換性について、詳細に説明しています。また、ESXi または vCenter Server をインストールする前に、サポート対象の管理エージェントおよびバックアップ エージェントについてこのサイトで確認してください。
vSphere Client と vSphere Web Client は、vCenter Server およびモジュールの ZIP ファイルにパッケージされています。VMware vCenter™ インストーラ ウィザードで、いずれかまたは両方のクライアントをインストールできます。
vCenter Server 5.1 は、vCenter Server 5.1 のその他のインスタンスを持つリンク モードにのみ存在することができます。
ESXi と vCenter Server のインストールおよび構成の具体的な手順については、『 vSphere のインストールとセットアップ』ドキュメントをお読みください。
インストールは簡単ですが、そのあとに重要な構成ステップがいくつかあります。特に次の項目をお読みください。
vSphere 5.1 Update 1 では、LAHF および SAHF CPU 命令セットを備えた CPU のみがサポートされています。インストールまたはアップグレード中に、インストーラによってホスト CPU と vSphere 5.1 Update 1 の互換性がチェックされます。ホスト ハードウェアに互換性がないと非互換性情報メッセージを示す紫色の画面が表示され、vSphere 5.1 Update 1 をインストールすることも、vSphere 5.1 Update 1 にアップグレードすることもできません。
vCenter Server および ESX/ESXi ホストのアップグレードの詳細については、『 vSphere アップグレード』ドキュメントを参照してください。
vCenter Server 5.1 Update 1b では、次のアップグレード シナリオがサポートされています。
64 ビット システムでは、vCenter Server 4.x、vCenter Server 5.0.x、vCenter Server 5.1、vCenter Server 5.1.0a、vCenter Server 5.1.0b および vCenter Server 5.1 Update 1a から vCenter Server 5.1 Update 1b へのインプレース アップグレードを実行できます。Windows XP Professional x64 Edition で実行されている vCenter Server 4.x のインスタンスをアップグレードすることはできません。
32 ビット オペレーティング システムが搭載された VirtualCenter 2.5 Update 6 以降を使用しているお客様の場合、32 ビットと 64 ビットの相違点のため、アップグレード プロセスの最初の手順として vCenter Server 5.0 への移行アップグレードを実行する必要があります。この移行アップグレードの後、バージョン 5.0 からバージョン 5.1.x へのインプレース アップグレードを実行できます。バージョン 5.0 の『 vSphere アップグレード』のドキュメントを参照してください。
vCenter Server 5.1 Update 1b は、ESX および ESXi 4.x ホストと同じクラスタの ESXi 5.x ホストを管理できます。vCenter Server 5.1 は ESX 2.x または 3.x ホストを管理できません。
重要 英語以外のロケールで vCenter Server 5.1.0b から vCenter Server 5.1 Update 1b にアップグレードする場合は、vCenter Single Sign On のインストールをコマンド ラインから実行する必要があります。アップグレードには次のコマンドを使用します。
<Exe name> /S /v"/L*v <log location>/ /qn"
例: 次のコマンドを使用して vCenter Single Sign On をインストールします。
VMware-SSO-Server.exe /S /v"/L*v \"%temp%\vim-sso-msi.log\" /qn"
詳細については、 ナレッジ ベースの記事 2037976 を参照してください。
このリリースの vCenter Server 5.1 Update 1b ソフトウェア スイートには、 VMware vCenter Orchestrator に対するアップデートが含まれます。
vSphere 5.1 および vCenter Server 5.1 Update 1b で配布されるオープン ソース ソフトウェア コンポーネントに適用される著作権情報およびライセンスは、 http://www.vmware.com/download/vsphere/open_source.html で確認できます。一般的に使用可能な vSphere の最新リリース用の、ソース コードや利用可能なソース コードへの変更のために必要な GPL、LGPL、またはその他の類似のライセンスのソース ファイルがダウンロードできます。
vSphere Client。vSphere 5.1 では、vSphere のすべての新機能は vSphere Web Client 経由でのみ利用できます。従来の vSphere Client は、vSphere 5.0 と同じ機能セットをサポートして引き続き動作しますが、vSphere 5.1 の新機能は公開されません。
vSphere 5.1 およびそれ以降のアップデート リリースとパッチ リリースは、従来の vSphere Client を含む最後のリリースです。VMware vSphere の今後のメジャー リリースには、vSphere Web Client のみが含まれる予定です。
vSphere 5.1 では、従来の vSphere Client のバグ修正は、セキュリティの問題または重大な問題に限定されています。重要なバグは、実装可能な回避策がないデータ破損、データ損失、システム クラッシュ、重要な顧客アプリケーションのダウン タイムの原因となる指定された製品機能には関連していません。
VMware ツールボックス。vSphere 5.1 は VMware Tools グラフィカル ユーザー インターフェイスである VMware ツールボックスのサポートを含む最新リリースです。VMware では、VMware Tools のすべての機能を実行できるように Toolbox コマンドライン インターフェイス (CLI) が引き続き更新およびサポートされます。
VMI 準仮想化。vSphere 4.1 は VMI ゲスト OS 準仮想化インターフェイスをサポートする最新リリースです。VMI が有効になっている仮想マシンを今後の vSphere リリースで実行できるように移行する方法の詳細については、 ナレッジ ベースの記事 1013842 を参照してください。
Windows ゲスト OS のカスタマイズ。vSphere 5.1 は Windows 2000 ゲスト OS のカスタマイズをサポートする最後のリリースです。VMware では、新しいバージョンの Windows ゲストのカスタマイズが引き続きサポートされます。
このリリースでは、vCenter Server、vSphere Client および vSphere Web Client の次の内容に関する問題が解決されています。
既知の問題は、次のようにグループ化されています。
既知の問題で以前記載されていなかったものには、* 記号が付加されています。
vCenter Single Sign On 1.0.0 のインストール中に警告メッセージが表示される
vCenter Single Sign On 1.0.0 のインストール中、ドメイン ユーザーとしてログインすると、インストールでは、vCenter Single Sign On インストール プロセスの一環として ID ソースが自動的に検出されます。ID ソースを検出できない場合、vCenter Single Sign On インストーラに次の警告メッセージが表示される場合があります。
エラー 29155:Identity sources could not be discovered automatically.You can manually add your Active Directory as an identity source after the installation, by using the vSphere Web Client.
回避策:なし。
admin@system-Domain アカウントのパスワードが途中で切れているため、Inventory Service のインストール中に Inventory Service による Lookup Service URL の検証が失敗する
vCenter Single Sign On のインストール時に、admin@System-Domain に対して設定したパスワードの文字数が 32 を超えている場合、パスワードは切り詰められて 32 文字になります。Inventory Service インストーラが、Lookup Service URL を認証しようとするとき、パスワードの不一致の問題が発生し認証が失敗する。
回避策:vCenter Single Sign On のインストール時に、admin@System-domain に対して、パスワードの長さを 32 文字未満にします。
vCenter Server Appliance を 5.1 Update 1b にアップデートした後、 vSphere Web Client がアクセス不可と表示されるか、プラグイン モジュールが vSphere Web Client で表示されないことがある
vCenter Server Appliance を 5.1 Update 1b にアップデートしても、アプライアンスが再起動を求めるプロンプトを表示したり、自動的に再起動したりしません。vCenter Server 上で見つかったプラグイン モジュールの新しいバージョンで vSphere Web Client が後で更新されると、vSphere Web Client がアクセス不可と表示されるか、新しいプラグインが vSphere Web Client で表示されない場合があります。
回避策:vCenter Server Appliance または vSphere Web Client プラグインを更新したら、vCenter Server Appliance を再起動してプロセスを完了します。
Simple Install を使用して vCenter Single Sign On のインストールをロールバックした後のインストール環境において、Inventory Service が起動しない
vCenter Single Sign On インストールのロールバック後に、新規インストールのフォルダとして、以前のインストールで使われていたフォルダのサブフォルダを選択すると、Inventory Service が起動に失敗するようになります。
たとえば、当初使用されていたインストール フォルダが C:\Program Files\VMware\Infrastructureで、そのサブフォルダ C:\Program Files\VMware\Infrastructure\abcをロールバック後のインストール先として選択すると、Inventory Service は起動できなくなります。
回避策:Simple Install を使用して vCenter Single Sign On のインストールをロールバックする場合は、以前のインストールで使われていた同じインストール フォルダを選択します。
vCenter Single Sign On で、外部データベースに対して手動で作成されたデータベース ユーザーが求められる
手動作成のデータベース ユーザー チェックボックスが除去されており、インストーラによってユーザーが自動作成されるオプションがありません。
回避策:vCenter Single Sign On のインストールを行う前に、次のスクリプトを実行して手動でデータベース ユーザーを作成します。
< SSOInstaller Folder >\Single Sign On\DBScripts\SSOServer\schema\< Database >\rsaIMSLite< DB >SetupUsers.sql
Windows 認証のチェックボックスが使用できない
Windows 認証 チェックボックスが除去されており、SQL Server に接続するために Windows 認証を使用するオプションがありません。
回避策:なし。
バンドルされているデータベースのユーザーは、GPO ポリシーに適合するパスワードを設定する必要がある
RSA_USER および RSA_DBA に対して、GPO ポリシーに適合する独自のパスワードを設定しなくてはなりません。
回避策: パスワードの設定時に、次の基準をすべて満たしていることを確認します。
vSphere 5.1 から vSphere 5.1 Update 1 へのシンプル インストールでのアップグレードにより、警告メッセージが表示される
シンプル インストールで vSphere 5.1 を vSphere 5.1 Update 1 にアップグレードすると、次の警告メッセージが表示されます。
このインストール/アップグレードには vCenter シンプル インストールは使用できません。vCenter パッケージ コンポーネントはすでにインストールされています。To upgrade installed components or install additional components, click the links for the individual component installers in Autorun.
ホスト プロファイルを適用するルールが Auto Deploy で検出されると、ホスト プロファイルが存在しなくなっていてもそのルールが適用される
Auto Deploy ルールセットのいずれかのルールが適用されるホスト プロファイルを vSphere Client または vSphere Web Client から削除すると仮定します。ルールセットからルールを削除しないと、Auto Deploy で起動されるホストにホスト プロファイルが適用され続けます。
回避策: Get-DeployRuleSet
PowerCLI cmdlet を使用して、削除されたホスト プロファイルをルールで使用するかどうかを決定できます。この cmdlet を使用すると、ルールの項目リストに deleted
という文字列が表示されます。次に、 Remove-DeployRule
cmdlet を実行してルールを削除します。
ログイン ユーザーのユーザー名に ASCII 以外の文字が含まれていると、vCenter Server および関連コンポーネントのインストールに失敗する
現在ログインしているユーザーのユーザー名に ASCII 以外の文字が含まれていると、vCenter Server、vCenter Inventory Server、vCenter Single Sign On、または vSphere Web Client のインストール時に [ The user name contains non-ASCII characters.Please log in with a user name that contains only ASCII characters.] というエラー メッセージが表示され、インストールに失敗します。
回避策:ASCII 以外の文字を含まないユーザー名でログインし、再度インストールを行います。
インストール パスに ASCII 以外の文字が含まれていると、Auto Deploy のインストールに失敗する
Auto Deploy インストーラを実行するときに ASCII 以外の文字を含むフォルダを選択すると、次のエラーが発生します。
Error 29106 .Unknown error.
回避策:パス名に ASCII 文字のみを含むフォルダを選択します。
特殊文字 !、@、または # を含む場所に vCenter Server をインストールすると、VMware VirtualCenter Management Webservice サービスを開始できない
vCenter Server のインストール パスに特殊文字 !、@、または # が含まれていると、vCenter Server は正常にインストールされますが、VMware VirtualCenter Management Webservice サービスは開始せず、[ do not have permissions] エラーが表示されて vCenter Server へのログインに失敗します。たとえば、次のインストール パスはエラーになります。 C:\VMware!@SingleSign@On!#$Installer。
回避策:vCenter Server をデフォルトの場所にインストールするか、特殊文字を含まないカスタムの場所にインストールします。
IBM DB2 9.7 Fix Pack 1 以前を実行しているシステムで、vCenter Single Sign On サーバのインストールに失敗する
vCenter Single Sign On コンポーネントには、DB2 9.7 Fix Pack 2 以降が必要です。以前のバージョンの DB2 9.7 を実行しているシステムで vCenter Single Sign On をインストールしようとすると、失敗します。
回避策:DB2 9.7 インスタンスを Fix Pack 2 以降に更新します。
トルコ語版の 64 ビット Windows 2008 R2 では、ローカル データベースを使用した vCenter Single Sign On のインストールに失敗する
トルコ語の Windows 環境で vCenter Single Sign On をインストールする場合、データベースがローカル システムに存在すると、エラー (エラー 20003 または 20010) が表示されることがあります。このエラーは、Microsoft SQL Server で特定の文字が大文字に変換され、データベースと vCenter Single Sign On の互換性がなくなった場合に発生します。
回避策:
マスター パスワードと管理者パスワードが異なっていると、高可用性モードまたはリカバリ モードでの vCenter Single Sign On のインストールに失敗する
vCenter Single Sign On を高可用性モードでインストールすると、次の動作が生じます。
vCenter Single Sign On をリカバリ モードでインストールすると、次の動作が生じます。
回避策:vCenter Single Sign On のマスター パスワードと管理者パスワードが同じであることを確認します。パスワードを確認するには、次のコマンドを使用します。デフォルトの <ssoserver folder> は通常、C:\Program Files\VMware\Infrastructure\SSOServer です。
パスワードを設定するには、次のコマンドを使用します。
IPv6 環境で vCenter Single Sign On をインストールしようとすると失敗する
netsh interface ipv4 uninstallコマンドを使用し、Windows 2003、2008、または 2008 R2 の IPv6 環境で再起動すると、vCenter Single Sign On のインストールに失敗します。次のエラーが発生します。 Error 29114. Cannot connect to database.また、install.log ファイルに次のエラーが表示されることがあります。 Error: Failed to access configuration database: Network error IOException: Address family not supported by protocol family: create.
回避策:vCenter Server システムの FQDN またはホスト名を使用します。ベスト プラクティスは、IP アドレス(DHCP によって割り当てられた場合に変わる可能性がある)の代わりに FQDN(すべてのケースで機能する)を使用することです。また、次のコマンドを使用して、IPv4 インターフェイスを再インストールする必要もあります。 netsh interface ipv4 install。
あるいは、Windows 2003、2008、または 2008 R2 で [アダプタ設定の変更] ダイアログ ボックスに移動し、 [インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)] チェック ボックスを選択解除します。
パスワードに二重引用符が含まれていると、vCenter Single Sign On データベースのインストールに失敗する
Single Sign On パスワードに二重引用符 (") を使用すると、Single Sign On データベースのインストールに失敗します。Single Sign On SQL Express のインストール時にエラー メッセージが表示されます。.
回避策:二重引用符を含む Single Sign On パスワードを使用しないでください。
システムのホスト名にサポートされていない文字が含まれていると、vCenter Single Sign On のインストールに失敗する
システムのホスト名に ASCII 以外の文字または拡張 ASCII 文字が含まれていると、エラー メッセージが表示され、Single Sign On のインストールに失敗します。
回避策:Single Sign On をインストールするシステムのホスト名には、ASCII 文字のみを使用します。
Single Sign On フォルダ名にサポートされていない文字が含まれていると、vCenter Single Sign On のインストールに失敗する
Single Sign On のビルド フォルダ名に ASCII 以外の文字または拡張 ASCII 文字が含まれていると、エラー メッセージが表示され、Single Sign On のインストールに失敗します。
回避策:Single Sign On のインストーラ ファイルが含まれているソース フォルダには、ASCII 文字のみを使用します。
vCenter Single Sign On のインストール時に MSSQL データベースへの接続に失敗する
vCenter Single Sign On のインストール時に、手動で作成した MSSQL データベース ユーザーを使用していると、[ Database connection has failed] というエラー メッセージが表示されます。MSSQL データベースには、SQL Server 認証データベース ユーザーを使用する必要があります。Windows 認証ユーザーはサポートされていません。
回避策:手動で作成したデータベース ユーザーが SQL Server 認証を使用していることを確認してください。
手動で作成した DB2 データベース ユーザーを使用すると、権限不足エラーが発生する
vCenter Single Sign On のインストール時に、既存のデータベースの Single Sign On データベース情報を入力するようインストーラから要求されたら、、 手動で作成した DB ユーザーを使用 チェックボックスを選択できます。DB2 データベースを使用しており、 rsaIMSLiteDB2SetupUsers.sqlスクリプトでユーザーを手動で作成した場合は、データベース ユーザーに十分な権限がないことを示すエラーが表示されることがあります。
回避策: <installation directory>\Single Sign On\DBScripts\SSOServer\schema\db2ディレクトリにある rsaIMSLiteDB2SetupUsers.sqlスクリプトには、2 つの必須権限が含まれていません。スクリプトを使用してユーザーを手動で作成する場合は、次の権限を含めるようにスクリプトを編集します。
GRANT DBADM ON DATABASE TO USER RSA_DBA;
GRANT CREATETAB ON DATABASE TO USER RSA_USER;
アップグレードの問題
インストールとアップグレードの両方に影響する既知の問題については、「 インストールの問題」を参照してください。
回避策: この問題を解決するには、VSA 5.1.3 をインストールします。
回避策:アップグレード中に問題が発生する場合は、仮想マシンでフォールト トレランスを一時的に無効にします。仮想マシンは、アップグレード済みのホストに移行できます。アップグレード プロセスが完了したら、フォールト トレランスを再度有効にします。
複数ホストの再起動中または小規模なクラスタで問題が発生する場合は、クラスタ内の複数ホストの起動プロセスが完了するまで待機し、影響を受けるホストを再起動します。また、影響を受けるホストにセカンダリ仮想マシンが割り当てられている仮想マシンのフォールト トレランスを無効にしてもかまいません。
Simple Install を使用してアップグレードを行った場合、vCenter Server ドメイン管理ユーザーが vCenter Server にログインする権限を失う場合がある
アップグレード中、Simple Install を使用すると、アップグレード前に権限を持っていた一部の vCenter Server ドメイン管理ユーザーが、アップグレード後に vCenter Server にログインする権限を失ってしまう可能性があります。この問題は、vCenter Single Sign On がいくつかの ID ソースの検出に失敗すると発生します。
回避策:独立したインストール メソッドを使用します。アップグレード中、インストーラによって vCenter Server の管理アクセスを持つユーザーのリストと、削除対象となるユーザーのリストが提示されます。
vCenter Server および vCenter Inventory Service の 5.1 から 5.1 Update 1b へのアップグレード中に vCenter Single Sign On がアクセスできない状態になっていると、アップグレードが失敗することがある
vCenter Server および vCenter Inventory Service のアップグレードを実行しようとしても、アップグレード中 vCenter Single Sign On がアクセスできる状態になっていないと、アップグレードが失敗する可能性があります。
回避策:vCenter Server および Inventory Service のアップグレード時に、vCenter Single Sign On が稼働状態であることを確認します。
バージョン 5.0 からバージョン 5.1 への vSphere Authentication Proxy のアップグレード時に、[ユーザー名またはパスワードが不正] という警告が表示される
vCenter Server Heartbeat がインストールされたシステムで vSphere Authentication Proxy をバージョン 5.0 からバージョン 5.1 にアップグレードする場合に、[ Error 29453 login failed due to bad user name or password] という警告がインストーラから表示されることがあります。警告を無視してインストールを続行してもかまいません。
名前付き管理者アカウントを使用して ESXi 5.1 を vCenter Server に追加できない
名前付き管理者アカウントを使用して ESXi 5.1 ホストを vCenter Server に追加しようとすると、 [ 次の例外が発生したため、<IP address> から vCenter Server へのライセンス ファイルのダウンロードに失敗しました。 vim.fault.HostConnectFault] というライセンスのダウンロード エラーが発生することがあります。
回避策:ルート アカウントを使用して ESXi 5.1 ホストを vCenter Server に追加します。
vCenter Server Appliance 上で vCenter Service の SSL キーおよび証明書を置き換えると次のエラーが表示される。 VC_CFG_RESULT=655
vpxd_servicecfg certificate changeコマンドを使用して vCenter Server Appliance 上で vCenter Service の SSL キーおよび証明書を置き換えようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。
VC_CFG_RESULT=655
このエラーは通常、提供されたプライベート キー ファイルに、BEGIN PRIVATE KEY というヘッダーが付いた、PKCS#8 形式でエンコードされたキーが含まれているときに表示されます。構成プログラムがサポートするのは、ヘッダー BEGIN RSA PRIVATE KEY が付いた PKCS#1 形式でエンコードされたキーのみです。
回避策:この問題を解決するには次の手順を実行します。
注意: たとえばライセンスに関連する理由などにより MAC アドレスの一意性を保持する必要がある仮想マシンでは、アップグレードする前に、このリリースの MAC アドレスの要件および制限に照らし合わせてその MAC アドレスを検証する必要があります。アップグレードの計画では、新しい要件や制限によって発生する可能性のある問題を考慮してください。
プリフィックス ベースおよび範囲ベースの MAC アドレス割り当ては、vCenter Server 5.1 および ESXi 5.1 でのみサポートされる
プリフィックス ベースおよび範囲ベースの MAC アドレス割り当ては、vCenter Server 5.1 および ESXi 5.1 でのみサポートされます。5.1 より前のホストを vCenter Server 5.1 に追加し、VMware OUI のプリフィックス ベースまたは範囲ベース以外の MAC アドレス割り当てを使用すると、VMware OUI のプリフィックス付きでない MAC アドレスを割り当てられた仮想マシンでは、5.1 より前のホストのパワーオンに失敗します。
プリフィックス ベースまたは範囲ベースの MAC アドレス割り当て方法は、5.1 より前のホストではサポートされません。これは、5.1 より前のホストでは、割り当てられた MAC アドレスが VMware OUI 00:50:56 プリフィックスを使用しているかどうかが明示的に検証されるためです。MAC アドレスのプリフィックスが 00:50:56 ではない場合、5.1 より前の仮想マシンのホストはパワーオンに失敗します。
回避策:
5.1 より前のホストを vCenter Server 5.1 に追加しないでください。
仮想マシンが新しく作成され 5.1 より前のホストに配置された場合は、仮想マシンの設定を編集します。新しい仮想マシンの MAC アドレスのプリフィックスが 00:50:56 でない場合は、その MAC アドレスを手動アドレス タイプに変更し、プリフィックス 00:50:56 が付けられた別の有効な MAC アドレスを指定します。変更を適用すると、非 VMware OUI プリフィックスと VMware OUI プリフィックスを使用する MAC アドレスが vCenter Server で共存できます。
スナップショットが存在するモノフラット ディスクで、仮想マシンの vMotion および Storage vMotion が動作しない
モノフラットは、VMware でサポートされなくなったディスク フォーマットです。モノフラット ディスクは、仮想マシンに接続されている場合にパワーオンすることはできますが、接続された仮想マシンの移行はお勧めしません。スナップショットが存在すると、移行に失敗します。
回避策:移行を行う前に、別のディスク フォーマットに変更します。VMware では、仮想マシン ファイル システム (VMFS) のディスク フォーマットである eagerzeroedthick、zeroedthick、thin、および 2gbsparse をサポートしています。
ステートレス ホストの再起動後に maxProxySwitchPorts
設定が永続しない
ホストを再起動し、ホスト プロファイルを適用すると、ホスト上の最大ポート数が 512 にリセットされます。Distributed Switch 上のステートレス ホストで maxProxySwitchPorts
を設定しても、ホストを再起動すると設定が永続しないことがあります。これは、Distributed Switch 上の一部であるステートレス ホストで maxProxySwitchPorts
設定が変更した場合にのみ該当します。
回避策:再起動後に、ホストの maxProxySwitchPorts
設定を手動で変更します。
カプセル化されたリモート ミラー セッションでは、宛先 IP が有効なユニキャスト IP である必要がある
カプセル化されたリモート ミラー セッションでは、vSphere Distributed Switch によって、元のトラフィックが指定の宛先 IP にリダイレクトされます。マルチキャストまたはブロードキャスト IP アドレスをセッションの宛先として選択すると、元のトラフィックが複数の宛先にミラーリングされます。これは、大量の物理ネットワーク バンド幅の消費につながります。予約 IP アドレスなどの無効な IP アドレスを指定すると、元のトラフィックがミラーリングされません。
回避策:カプセル化されたリモート ミラー セッションの宛先として、有効なユニキャスト IP アドレスを構成します。
プライベート VLAN で分散仮想ポート グループを検索すると、複数 vCenter Server 環境で誤った結果が返されることがある
vSphere Web Client の 1 つのインスタンスで複数の vCenter Server を管理する場合、特定のプライベート VLAN が設定された分散仮想ポート グループを検索すると、特定のポート グループだけでなく、結果に含まれるべきでないポート グループも返されることがあります。
回避策:別の検索を実行します。
サロゲート ペア文字を使用してネットワーク プロトコル プロファイルを命名すると、エラーが発生する
サロゲート ペア文字を使用してネットワーク プロトコル プロファイルを作成するとエラーが発生し、vSphere Web Client での UTF-8 処理に関連するエラー メッセージが表示されます。
回避策:ネットワーク プロトコル プロファイルでは、サロゲート ペア文字を使用しないでください。
vCenter Server をリンク モード グループに結合できない
vCenter Server のアップグレード中に vCenter Server HTTPS ポートを変更すると、vCenter Server をリンク モード グループに結合できません。
回避策:
VirtualCenter.VimApiURL
という名前のキーを選択します。VMware VirtualCenter Server
サービスを再起動します。
vSphere Web Client の標準スイッチ トポロジーがスイッチ レベルとポート グループ レベルの両方についてのフェイルオーバー ポリシーを示す
ポート状態のアイコンとスタンバイまたは未使用のラベルがスイッチ レベルでのフェイルオーバー ポリシーに適用されます。ポート グループが選択されている場合、オレンジ色の行がポート グループ レベルのフェイルオーバー ポリシーに適用されます。
回避策:なし。トポロジーでスタンバイまたは未使用のラベルが付けられている場合でも、ポート グループ トラフィックにはオレンジ色で強調表示されている物理ネットワーク アダプタが使用されています。
仮想マシンを VMFS データストアから NFS データストアに移行すると RDM LUN が切断される
vSphere Web クライアントを使用して RDM LUN を使用する仮想マシンを VMFS データストアから NFS データストアに移行すると、移行の操作はエラーや警告メッセージなしで完了しますが、移行後に RDM LUN が仮想マシンから切断されます。ただし、NFS データストアの RDM LUN と同じサイズの VMDK ファイルが移行操作時に作成され、RDM LUN に置換されます。
vSphere Client を使用している場合は、移行ウィザードの互換性のセクションに適宜エラー メッセージが表示されます。
回避策:なし
ASCII 以外の文字または拡張 ASCII 文字を使用しているストレージ デバイス名が vSphere Web Client UI に読み取り不能として表示される
OVF デプロイ時に、ASCII 以外の文字または拡張 ASCII 文字を使用しているストレージ デバイス名が vSphere Web Client UI で文字化けしたり、読み取り不能として表示されたりします。
回避策:ASCII 文字のみを使用してストレージ デバイスの名前を付けます。
仮想マシンで確認されたデータストア待ち時間
ESXi 5.0 および ESXi 5.1 ホストの組み合わせに接続されたデータストアで SDRS または SIOC を実行すると、仮想マシンで確認されたデータストア待ち時間の値が正しく表示されないことがあります。ESXi 5.1 では、「仮想マシンで確認されたデータストア待ち時間」と呼ばれる新しい統計が収集されます。これは、ESXi 5.0 では収集されません。この違いにより、ESXi 5.0 と ESXi 5.1 ホストが混在していると統計値の正しい平均を取得できません。また、ESXi 5.1 ホストのみで構成されるデータストア クラスタに比べて、ESXi 5.0 と ESXi 5.1 ホストの組み合わせにマウントされたデータストアがデータストア クラスタに含まれている場合には、SDRS I/O ロード バランシング処理が積極的に行われなくなります。
回避策:すべてのホストを ESXi 5.1 にアップグレードします。
Storage DRS 環境におけるデータストアまたはデータストア クラスタの過去のパフォーマンス チャートの有効化
vSphere 5.1 環境で、統計の収集レベルをデフォルトの 1 に設定している場合、データストア およびデータストア クラスタのメトリックに関連する Storage DRS データ カウンタについて、リアルタイムのパフォーマンス チャートしか表示されません。異なる時間間隔を選択すると、チャートに [ No data available] と表示されます。これは、パフォーマンス向上のために、デフォルトで多くのデータストアおよびデータストア クラスタのメトリックが統計収集レベル 3 へ移動されているためです。
回避策:データストアおよびデータストア クラスタのメトリックの過去のパフォーマンス チャートを有効にするには、Storage DRS カウンタを統計収集レベル 1 に移動します。詳細については、 ナレッジ ベースの記事 2009532 を参照してください。カウンタ レベルを変更すると、データ収集およびストレージが大幅に増加し、それに応じてパフォーマンスが低下する場合があることに注意してください。詳細については、『 vSphere Web Services プログラミング ガイド』の「 パフォーマンス カウンタ収集レベルの変更」および『 vSphere API リファレンス』を参照してください。
エラー メッセージが表示され Storage vMotion が失敗することがある
ストレージ構成が過負荷状態になっていると、VMFS データストア上のファイルを開くのに時間がかかります。この遅延により、[ A parent disk path is required for snapshot of disk /path/to/disk/XXX.vmdk] というエラー メッセージが表示され、仮想マシンの Storage vMotion が失敗することがあります。
回避策:次のいずれかの方法で仮想マシン ディスク情報を再ロードしてから、Storage vMotion を再実行してください。
ストレージ アレイが過負荷状態で低速なときに Storage vMotion 障害を回避するには、 /etc/vmware/configファイルの次のオプションを編集して、ディスクを開く再試行回数を増やします。 diskLibMiscOptions.openRetries = large number, such as 99.
ホスト プロファイルの編集中にホスト カスタマイズの検証に失敗する
ホスト プロファイル エディタからホスト カスタマイズを検証しているときに次のエラーが表示される場合があります。
Cannot validate host customizations for host.
このエラーは、古いホスト カスタマイズ値が vCenter Server に保存されている場合 (別の構成の古いホスト プロファイルにホストが以前に割り当てられている場合など) に発生する可能性があります。
回避策:次の手順を実行して、ホスト カスタマイズをリセットします。
ESXi 4.1 または ESXi 4.0 ホストから作成したホスト プロファイルを ESXi 5.1 ホストに適用すると、ネットワーク ポリシーのコンプライアンス エラーが引き続き発生する
ESXi 4.1 または ESXi 4.0 ホストから作成したホスト プロファイルを ESXi 5.1 ホストに適用すると、ホスト プロファイルの次のコンプライアンス エラーが発生することがあります。
For port group [PORT GROUP NAME] network policy property spec.policy.nicTeaming.failureCriteria doesn't match
For port group [PORT GROUP NAME] network policy property spec.policy.nicTeaming.reversePolicy doesn't match
上記のネットワーク設定は ESXi 5.1 ホストではサポートされず、これらの設定を含むホスト プロファイルを適用しても構成されません。
回避策:次の 2 つの解決策が可能です。
vCenter Server インベントリから ESXi ホストを削除すると、ホスト プロファイル コンプライアンス エラーが発生する
ホスト プロファイル コンプライアンスの確認時には、vCenter Server で、ホスト プロファイルの関連データについて ESXi ホストの照会を必要とする場合があります。コンプライアンスの確認操作の対象ホストは、必ずしも vCenter Server がこのホスト プロファイル データ照会に使用する ESXi ホストではありません。顧客が ESXi ホストを vCenter Server インベントリから削除し、同時にコンプライアンスの確認操作を実行すると、競合状態が発生します。この状態でホスト プロファイル データに対して照会を行うと、エラーが発生し、[ Host Unavailable For Checking Compliance.] というメッセージが表示されます。
回避策:ホストを vCenter Server インベントリから削除したら、ホスト プロファイル コンプライアンスを再確認します。vCenter Server は、異なるホストを使用してホスト プロファイル データを照会しようとします。
ESXi 5.0 ホスト プロファイルを使用して ESXi 5.1 ホストを修正した後、ファイアウォール ルールセットでホスト プロファイルのコンプライアンス エラーが発生することがある
ESXi 5.0 ホストから作成したホスト プロファイルを使用してコンプライアンスを確認するときに、 CIMHttpsService および CIMHttpService に関連するコンプライアンス エラーが発生することがあります。
有効な状態の CIM/WBEM サービスのファイアウォール ルールセット (CIMHttpService および CIMHttpsService) と CIM/WBEM サービスのサービス起動ポリシー (sfcb-watchdog) 間で、ホスト プロファイルの不一致が存在する場合があります。サービスが開始すると、ファイアウォール ポートが自動的に開きます。この結果、CIM サービスのファイアウォール ルールセットに対してコンプライアンス エラーが発生します。
回避策:次のいずれかの回避策を実行します。
または、vSphere Web Client を使用している場合は、[ホストから設定をコピー] 操作を実行して、ホスト プロファイルを更新します。
vCenter Server および vSphere Client の問題
[Windows セッションの認証情報を使用する] オプションを使用して vCenter Server 5.1 にログインすると、次のエラーで失敗する: ユーザー名とパスワードが正しくないためログインを完了できません
詳細については、 KB 2035510 を参照してください。
回避策: なし
vCenter Server 5.x は、Oracle 11.2.0.3 パッチ 10 以降と一緒にインストールされると、正常に機能しない
vCenter Server 5.0 および 5.1 は、Oracle 11.2.0.3 パッチ 10 以降と一緒にインストールされると正常に機能しません。これにより、vCenter Server 5.x への新しい仮想マシンの作成は、次のエラー メッセージで失敗します。
vSphere Client で内部エラーが発生しました
詳細: オブジェクト参照がオブジェクトのインスタンスに設定されていません。
詳細については、 KB 2039874 を参照してください。
回避策:なし
カスタマイズされた UPN ユーザー名を持つ Active Directory ユーザーが UPN (ユーザー プリンシパル名) 形式のユーザー名とパスワードを使用して、vSphere Web Client と vSphere Client にログインできない。
Active Directory ユーザーは、サフィックスとしてドメイン名を使用するのではなく、UPN にカスタム サフィックスを使用している場合があります。たとえば、alice@company.com というユーザー名を alice@sales.company.com にカスタマイズできます。このようなカスタム サフィックスを持つ Active Directory ユーザーは、UPN 形式のユーザー名 (alice@sales.company.com など) を使用して vSphere Web Client および vSphere Client にログインできません。
回避策:このような Active Directory ユーザーは、Windows セッションの認証情報または NetBIOS 形式のユーザー名を使用して vSphere Web Client および vSphere Client にログインする必要があります。
vSphere Web Client で仮想マシンを複数選択するとデータのロードが遅くなる
vSphere Web Client で、<Ctrl> + <A>、<Shift> + <End>、または <Shift> + <Home> を押してリストから多数の仮想マシンを選択すると、仮想マシンのデータをロードするのに予想以上に時間がかかる場合があります。
回避策:<Esc> を押して複数選択操作をキャンセルします。
vSphere Web Client で仮想マシンをパワーオンできない
ゲスト OS から仮想マシンをパワーオフすると、vSphere Web Client で仮想マシンの状態が更新されない場合があります。その後で仮想マシンをパワーオンしようとすると、この操作が失敗して次のエラー メッセージが表示されます。 This action is not available for any of the selected objects at this time.
vSphere Web Client の [更新] ボタンをクリックして、パワーオン操作を繰り返します。
vSphere Web Client のプラグイン管理インターフェイスにアンインストールしたプラグインが表示される
現在ロードされている vSphere Web Client プラグインをアンインストールしても、プラグイン管理インターフェイスは、Web サーバを再起動するまでそのプラグインを表示し続けます。プラグイン機能自体は、vSphere Web Client で使用できなくなっています。
回避策:Web サーバを再起動します。
vSphere Web Client の仮想マシン コンソールがマウス入力に応答しない
一部の Linux ディストリビューションを実行している仮想マシンでは、vSphere Web Client からコンソールを起動した場合に、コンソールがマウス入力に最初は応答しないことがあります。
回避策: フル スクリーン をクリックして、コンソールをフル スクリーン モードに切り替えます。
フォルダを削除できない
フォルダ.フォルダの削除 権限がフォルダ レベルでのみ定義されている場合に、そのフォルダを削除しようとすると、適切な権限がないことを示すエラー メッセージが表示されます。
回避策:なし。
vpxd.log の [ Failed to read request] エラー
vpxd.log に次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
2012-05-15T08:41:03.120Z [7F7DCB7C6700 error 'QsAdapter.HTTPService'] Failed to read request; stream: UNIX(/var/run/vmware/vpxd-qsadapter-pipe), error: N7Vmacore16TimeoutExceptionE(Operation timed out)
2012-05-15T08:41:03.120Z [7F7DCB889700 error 'SoapAdapter.HTTPService'] Failed to read request; stream: TCP(), error: N7Vmacore16TimeoutExceptionE(Operation timed out)
2012-05-15T08:41:33.124Z [7F7DCB5BE700 error 'SSL SoapAdapter.HTTPService'] Failed to read request; stream: SSL(no stream), error: N7Vmacore16TimeoutExceptionE(Operation timed out)
2012-05-15T08:41:48.125Z [7F7DCB57D700 error 'SSL SoapAdapter.HTTPService'] Failed to read request; stream: SSL(no stream), error: N7Vmacore16TimeoutExceptionE(Operation timed out)
2012-05-15T08:41:48.125Z [7F7DCAD75700 error 'SSL SoapAdapter.HTTPService'] Failed to read request; stream: SSL(no stream), error: N7Vmacore16TimeoutExceptionE(Operation timed out)
2012-05-15T08:41:58.127Z [7F7DCBC58700 error 'SoapAdapter.HTTPService'] Failed to read request; stream: TCP(), error: N7Vmacore16TimeoutExceptionE(Operation timed out)
これらのログ エントリは実際のエラーではなく、実行中でない外部サービスに接続しようとする場合の情報にすぎません。
回避策:なし。
タグ名にサロゲート ペア文字を含めることができない
サロゲート ペア文字を含む名前でタグを作成しようとすると、タグの作成に失敗します。
回避策:タグ名にはサロゲート ペア文字を使用しないでください。
vCenter Server システムのホスト名に加えた変更が、vSphere Web Client または vSphere Web Client インベントリに反映されない
vCenter Server システムまたは vCenter Server Appliance のホスト名を変更した場合、ローカル マシンには新しいホスト名が表示されますが、vSphere Web Client と vSphere Client インベントリには古い名前が表示されます。
回避策:vSphere Web Client または vSphere Client を使用して、vCenter Server システムの表示名を変更します。
vSphere Web Client で、次の手順を実行します。
vSphere Client で、次の手順を実行します。
注:リンク モードは、vCenter Server Appliance ではサポートされません。
複数の操作を実行すると、vSphere Web Client が応答しなくなる
複数の仮想マシンのパワーオンまたはパワーオフなど、複数の仮想マシンに影響する操作を実行すると、タスクが完了するまで vSphere Web Client が応答しなくなることがあります。これは、並列実行できるタスク数に関する Flash の制限が原因です。すべてのタスクがサーバに送信されると、vSphere Web Client は応答します。
回避策:なし。
ローカルリンク IPv6 アドレスを使用して、ESXi ホストを vCenter Server Appliance に追加できない
fe80::*形式のローカルリンク IPv6 アドレスを使用して、ESXi ホストを vCenter Server Appliance に追加しようとすると、[ Cannot contact the specified host.] というエラー メッセージが表示されます。
回避策:ローカルリンク アドレスではない有効な IPv6 アドレスをホストに使用してください。
クラスタの DRS を有効化すると、DPM が有効化されるという誤った警告が表示される
[処理中の作業] ペーンから [クラスタ サービスの編集] タスクを再開して DRS を有効化すると、DPM が有効化されるという誤ったメッセージが表示されることがあります。これは、[クラスタ サービスの編集] タスクが [処理中の作業] ペーンに保存されている間に vSphere Web Client からログアウトし、再度ログインした場合に発生します。
回避策:回避策は必要ありません。DPM は有効化されません。
vSphere Client で検索に失敗し、ハードウェアの健全性および健全性ステータスの各プラグインが無効になる
Inventory Service が Windows 2003 または Windows XP にインストールされていると、vSphere Client は Inventory Service に接続しません。これは、次の影響を及ぼします。
プラットフォーム: x64
言語: 英語
場所: ( http://hotfixv4.microsoft.com/Windows%20Server%202003/sp3/Fix192447/3790/free/351403_ENU_x64_zip.exe)
プラットフォーム: ia64
言語: 英語
場所: ( http://hotfixv4.microsoft.com/Windows%20Server%202003/sp3/Fix192447/3790/free/351397_ENU_ia64_zip.exe)
プラットフォーム: i386
言語: 英語
場所: ( http://hotfixv4.microsoft.com/Windows%20Server%202003/sp3/Fix192447/3790/free/351385_ENU_i386_zip.exe)
Oracle データベースを vCenter Server Appliance に添付すると、互換性のないスキーマに関するエラーが表示される
vCenter Server 5.0 アプライアンスで以前に使用していた外部 Oracle データベースを使用して vCenter Server Appliance を構成しようとすると、[ Error: Incompatible DB schema version.] というエラー メッセージが表示されます。
回避策:vCenter Server Appliance セットアップ ウィザードを使用して、データベースをリセットできます。この操作を行うと、データベース内の現在のレコードがすべて破壊されます。データベース内のレコードを保持するには、『vSphere アップグレード』ドキュメントに記載されているアップグレード手順にしたがって vCenter Server Appliance とデータベースを vCenter Server 5.0 から vCenter Server 5.1 にアップグレードします。
データベースをリセットするには、次の手順を実行します。
ウィザードに [ The database has been initialized with an incompatible schema version.] というメッセージが表示されます。
無効な構成ファイルを vCenter Server Appliance の構成ウィザードにアップロードすると、python スクリプトに関連するエラーが表示される
vCenter Server Appliance の初期構成ウィザードで 構成ファイルのアップロード を選択し、無効なファイルを選択すると、python スクリプトに関連するエラーが Web インターフェイスに表示されます。
回避策:なし。
固定 IP アドレスを使用して vCenter Server Appliance をアップグレードすると、ログイン エラーまたはナビゲーション エラーが発生する
固定 IP アドレスを使用して vCenter Server Appliance をアップグレードすると、次のエラーが発生することがあります。
vCenter Single Sign On の開始前に vCenter Server Appliance が Active Directory ドメインに結合されると、Active Directory がアイデンティティ ソースとして検出されない
これは、Web インターフェイスの構成ウィザードを使用して、初期構成の一部として vCenter Server Appliance が Active Directory ドメインに結合された場合に発生することがあります。構成後、関連する vCenter Server および vCenter Single Sign On サービスは動作する場合もありますが、Active Directory はアイデンティティ ソースとして検出されません。
回避策:次のいずれかの操作を行います。
初期構成で失敗した vCenter Server Appliance 設定を再構成できない
vCenter Server Appliance に初めてログインすると、初期構成ウィザードにより、EULA を受け入れ、データベース オプション、vCenter Single Sign On および Active Directory を構成するよう指示されます。これらのいずれかの手順に失敗すると、構成ウィザードで残りの手順が完了され、vCenter Server サービスが開始します。
ウィザードで構成に失敗した設定を再構成しようとすると、[ Error: VPXD must be stopped to perform this operation.] というメッセージが表示されます。
回避策:次の手順を実行します。
詳細検索結果に表示される関連項目が、検索条件に指定した項目でないことがある
vSphere Web Client で詳細検索を実行し、オブジェクト間の関係を指定すると、検索結果は正しくても、結果に表示される関連オブジェクトが検索条件で指定したオブジェクトでないことがあります。
たとえば、「example」という名前のホストを含むすべてのフォルダを検索すると、フォルダの正しいリストが検索結果に表示されます。ただし、関連オブジェクト列に表示されるホストは、「example」という名前のホストではなく、そのフォルダに存在する別の名前のホストである場合があります。
回避策:なし。
一部の中国語または日本語の文字が vSphere Web Client で正しく表示されない
デフォルト言語が中国語または日本語に設定されている Linux システムから vSphere Web Client にアクセスすると、vSphere Web Client で、一部のテキストが正しい中国語または日本語の文字ではなく四角のボックスで表示されます。
回避策:デフォルト言語を英語に設定して Linux をインストールし、インストール後にデフォルト言語を中国語または日本語に変更します。
vCenter Server Appliance の初期構成ウィザードで、固定 IP アドレスの構成がサポートされていない
vCenter Server Appliance の Web インターフェイスにデプロイ後に初めてログインすると、構成ウィザードが開始し、EULA を受け入れて、データベース オプション、vCenter Single Sign On および Active Directory を構成するよう指示されます。ウィザードで、ネットワーク構成オプションは表示されません。vCenter Server Appliance は、デフォルトで DHCP を使用するよう構成されています。
回避策:初期構成ウィザードを完了した場合、固定ネットワーク構成を変更するには、アプライアンスの SSL 証明書を変更する必要があります。
初期構成ウィザードをまだ完了していない場合は、次の手順を実行します。
ホスト名または IP アドレスを変更すると、Web インターフェイスから切断されます。新しいホスト名または IP アドレスを使用して、再度ログインします。
vCenter Server を使用して vCenter Server Appliance を OVF としてデプロイする場合は、固定 IP アドレスをデプロイ時に構成できます。ただしこれは、vCenter Server インスタンスがデプロイされている環境に限定されます。
vCenter Server Appliance の Web インターフェイスでホスト名を変更できない
vCenter Server Appliance の Web インターフェイスでホスト名を変更しようとすると、操作に失敗することがあります。 この問題は、固定 IP アドレスとホスト名を使用してアプライアンスが構成されている場合に発生します。[ネットワーク] タブでホスト名と IP アドレスの両方を編集してから設定内容を保存しても、IP アドレスのみが変更されます。ホスト名は変更されません。
回避策:ホスト名と IP アドレスの両方を変更する必要がある場合は、2 つの別の操作で変更を加えます。
vSphere Client で独立型ハードウェア iSCSI の MTU を変更する場合、ジャンボ フレームをまず有効にする必要がある
vSphere Client を使用して [詳細設定] ダイアログ ボックスで MTU パラメータを変更する場合、[ジャンボ フレーム] チェック ボックスを最初に選択する必要があります。そうしないと、MTU の変更が独立型ハードウェア アダプタに伝達されません。vSphere Web Client では [ジャンボ フレーム] ボックスが表示されないため、[MTU] 入力ボックスで値を変更できます。
回避策:
vSphere Client の場合:
注:ジャンボ フレームを有効にしても、1500 バイト次の値を MTU サイズに入力すると、ジャンボ フレームの有効化が無視されます。
SSL 証明書を置き換えた後、vCenter Server にログインできない
vCenter Server の SSL 証明書を置き換えると、サーバにログインできないことがあります。これは、SSL 証明書を置き換えた後に vCenter Server が再起動しないからです。サーバを再起動して、Single Sign On の証明書を更新する必要があります。
回避策:SSL 証明書を置き換えた後で、vCenter Server を再起動します。
vCenter Server Appliance で vCenter Single Sign On を開始すると、Java IO 例外がログ ファイルに表示される
vCenter Server Appliance で vCenter Single Sign On を開始すると、 /var/log/vmware/sso/catalina.outに Java IO 例外が表示されることがあります。
次に例を示します。
java.io.IOException: ClientAbortException: java.net.SocketException: Broken pipeまた、vCenter Server Appliance で vCenter Single Sign On を停止すると、 /var/log/vmware/sso/catalina.outにメモリ リーク エラーが表示されることがあります。
次に例を示します。
SEVERE: Web アプリケーション [/ims] はスレッド [Thread-4] を開始したようですが、そのスレッドの停止に失敗しました。回避策:なし。
Single Sign On サーバ システムを再起動した後で、vCenter Server が起動できないか、vSphere Web Client にログインできないことがある
vCenter Single Sign On がインストールされているマシンを再起動すると、システムに変更が加えられることがあります。たとえば、アップデートがオペレーティング システムに適用される、マシン名が変更される、Active Directory ドメインでマシンが追加または削除されるなどです。これらの変更により、Single Sign On が実行していても、応答しなくなる可能性があります。その結果、vCenter Server は起動しません。また、Single Sign On がインストールされている仮想マシンのパラメータ (RAM の量、CPU の数、MAC アドレスなど) をクローン作成または変更した場合にも、この問題が発生することがあります。
回避策:次の手順を実行してください。
vCenter Server システムが属する Active Directory ドメインが、アイデンティティ ソースの Single Sign On サーバ リストに表示されない
Windows の場合、Active Directory ドメインに結合されたマシンに vCenter Server がインストールされていると、vSphere Client または vSphere Web Client にドメイン ユーザーが表示されません。Linux の場合は [ Unable to retrieve domain user] というエラー メッセージが表示されます。
回避策:正引き/逆引き参照ゾーン、関連するポインタ レコードを構成し、システム クロックを同期します。
vCenter Server Appliance で、IPv6 を使用した Active Directory 構成がサポートされていない
IPv6 を使用して vCenter Server Appliance で Active Directory を構成しようとすると、構成に失敗します。
回避策:IPv4 を使用して、vCenter Server Appliance で Active Directory を構成します。
プロキシ設定では、vCenter Server Appliance は IPv6 アドレスをサポートしていない
vCenter Server Appliance の Web コンソールの ネットワーク ページでプロキシ設定に IPv6 アドレスを入力しようとすると、構成に失敗します。
回避策:vCenter Server Appliance のプロキシ設定には、IPv4 アドレスを使用してください。
特定の操作を実行した後、vSphere Web Client のログイン ページが開くのに数分かかる
通常、ブラウザで vSphere Web Client URL を開く場合、ログイン ページはすぐに開きます。ただし、インストールの完了、vSphere Web Client サービスの再起動、または vCenter Server Appliance の構成を行った後は、ログイン ページがすぐに開きません。空白のページが数分間表示され、その後で HTTP 404ページが表示されます。
回避策:数分待ってから、ページを再度更新します。2 ~ 4 分後にページを更新すると、ログイン ページが正しく開きます。
Linux システムの一部の vSphere Web Client ページで、フォントの表示に誤りがある
Linux および UNIX シェル (*nix/*nux) の Web ホスティング サービスでは、一部の vSphere Web Client ページで Adobe Flex Spark スキンが正しく適用されません。たとえば、タイトルの太字フォントは太字として表示されません。
回避策:Microsoft True Type コア フォントである msttcorefonts をオペレーティング システム用にインストールします。たとえば、Ubuntu システムのコマンド プロンプトで「 sudo apt-get install msttcorefonts」と入力します。
Windows セッション認証情報を使用して vSphere Web Client にログインできない
ローカルのオペレーティング システム ユーザーとして Windows にログインしている場合、vSphere Web Client では Windows セッション認証情報を使用したログインをサポートしていません。Windows セッション認証情報を使用して vSphere Web Client にログインする場合は、vCenter Single Sign On にアイデンティティ ソースとして存在するドメインの Active Directory ユーザーである必要があります。
注: vCenter Server 5.0 システムでは、Windows セッション認証情報を使用したログインをサポートしていません。
回避策:Windows システムのブラウザから Windows セッション認証情報を使用して vSphere Web Client にログインするには、vCenter Single Sign On にアイデンティティ ソースとして存在するドメインの Active Directory ユーザーとして Windows システムにログインする必要があります。
vSphere Web Client で [ログ ブラウザ] をクリックすると、不正アクセス エラーが表示される
vSphere Web Client で [ログ ブラウザ] リンクをクリックすると、次のエラー メッセージが表示されます。 [ 例外: https://<system-address>:12443/vmwb/logbrowser: Unauthorized access.]このエラーは、vCenter Single Sign On のデフォルトの SSL 証明書を直接置き換えた後、または vCenter Server Appliance で証明書を再生成して置き換えた後に発生します。
回避策:この問題を解決するには、 KB 2037927 を参照してください。
vCenter Single Sign On システム (System-Domain) ユーザーが vSphere Web Client にログインしようとすると、認証に失敗する
vCenter Single Sign On システム ユーザーのデフォルトのパスワード ポリシーでは、パスワードは 365 日後に期限が切れると指定されてい.ます。ただし、ユーザーのパスワードの期限が近づいても vCenter Single Sign On は警告を発行しません。
回避策:vCenter Single Sign On 管理者ユーザーは、System-Domain ユーザーの期限切れパスワードを変更できます。パスワードのリセットを管理者に依頼してください。Single Sign On 管理者ユーザーの場合は、 ssopassコマンドライン ツールを使用してパスワードをリセットできます。
Windows:
Linux (vCenter Server Appliance ):
ツールで、現在のマシン環境の LookupService URL を自動で生成しようとします。別の URL を指定する場合やデフォルトで選択されている URL への接続を確立できない場合は、--ls-url パラメータを使用して URL を指定できます。
URL に指定するホスト名は、インストール時に指定したホスト名と一致する必要があります。
vCenter Single Sign On が高可用性に構成されている場合に vSphere Web Client で Windows セッション認証を使用できない
Windows セッション認証の使用には、Single Sign On への連続する複数の呼び出しが必要であり、その呼び出しのすべてが同じサーバへ送信される必要があります。Security Token Service(STS)クライアントは STS から送信された cookies を受け入れないため、高可用性の構成では呼び出しが同じサーバへ送信されるという保証がありません。
回避策:なし
Windows 仮想マシンのカスタマイズが、クローン作成またはデプロイ プロセス中に失敗する
vCenter Server では、Windows 2008、Windows 2008 R2、または Windows 7 仮想マシンのゲストのカスタマイズが次のエラーで失敗します。 無人の応答ファイルをロードしたり、検索中に Windows セットアップで内部エラーが発生しました。この問題は、カスタマイズ指定で、コンピュータ名、登録された所有者名、または登録された組織名の各フィールドに &、>、<、"、または ' の いずれかの文字が使用されているため発生します。
回避策:これらのフィールドでは、特殊文字を使用しないでください。
サポートされている最大サイズが 2TB-512B の場合でも、vSphere Client および vSphere Web Client が 2TB-1MB サイズの仮想ディスクの作成を許可する
vSphere Client および vSphere Web Client で仮想ディスクを作成する場合、最大サイズが 2TB-1MB の仮想ディスクを作成できます。しかし、仮想ディスクのサポートされている最大サイズは、2TB-512B となります。
回避策: vmkfstoolsコマンドを使用してサイズが 2TB-512B の仮想ディスクを作成します。
vmkfstools -c --createvirtualdisk disk_size
フォールト トレランスを使用する vSphere HA クラスタでは、すべてのモードで全パス ダウン (APD) エラーが発生すると、仮想マシンが保護されなくなることがある
vSphere HA クラスタでは、仮想マシンをホストするデータストアのプライマリ ノードとセカンダリ ノードで APD が発生すると、仮想マシンが保護解除されることがあります。この原因は、APD 報告のタイミングの問題によりセカンダリ仮想マシンをプライマリ仮想マシンとして起動できかなったために仮想マシンが不明になることにあります。この問題は、フォールト トレランス対応の仮想マシンの数が少ないクラスタでは発生しないようです。
回避策: